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【医学部受験】返済不要の奨学金を徹底解説!あなたに見合った制度を見つけましょう!

【医学部受験】返済不要の奨学金を徹底解説!あなたに見合った制度を見つけましょう!

多くの人がご存じのとおり、医学部の学費は高額なものとなっています。

とくに、私立大学医学部ともなると数千万円単位の学費が必要ですから、金銭的な工面に一苦労する保護者の方々は少なくないはずです。

そういった際に利用したいのが、学費などの面で助けてくれる奨学金です。

そして、この奨学金の中には返済不要のものも多数設けられています。

そこで今回の記事では、国内の医学部の中でも、返済不要の奨学金を設置しているところを紹介していきましょう。

返済不要の奨学金は「給付型」

さて、先ほど奨学金について軽く触れたところですが、返済不要の奨学金を得る場合、押さえておきたい点が一つあります。

それは奨学金には、「貸与型」「給付型」の2種類があるということです。

貸与型の奨学金は文字どおり、「貸与」されるものですから受け取った分は、きちんと返済しなければなりません。

一方で、給付型奨学金と呼ばれるものは返済の必要がありませんので、医学部を卒業した後に、何らかの義務が発生するといったことはありません。

そのため、返済不要の奨学金を得るためには、「給付型」なのかどうかを事前にしっかりチェックしてから申請等の手続きに移る必要があります。

医学部が設けている返済不要の奨学金

さて、ここからは医学部が設けている返済不要の奨学金にはどういったものがあるのか、個別に見ていきましょう。

こちらの項では、私立大学医学部と国公立大学医学部にわけて、返済不要の奨学金を掲載しましたので、ぜひ参考にしてください。

私立大学医学部の設けている返済不要の奨学金

まずは、私立大学医学部の設けている返済不要の奨学金から見ていきましょう。

ここでは、各私立大学医学部が設置している返済不要の奨学金を、一覧表にしてまとめました。

▼【私立大学医学部】返済不要の奨学金一覧

大学名 奨学金の名称 特典 選抜方法等 備考
国際医療福祉大学 医学部特待奨学生S ・1年次3,000,000円を給付、並びに入学金1,500,000円を免除。 ・2年次から6年次にかけて、毎年2,800,000円を給付。 ・学寮の寮費を全額給付。 成績評価・及び人物評価。(一般選抜入試上位20位の者が対象) 前年度の成績で上位50位以内に入ることができなかった際は、奨学金給付は打ち切りとなる。
医学部特待奨学生A ・1年次2,500,000円を給付、並びに入学金1,500,000円を免除。 ・2年次から6年次にかけて、毎年2,300,000円を給付。 ・学寮の寮費を全額給付。 成績評価・及び人物評価。(一般選抜入試上位20位の者、及び共通テスト利用入試合格者の中から5名を選抜) 前年度の成績が上位70位以内に入ることができなかった際は、奨学金給付は打ち切りとなる。
埼玉 医科 大学 埼玉県地域枠医学生奨学金 ・初年度納付金から5,500,000円(入学金、医学教育充実特別学納金、初年度実験実習費、初年度施設設備費)を免除。 学校推薦型選抜の合格者から選考。 「貸与」という形ではあるものの、左記免除措置のほかにも、月額20万円が交付される。
埼玉医科大学医学部特別奨学金 ・入学金2,000,000円を免除。 共通テスト利用入試の合格者の中から5名を選考。 「貸与」という形ではあるものの、左記免除措置のほかにも、入学時3,500,000円等が交付される。
慶応義塾大学 学問のすゝめ奨学金(入学前申請) ・6年間、毎年900,000円を給付する。 ・さらに、初年度は上記金額に200,000円を上乗せして給付する。 ・学業成績が優秀と認められた者には、2年目以降は600,000円の増額措置が図られる。 ・慶応義塾大学への入学を強く希望している国内の高等学校出身者(ただし、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県は除外する)で、かつ経済的に困窮している事情にあるもの。 ・上記条件を満たしている者で、学業成績等が優秀であるもの。 左記奨学金については、毎年の申請と審査により継続して受給ができる。
人材育成特別事業奨学金 4年間にわたり、合計8,000,000円を給付する。 一般選抜入試の上位10名を対象とする。
近畿大学 入学前予約採用型給付奨学金制度 年額30万円を給付する。(ただし、給付期間は1年間のみとする) ・近畿大学への入学を強く希望している者で、学業成績が優秀(評定平均4.0以上)であると認められる者。 ・上記条件を満たす者で、近畿大学が定める家計基準を満たす者。

国公立大学医学部の設けている返済不要の奨学金

国公立大学医学部でも、私立大学医学部と同じく返済不要の奨学金を設けているところが数多く存在します。

こちらの項では、そんな国公立大学医学部の中から、京都大学と九州大学の奨学金を引き合いに出して紹介していきましょう。

CFプロジェクト(Create the Future Project)奨学金

「CFプロジェクト奨学金」は京都大学が独自に設けている、返済不要の奨学金制度です。

株式会社ニトリホールディングスの代表取締役会長の似鳥昭雄氏や、建築家の安藤忠雄氏など数々の支援者の手によって創設された制度で、主に経済的に困窮している学生を対象にサポートをしています。

給付額や支給額は学部によって異なりますが、医学部の場合、4年次から6年次にかけて月額50,000円の給付が受けられます。

3年間で総額1,800,000円もの支援が受けられますから、経済的な事情を抱えている人には非常に助かる金額のはずです。

中本博雄賞修学支援奨学金

「中本博雄賞修学支援奨学金」は中本博雄氏の寄付により九州大学に創設された、返済不要の奨学金制度です。

こちらの奨学金制度のもとでは、月額8万円の奨学金の給付が受けられるほか、授業料についても毎学期すべて免除となります。

支援期間については、医学部で6年間ですから留年等しない限りは毎月、返済不要の奨学金を受け取ることができます。

採用人数は10名程度と少数であるものの、大きな支援が受けられますからチャレンジしてみる価値はあるでしょう。

医学部以外の返済不要の奨学金


返済不要の奨学金の中には、上記医学部が設置しているもののほかにも、色々なものがあります。

そこで、こちらの項では日本学生支援機構などが運営している、返済不要の奨学金制度を紹介していきましょう。

日本学生支援機構の奨学金

様々な奨学金で学生を支援している、日本学生支援機構

そんな、日本学生支援機構が設けている奨学金には、返済不要のものもあります。

金額は応募者の世帯年収によっても変化しますが、最大で年間およそ700,000円もの奨学金が、返済不要で受け取れます。

詳細については、日本学生支援機構のホームページ上で公開されているリーフレット(電子版)で確認できますので、興味のある方は一度調べてみてください。

企業系財団が設けている奨学金

返済不要の奨学金の中には、企業系財団が設けているものもあります。

ここでは、その一例として、広島大学の「令和5(2023)年度給付奨学金(企業系財団等)」を取り上げましょう。

上記、奨学金は広島大学を支援する民間団体、もしくは地方公共団体が運営するもので、主に成績優秀者、かつ経済的困窮者の学生を対象に返済不要の奨学金を給付しています。

申請にあたっては、調査書や学業成績証明書、給与支払(予定)証明書、光熱費等の領収書など数多くの書類が必要となりますので、どんな書類を要するのか、しっかり確認したうえで申し込みの手続きをしてください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾


医学部受験に限ったことではありませんが、浪人生活が続けば続くほど、学習費用や生活のためのお金が持続的に発生してしまいます。

そのため、家庭環境によっては多額の出費に耐えられず、受験を断念せざるを得ないといったケースも考えられます。

そうであれば、初期投資こそかかるものの優れた予備校に通い、一発で合格を決めるのが、結果として費用を安く済ませるための策となるのではないでしょうか。

医学部の受験生の方々としても経済的、時間的な面で考えても、予備校などに通い一回の受験で合格を済ませるのが、ベストだと感じている人が多いはずです。

また、予備校で良質な教育を受ければ好成績で受験を突破できるため、返済不要の奨学金を得られる可能性も格段に高まります。

そこで、おすすめなのが医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は開校以来、積み上げてきた受験ノウハウを駆使して、多くの受験生を医学部合格へと導いてきた名門予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾が誇る教育システムや、心身へのサポート体制などを紹介していきましょう。

一発合格を可能にする優れた教育システム

先ほどもお伝えしましたが、医学部受験では敢えて先行投資を行い、一発で合格を決めた方が結果として費用がかからないケースも少なくありません。

京都医塾では、その一発合格を可能にするための様々な取り組みを行い、受験生の指導にあたっています。

たとえば講師陣は一流大学出身者を中心とし、かつ指導のための才覚を有したものだけを選抜して採用。

加えて、学習の要となるカリキュラムについても受験生、個々人の能力に合わせて最適なものを作成して指導に生かしています。

さらに、個人専用となる学習ブースも施設内に設置し、予習や復習に思う存分に集中できる環境を用意しています。

このように、京都医塾では難関の医学部でも一発合格を可能とするための、あらゆる支援体制が整っていますので、安心して当塾をお選びください。

心身の健康にも徹底したフォロー

大学受験はよくマラソンに例えられます。

長い距離を一定のペースを守りながら、さらに苦しみに耐えながら走りきり、栄光のゴールを目指すさまは、受験シーズンの比喩としては非常にわかりやすいものと言えるでしょう。

そんな大学受験ですが心身の健康がきちんと維持されていないと、最後まで走り抜くことができません。

いくら学習能力が高い受験生であっても、身体と心が健全な状態でなければ勉強した内容をしっかり身につけるのは困難と言えます。

そこで京都医塾では、受験生それぞれの健康状態を維持・改善するために、バランスのとれた食事の提供や、上級心理カウンセラーによる相談業務を行っています。

受験シーズンを最後まで走りきるため、できる限りのバックアップで心身の健康を徹底フォローしますので、ゴールテープを切るまできちんと走りきることが可能です。

「一泊二日医学部合格診断」で体験授業をどうぞ

予備校や塾などの教育施設を選ぶにあたっては、施設の設備や雰囲気、そして講師の質など色々な情報を事前に知っておきたいはずです。

とくに保護者様にあっては、それなりの費用を投じてお子さまを送り出すわけですから、相応の環境が整っているところを選びたいところでしょう。

そこで当塾でおすすめしているのが、体験授業などを通じて施設の雰囲気などが味わえる、「一泊二日医学部合格診断」です。

こちらのプログラムは、文字通り一泊二日の日程で当塾の授業などを体験していただき、予備校選びの判断材料として利用していただけるプログラムです。

このプログラムでは上記、体験授業のほかにも合格までのプランニング当塾オリジナルの実力テストなど様々なサービスも行っています。

宿泊費と交通費はすべて京都医塾で負担いたしますので、費用面の心配も不要です。

少しでもご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ


医学部の受験に限らず、浪人生活が続けば続くほど、学習費用や生活のためのお金が持続的に発生してしまいます。

そのため経済的に困窮している家庭では、泣く泣く受験を断念せざるを得ないといったケースも考えられます。

そうであれば、初期投資こそかかるものの優れた予備校に通い、一発で合格を決めるのが、結果的に費用を安く済ませるための策となるのではないでしょうか。

当事者たる受験生の方々としても経済的、時間的な面で考えても、予備校などに通い一回の受験で合格を勝ち取るのが、ベストだと感じている人も多いはずです。

また、予備校で良質な教育を受ければ好成績で受験を突破できるため、返済不要の奨学金を得られる可能性も格段に高まります。

そこで、おすすめなのが医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は開校以来、積み上げてきた受験ノウハウを駆使して、多くの受験生を医学部合格へと導いてきた名門予備校です。

私たちに指導を任せていただければ、適切な学習教育と心身の健康を保つためのフォローで、あなたの夢の実現に向けて徹底リードいたします。

本気で医学部合格を目指す人には、京都医塾こそがうってつけです。

まずは塾の雰囲気を味わえる「一泊二日医学部合格診断」から体験してみてはいかがでしょうか。

宿泊費・交通費など、費用は当塾が負担いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。