医学部受験コラム

【昭和大学医学部】偏差値や学費、入試対策を徹底解説!

【昭和大学医学部】偏差値や学費、入試対策を徹底解説!

東京に位置する東京に位置する昭和大学医学部は、「至誠一貫」をスローガンに掲げ、他者への思いやりを持って医療に携わる人材の育成に力を注いでいます。

この記事では、そんな昭和大学医学部の入試難度や学費、また入試突破のために必要な対策についてまとめました。

昭和大学医学部の基本情報

まずは昭和大学医学部について、入学定員・入試要項・学費といった基本的な情報をインプットしておきましょう。

入学定員

昭和大学医学部には3つの入試日程(一般Ⅰ期・一般Ⅱ期・共通テスト利用入試)が用意されており、定員はそれぞれ75名、20名、12名となっています。

どれだけ入念に試験対策を積み重ねてきた受験生であっても、科目や分野、さらには問題パターンによって得意・不得意がどうしても出てくるものです。

昭和大学なら、入試日程が多様なため、受験機会を増やして合格のチャンスを少しでも広げるという戦略をとることができるでしょう。

入試要項

入学試験は、一般Ⅰ期が1月下旬〜2月上旬、一般Ⅱ期が3月中旬で、共通テスト利用入試の二次試験は2月中旬となっています。

学費

昭和大学医学部の学費は、入学金が150万円、1年次の授業料が300万円、寮関係に82万7千円、その他費用9万5千円のため初年度納入額の合計は542万2千円となります。

また2年次以降は授業料が年額450万円、その他費用が年間で5万円かかるため、入学から卒業までの6年間に要する費用は2,817万2千円ということになります。

昭和大学医学部では、2020年度から学費が500万円ほど上がっています

大学内の施設が老朽化したことから、教育施設の充実費の確保のために値上げを実施したとされています。

値上げされたとはいえ、私立大学医学部の学費の平均は約3,300万円ですので、昭和大学医学部の学費は比較的安いといえます。

充実した環境で教育が受けられる割に学費が安いことを考えると、かなりコスパが良い大学ではないでしょうか。

しかしながら、そのぶん昭和大学には当然多くの受験生が殺到するので、入試対策を高い水準まで仕上げて試験に臨む必要があります。

昭和大学医学部の難易度

昭和大学医学部の入試難易度はどれくらいなのでしょうか。

例として他の医学部の難易度にも触れつつ比較検討できるような構成にしていますので、ぜひ志望校決定の参考にして頂ければと思います。

偏差値

昭和大学医学部の偏差値は67.5となっています。

昭和大学と同じ関東・甲信越地方だとこの偏差値帯には他に自治医科大学・東京医科大学・東邦大学・日本大学が並んでいます。

これよりもう少しレベルを上げて偏差値70.0の水準になると、順天堂大学・東京慈恵会医科大学・日本医科大学となります。

今度は偏差値65.0を見てみると、北里大学・杏林大学・帝京大学といった大学が占めています。

倍率

では次に、倍率など昭和大学医学部の入試データを見ながら競争率について確認しておきましょう。

過去3年にわたる年度別の入試データは下の表のとおりです。

昭和大学医学部では一般入試がⅠ期とⅡ期、さらにセンター試験(2021年度からは共通テスト)を利用した入試といった多様な日程が組まれています。

そのため、複数日程に出願して合格のチャンスをより多く作っておくことができます。

入試倍率は一般Ⅰ期が10倍強一般Ⅱ期は50倍前後といった超高倍率、そしてセンター試験利用B方式は10倍から20倍弱となっています。

例年高い倍率の競争をくぐり抜けた受験生だけが昭和大学医学部への切符を手にすることができるのです。

▼昭和大学・医学部の年度別入試データ
2018年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
一般Ⅰ期 12.2 78 3490 3308 272
一般Ⅱ期 49.1 20 2016 1865 38
センター試験B方式(地域別) 17.8 12 426 426 24

2019年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
一般Ⅰ期 13.5 78 3556 3468 257
一般Ⅱ期 52 20 1722 1561 30
センター試験B方式(地域別) 14.5 12 362 362 25

2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
一般Ⅰ期 11.1 75 2643 2568 232
一般Ⅱ期 54.3 20 1497 1250 23
センター試験B方式(地域別) 10 12 279 279 28

昭和大学医学部の特徴

ここまで昭和大学の入試について情報を整理してきましたが、今度は実際に昭和大学ではどのような方針で教育を提供しているのかを確認していきましょう。

大学での学びのイメージをしないまま受験勉強にばかり精を出し、無事に入学できたはよいものの思い描いていた大学生活とのギャップに悩む人は案外多いものです。

受験生のみなさんは成績アップのため日々課題に追われていることと思いますが、少し息抜きとして大学でのキャンパスライフを思い描いてみるのもよいかもしれません。

ほとんどの方が医師を目指して勉強に打ち込まれていることと思いますが、医学部入学後の生活について考える機会を設けると、いま自分が何のために努力するのかをより具体的にイメージでき、勉強のモチベーションアップにもつながるかと思います。

1年次は全寮制

昭和大学の1年次は全員が富士吉田キャンパスの寮で共同生活を送ることになります。

医師への道を志して入学した新入生たちは、新しい環境や日々の課題など、様々な困難にぶつかることになるかと思います。

寮では同じ大学の仲間とコミュニケーションをとりながら過ごすことができますし、元看護師の寮監もいるため何か悩みがあるときは心強い相談相手になってもらえることでしょう。

さらに寮生の食事は栄養士が管理しているため、健康面においても手厚いバックアップを受けられる点が昭和大学における教育の特色のひとつとなっています。

問題解決型学習

昭和大学では「問題解決型学習(PBL)」という教育プログラムを導入しています。

昭和大学は医学部・薬学部・歯学部・保健医療学部といった医歯薬系の4学部から構成されており、これらすべての学部に所属する学生でチームを作って課題解決のチュートリアルを行います。

専攻分野の異なる学生と討論や発表を重ねて築き上げた問題解決能力コミュニケーションスキルは、きっと将来臨床の現場で役立つことでしょう。

大学入試対策

難易度の章でも触れたように、昭和大学医学部の入学試験では例年多数の受験生が激しい競争を繰り広げています

チームで取り組む問題解決型学習によって臨床の場で役立つ実戦的スキルを養成したり、寮生活で心身ともにバックアップを受けながら医学の勉強に打ち込んだりできる環境ならば、昭和大学で学びたいと考える受験生は当然たくさんいることでしょう。

そんな熱心な学生が多く集まる昭和大学への合格を勝ち取るためには、漫然と知識を吸収するような勉強では勝ち目は薄いと言わざるを得ません。

出題傾向を的確に把握し、入試本番で求められる能力に特化した効果的な対策を講じていくことが、みなさんの来春の成功につながるのです。

ここでは昭和大学医学部の入試傾向および対策を科目ごとに見ていきましょう。

英語

昭和大学医学部の英語は、数学とセットで出題されるという一風変わった形式をとっています。

試験時間は数学と合わせて140分ですので、英語に割くことのできる時間は単純計算で70分と考えておきましょう。

英語の試験問題は全6題から構成されます。

第1問は発音・アクセントです。

2020年度入試まで行われていたセンター試験は、第1問に必ず発音・アクセント問題があったのでうまく使って演習しておくとよいでしょう。

次に第2問は短い英文の空所に当てはまる語句を選択肢の中から選ぶ問題です。

第3問は語句整序、第4問は英文の誤りを指摘する問題となっています。

6題のうちここまで4題が英語に関する基本的な設問のため、確実に得点できるよう基礎をしっかりと固めましょう。

第5問は会話文で、空所に当てはまるセリフを選ぶようになっています。

そして第6問でようやく長文読解が登場します。

2019年度は700語程度の分量でした。

設問は空所補充や内容合致といったオーソドックスなものですが、80字程度の論述問題が1題だけ出題されているため記述対策も抜かりのないようにしておきましょう。

なお、注釈は豊富に用意されているため無理な難単語を暗記することに心血を注ぐ必要はありません。

数学

数学では、過去数年にわたって毎年のように出題されている微分・積分(数Ⅲ分野)が最頻出です。

また、他大学ではあまり出題されることのない数学Bの確率分布も昭和大学ではよく出題されているため注意が必要です。

確率・指数対数・極限・ベクトル・数列など非常に幅広い分野から出題されているため、頻出分野を中心に満遍なく問題演習を行うことが重要です。

大問数は4題あるため、試験時間70分と考えるとやや多く感じるかもしれません。

しかし、ひとつひとつの問題は比較的オーソドックスなので解ける問題からどんどん片付けてリズムを掴んでいくとよいでしょう。

理科

ここからは理科の科目別対策です。

昭和大学医学部の理科は2科目合わせて140分のため、1科目あたりに使える時間は70分が目安となります。

また、昭和大学の化学はこのあとも触れますが生物との相性がよいため、化学と生物を選択している受験生にとってやや有利に見える出題傾向が読み取れます。

理科の受験科目を考える上でぜひ参考にしてください。

生物

生物は4題構成となっており、30字や40字の記述問題もあります。

また実験考察問題や描図問題も出題されるため、基本的な内容に関して言葉や図で説明できるよう丁寧に学習しておく必要があります。

化学

化学も4題構成で、生命科学を題材にした問題が多く出題されています。

また浸透圧・分子量・電離度や結晶格子密度といった計算問題が非常に多く出題されるのも昭和大学の化学の特徴です。

問題文が長いため、素早く正確に文章を読み取る練習も必要です。

基本事項の習得はもちろんのこと、生体や細胞に関連する問題にもなるべく触れておきましょう。

物理

物理も4題構成で、力学・熱力学・波動・電磁気すべての分野から満遍なく出題されています。

難易度は標準からやや難レベルのため、少し難しめの問題まで十分に演習しておくことが求められます

とはいえ、昭和大学医学部といえども合否を分けるのはやはり標準問題で確実に得点できるかどうかです。

基本を疎かにせず、きちんと使いこなすことができれば合格点を取るのは可能でしょう。

まとめ

ここまで昭和大学医学部について、入試の難易度や入学後のキャンパスライフ、さらには科目ごとの学習対策まで様々な側面から考えてきました。

昭和大学医学部には3つの入試日程があるためチャンスが多く、また学費が全国の私立大学医学部のなかで比較的安いこともあって経済的にも通いやすいといえます。

さらに入学後は医歯薬系の他学部に属する学生とチームを組んで問題解決型のカリキュラムを受けられ、さらに附属病院での臨床実習も通じて臨床スキルを本格的に学ぶことができます。

そのうえ寮生活で心強いバックアップが受けられる昭和大学医学部では、毎年高倍率の入試が行われています。

入試ではどの科目も標準的な出題が多く、基本を大切にしながらコツコツと演習を積んでいけば合格は見えてくることでしょう。

京都医塾では、昭和大学をはじめ全国各地の医学部に毎年合格者を輩出しています。

当塾の仲間たちと切磋琢磨しながら、来春の合格を掴み取りましょう。

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