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医学部受験コラム

医学部に入るにはどんな試験を受ければいい?様々な入試方法を徹底解説!

医学部に入るにはどんな試験を受ければいい?様々な入試方法を徹底解説!

国内の大学には様々な学部が設置されていますが、その中でも最難関として知られているのが医学部です。

この医学部へ入学するためには相当量の努力が必要とされていますが、その入学方法には複数の種類があることをご存知でしょうか。

今回の記事では、医学部への進学希望者の方々へ向けて、医学部に入るにはどんな方法があるのかについて解説していきます。

医学部に入るには様々な入試形式がある


冒頭でも軽く触れたとおり、医学部へ入るには複数の方法の中から選択して、受験することができます。

共通テストや一般選抜、学校推薦型選抜など様々なものの中から、ご自身に見合った方法を選んで受験することが可能です。

さらに、上記の試験のほかにも受験生の個性を重んじ、学力以外の分野でも評価を課する総合型選抜という受験方法もあります。

加えて、これはレアケースですが、東邦大学医学部などが採用している「同窓生子女入試」というものもあります。

同窓生子女入試とは、血縁者の中に東邦大学医学部の卒業生がおられる受験生を、対象とした入試方法です。

ほかの受験方式と違って誰でも受けられる試験ではありませんが、医学部へ入るにはこういった様々な方法があるという一例として、ここでは取り上げました。

医学部に入るには共通テストを受けるのが一般的

医学部に入るには色々な方法があることは、前項でも説明したとおりです。

そして、数ある方法のうち、医学部に入るにあたって多くの人が利用しているのが、共通テストを用いた受験方式です。

共通テストは、国公立大学医学部に入るには必ず受けなければならない試験ですから、医学部の志望者の多くが同試験を受験します。

また、私立大学医学部の中にも共通テスト利用入試という形で、同試験を一次試験の代わりに用いている場合もあることから、国立・私立問わず医学部へ進学するためには、共通テストは非常に重要な試験となっています。

このことから現在、医学部を志望している人、もしくは志望するか検討中の人は、まずは共通テストの対策から入るとよいでしょう。

ただ、この共通テストですが、以前行われていたセンター試験と比較すると、受験生の評価基準に変化が見られていますので注意が必要です。

具体的に言うと、かつてのセンター試験では、受験生の知識量を主に測定していましたが、共通テストでは思考力や表現力など、より多面的な見方で評価されるようになっています。

そのため、共通テストを受ける際には、センター試験の対策の延長線上のものではなく、新たな対策を講じて学習を進める必要があります。

私立大学医学部に入るには一般選抜という方法もある


2022年度において日本国内で医学部を設置している大学は、準大学の防衛医科大学も含めて全部で82校です。

そのうち31校が私立大学となっていますが、これら私立大学の医学部では、共通テスト利用入試のほかにも、一般選抜という受験方式も採用しています。

この一般選抜では、一律の問題が課せられる共通テストと違い、医学部がそれぞれ作成したテストを受験する必要があります。

また、教科等についても、国公立大学医学部で課されるものとは違い、一般選抜では外国語と数学、理科の3教科4科目が課されるのが典型です。

上記のとおり私立大学医学部では通常、地歴・公民や国語の試験が課されないため、学習の負担が軽くなるといった面で見れば、医学部に入るには好材料の一つと言えます。

加えて、例外的なケースにはなりますが、東海大学の2023年度における一般選抜では、外国語と数学、理科1科目の3教科3科目での試験が行われています。

さらに、2023年度における金沢医科大学の一般選抜(後期)では、外国語と数学の2教科のみの試験が実施されました。

このように、私立大学医学部の一般選抜では、共通テストよりも試験科目が少なかったり、私立大学医学部同士の受験でも、特定の科目を回避できるといった違いがあります。

ただ、私立大学医学部の場合、問題を医学部ごとに作成する関係で、出題傾向に大きな差が見られるため注意が必要です。

私立大学医学部を志望している人は、過去問などをよくチェックしながら対策を進め、出題傾向に対応できるだけの力を身につけておきましょう。

医学部に入るには学校推薦型選抜も利用したい

医学部に入るには、学校推薦型選抜も積極的に利用したいところです。

なぜなら、学校推薦型選抜を利用することで、受験のチャンスが増えたり合格の時期が早まるといったメリットが生まれるからです。

そんな学校推薦型選抜ですが、こちらの選抜方法は大きく3種類にわけられます。

一つ目は、公募型推薦です。

公募型推薦とは、医学部側が広く学生を募集するために行う推薦方式で、所属校からの推薦が受けられれば、誰でも出願することができます。

二つ目は、指定校推薦です。

指定校推薦とは、医学部の方から高校の方に学生の選抜をオファーする形で、行われる推薦方式です。

この指定校推薦では高校内部で志願者を募り、校内選考で合格した人が医学部の推薦入試を受けることになります。

指定校推薦では、そもそも医学部側からオファーが来ているということもあり、校内における選考さえ勝ち抜けば極めて高い確率で合格できるという特徴があります。

三つは、地域枠推薦です。

地域枠推薦は、地域医療の充実を目的として設置されている推薦枠で、ほかの学部では見られない医学部ならではの募集枠です。

この地域枠は、一般的に全国から幅広く学生を集める募集枠と、地元出身者などを対象とした募集枠に分類されます。

そのため、地域枠推薦で医学部に入るためには、学生募集要項を読み込み、ご自身が出願条件に合致しているのかをチェックしておく必要があります。

また、どの推薦方法にも言えることですが、面接試験と小論文試験の対策は必須です。

学校からの推薦を受けた恩恵を無駄にしないためにも、万全の対策で試験に臨み、合格をしっかり勝ち取りましょう。

以上、ややかけ足ではありましたが、学校推薦型選抜のあらましについて解説してきました。

もし、さらに詳しく推薦入試について知りたいという方は、本ブログのほかの記事で取り扱っておりますので、そちらも合わせてチェックしてみてください。

総合型選抜も医学部に入るには視野に入れよう


医学部に入るには、総合型選抜という入試方法も用意されています。

こちらの入試方法も、学校推薦型選抜と同じく受験のチャンスが増えるといったメリットがありますから、ぜひとも利用して医学部合格の可能性を引き上げたいところです。

この総合型選抜ですが、基本的な試験内容は学校推薦型選抜と同じで、面接試験や小論文試験となります。

しかし、総合型選抜の場合、プレゼンテーションなどの特殊な試験が課されることもありますので、志望先の医学部によっては注意しなければなりません。

一例をあげると、2023年度における筑波大学医学部の総合型選抜枠、「研究型人材入試」では、縦180㎝、横90㎝サイズのポスターを用意して、ご自身の研究内容をプレゼンテーションする試験が課されています。

このことから、総合型選抜を受ける際には、志望先の試験に合わせて、プレゼンテーション能力についても磨いておく必要があると言えます。

そして、肝心のプレゼンテーション能力の身につけ方ですが、まずは相手に対して伝えたいメッセージを明確化することが大切です。

上記、筑波大学医学部の試験では、プレゼンテーションの時間がわずか10分程度でした。

このことから、内容を絞り込んで、かつコンパクトにまとめて相手に伝えるための工夫が肝要であると言えます。

そのために必要なのが、簡潔で分かりやすい資料です。

目次をつけたり、見出しをつけたり、重要箇所はマーカーで強調するなど、できる限りの工夫を凝らして、自分の考えを伝えやすい資料作りを心掛けましょう。

最後に、資料ができあがったら、あとは実践あるのみです。

友人や学校の先生を相手にして繰り返し練習を重ね、ご自身のプレゼンテーションのスキルアップに励んでください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

国内の医学部では、共通テストや一般選抜、学校推薦型選抜など様々な入試方法を用意して、広く学生を募集しています。

一人でも多くの優秀な人材を確保するためには、門戸を広くした方が効率的ですから、当然と言えば当然かも知れません。

しかし、この医学部受験ですが、ネックとなるのが試験における難易度の高さです。

上記のとおり、医学部では広く門戸を開放してくれてはいるものの、受験者数の方が圧倒的に多いことから、十分な学力がないと試験を通過できません。

このことから、受験生の方々の中には、優れたサポートをしてくれる予備校で学んで、試験を通過できるだけの実力を養いたいと感じている人も、多いのではないでしょうか。

そういった方々の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、オリジナルのカリキュラムや、受験シーズンを乗り切るためのあらゆる支援を強みに、これまでにも数多くの医学部合格者を輩出してきた予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導内容などについて紹介していきましょう。

オリジナルのカリキュラムで驚異的な学力の向上

受験勉強を進めるにあたって欠かせないのが、学習の指針となる優れたカリキュラムです。

しかし、このカリキュラムがいい加減なものだった場合、学習効率も学習の密度も低下してしまい、十分な成果は得られません。

そこで京都医塾では、受験生の方が入塾された際、当塾独自の実力テストと、様々なヒアリングを実施して、受験生の現在の学力、そして潜在的な能力を推し量ったうえで、ご本人に最適なカリキュラムを作成しています。

そのため、本人に最適化されたカリキュラムだけが生み出され、高効率かつ高密度の学習で、受験勉強を進めていくことが可能です。

また、このカリキュラムは一度作成したら、それで完成形とするというわけではありません。

模擬試験の結果や、学習の進捗状況、志望先の出題傾向に合わせて臨機応変にアップデートがなされます。

このように当塾で採用しているカリキュラムのもとでは、常時、ご本人にとって最適なものになるよう、調整しながら手を加えて学習を進めていきますので、確実な学力の伸長が期待できます。

復習効率を引き上げるブラッシュアップシートを採用

京都医塾のマンツーマン授業では、講師が黒板の前に立って「ひとりのためだけの授業」を実施しています。

この授業形式の特徴は、受験生が板書事項をノートに書き写すことなく、講師の話しに耳をかたむけるのみで授業が進む点にあります。

あえて「ノートに書き写す」というひと手間を省略することにより、講師の話しに全力集中して授業に臨むというわけです。

読者の方の中には、「ノートに書き写さないのでは、復習はどうするの」といった具合に、疑問に思う方もいるかも知れませんが、その点についても心配いりません。

このマンツーマン授業では、授業の最後に、その日に学んだことがまとめられたブラッシュアップシートを講師が配布します。

ブラッシュアップシートには、授業で話された内容が凝縮されて書き込まれており、復習教材として有効に生かせるようになっていますので、マンツーマン授業の利点を最大化して生かすことができます。

受験シーズンを乗り切るための丁寧なサポート

受験シーズンを乗り切るためには、身体の健康は欠かせません。

たとえば、生活リズムが乱れたままでは、十分な学習パフォーマンスが発揮できず、受験シーズンを満足に戦えないでしょう。

このことから、京都医塾では生活リズム改善の一環として、基本的に午前6時起床と午前0時の就寝を奨励しています。

起床と就寝のリズムを一定に整えて体調の改善に生かし、学習パフォーマンスの向上へつなげるのが主な狙いです。

さらに、朝には点呼も行いまだ眠っている脳を目覚めさせ、勉強モードに切り替えることで、朝の段階から高いレベルの集中力で授業に臨めるよう促しています。

加えて、一日の終りには、勉強で疲れた身体を癒すための整体サービスも受けられます。

長時間、同じ姿勢を続けてこり固まった筋肉をほぐすことで快眠にもつながりますから、翌日からの勉強にもより身が入るようになると評判です。

まとめ


国内には全部で80以上の医学部が設けられていますが、それぞれが共通テストや一般選抜、学校推薦型選抜など様々な入試方法を用意して、多くの学生を募集しています。

しかし、この医学部受験ですが、大半の受験生にとって悩みどころとなるのが試験における難易度の高さです。

上記のとおり、多くの医学部では広く門戸を開放してくれてはいますが、受験者数の方が圧倒的に多いことから、数々の難問に立ち向かえるだけの学力がないと、試験を通過できません。

このことから、受験生の方々の中には、優れた学習支援をしてくれる予備校で学んで、試験を通過できるだけの学力を身につけたいと感じている人も、多いのではないでしょうか。

そういった方々の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オリジナルのカリキュラムや受験シーズンを乗り切るための諸々の支援を強みに、これまでにもたくさんの医学部合格者を輩出してきた予備校です。

当塾においでいただければ、共通テストや一般選抜、各種推薦入試へのあらゆる対応策を講じて、あなたを全力でバックアップいたします。

本気で医学部合格を目指す人には、トータルサポートが自慢の京都医塾こそがうってつけです。

入塾などにまつわる各種ご相談、資料請求は、メールや電話にて年中無休で承っておりますので、興味のある方は、まずは一度お問い合わせください。