医学部受験コラム

【藤田医科大学医学部】気になる偏差値・学費・入試情報を総まとめ!科目別入試傾向の分析も

【藤田医科大学医学部】気になる偏差値・学費・入試情報を総まとめ!科目別入試傾向の分析も

藤田医科大学は、愛知県豊明市に所在し、医学部、医療科学部、保健衛生学部からなる医療に特化した大学です。

2018年に藤田保健衛生大学という名称から藤田医科大学に変更され、医学・医療のイノベーションの実現を目指しています。

今回は、そんな藤田医科大学医学部の入試情報を総まとめし、解説していきたいと思います。

藤田医科大学医学部の受験を考えている学生は必見です。

ぜひ最後までご覧ください。

藤田医科大学医学部の基本情報

はじめに、藤田医科大学医学部の基本情報を見ていきます。

入学定員

藤田医科大学の2022年の入試ガイドによると、2022年の入学定員は、前期の一般入試一般枠が73人、地域枠が5人、後期の一般入試一般枠が10人、地域枠が5人、ふじた未来入試が12人、共通テスト利用入試の前期が10名、後期が5名の計120名となっています。

また、先述のふじた未来入試については後ほど触れます。

入試要項

藤田医科大学医学部の一般入試前期の日程は、一次試験が1月中旬二次試験が1月下旬となっており、一般的な私立大学医学部と同時期です。

また後期日程は、一次試験が3月上旬、二次試験が3月中旬となっていて、出題範囲や配点、試験時間は前期日程と全く同じとなっています。

この一般入試の後期共通テスト利用の後期は、出願が2月末締め切りのため、併願の私立医学部の受験結果を見て出願を決めることができるので、受験結果によっては忘れずに出願するようにしましょう。

学費

次に、藤田医科大学医学部の学費はどのくらいなのでしょうか。

藤田医科大学医学部では、1年次の学費が6,300,000円、2年次以降が4,700,000円となっており、合計29,800,000円となっています。

ただし、藤田医科大学では学費とは別に委託徴収金というものがあるため、それを合わせると6年間で30,526,000円となっています。

この委託徴収金を合わせても、藤田医科大学医学部にかかるお金は私立大学医学部の中で比較的安い方になっています。

藤田医科薬科大学医学部の難易度

ここまで藤田医科大学医学部の基本情報について見てきました。

この項では、偏差値と倍率の観点から、藤田医科大学の難易度を解説していきます。

偏差値

藤田医科大学医学部の偏差値は65.0となっています。

私立大学医学部の中では中堅と言った位置でしょうか。

参考までに、他の私立大学医学部の偏差値を下に載せます。

・順天堂大学医学部    70.0

・日本医科大学医学部   70.0

・自治医科大学医学部   67.5

・大阪医科薬科大学医学部 67.5

・金沢医科大学医学部   65.0

・兵庫医科大学医学部   65.0

・福岡大学医学部     65.0

・北里大学医学部     62.5

・近畿大学医学部     62.5

倍率

次に、藤田医科大学医学部の入試結果をもとに倍率を見ていきます。

下の表は2019年~2021年の藤田医科大学の入試結果となっています。

年度 入試名 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者
2019 前期合計 5.9 80 1632 1549 261
後期合計 24.6 716 615 25
セ試前期 18.2 10 709 708 39
セ試後期 8.9 81 80 9
AO入試(高3枠) 5.0 0 95 95 19
AO入試(高卒枠) 4,7 113 113 24
2020 前期合計 6.5 80 1742 1669 256
後期合計 29.7 10 818 713 24
セ試前期 27.0 10 596 595 22
セ試後期 12.0 5 48 48 4
ふじた未来入試(高3枠) 8.8 106 105 12
ふじた未来入試(高卒枠) 12.0 145 144 12
2021 前期合計 6.1 77 1841 1755 288
後期合計 27.6 13 671 580 21
共テ前期 17.5 10 547 544 31
共テ後期 5.6 5 50 50 9
AO入試(高3枠) 8.9 117 116 13
AO入試(高卒枠) 10.1 91 91 9

私立大学医学部の前期一般試験の平均倍率は、約28倍です。

上図より、藤田医科大学の一般前期は、他の私立大学医学部に比べると倍率が低めであることがわかります。

以上、偏差値と倍率の2つの観点から、藤田医科大学は私立大学医学部の中では中堅といった位置付けとなるでしょう。

藤田医科大学医学部の特徴

この項では、藤田医科大学の特徴を解説していきます。

実際に藤田医科大学に入学できた時、どのような学生生活を送ることになるのかの参考にしてください。

他職種と連携する「アセンブリ教育」

藤田医科大学の最大の特徴とも言えるのが「アセンブリ教育」です。

これは藤田医科大学に併設されている医療科学部と保健衛生学部、そして医学部による合同の教育のことで、チーム医療を1年生のうちから経験できるようになっています。

一般的な私立医学部の場合、医学部医学科の生徒のみで6年間過ごすということも珍しくありません。

そのため、広い視野や交流関係、さらには他職種を知ることができるという点で、藤田医科大学は恵まれた環境と言えるでしょう。

1年次から早期臨床体験

早期臨床体験は、藤田医科大学の1年次から行われる臨床実習です。

この際、学生たちはまだ医療的な専門知識の習得をしておらず、その習得に向けての基盤となる心構えを養うことが主な目的となっています。

授業は2学期間に分けて行われ、1学期はコメディカルスタッフの業務を、2学期には臨床を行っている診療科の見学を行います。

世界的に見てもハイレベルな教育

藤田医科大学の教育は、世界的にも評価されています。

THE世界大学ランキング2021では、日本国内での順位が11位と、かなり上位にランキングしており、私立大学の中では産業医科大学に続いて第2位となっています。

また、JACME(日本医学教育評価機構)によって、藤田医科大学の医学部は日本トップレベルであるとの認定を受けています。

このような評価は、藤田医科大学の多種多様なICT施設や、先述の充実した教育体制によるものでしょう。

ふじた未来入試

藤田医科大学には、私立大学医学部では珍しい、「ふじた未来入試」と呼ばれるAO入試が存在します。

このふじた未来入試には、11月上旬の一次試験と11月下旬の二次試験があります。

一次試験には英語、数学、小論文があり、それぞれ試験時間は90分、90分、50分となっています。

二次試験は講義課題と面接です。

一次試験の合否は英語と数学のみで決まり、配点はどちらも100点です。

一次試験の合格者は二次試験に進むことができ、最終合否は一次試験時に行った小論文、そして面接、講義課題、提出書類によって決まります。

また、ふじた未来入試は現役生と一浪生のみ受験することができ、それぞれ募集人数も違います。

詳しいことは、藤田医科大学医学部の募集要項、そして藤田医科大学が公開している過去問を参照してみてください。

藤田医科大学医学部の入試問題対策

さて、ここからは一般入試の問題について分析していきます。

二次試験についても書いてありますので、ぜひ入試対策に役立ててください。

英語

英語の試験時間は90分で、大問5つの構成となっています。

大問1から3はマークシート式で、それぞれ文法問題、並び替え問題、長文という構成になっています。

大問4と5は長文と英訳問題という構成が近年続いています。

大問4と5に関しては、難関国公立大学の入試と同等レベルの記述力が必要であり、特に大問5の英訳問題はかなり訳しづらい部分もあります。

まずは大問1-3にしっかり時間をかけて点を稼ぎ、残りの時間で記述と英作文に取り組むという方針になると思います。

数学

数学の試験時間は100分で、大問3つの構成となっています。

大問1はマークシート形式で、近年の小問数は10個と非常に多いです。

そのため、様々な分野から網羅的に出題されます。

受験生があまり対策に時間をかけないデータの分析などからの出題もあるので注意が必要です。

また出題傾向として、微積分はほぼ毎年出ており複素数平面からの出題も多いため、数Ⅲからの出題がやや多くなっていると言えます。

さらに、難易度が高い問題が出ることもあり、英語と同様、難関国公立レベルの記述力が必要となってくるため、そのレベルの問題での演習をするのが良いでしょう。

理科

続いては理科です。

理科の試験時間は2教科合わせて120分となっています。

物理

大問は4題で、すべて記述式です。

難易度は標準~やや難で、思考力を要する題材が好まれます。

また、単に計算して答えを導出するだけでなく、グラフの描図や文章での説明もしばしば求められます。

その他、多くの年度で力学が2題出題されることも特徴的です。

これらのことから、物理の本質的な理解を重視している大学の姿勢が伺えます。

化学

化学の大問数はあまり定まっておらず、2018年には大問が7つありましたが、2019年には6つ、2020年、2021年には5つと近年は減少傾向にあります。

ただし問題量に大きな変化はなく、60分で解き切るにはやや厳しい時間制限となっています。

また、理論化学から高分子まで幅広く出題されているため、網羅的な勉強が必須となりますが、問題自体は難しくありません。

化学を得意とする生徒であれば高得点が取れるでしょう。

生物

大問は4題出題されます。

計算問題や論述問題、描図問題など、様々な形式の出題が見られ、また難解な問題が多いため非常に解きづらく、また時間にも全く余裕がありません。

標準的な知識問題を素早く解いた上で、実験問題の条件を読み解き、正確に把握して考察する力を求められていると言えます。

基礎的な知識を身につけておくのは当然のことながら、更に資料集や医学書などの内容にまで踏み込んで発展的な内容も理解しておく必要があります。

二次試験

次に、二次試験についてです。

多くの私立大学医学部は小論文試験と面接試験が課されますが、藤田医科大学において、小論文試験は先述のふじた未来入試にのみあるだけで、一般入試にはありません。

そのため一般入試は面接のみとなっています。

ただし、その面接試験は個人面接とMMIの二つに分かれています。

まず個人面接は、一般的な医学部の入試面接と同様です。

事前に併願校や本学志望理由などのアンケートが取られます。

2020年度の試験では、アドミッションポリシーに関する質問もあったため、念のため目を通しておくことが望ましいでしょう。

次に、MMIとはmultiple mini interviewの略で、「複数の課題を用いた面接試験」を指します。

近年この方式の試験を採用する大学が増えており、東京慈恵会医科大学や、東邦大学、さらに国公立だと東北大学や千葉大学でも行われています。

藤田医科大学のMMIでは、渡された資料をもとに自分なりの答えを1分間で考えた後、面接官と対話をします。

過去には、電車でイヤホンから音漏れしている人がいる時にどう行動するか、追加料金で優先的に診察を受けられる診療所があるがどう思うか、などといった問題が出題されています。

また、藤田医科大学のMMIでは、面接官が先入観を持たないように出身校等がわからない状態で面接が行われます。

制服の着用ができませんので、頭に入れておきましょう。

藤田医科大学を目指すなら京都医塾

ここまで藤田医科大学の医学部がどのようなところであるかを見てきました。

他の医学部ではなかなか経験することのできないアセンブリ教育や、世界大学ランキングでの高い順位、さらにはMMI形式の面接など、特徴的な面が多かったと思います。

ここまで読んできたみなさんであれば、そんな藤田医科大学に魅力を感じたという方も多いのではないでしょうか。

しかし、藤田医科大学の入試問題にはクセがある上、面接にMMI方式があるなど、独学や大手の塾では対処できない部分も大きいです。

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