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【2023年度】医学部学費ランキング!学費変更などの最新データも掲載!

【2023年度】医学部学費ランキング!学費変更などの最新データも掲載!

受験生のみなさんもご存じのとおり、医学部で教育を受けるためには、まとまった金額の学費が必要となります。

学習期間が6年間であることに加えて、実習などにも大きな費用がかかりますから当然と言えば当然なのですが、では具体的にどれくらいの学費が求められるのでしょうか。

今回の記事では、国公立大学医学部の学費の解説をするとともに、私立大学医学部の学費についても、「【私立大学】医学部学費ランキング」と題してひとまとめにしました。

国公立大学医学部の学費

まずは、国公立大学医学部の学費について解説していきましょう。

国立大学医学部と公立大学医学部では、基本的に同じ学費が適用されますが、細部まで見てみると異なる箇所も確認できます。

そこで、こちらの項では国立大学と公立大学医学部にわけて学費を解説していきましょう。

国立大学医学部の学費

国立大学医学部の学費は入学金282,000円授業料が年間535,800円と非常にシンプルなものになっています。

ただし、気をつけておきたいのは千葉大学と東京医科歯科大学の学費です。

上記2校の年間授業料については2020年より引き上げられ、642,960円となりました。

年間にして100,000円程度の差が発生しますので、この点については、しっかり押さえておいてください。

公立大学医学部の学費

続いて、公立大学医学部の学費についても見ていきましょう。

公立大学医学部における入学金と年間授業料は、基本的に国立大学医学部と変わりません。

しかし、医学部の所在地と縁故がある人、つまり地元出身者であったり、居住したことがあったりする人とそうでない人とでは、入学金が異なるケースがあります。

たとえば、京都府立医科大学の入学金では府内者と府外者との間に、200,000円程度の開きが発生します。

このように、公立大学医学部の場合は、医学部が所在している地域とゆかりのある人と、ゆかりのない人の間で学費総額が異なることがありますので、事前にきちんと確認してから出願しましょう。

【私立大学】医学部学費ランキング

次に、私立大学の医学部学費ランキングについて見ていきましょう。

こちらの医学部学費ランキングでは6年間で発生する費用のほかにも、参考事項として学費の減免措置などの情報も盛り込みました。

また、2023年度から学費の変更のあった医学部についても、下記医学部学費ランキングではきちんとランク変更してありますので、志望校選びに大いに役立ててください。

▼【私立大学】医学部学費ランキング

順位 大学名   6年間学費    参考事項等
1位国際医療福祉大学19,190,000円・授業料と実験実習費は2回にわけて納められる。
・成績優秀者には入学金1,500,000円を免除(一般選抜から45名、共通テスト利用入試から5名)。
2位順天堂大学20,800,000円・初年度のみ寮費、並びに諸会費が必要とされる。
・学費は2回にわけて納められる。(ただし、入学金は不可)
・入学試験における成績優秀者(一般選抜A方式上位10名の者)には、初年度の授業料と施設設備費総額900,000円が免除される。
3位関西医科大学21,000,000円・2023年度から学費が6,700,000円引き下げられた。
・2年次以降の学費は2回にわけて納められる。
・特待生として選出された場合、入学金等の学費の減免措置が取られる。
4位慶應義塾大学22,059,600円・学費は2回にわけて納められる。(ただし、入学金は不可)。
・一般選抜試験における成績上位10名程度を対象に総額8,000,000円の奨学金を給付。
5位日本医科大学22,297,800円一般選抜試験における成績優秀者については、初年度の授業料2,500,000円を免除する。
6位自治医科大学22,600,000円入学者の全員を対象とした修学資金貸与制度あり。
7位東京慈恵会医科大学22,810,000円・共用試験等の受験料は別途必要となる。
・授業料は2回にわけて納められる。
・入学時における成績優秀者を対象に初年度の授業料全額を免除。
8位東邦大学26,297,800円
9位昭和大学28,172,000円・初年度の学費には寮費、食費、寝具等も含む。
・授業料は2回にわけて納められる。
・一般選抜入試Ⅰ期における成績優秀者には、初年度の授業料3,000,000円免除措置が講じられる。
10位大阪医科薬科大学28,410,000円・2023年度より、学費の引き下げが行われ、31,410,000円から28,410,000円となった。
・学費の引き下げにともなって、「医学部入学時特待生制度」は廃止となった。
11位東京医科大学29,833,800円・2年次以降の学費は2回にわけて分納が可能。
・一般選抜、並びに共通テスト利用入試における成績優秀者には、初年度授業料2,900,000円の免除措置が講じられる。
12位藤田医科大学30,526,000円
13位産業医科大学30,697,800円・すべての学生を対象に修学資金貸与制度を実施。
・学費は2回に分納可能。(ただし、入学金は不可)
14位日本大学33,100,000円・左記学費のほかにも校友会費、後援会費、維持会費等の各種費用が発生する。
・学費は2回に分納できる。
15位東北医科薬科大学34,007,800円・左記学費のほかにも諸会費を必要とする。
・学費は2回に分納できる。(ただし、入学金は不可) ・最大30,000,000円貸与の修学資金制度あり。
16位愛知医科大学34,350,000円入学金・教育充実費を除く学費は2回に分納できる。
17位聖マリアンナ医科大学34,732,000円・一般選抜合格者のうち成績優秀者には、初年度の授業料、教育維持費、教育充実費等の減免措置が取られる。
18位岩手医科大学35,286,000円・寮費、食費は左記学費に含まれる。
・学費は2回に分納できる。(ただし、入学金は不可)
・一般選抜合格者のうち成績優秀者には、初年度学納金のうち一部について、減免措置が講じられる。
19位東海大学35,306,200円・学費は2回に分納できる。(ただし、入学金は不可)
20位近畿大学35,827,000円・学費は2回に分納できる。(ただし、入学金は不可) ・左記学費のほかにも諸会費として約30,000円が別途必要となる。
21位久留米大学36,378,000円・3年次以降の学費については分納が認められている。 ・成績優秀者については、教育充実料の減免措置が講じられる。
22位獨協医科大学37,300,000円・授業料、及び教育充実費は分納が認められている。 ・入学時における成績優秀者には、初年度における教育充実費の減免措置が講じられる。
23位杏林大学37,590,700円・学費は2回に分納可能。(ただし、入学金は不可) ・一般選抜の合格者のうち成績優秀者と認められた者には学納金の減免措置が講じられる。(人員については、5名程度)
24位兵庫医科大学37,600,000円・学費は2回に分納可能。(ただし、入学金は不可) ・一般選抜試験における合格者のうち成績優秀者には実験実習費や施設設備費、加えて教育充実費の全額免除がとられる。(ただし、兵庫県推薦入学生の合格者については除外する)
25位福岡大学37,738,260円・授業料と教育充実費については2回に分納が認められている。
・教科書代として、学費のほかに別途100,000円程度が必要。
26位帝京大学39,380,140円・左記学費のほかにも、教科書代等として、別途100,000円程度が必要。
・学費は2回に分納可能である。(ただし、入学金と医学教育維持費は不可)
27位北里大学39,528,000円・学費は2回に分納可能である。(ただし、入学金は不可)
・一般選抜入試の合格者のうち、成績優秀者には学費の減免措置が講じられる。(若干名)
28位埼玉医科大学39,570,000円・左記学費のほかにも、諸会費として別途年間5,000円程度が必要とされる。
29位金沢医科大学40,543,000円・学費は2回に分納可能である。(ただし、入学金は不可)
30位東京女子医科大学46,214,000円・一般選抜試験の合格者のうち成績優秀者については、授業料を4年次まで給付。(ただし、学業成績の不振が確認された場合は、打ち切り措置が講じられる可能性もある。)。
31位川崎医科大学47,365,000円・初年度における寮費、並びに食費は学費に含まれる

上記医学部学費ランキングの参考事項の一覧にも記載していますが、2023年度から関西医科大学大阪医科薬科大学では学費の引き下げが行われています。

とくに関西医科大学の下げ幅は、6,700,000円と非常に大きく、医学部学費ランキングでは3位にまで上昇しています。

今後の医学部の方針次第では、上記2校のほかにも学費の引き下げが行われる可能性も考えられますので、年度ごとの医学部学費ランキングは必ずチェックするクセを身につけておきましょう。

なお、医学部学費ランキングの話題とは少し逸れますが、川崎医科大学医学部によると留年した場合、教育充実費に変更が加えられるとのことです。

上記措置にともなって学費総額についても変更されるともアナウンスされていますので、こちらの点についてもしっかり覚えておいてください。

学費の用意が難しいときは?

奨学金・特待生制度などを利用する

上記の医学部学費ランキングにあるように、私立大学医学部へ進学するためには相当な金額の学費が必要です。

経済的に困窮している家庭などでは、学費の用意が難しいと感じている保護者の方もいるはずです。

しかし、救済制度が設けられている医学部もたくさんありますので、それらを利用することで学費を抑えながら医学部へ通うこともできます。

上記、医学部学費ランキングの中にも記載がありますが、たとえば、順天堂大学では成績優秀者を対象に、授業料などの減免措置が取られています。

そのほかにも、上で紹介している医学部学費ランキングには、各医学部が設置している奨学金制度などの記載がありますので、しっかりチェックしてみてください。

ちなみに、奨学金制度や特待生制度に関しては、当ブログのほかの記事でもまとめていますので上記、医学部学費ランキング以上の情報をお求めの方は、そちらの記事も合わせてご覧ください。

クラウドファンディングで学費を募る

医学部の学費を用意する方法として昨今、注目を集めている方法の一つが、クラウドファンディングを利用するといったものです。

クラウドファンディングとは、お金を必要としている人がインターネットを通じて、不特定多数の人から資金を募る仕組みのことを言います。

インターネットが普及する前の資金調達というと、銀行などからの借り入れが主流でしたが、クラウドファンディングの登場により、以前よりも簡単に多額の資金を集められるようになりました。

まさに、IT全盛期時代の資金調達方法と言えるでしょう。

もちろん、資金を集めるためには本人のプレゼン能力などが問われますが、上手に活用することで、医学部学費ランキングを気にせず、お金を工面することも可能です。

学費を調達するための一つの手段として、頭の片隅にでも置いておいてください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

国内における医学部の学費については、前述のとおりです。

国公立大学医学部の学費は比較的、工面が用意な金額ですが、私立大学医学部の場合は、かなりの金額を必要とします。

上で紹介した私立大学医学部学費ランキングを見れば一目瞭然ですが、数千万円単位のお金がかかりますから、一般的な家庭では用意が難しいはずです。

このことから、学費を含めた諸費用を最小限に抑えたいのであれば、優秀な予備校などで学習し、1度の受験で合格を勝ち取ることこそが最善の策と言えます。

そこで、おすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、独自のメソッドによる学習指導と生活面のサポートを武器に、毎年たくさんの受験生を医学部合格へと押し上げている、医学部受験のエキスパートの予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の取り組みなどについて紹介していきましょう。

13名の講師陣によるチーム指導

京都医塾が最大の強みとしているのが、70名をこえる名うての講師陣です。

これらの講師陣はいずれも経験豊か、かつ指導力バツグンの受験のエキスパート。

ひとたび教壇に立てば卓越した指導力を発揮して、非常に良質な授業を行うことで評判です。

そして当塾では、そんな優れた講師陣が13名で一つのチームとなり、一人の受験生のために一丸となって指導を行います。

これは当塾独自の手法によるものですが、優秀な講師がチームとしてまとまり情報を細かく共有することで、バランスのとれた良質な授業を実現させることが可能です。

また、講師たちは定例会議を通じて受験生の学習状況を逐一チェックして、指導方針のアップデートを図り、常に最適な授業ができる状態をキープしていきます。

担任・副担任制度で生活面もしっかりサポート

当塾では、受験生一人につき2名の講師が担任と副担任となって、生活面のサポートも行っています。

予備校というと勉学第一の印象が強い方もおられるかと思いますが、長い受験シーズンを無事に走りきるためには、生活面のケアも欠かせません。

そこで京都医塾では、上記のように担任と副担任を配置して、週に一度のカウンセリングを実施。

何らかの悩みごとがあれば、きちんとヒアリングをして適切な対処で臨みます。

このように学習面以外でのバックアップも行い、受験生一人ひとりをしっかりフォローしますので、試験当日まで体調もメンタルもキープしたまま走りきることができます。

当塾ならではの高い合格実績

京都医塾の指導方法については、上でもお話したとおりです。

医学部受験を知り尽くした講師陣のチーム指導は、受験生の学力伸長を確かなものとし、目標達成へも大きく近づけさせます。

その証拠に2022年度の医学部受験では、一次試験合格率78%二次試験にあっても68%という驚異的な好記録をマークしました。

この記録は京都医塾が独自に編み出した指導方針と、受験生の方々の努力の結晶が生み出したものですが、当塾の実力を知っていただくための根拠としては十分なものと自負しております。

予備校選びで現在、検討中の人は、たしかな実力と実績を持つ京都医塾に、ぜひお任せください。

まとめ

受験生のみなさんもご存じのとおり、医学部で教育を受けるためには、まとまった金額の学費が必要となります。

6年間にわたる通学に加えて、実習などに使われる諸費用も発生しますから、高額な学費は仕方がないと言えば仕方がありません。

そのため、経済的に苦しい家庭ではお金の工面が難しく、進学するにも大変な苦労がともないます。

このことから、もし学費を含めた諸費用を最小限に抑えたいのであれば、優秀な予備校などで学習し、1度の受験で合格を勝ち取ることこそが最善の策と言えます。

そこで、おすすめなのが医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、独自のメソッドによる学習指導と生活面のサポートを強みに、毎年たくさんの受験生を医学部合格へと押し上げている、医学部受験のエキスパートの予備校です。

当塾のもとで学んでいただければ、合格のためのあらゆる支援を惜しみませんので、一発合格も夢ではありません。

さらに、本人の努力次第では特待生の選抜も十分に狙えますから、学費面の心配も解消へ向かいます。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾こそがうってつけです。

当塾が設けているプログラム「一泊二日医学部合格診断」では、体験授業や合格までのプランニングなどのサービスを無料で提供しております。

京都医塾の雰囲気を味わっていただける格好の機会となりますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。