医学部受験コラム

【愛知医科大学医学部】偏差値や倍率を徹底解説!科目別の入試傾向も分析

【愛知医科大学医学部】偏差値や倍率を徹底解説!科目別の入試傾向も分析

愛知医科大学は愛知県長久手市に所在し、医学部と看護学部からなる医療に特化した大学です。

愛知県で唯一ドクターヘリを所持する大学であることや教育施設の充実さに魅力を感じた受験生が、毎年大勢愛知医科大学を受験しています。

そこで今回は、愛知医科大学医学部の受験を考えている受験生に向けて、入試情報を徹底解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

愛知医科大学医学部の基本情報

はじめに、愛知医科大学医学部を受験する上で知っておきたい基本情報について紹介します。

入学定員

愛知医科大学の2022年度医学部学生募集要項によると、2022年8月11日時点における入学定員は一般選抜が約65人、その他共通テスト利用や推薦等も含め、合計115人となっています。

2021年度は一般選抜が約65人に対して66人の入学者がいたため、入学者数に関しては多少の変動があると考えていいでしょう。

また、2020年度における在学者の現浪比は現役27%、浪人73%となっていて、私立大学医学部における平均的な数値となっています。

入試要項

愛知医科大学医学部の入試は様々な方式で行われます。

一般選抜を始めとして、学校推薦型選抜、国際バカロレア選抜があり、共通テスト利用入試には前期と後期が、さらには愛知県の地域特別枠での学校推薦と共通テスト利用選抜があります。

一般入試には学力試験である一次試験と、小論文と面接の試験である二次試験があり、それぞれ一月中旬と一月下旬に行われます。

他の私立医学部と同様、私立大学の非医学部と比較するとかなり早い日程となっているので、共通テスト後すぐに切り替える、あるいは共通テスト前から個別試験対策にあたる必要があります。

他の入試方式についても興味のある方は、早い段階から調べておくといいでしょう。

また、入試の日程に関しては、年度や社会情勢によって変化することが往々にしてあるので、大学のホームページを頻繁に確認しましょう。

学費

そんな愛知医科大学医学部の学費はいくらなのでしょうか。

まず初年度納付金は入学金込みで8,200,000円、2年度以降は5,200,000円となっています。

よって、6年間の合計で34,200,000円となり、これまた私立医学部の中では平均的な数値と言っていいでしょう。

愛知医科大学医学部の難易度

さて、この項では愛知医科大学医学部の難易度がどの程度なのか、偏差値と倍率を参考に見ていきましょう。

偏差値

愛知医科大学医学部の偏差値は65.0となっています。

同じ偏差値の私立医学部としては、金沢医科大学兵庫医科大学杏林大学久留米大学などが挙げられます。

これらの大学の偏差値も65.0となっています。

また、ワンランク上である67.5の偏差値帯の大学としては、大阪医科薬科大学、東京医科大学が、ワンランク下である62.5の偏差値帯の大学としては、近畿大学、北里大学などがあります。

参考にしてみて下さい。

倍率

次に、愛知医科大学医学部の入試倍率を見ていきましょう。

2019年から2021年の倍率と入試結果を以下にまとめました。

年度 入試名 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者(女子数)
2019 一般試験 7.6 65 2382 2314 301
セ試前期 10.5 15 966 954 91
セ試後期 6.1 5 69 67 11
セ試地域特別B方式 2.8 5 36 36 13
公募推薦 5.3 20 106 106 20
公募地域特別A方式 7.0 5 36 35 5
国際バカロレア 1.0 若干 1 1 1
2020 一般試験 9.5 65 2360 2304 242
セ試前期 15.5 15 955 947 61
セ試後期 6.5 5 68 65 10
セ試地域特別B方式 2.2 5 33 33 15
公募推薦 4.4 20 88 88 20
公募地域特別A方式 2.8 5 14 14 5
国際バカロレア 1.0 3 3 3
2021 一般試験 7.9 65 2244 2179 275
セ試前期 8.7 15 713 705 81
セ試後期 4.8 5 63 62 13
共テ課す学校推薦型/地域特別B 2.7 5 35 35 13
共テ免除学校推薦型/公募 5.3 20 106 106 20
共テ課す学校推薦型/地域特別A 5.0 5 25 25 5
国際バカロレア 1.5 若干 3 3 2

上図のように、愛知医科大学の一般試験の倍率は、他の私立大医学部と比べて比較的低い数値となっています。

また、地域特別枠に関してはさらに倍率が低くなっているので、該当者は検討してみてはいかがでしょうか。

愛知医科大学医学部の特徴


(※画像はイメージです。)

ここからは、冒頭でも少し述べた愛知医科大学医学部の特徴について見ていきます。

実習に重点を置いたカリキュラム

愛知医科大学医学部のカリキュラムは一体どのようなものなのでしょうか。

愛知医科大学は、知識だけではなく実習を通して医療従事者としての責任や価値観を身に付けることが大切だと考えているため、低学年のうちから実習体験が充実しています。

具体的には、1年次に併設されている大学病院での、臨床技能の習得を目的とするシミュレーション実習、2年次以降では学外での体験実習があり、2年次に心身障害者施設、3年次に老人保健施設を訪問し、良き医師としての体験を行います。

さらに愛知医科大学は教員との距離感が近いため、実習において疑問も解消しやすい環境であり、実践におけるコミュニケーション能力などの実践力が早期から養われることとなります。

また、この教員と生徒の距離の近さや、学部生時代から研究室へ入りやすいという環境のために、愛知医科大学では臨床医ではなく研究医を目指す学生が多いということも特徴の一つです。

充実した教育設備

愛知医科大学には優れた教育環境があり、それを支えるのが充実した教育施設です。

大学本館の5階と6階にある総合学術情報センターは、図書館部門、ICT支援部門、そして情報基盤部門の三つの部門が設置されており、教職員と学生ともに有効活用できる「知の拠点」としての役割を担っています。

同館7階には医学教育センターがあります。

ここでは世界標準の医学教育を学生に提供するための企画実施や、成績が振るわない生徒に対するフォローアップが行われています。

さらには会議室や学生開放スペースも設置されており、学生支援の手厚さが感じられます。

また愛知医科大学には、上述のシミュレーション実習を行うシミュレーションセンターや、主に医学部6年次や看護学部4年次生が国家試験に向けて利用する医心館も設置されており、学生にとって勉強のしやすい環境が整っていると言えます。

愛知医科大学医学部の入試問題対策

さて、いよいよ一般入試の入試問題に関するところを見ていきましょう。

まず配点に関しては、外国語(150)、数学(150)、理科(200)となっています。

特に偏った点数配分という訳ではないので、バランスの取れた学力が必要となるでしょう。

それでは具体的に各科目について見ていきましょう。

二次試験に関しても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

外国語

外国語の試験時間は80分で、例年7つの大問で構成されており、全てマークシート式です。

第1問から第4問に関しては、穴埋めや並び替えなど、一見簡単そうな形式が並んでいますが、案外難しい表現が問われることもあり、思っているより点が取れない印象を受ける受験生も多いと思います。

第5問から第7問は長文となっており、穴埋めや正誤問題、さらにはふさわしいタイトルを選ぶ問題などが見られます。

全体的に見て語彙重視の傾向があるため、標準レベルの単語に関連したイディオムや、難単語も頭に入れておけると安心でしょう。

数学

数学の試験時間は80分で、例年4つの大問による構成、さらに近年は第1問が答えのみを記入する小問集合、第2問から第4問は記述式の大問となる傾向があります。

小問集合は典型的な問題なので、1問も落とさず取り切ることが重要です。

第2問から第4問に関しては、誘導が丁寧で比較的解きやすいものもあれば、誘導がなく解き切るのが難しいものもあるので、問題の難易度を見極められる力も必要となってきます。

このような力を養うには過去問演習が一番でしょう。

理科

理科の試験時間は2科目合わせて100分となっています。

時間的な余裕はあまりないので、普段から時間を意識した問題演習が重要となってきます。

物理

大問は3題で、すべて記述式です。

難易度は基本~やや難と幅広く、思考力を要する題材が好まれます。

また、問題文も長いため、状況を適切に把握する読解力も必要です。

典型を外した出題も多いため、物理の本質的な理解力が試されます。

化学

化学は大問3つで構成されており、有機化学範囲の出題の割合がやや高いです。

また、受験生の学習が疎かになりがちな高分子からの出題も多いため、対策が必要でしょう。

理論化学範囲に関しては、平衡に関する問題や、酸化還元、熱化学方程式など様々な分野からの出題があるため、網羅的な勉強が必要です。

ただし、出題レベルは標準的なので、きちんと学習すれば得点源にできます。

また、無機化学範囲の出題は比較的少ないです。

生物

生物も例年大問3つで構成されています。

医学に関わる遺伝情報や体内環境、動物の反応などの分野からの出題が多いことが特徴として挙げられます。

知識問題には基礎的な部分から少し発展的なものまでが含まれるため、教科書レベルは当然のことながら、資料集などを利用して発展的なレベルに至るまで、知識を確実に定着させておく必要があります。

また、問題文は比較的長く、論述問題も多く出題されるため、素早い処理能力がないと時間内に解き切ることは難しいでしょう。

生物全体の対策としては、普段から論述の訓練を積んでおくこと、さらに教科書からの出題は細かいところまで問われることが多いため、コラムや脚注まで目を通しておくことがおすすめです。

二次試験

最後に二次試験について見ていきましょう。

二次試験には約20分の個人面接60分の小論文試験があり、ともに5段階評価での採点となっています。

面接試験では、大学志望理由や医師志望理由、高校時代の部活動など定番の質問もあれば、絵や写真を見て思うこと、著名人の発言に関して思うことといった事前準備ができない質問もあります。

小論文試験では、様々な出題形式が取られているため、対策が難しくなっています。

例えば短歌についての意見を述べる問題や恋人への別れの手紙など、想像力が問われる問題が多いです。

しかし見かけのユニークさに惑わされると、発想を飛ばしすぎて聞かれたことに答えられていないというのもよくある話です。

冷静になって聞かれていることにきちんと回答することが合格への近道でしょう。

愛知医科大学を目指すなら京都医塾

今回は愛知医科大学医学部について紹介しました。

大雑把に言ってしまえば、愛知医科大学医学部は、中堅私立医学部ということになるでしょう。

もちろん中堅とは言え、私立医学部の中での位置付けであるため、一般の私立大学と比べるとハイレベルな争いであることは間違いありません。

また、医学部には普通の学部と違い二次試験があります。

例え一次試験に合格できたとしても、二次試験に合格できなければ意味がありません。

しかし、この二次試験の対策というのは、独学、あるいは一般的な予備校ではなかなかできないというのが現状です。

そのため、私立医学部を受験するにあたって医学部専門予備校を探している人は多いと思います。

そんな中、愛知医科大学医学部を受験するのであれば、毎年同大学に多数の合格者を出している、京都医塾がおすすめです。

では、京都医塾の多数の合格者がどのようにして生まれているのかを見ていきましょう。

生徒一人に13人の講師

まず京都医塾の大きな特徴として、生徒一人に付く専属講師が平均13人と、かなり多数であるということが挙げられます。

これにより、生徒一人ひとりのフルオーダーカリキュラムの実現も可能となっているため、大手予備校や他の医学部専門予備校では体験できない充実した指導を受けられます。

このような講師による完璧なサポート体制が整っているため、合格可能性は格段に高まります。

勉強だけでない充実したサポート

少し話は逸れますが、受験勉強で最も大事なことは言わずもがな学力ですが、その次にくるのは精神状態であると言っても過言ではありません。

受験当日が近づいてくるにつれて、精神状態が不安定になっていく生徒が多いです。

そんな中、京都医塾では個人個人のカウンセリングを週1回、個人課題をみつける科目別会議を月3回行なっています。

これの主な目的はカリキュラムの更新ですが、生徒は同時に講師による手厚いサポートを肌で感じることができます。

このようにして、京都医塾では勉強面だけでなく、精神面でも生徒をサポートできるような仕組みが取られているのです。

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