医学部受験コラム

【日本医科大学医学部】合格には何をすべき?偏差値や入試対策について解説!

【日本医科大学医学部】合格には何をすべき?偏差値や入試対策について解説!

日本医科大学は、慶應義塾大学医学部、東京慈恵会医科大学に並ぶ私立大学医学部の中で最もレベルが高い大学です。

医学部入学を目指す人にとってはの憧れの大学、といってもいいでしょう。

当然偏差値も高く、合格するには多大な努力が必要です。

今回は、日本医科大学医学部の偏差値や入試対策など、合格に必要な情報を詳しく紹介します。

日本医科大学医学部の基本情報

はじめに、東京医科大学医学部の所在地や基本情報などを詳しく解説します。どのような大学なのでしょうか。

キャンパス

日本医科大学医学部は、東京都文京区にキャンパスがあります。

1876(明治9)年に西洋医師養成を目的として長谷川泰により創立された「濟生學舎」が前身となっています。

戦前より、現在まで続いている私立大学医学部は、慶應義塾大学医学部、東京慈恵会医科大学、そして日本医科大学の3校のみで、これらが『御三家』と呼ばれることもあります。

学費

東京都医科大学医学部の学費は、6年間で22,297,800円です。

平成30年度より約5,700,000円学費が下げられました。

初年度にかかる費用は4,797,800円で、2年次以降は年間3,500,000円です。

東京医科大学医学部は特待生制度を設けており、「般選抜成績上位39位までの者」と「共通テスト利用入学試験成績上位10位までの者」は、初年度に納入する授業料2,500,000円及び教育充実費2,500,000円の合計5,000,000円が免除されます。

私立医大は学費が高いというイメージがありますが、特待生になれば一般的な私立大学の学費より安く学ぶことができます。

また、このほかにも各種奨学金もあるので、調べてみてください。

全国から学生が集まる「御三家」の一校

前述したように、日本医科大学医学部は日本で最も歴史ある私立医大の1校です。

東京大学や京都大学など、「旧帝大」と呼ばれる国立大学医学部が研究を重視しているのに対し、私立医大は、臨床医の養成を目的として設立されました。

そのため、現在でも最新の情報・環境・機材を用いて医学の勉強ができます

最新の医学を学び、将来は医療現場の第一線で活躍したい学生が全国から集まってきます。

難易度はかなり高めで、地方の国立大学医学部よりも入るのが難しいと言われることもあります。

現役で合格するにはかなりの努力が必要です。

日本医科大学医学部の強み

では、日本医科大学医学部はどのような勉強ができるのでしょうか。

ここでは、授業の特徴や他大学にない強みなどを紹介していきます。

ICTを駆使した「未来型医学教育」

日本医科大学医学部は、情報通信技術(ICT)を駆使した未来型医学教育に力を入れています。

講義資料は事前にデジタルデータで大学側から全学生に配布され、講義の様子を収めた動画も公開されます。

医学部の講義カリキュラムはかなりハードです。

留年しないためにも予習・復習は欠かせません。

講義資料が事前にきちんと配布されれば、予習もできますし、公開されている動画を再履修して復習することもできるでしょう。

体調不良などで休んだときも安心です。

このほか、病棟実習では学生専用の電子カルテが用意されます。

カルテはプライバシーに関する重要な情報がたくさん載っているため、病院の外に持ち出すことはできません。

しかし、学生専用のカルテならば、管理をしっかりしているかぎり情報は漏れません。

このように、日本医科大学医学部では、ICTを駆使して学生の学びをバックアップしています。

グローバルな環境

日本医科大医学部では、グローバルな環境で医学を学ぶことができます。

6年生になると診療参加型の実習が始まりますが、このとき、条件を満たせば海外での臨床実習が可能です。

研修先はアメリカ・ヨーロッパ・アジアなど世界各国にあり、期間は1か月間です。

同大学では、海外留学を希望する学生を支援する目的で助成金制度も整備されています。

また、海外からの留学生も活発に受け入れており、学内で学んでいるだけで国際交流ができます。

日本医科大学医学部の偏差値や倍率

ここでは、日本医科大医学部の偏差値や倍率を紹介します。

難易度が高いと評判の大学ですが、どれだけの倍率があるのでしょうか。

偏差値

日本医科大学医学部の偏差値は70.0です。

私立医大のトップクラス、「中堅校」と呼ばれる国立大学の医学部よりも高い偏差値となっています。

日本医科大学医学部より高い偏差値の私立大学は、偏差値72.5の慶應義塾大学医学部くらいです。
他大学の医学部で偏差値70というと、以下の大学が挙げられます。

・順天堂大学医学部
・慈恵会医科大学

これを見るだけでも、どれだけ難易度が高いか想像ができることでしょう。

倍率

次に、日本医科大学医学部の倍率を見ていきます。

2019年度から2021年度までの倍率を表にまとめましたので、参考にしてみてください。

▼2019年度

学科 入試名 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者
医学部|医学科 前期 13.6 90 2287 2173 160
医学部|医学科 後期 49.2 21 1375 1231 25
医学部|医学科 セ試(国語)併用 38.2 10 534 497 13

▼2020年度

学科 入試名 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者
医学部|医学科 一般入試計(セ試を除く) 15.5 114 3752 3373 218
医学部|医学科 前期 11.7 81 2129 1880 161
医学部|医学科 後期 32.5 17 1201 1105 34
医学部|医学科 地域枠(福島県)後期 29.0 1 30 29 1
医学部|医学科 セ試(国語)併用 21.6 10 364 345 16

▼2021年度

学部|学科 入試名 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者
医学部|医学科 前期 10.1 81 1886 1725 50
医学部|医学科 後期 37.7 17 1086 980 58
医学部|医学科 共テ(国語)併用 20.5 10 231 205 70
医学部|医学科 総合型選抜 2 1 1

この表だけ見ると、倍率は年々下がっているように見えます。

しかし、合格者数も増えているので倍率が下がっているからといって油断はできません。

志願者数、受験者数とも年々増え続けています。

相当狭き門といっても過言ではないでしょう。

日本医科大学の入試科目と対策

ここでは、日本医科大学の入試科目と対策を解説します。

どのような傾向の問題が出るのか、ここでしっかりと確認していきましょう。

数学(300点)

数学の配点は300点です。

難易度は毎年変わり、易しい年もあれば難しい年もあります。

これは運ですので、易しい年に当たったら幸運だと思いましょう。

取れる問題を取りこぼさないことが重要です。

全体的なレベルとしては、上位国立大学~難関国立大クラスの問題が難なく解けるようになれば高得点が狙えるでしょう。

思考力を要求する問題が出ることが多く、1題は解くのに時間が必要な問題が出ます。

そのため、過去問を集中して解いておき、出題の傾向を把握しておくことが大切です。

引っかけ問題のようなものは出ないので、素直に解いて大丈夫です。

英語(300点)

英語の配点は300点です。

英語と数学で600点の配点となっているので、英語が苦手な方はしっかりと学力を上げていく必要があります。

長文を中心とした問題構成で、マークシート方式だけでなく記述式も出題されます。

2021年度入試から形式が変わり、長文、発音・アクセント、自由英作文という構成になりました。

ただ、長文は1,800語を超える分量で、おそらく私立医学部の中で最長です。

この文章を読み切る体力がまずは必要になってくるので、分量に対する耐性は相当鍛えておく必要があるでしょう。

理科2科目(200点)

日本医科大学の理科は、物理、化学、生物から2科目選択で各100点ずつの配点となっています。

物理・化学・生物の3科目とも高校で習う範囲から大きく離れたような難問は出題されません

物理の大問は4題で、すべて記述式です。

難易度は基本~標準で、典型題も多いです。

入試難易度を考えて、満点を目指しましょう。

化学は問題量がやや多く、少し深い知識が問われることもありますが、過去問をくり返し解いておけば対応できる範囲です。

なお、化学では生命化学の分野から出題されることもあるので、注意が必要です。

生物は、例年、知識問題に加えて、実験考察問題が出題されています。

複雑な設定の実験条件を素早く整理し、結果を正確に分析した上で、それを元に考察する力が問われます。

知識問題を手早く解いて、実験考察問題にしっかりと時間をかけて取り組むことができるようにしなくてはいけません。

小論文

小論文は600文字以内で自分の意見を述べる論述型の問題です。

絵や写真だけでなく、映像も登場する年もあるので、一般的な「小論文」のイメージとは異なります。

2018年、2019年にはアニメーションを見て思うところを述べよ、という問題が出されました。

映像やアニメの場合は、ただ漫然と見るのではなくメモを取ってどのように論文を組立てていくか考えておくといいでしょう。

アニメは10分~12分ですから結構な長さです。

回答時間は60分ですが、10分以上のアニメや映像を見る場合は90分のなかに組み込まれています。

一般的な論文対策のほかに、イラストや映像を見て考えをまとめる訓練をしておきましょう。

面接

面接はグループ討論(前期:約30分、後期:60分)と、個人面接10分間です。

グループ討論は、最初に簡単な説明があった後1分程度考える時間があり、その後討論となります。

前期はグループディスカッションですが、後期は2グループに分かれてグループ同士の討論となります。

医学部の受験でグループディスカッションはかなり珍しいのですが、比較的討論しやすい内容が選ばれます。

黙ってしまわないように気をつけましょう。

その後、個人面接では、討論の感想などを言われた後、言い残したことはないか聞かれます。

このほか、他の大学の医学部のように医師を志望した理由なども質問されるので、回答を用意しておきましょう。

医学部合格を目指すなら医学部専門予備校がおすすめ

今回は、日本医科大医学部の特徴や試験傾向、偏差値などを紹介しました。

御三家といわれ、日本中から志望者が集まるだけあってかなり難易度は高めです。

その分、合格できたときの喜びはひとしおでしょう。

日本医科大医学部を目指すならば基礎学力はもちろんのこと、それを発展させた応用力、文章力、リベート力が問われます。

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