医学部受験コラム

【獨協医科大学医学部】偏差値や入試対策について解説!

【獨協医科大学医学部】偏差値や入試対策について解説!

獨協医科大学医学部は、栃木県下都賀郡にある医科単科大学です。

私大医学部の中では学費が高い、偏差値が低め、医師国家試験合格率がやや低めといった、イメージを持たれがちです。

しかし、イメージはあくまでもイメージです。

獨協医科大学医学部には素晴らしい面もたくさんあります。

そこで今回は、獨協医科大学医学部の偏差値や入試対策、授業の特徴などを詳しく解説します。

獨協医科大学医学部ってどんなところ?

はじめに、獨協医科大学医学部の所在地や学費など基本的な情報を紹介します。

どんなキャンパスライフが送れるのでしょうか?

キャンパス

獨協医科大学医学部のキャンパスは、栃木県下都賀郡壬生町にあります。

最寄駅は、東武宇都宮線「おもちゃのまち」駅で、そこから徒歩15分です。

バスも出ています。

新幹線が止まる宇都宮駅からはタクシーを利用すれば35分です。

東武宇都宮線は、埼玉県の春日部駅に直結しており、都内まで1時間半といったところでしょう。

また、春日部には獨協医科大学の埼玉医療センターがあります。

在籍者数

獨協医科大学医学部の在籍者数は、732人です。

男女比は男性63.2%、女性36.7%となっており、女性が4割近くを占めます。

私大医学部の中では女性比率が多い大学と言えるでしょう。

学費

獨協大学医学部医学科の学費は、3,730万円です。

これは私立大学医学部のトップ10に入る高さとなっています。

1年次の学費は1,030万円、2年次からの学費は5,400万円です。

1年次の学費が1千万を超えるのは、入学金に加えて500万円を超える教育充実費の納入が求められるためです。

獨協大学には独自の奨学金制度があり、2年次以降、家計が急変して学費納入が難しくなった成績優秀な生徒に60万円(年額)が付与されます。

返済の必要はありません。

また、教育ローンを組んだ学生の親の負担を軽減するため、一定の条件を満たせば20万円(年額)の奨学金が付与されます。

このほか、獨協医科大学桜杏会互助事業修学金、関育英奨学金、獨協医科大学災害羅災等学生に対する授業料減免など各種の学費免除制度があるので、学費のことで悩んだ場合は一度学生課に相談してみましょう。

獨協医科大学医学部の特長

獨協医科大学医学部は2021年4月、イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」が発表した「THE世界インパクトランキング2021」において、SDG3(すべての人に健康と福祉を)で世界26位、国内で1位になっています。

この結果から、獨協医科大学は社会貢献に力を入れている大学だと言えます。

また、獨協医科大学医学部は学生に占める女子の割合が40%近くとかなり高くなっています。

女性が学びやすい大学としても、ポイントが高いといえるでしょう。

また、国際交流の機会が多いのも獨協大課題学医学部の強みです。

2年次と5年次に2週間ずつ海外研修があり、グローバルな医学を学ぶことができます。

将来はアメリカやヨーロッパ、さらにアジアの病院に勤務をしたいという学生にもおすすめの制度です。

学費が高い理由とは?奨学金制度も充実!

獨協医科大学医学部は、私大医学部の中でもトップ10に入る学費の高さです。

1年次には1千万円を超える学費の納入が求められます。

「学費があまりにも高くて、受験を迷っている」という学生もいるかもしれません。

しかし、獨協医科大学医学部では、学費の高さに見合った手厚いサポートを受けられます。

ここでは、その一例を紹介しましょう。

教師の面倒見がいい

医学部は大学の数ある学部の中でもトップクラスで進級・卒業が難しい学部です。

毎年10名前後が留年し、将来に不安を感じる学生も多いそうです。

そこで、獨協医科大学医学部では、UPI検査(学生精神健康調査)を毎年行い、それをふまえた面接も実施しています。

また、臨床心理士を配置したカウンセリングルームも設置して、学生のメンタルケアに努めています。

大学生になり、はじめて親元を離れたという学生も多いなか、これだけサポートがあれば安心して勉学に励めることでしょう。

また、1年次から、コミュニティーヘルスインターンシップ(CHI)(地域医療早期体験実習)を行い、医学へのモチベーションを高める取り組みも行っています。

充実した奨学金制度で安心

前述したように、獨協医科大学医学部は付与型の奨学金制度が複数あります。

奨学金制度を導入している大学は多いですが、その多くが返済義務のある貸与型です。

他の学部よりも将来の職業が決まっている分、返済もしやすいですが、それでも借金を背負って社会人になることを不安に思う学生は多いことでしょう。

また、返済が免除になる条件として、特定の地域の定められた医療機関で数年間働くことを義務づけられる奨学金もあります。

付与型ならその心配はありません。

そのほか、急な災害で実家が被災し、学費の納入が困難になった生徒向けに学費の免除制度もあります。

学費のことで困ったらまずは相談してみましょう。

獨協医科大学医学部の偏差値や倍率

ここでは、獨協医科大学医学部の偏差値や倍率を詳しく紹介していきます。

どのくらいの難易度なのでしょうか。

偏差値

獨協医科大学医学部の2020年度の偏差値は62.8です。

同じような偏差値の大学には、以下が挙げられます。

・埼玉医科大学
・川崎医科大学
・札幌医科大学
・富山大学
・三重大学
・香川大学
・高知大学

富山大学や三重大学は国立大学の医学部です。

偏差値が低め、入りやすいというイメージがありますが、勉強をおろそかにして合格できるほど甘くはありません。

倍率

2018~2020年度までの入試の倍率は以下のようになっています。

獨協医科大学医学部の倍率は私大医学部の中では低めです。

しかし、それでも12倍はあるので狭き門といえます。

しっかり勉強をして試験に臨むことが重要です。

受験を考えている人は是非参考にしてみてください。

▼2018年度

学部|学科 入試名 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者
医学部 全入試合計 12.4 110 3418 3170 255
医学部 一般入試合計 13.5 80 3283 3035 225
医学部 推薦入試合計 4.5 30 135 135 30
医学部|
医学科
一般入試 10.7 58 1828 1602 150
医学部|
医学科
セ試 18.4 15 1211 1193 65
医学部|
医学科
公募地域特別 5.5 10 55 55 10
医学部|
医学科
栃木県地域枠
(セ試+一般)
24 7 244 240 10

▼2019年度

学部|学科 入試名 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者
医学部 全入試合計 14.2 110 3795 3512 248
医学部 一般入試合計 15.7 80 3669 3386 216
医学部 推薦入試合計 3.9 30 126 126 32
医学部|
医学科
栃木県地域枠
(セ試+一般)
27.9 7 319 307 11
医学部|
医学科
一般入試 12.9 58 2165 1913 148
医学部|
医学科
セ試 20.5 15 1185 1166 57
医学部|
医学科
公募地域特別 5.9 10 59 59 10

▼2020年度

|学科 入試名 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者
医学部 全入試合計 12.6 113 3682 3373 268
医学部 一般入試合計 13.8 83 3556 3247 235
医学部 推薦入試合計 3.8 30 126 126 33
医学部|
医学科
栃木県地域枠
(セ試+一般)
30 10 355 330 11
医学部|
医学科
一般入試 11.5 58 2095 1824 158
医学部|
医学科
セ試 16.6 15 1106 1093 66
医学部|
医学科
公募地域特別 5.9 10 59 59 10

入試形式と対策

ここでは、獨協医科大学医学部の入試形式と入試対策を詳しく紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

指定校推薦や地域枠推薦も!多様な入試形式

獨協医科大学医学部の入試形式には、以下のような方法があります。

・一般入試
・指定校推薦(種類豊富)
・栃木県地域枠
・共通テスト利用入試

「栃木県地域枠」というのは、卒業後に栃木県内にある定められた医療機関で一定期間働くことを条件に受験することができる方法です。

なお、奨学金も付いているので、学費が心許ない方でも医学を安心して学ぶことができます。

ただし、最先端の医学が学びにくい、専門科の選択が狭まるなどのデメリットもあるのでよく考えて受験しましょう。

合格してから条件を反故にすることは原則的にできません。

なお、獨協医科大学医学部の入試は東京でも行われるので、首都圏の方は栃木県まで出向く必要はありません。

理科2科目(400点)

理科に科目は、物理・生物・化学からの2択で、配点は400点です。

3教科とも大問5題で構成されており、ひねった問題は出てきません。

上位私大レベルの標準問題がほとんどです。

ただし、2科目100分の制限時間に対し問題量が多く、のんびり解いていると時間切れになってしまいます。

特に、化学は複雑な計算が必要な問題が出された年もあるので、検算能力も培っていきましょう。

また、医学に関する分野だけでなく全ての分野からまんべんなく問題が出されます。

苦手分野を作らないようにしておくことが重要です。

数学(200点)

一般入試の数学の配点は200点です。

レベルは上位私大程度でひねった問題はあまり出されません。

例題集や過去問題を解いていけば、パターンがつかめてくる問題も多いでしょう。

ただし、総合的な問題は単に計算能力だけでなく読解力も問われます。

また、洞察力の必要な図形問題が出た年もあるので、多彩なパターンの問題を解いて力をつけておきましょう。

時間は70分ですが、問題はやや多めです。

テンポ良く解いていかないと間に合わなくなる可能性もあるので、受験が迫ってきたら制限時間内に解く訓練も行うことが重要です。

外国語

外国語(英語)の配点は200点です。

70分の制限時間内で大問4題を解かなければなりません。

問題全てがマークシート方式で、記述式がないのが特徴です。

長文を読んで問題に答える方式から文法まで、あらゆる問題が出されます。

苦手分野を作らないようにしておきましょう。

制限時間に対して問題量が多く、少しでも長く考えてしまうと時間が足りなくなりそうです。

テンポ良く問題が解けるように、修練を積んでいきましょう。

小論文

90分の制限時間内に、課題文を読んで200字以内に要約する問題と600字以内で自分の考えを論述する問題の2題が出されます。

文章の要約という国語力も必要な試験です。

過去問をくり返し解くか、例題も複数解いておくといいでしょう。

予備校に通っている場合は、小論文専門の講師に添削をしてもらって学力を上げていくのもおすすめです。

面接

獨協医科大学医学部の面接は、10分程度の個人面接です。

受験生1人に対し、試験管3人が面接を行います。

医師志望理由・大学志望理由・成績についてなど、ごく一般的な質問が多く、奇をてらったものはありません。

事前にアドミッションポリシーを記した紙が配られ、それを見ながら質問を受けるようにいわれます。

実際に面接を受けた受験生からは「突っ込みが激しい」「圧迫面接のようだ」など、と若干ネガティブな感想が多めです。

言い換えれば、付け焼き刃の回答はあっというまに論破されてしまうということでしょう。

高校時代のエピソードや医師志望の理由などをつっこまれてもいいように整理しておくことが重要です。

獨協医科大学医学部を本気で目指すなら京都医塾がおすすめ

今回は、獨協医科大学医学部の特徴や試験傾向、偏差値などを紹介しました。

私立大学の医学部の中では、偏差値・倍率ほどそれほど高くありません。

ですから、成績によっては入りやすいという印象を持つ方もいるでしょう。

また、3年生になったばかりの時点ではC判定以下でも、正しい勉強方法を実践し続ければ合格圏内まで学力を上げられる可能性があります。

そのためには、得意科目の点数を伸ばすと同時に、苦手分野を克服していことが大切です。

医学部を志望する学生のなかには、予備校に通う人も多いでしょう。

一般的な予備校から医学専門の予備校まで種類がたくさんありますが、獨協大学医学部を受験するならば医学部入試に特化し、毎年たくさんの合格者を出している医学部専門予備校の京都医塾がおすすめです。

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