医学部受験コラム

【順天堂大学医学部】偏差値や倍率、特徴を徹底解説!

【順天堂大学医学部】偏差値や倍率、特徴を徹底解説!

順天堂大学医学部の基本情報

入学定員

順天堂大学医学部の募集人員は131名で、そのうち一般入試(A日程およびB日程)が72名、共通テスト利用入試(前期、後期および独自併用)が20名となっています。

残りの39名は地域枠に割り当てられています。

順天堂大学医学部の募集人員は一見したところ他大学よりも多くゆとりがありそうですが、地域枠の対象外となっている方は定員全体から地域枠を除いた92名が実質定員であると考えておきましょう。

入試要項

順天堂大学医学部の入試は、他大学に比べてかなり複雑です。

一般入試にはA日程とB日程があり、共通テスト利用入試にも前期と後期の2日程が設けられています。

さらには共通テスト・一般独自併用入試も行われており、別枠で東京・新潟・千葉・埼玉・静岡には地域特別枠があります。

入試日程のバリエーションが非常に多いため、入試の仕組みについて情報をよく整理しておく必要があります。

まず一般入試A日程では2月上旬に1次試験が行われ、2月中旬に2次試験が実施されます。

続いて一般入試B日程の1次試験はA日程と同日に行われ、2次試験は小論文および英作文が2月下旬にあり、翌々日までに面接が実施されます。

共通テスト利用入試や独自併用入試についても、順天堂大学に興味のある方は早い段階から情報収集を進めておきましょう。

学費

順天堂大学医学部の学費はいくらかかるのでしょうか。

まず初年度納入金は入学金や授業料などを合わせて245万円です。

そして2年次以降は年額385万円かかるため、6年間でトータル2,080万円となります。

これは私大医学部の中ではかなり安い部類であり、1,910万円の国際医療福祉大学についで全国2番目の学費の安さとなっています。

3,000万円以上の学費がかかる大学も多い中で、順天堂大学は医学教育を非常に安価で提供しているといえます。

こうした金銭的要素も志望校決定の参考にしてみてはいかがでしょうか。

順天堂大学の入試レベル

ここでは順天堂大学医学部の入試難易度を偏差値や倍率の観点から分析してみましょう。

偏差値

順天堂大学医学部の偏差値は70.0です。

同じ偏差値帯には、日本医科大学東京慈恵会医科大学そして九州の産業医科大学が並びます。

これらの大学は、一般的に入試難易度が高いといわれる医学部の中でもわずか一握りのトップ層が狙うレベルといえます。

なお、さらに上の偏差値72.5にあるのは慶應義塾大学のみで、ワンランク下の偏差値67.5を見てみると自治医科大学・昭和大学・東京医科大学が知られています。

倍率

今度は入試倍率をチェックしましょう。過去3年間の入試データは下の表の通りです。

▼順天堂大学・医学部医学科の年度別入試データ
・2018年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
一般A方式 15.9 60 2119 2045 129
一般B方式 29.8 10 306 298 10
センター試験独自併用 16.3 24 847 817 50
センター試験利用入試 30.8 12 771 769 25

・2019年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
一般A方式 10.8 61 1961 1815 168
一般B方式 23.5 10 323 306 13
センター試験独自併用 9.9 20 649 593 60
センター試験利用前期 23.8 10 669 665 28
センター試験利用後期 46.2 5 280 277 6

・2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
一般A方式 9.4 63 2022 1820 194
一般B方式 18.3 5 233 220 12
センター試験独自併用 14.1 15 623 562 40
センター試験利用前期 29.5 10 711 707 24
センター試験利用後期 17.2 5 223 223 13

一般入試はおよそ10~30倍、センター試験利用入試は10~50倍とかなり幅があります。

特に一般入試に関しては、順天堂大学以上に倍率の高い大学はたくさんあります。

しかし、順天堂大学は私大医学部の中でもかなり上位の大学です。

医学部志望者の中でも基本的に上位層が受験するため、結果として倍率はそこまで高くならないのでしょう。

ただ、難易度が高いからといって難問をがむしゃらに解くのは時間と労力の無駄遣いです。

標準的な問題をきちんと解けるようにしておけば、順天堂大学医学部といえども十分に戦えるはずです。

順天堂大学医学部の特徴

ここからは順天堂大学医学部の実績教育プログラムの特色を押さえていきましょう。

トップクラスの医師国家試験合格率

まず順天堂大学医学部の医師国家試験合格率は、全国でも常にトップクラスです。

医師を目指す以上、医学部卒業時の医師国家試験に合格しないことには始まりません。

順天堂大学では、医師を志す学生を確実に国家試験に合格させるため、十分なレベルの医学教育を提供しています。

また、共に学ぶ学生もそれだけ勉強熱心な人が集まってきているはずなので、向学心豊かな仲間から刺激を受けながら充実した6年間を送れることでしょう。

基礎医学研究者養成プログラム

順天堂大学の教育の特色として、基礎研究医養成プログラムがあります。

これは基礎医学と臨床医学を両輪として国際的研究レベルを持つ医師を育てることを目的として発足したプログラムです。

そのため医学部1年次からの研究基礎教育や研究活動支援に力を入れており、さらに奨学金や学会発表、留学費用の支援を行なっており、基礎系大学院修了後には助教授としての採用など徹底したキャリア形成支援に取り組んでいます。

こうしたメリットを活かし、医師としての能力を存分に磨ける環境が順天堂大学にはあります。

最先端のICT教室での勉強

1年次の終盤では教養科目の履修を終え、本郷・お茶の水キャンパスで医学専門教育を学び始めます。

教育棟には個人用の学習用ディスプレイが用意されており、ICT技術を駆使した授業を提供しているため効率的に学習に励むことができます。

幅広い症例の臨床実習が可能

順天堂大学医学部では2~3年次で症例検討・ディスカッションを通じて疾病およびその対策について理解を深めることができます。

また、臨床実習もカリキュラムに含まれているため学んだ知識を実践しながら応用力を身につけていけます。

1年間の寮生活

新入生は千葉県印西市のさくらキャンパスにある啓心寮で1年間を過ごすことになります。

スポーツ健康科学部と医学部の学生は、寮での共同生活を通じて交流を深めることができます。

順天堂大学医学部の入試対策


順天堂大学医学部は全国の私大医学部でもトップレベルの受験生が集まります。

入試を突破して合格を勝ち取るには、出題傾向を的確に把握し、入試で求められる力を効率よく伸ばして得点力を最大限に引き上げることが必要です。

ここでは順天堂大学医学部の入試傾向および対策を科目ごとにチェックしていきましょう。

英語

まず英語は5つの大問から構成され、試験時間は80分です。

そのうち4題が長文読解で、設問は空欄に当てはまる語句や英文を答える問題・内容の正誤を問う問題・文脈からタイトルとしてふさわしいものを答える問題といったバリエーション豊かな出題です。

題材となる長文は分量も内容も標準的ですが、時間をかけすぎると第4問の英作文に使える時間がなくなってしまうため時間配分については過去問演習を通じて十分にリハーサルをしておく必要があります。

なお英作文については基本的なところがしっかりとできていれば得点はちゃんとくれるので、まずは普段見慣れている基礎的な文法も「自分が書く」という視点で学ぶようにしましょう。

短い英文を正確に書けるようになったら、少しずつテーマ型英作文に移行して記述量を増やしていくと良いでしょう。

数学

数学は大問3題で、試験時間は英語と同じ70分です。

第1問は小問集合です。簡単そうに思われるかもしれませんが、中には大問1題と遜色ない骨太な問題が出題されることもあります。

試験では時間の浪費を防ぐため、まず問題全体を見渡して解けそうな問題から優先して片付けていくようにしましょう。また記述式の証明問題が出題されるのも順天堂大学の特徴です。

上位国公立大学の2次試験問題を使い、ポイントを押さえた答案を書けるようにしておきましょう。

生物

生物は大問2題となっていますが、1題あたりそれぞれ3部に分かれているため実質的に6問解くことになります。

解答形式はマークと記述の併用です。

記述式設問の占める割合は決して少なくないので、単に語句を丸暗記しただけでは太刀打ちできないでしょう。

自分の言葉で過不足なく表現する力を身につけておく必要があります。

また、文章の正誤を判断する問題の対策としては共通テストやセンター試験の過去問を使って問題形式に慣れておくとよいでしょう。

化学

化学も大問2題の構成ですが、計算問題が多く時間的にシビアです。

問題レベルは典型的な問題が多いため、焦って難しい問題に手を出すよりも標準的な問題を素早く確実に解けるようになることが順天堂大学合格への近道であるといえます。

物理

物理は例年、マーク式の第1問と記述式の第2問という構成になっています。

第1問は小問集合で、比較的解きやすい問題が多いです。

ただし学習にムラがあると知らない問題に出くわすおそれがあるので、高校物理を満遍なく学習するよう心がけましょう。

その上で自信をもって入試に臨むためには、やや難度の高い問題までよく演習しておく必要があります。

まとめ

この記事では順天堂大学医学部の入試制度や学費、教育カリキュラムの特色について解説し、入試突破のための科目別出題傾向も特集しました。

順天堂大学医学部は医師国家試験において例年全国トップクラスの合格率を誇り、さらに基礎医学と臨床医学を両輪とした国際的レベルの医師を育てるため学生への経済支援留学・学会発表のサポートに力を注いでいます。

そのうえ学費は全国の私大医学部2位の安さで、経済的コスパもよくハイレベルな医学教育を受けられる順天堂大学医学部の入学試験がハイレベルになるのは当然といえます。

そんな熱心な学生が多く集まる順天堂大学への合格を勝ち取るためには、入試標準レベルの知識を満遍なく身につけたうえで科目によってはやや難しめの問題も解けるようにしておくことが求められます。

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