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【関西】医学部に強い中高一貫校はどこ?2022年の医学部合格高校ランキングから徹底解説!

【関西】医学部に強い中高一貫校はどこ?2022年の医学部合格高校ランキングから徹底解説!

将来、医学部に進学したいという思いから、中学校受験に励む人もいるのではないでしょうか。

関西で医学部を目指すならば、どこの中高一貫校が医学部に強いのかは気になるところです。

そこで今回の記事では、中高一貫校の強さの理由や関西の医学部合格高校ランキングについてまとめました

中高一貫校が医学部に強い理由


関西で医学部に強い高校は、中高一貫校がほとんどです。

これほどまでに中高一貫校が強い理由はいったい何でしょうか。

この項では、関西の中高一貫校の強さの理由について解説します。

高2までに高校課程をほぼ履修

中高一貫校は高校受験がないために、高校進学のタイミングで学習カリキュラムが分断されることがありません。

中学3年生のときに公立校で高校受験対策をしている間に、中高一貫校では高校の内容の勉強をすすめています。

6年間という一貫教育の中で大学受験に向けたカリキュラムが組まれており、高校2年生までに高校課程の全範囲を終わらせられます。

高校3年生では丸々1年間を受験対策にあてられることは、医学部合格者数が多い理由の1つでしょう。

医学・薬学コースが設けられている

中高一貫校では、生徒の希望に合わせたコース分けを行っている学校が多くあります。

多数いる生徒の中から難関大学や医学部受験を目指す生徒を集めることで、早期に基礎を固めて応用力に力を入れることができます。

洛南高等学校の「空パラダイムコース」では、早期に高校課程の履修範囲を完成させて、ハイレベル演習に取り組んでいます。

コース分けで同じ医学部を目指す仲間同士、励まし合って勉強できる環境も有利な点といえます。

医療現場の見学や実習によって医師になる意欲が高まる

中高一貫校で設けられている医学部特進コースでは、医師になる意欲が高まる環境が整えられています。

カリキュラムの中に早期から医学に触れる機会を組み込むことで、医学部受験に対するモチベーションを高く保つことができます。

四天王寺学園では中学校1年生からコース分けがあり、医師を目指す生徒を対象とした「医師コース」が設置されています。

医学部に進学した先輩たちの体験談を聞くことで、医師として働くイメージができ合格への道筋を描きやすくなります。

【関西】2022年の医学部合格数高校ランキング


ここまでは、関西で医学部に強い高校の特徴について解説してきました。

ここからは、2022年の入試結果から医学部の合格者数の上位校について紹介していきましょう。

国公立大学医学部の合格高校ランキング

まずは、国公立大学医学部への合格者数が多い高校について見ていきましょう。

順位 高校名 学校種別 中高一貫校 国公立大合格者数(人)
1 東大寺学園(奈良) 68
2 灘(兵庫) 64
3 洛南(京都) 61
4 甲陽学院(兵庫) 60
5 西大和学園(奈良) 41
6 四天王寺(大阪) 40
7 洛星(京都) 35
大阪星光学院(大阪) 35
8 清風南海(大阪) 35
9 智辯学園和歌山(和歌山) 33
10 北野(大阪) 27
11 白稜(兵庫) 25
帝塚山(奈良) 25
12 須磨学園(兵庫) 24
13 天王寺(大阪) 22
神戸(兵庫) 22
14 膳所(滋賀) 20
六甲学院(兵庫) 20
15 姫路西(兵庫) 18
16 高槻(大阪) 14
17 西京(京都) 13
18 加古川東(兵庫) 12
神戸海星女子学院(兵庫) 12
奈良(奈良) 12
19 堀川(京都) 11
洛北(京都) 11
大阪教育大付天王寺(大阪) 11
長田(兵庫) 11
20 大阪桐蔭(大阪) 10
清風(大阪) 10
21 彦根東(滋賀) 9
三国丘(大阪) 9

※表中の〇印は私立、◇印は国立、無印は公立、中高一貫校は☆印で記載しました。

私立大・大学校医学部の合格高校ランキング

つづいて、私立大学および大学校医学部への合格者数が多い高校について見ていきましょう。

順位 高校名 学校種別 中高一貫校 私立大合格者数(人)
1 四天王寺(大阪) 110
2 洛南(京都) 68
3 帝塚山(奈良) 63
4 高槻(大阪) 54
5 西大和学園(奈良) 53
6 智辯和歌山(和歌山) 52
7 灘(兵庫) 51
8 清風南海(大阪) 35
9 洛星(京都) 33
清風(大阪) 33
10 大阪星光学園(大阪) 32
11 白稜(兵庫) 31
東大寺学園(奈良) 31
12 大阪桐蔭(大阪) 29
13 神戸海星女子学院(兵庫) 28
14 開明(大阪) 27
15 明星(大阪) 26
16 六甲学院(兵庫) 25
奈良学園(奈良) 25
17 北野(大阪) 23
金蘭千里(大阪) 23
18 同志社(京都) 21
須磨学園(兵庫) 21
19 天王寺(大阪) 19
20 京都女子(京都) 18
21 大阪教育大附池田(大阪) 17
22 立命館(京都) 15
23 膳所(滋賀) 14
西京(京都) 14
帝塚山学院泉ヶ丘(大阪) 14
三田学園(兵庫) 14
24 滝川(兵庫) 13
25 神戸大附中教(兵庫) 12
淳心学院(兵庫) 12

※表中の〇印は私立、◇印は国立、無印は公立、中高一貫校は☆印で記載しました。

関西で医学部に強い中高一貫校

ここまで、関西の国公立大学医学部と私立大学医学部の合格者高校ランキングについて見てきました。

この項では、関西の医学部に強い高校5校を紹介します。

灘中学校・灘高等学校

灘中学校・灘高等学校は、兵庫県神戸市にある私立の男子校です。

2022年度では国公立大学医学部に64人私立大学医学部に51人という多くの合格者を輩出しています。

併用型の中高一貫校であるため高校から入学することもできますが、中学校入試と高校入試のどちらの偏差値も非常に高い超難関校といえます。

灘中学校・高等学校は、難関大学への合格実績が極めて高く、全国トップレベルの学力を誇る学校です。

洛南高等学校・附属中学校

洛南高等学校・付属中学校は、京都府南区にある共学の私立校です。

2022年度では、国公立大学医学部に61人の合格者、私立大学医学部にも68人という多数の合格者を輩出しています。

洛南高等学校・付属中学校は小学校も併設している小中高一貫校ですが、高校入試があるため高校からも入学が可能です。

高校から「空パラダイムコース」という超難関国公立大学への進学を目指す生徒を対象としたコースが設置されており、実際に高い合格実績をたたき出しています。

四天王寺学園

四天王寺学園は、大阪府天王寺区にある私立の女子校です。

2022年度では、国公立大学医学部に40人の合格者、私立大学医学部にも110人というたくさんの合格者を輩出しています。

四天王寺学園は併用型の中高一貫校であるため、高校からも入学が可能です。

医学部を目指す生徒のために中学1年から「医師コース」が設けられており、理数に強くなるカリキュラム編成など医学部受験に力をいれています。

東大寺学園

東大寺学園中・高等学校は、奈良県奈良市にある私立の男子校です。

2022年度では、国公立大学医学部に68人私立大学医学部には31人という多くの合格者を輩出しています。

東大寺学園は卒業生のほとんどが東大・京大・医学部を占めるという超優秀な進学校で、2022年度の国公立大学医学部の合格者数は関西1位となっています。

併用型の中高一貫校であるため、東大寺学園中・高等学校には高校からも入学できます。

帝塚山学園

帝塚山学園は、奈良県奈良市にある私立の男女共学校です。

2022年度では、国公立大学医学部に25人私立大学医学部に63人の多数の合格者を輩出しています。

帝塚山学園は、幼稚園と小学校も併設している幼小中高一貫校です。

中学入試、高校入試が設けられているため、中学受験、高校受験のどちらからでも入学は可能です。

中学から各コースに分かれた授業が行われ、東大や京大、国公立大学医学部への現役合格を目標とする「スーパー選抜クラス」も設けられています。

中学から医学部を目指すなら京都医塾

関西で医学部合格を目指す場合、中高一貫校への進学が1つの近道といえます。

しかし、医学部進学率が高い中高一貫校に進学すれば必ず医学部に入れるわけではありません。

中高一貫校生であっても合格を確実にするためには、医学部専門予備校の利用がおすすめです。

医学部専門予備校では医学部受験のノウハウが蓄積されているため、合格に必要な学習を効率良くすすめられます。

医学部専門予備校でとくにおすすめなのが京都医塾です。

京都医塾は、受験生一人ひとりの能力を引き出す指導を強みに、これまで数多くの医学部合格を果たしてきた名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾について紹介していきましょう。

中高一貫校コースでは進学校に完全対応

中高一貫校は大学受験を視野にいれており、授業の学習進度が早いことが特徴です。

京都医塾では、中高一貫校生に適したコースを用意しています。

医学部への現役合格を目指す「医学部・京大コース」では、高校2年生時にはすでに高校内容を履修する中高一貫校のスピードに完全に合わせてすすみます。

授業のスピードが早いと一部の生徒しかついていけないということがありますが、京都医塾では生徒が着実に実力をつけられる進度を大切にしています。

医学部受験のノウハウで現役合格をめざす

進学校に通っているとしても、難化がすすむ医学部受験で現役合格は簡単ではありません。

京都医塾では、高卒生科の医学部受験に特化したエキスパート講師陣が、現役生科でも指導にあたります。

熟練の講師が生徒1人ひとりに対して、現役合格のために「どの科目をどのくらい伸ばす必要があるのか」を提案してくれます。

京都医塾で勉強に励むことで、確実に現役合格に近づくでしょう。

完全個人授業で苦手科目も確実に伸ばす

医学部受験では、苦手科目や弱点はできるだけなくしておきたいところです。

受験科目で苦手科目が得点を引き下げて、不合格になることもあるでしょう。

京都医塾の個別授業では講師と生徒がマンツーマンで指導を行う完全1対1個人授業です。

わからないところがあればわかるまで指導することができるので、苦手科目も確実に学力向上がのぞめます。

まとめ

2022年の入試結果からも医学部合格者数の多い上位校には、中高一貫校が名を連ねています。

中高一貫校が医学部に強い理由は、学習進度の早さや特進クラスの設置、実際の医療現場に触れる機会などが挙げられます。

中学1年生の早期から生徒のモチベーションを高めるカリキュラムや受験対策に取り組んでいる学校も少なくありません。

難関である医学部受験のために、中学生から予備校に通ってしっかり対策をとりたいと思う人もいるでしょう。

そんな人の頼りになるのが、医学部合格で高い実績を誇る京都医塾です。

京都医塾は独自メソッドによるオリジナルカリキュラムと優れた学習環境で、たくさんの受験生の医学部合格の夢を叶えています。

本気で医学部合格を目指す人には京都医塾こそおすすめです。

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