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【2023】国公立大学医学部の共通テストの合格ボーダーラインを紹介!

【2023】国公立大学医学部の共通テストの合格ボーダーラインを紹介!

 

国公立大学医学部の進学を希望する人たちが、合格を勝ち取るにあたって避けて通れないのが、共通テストです。

この共通テストは、かつてはセンター試験と呼ばれていたものでしたが、2021年度から導入された新たな試験制度です。

主な評価基準はセンター試験とやや異なるものとなっていますが、いずれにせよ、医学部への合格をはたすためには、この共通テストで高得点を叩き出す必要に迫られています。

しかしながら、ひと口に「高得点」と言っても、いったいどれくらいの点数を取ればボーダーラインへ達せられるのか、気になっている人も多いはずです。

そこで今回の記事では、国公立大学医学部への進学を希望している人へ向けて、合格のためのボーダーラインにまつわる情報をお届けしましょう。

そもそも共通テストにおけるボーダーラインとは?


ボーダーラインに関する情報説明に入る前に、まずは、そもそも共通テストにおけるボーダーラインの基礎知識について学んでおきましょう。

なぜなら、何事を知るにも、事前知識があるのと無いのとでは理解度が異なるからです。

さて、本題ですが共通テストにおけるボーダーラインとは、合格可能性50%を基準として線引きをした数値を指します。

たとえば、ボーダー得点率80%という数値の場合は、共通テストの問題のうち80%を正答していれば、ボーダーラインを突破しており、少なくとも50%の可能性で合格できるという計算となります。

ただし、共通テストの得点に偏りが見られた場合、医学部によっては得点調整を行う場合があるため、注意が必要です。

得点調整は、公平性のあるテストを行うために加えられる措置ですが、この措置が実施された場合、ボーダーラインにも影響が出る可能性もあります。

なお、得点調整の実施の有無に関しては、医学部ごとに発行している募集要項に記載がありますので、志望先の医学部の要項には、各自きちんと目を通しておいてください。

国公立大学医学部の共通テストにおけるボーダーライン

続いて、本記事の主題となる、国公立大学医学部の共通テストにおけるボーダーラインについて見ていきましょう。

こちらの項では、国公立大学医学部のボーダー得点率を引き合いに出して、地域別に各医学部のボーダーラインを表にしてまとめました。

なお、データについては、2020年度から2022年度までの3年分のものを用いています。

北海道・東北地方

大学名 日程 2022年度 2021年度 2020年度
旭川医科大学 前期 75% 82% 84%
後期 79% 85% 88%
札幌医科大学 前期(一般枠) 75% 84% 83%
前期(先進研修枠) 74% 83% 84%
北海道大学 前期 82% 86% 86%
弘前大学 前期(一般枠) 75% 77% 81%
前期(青森県枠) 74% 75% 79%
東北大学 前期 81% 86% 87%
秋田大学 前期 75% 81% 87%
後期(一般枠) 81% 86% 87%
後期(地域枠) 75% 75%
山形大学 前期(一般枠) 76% 80% 83%
前期(地域枠) 72% 80% 83%
後期 82% 85% 90%
福島県立医科大学 前期(一般枠) 76% 80% 80%
前期(地域枠) 73% 80% 84%

関東・甲信越地方

大学名 日程 2022年度 2021年度 2020年度
筑波大学 前期 81% 86% 87%
前期(地域枠-全国) 81% 86% 87%
前期(地域枠-茨城) 81% 86% 87%
群馬大学 前期(一般枠) 76% 83% 85%
前期(地域枠) 76% 83% 87%
千葉大学 前期(一般枠) 83% 88% 89%
前期(地域枠) 83% 88% 89%
後期(一般枠) 86% 91% 92%
後期(地域枠) 91% 92%
東京大学 前期 89% 92% 93%
東京医科歯科大学 前期 84% 90% 91%
後期 88% 94% 95%
横浜市立大学 前期(一般枠) 83% 88% 89%
前期(地域枠) 83% 88% 89%
前期(診療科枠) 83% 88% 89%
新潟大学 前期 77% 85% 86%
山梨大学 後期 86% 87% 89%
信州大学 前期 76% 83% 85%

東海・北陸地方

大学名 日程 2022年度 2021年度 2020年度
富山大学 前期 76% 82% 83%
後期 89% 88%
金沢大学 前期 77% 82% 84%
福井大学 前期 76% 81% 83%
後期 81% 86% 88%
岐阜大学 前期 74% 80% 85%
後期 80% 89% 90%
浜松医科大学 前期(一般枠) 74% 80% 85%
前期(地域枠) 74% 82% 86%
後期(一般枠) 79% 90% 86%
後期(地域枠) 79%
名古屋大学 前期 82% 87% 88%
後期(地域枠) 83% 89% 90%
名古屋市立大学 前期 77% 84% 87%
三重大学 前期(一般枠) 77% 83% 84%
前期(地域枠) 77% 83% 84%
後期 83% 88% 88%

近畿地方

大学名 日程 2022年度 2021年度 2020年度
滋賀医科大学 前期(一般枠) 75% 83% 83%
前期(地域枠) 75% 83% 83%
京都大学 前期 86% 90% 91%
京都府立医科大学 前期 76% 82% 84%
大阪大学 前期 85% 89% 89%
大阪公立大学 前期(一般枠) 81%
前期(大阪府枠) 81%
大阪市立大学 前期(一般枠) 87% 88%
前期(大阪府枠) 87% 87%
神戸大学 前期 82% 88% 89%
奈良県立医科大学 前期 75% 83% 86%
後期 82% 88% 89%
和歌山県立医科大学 前期(一般枠) 75% 82% 83%
前期(県民枠) 75% 82% 83%

中国・四国地方

大学名 日程 2022年度 2021年度 2020年度
鳥取大学 前期(一般枠) 76% 83% 83%
前期(鳥取枠) 76% 83% 83%
前期(兵庫枠) 76% 83% 83%
前期(島根枠) 76% 83% 83%
島根大学 前期(一般枠) 75% 83% 85%
前期(県内枠) 76% 82% 85%
岡山大学 前期 80% 86% 88%
広島大学 前期 79% 83% 84%
山口大学 前期 75% 83% 84%
後期(全国枠) 83% 85% 89%
後期(地域枠) 82% 82% 82%
徳島大学 前期 75% 85% 82%
香川大学 前期(一般枠) 76% 82% 84%
前期(地域枠) 76% 81% 82%
愛媛大学 前期 76% 82% 84%
高知大学 前期(一般枠) 75% 80% 83%
後期(地域枠) 75% 80% 80%

九州・沖縄地方

大学名 日程 2022年度 2021年度 2020年度
九州大学 前期 82% 86% 89%
佐賀大学 前期 76% 81% 83%
後期 81% 87% 87%
長崎大学 前期 75% 83% 84%
熊本大学 前期 77% 82% 85%
大分大学 前期(一般枠) 74% 80% 82%
前期(地元) 71% 81%
宮崎大学 前期 74% 82% 84%
後期 77% 86% 87%
鹿児島大学 前期 75% 82% 83%
後期 80% 87% 87%
琉球大学 前期 75% 81% 84%
後期 79% 85% 86%

国公立大学医学部の共通テストにおけるボーダー得点率は、2020年度から2022年度にかけて低下傾向が見られます。

しかしながら、以前として70%台から80%台のきわめて高水準の、ボーダー得点率を求められていることに変わりはありません。

とくに後期日程ともなると、前期日程と比較してもさらに高いボーダーラインを越える必要があることから、後期日程まで戦い抜くという覚悟の人は、より一層の努力が必要です。

国公立大学医学部の共通テストを受ける際の注意点


国公立大学医学部の共通テストを受けるにあたって注意しておきたいのが、医学部によっては、志望理由書などの書類の提出を求められる場合があることです。

たとえば、2022年度における前期日程では、弘前大学や東京大学、熊本大学など様々な医学部で志望理由書の提出を求めています。

また、志望理由書のほかにも医学部によっては、自己評価書や自己紹介書、志願者履歴など多種多様な書類の送付が必要となりますので、こういった点についても募集要項を確認して、提出漏れのないように留意してください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

ここまでは、国公立大学医学部のボーダー得点率にまつわる情報について詳しく見てきました。

繰り返しになりますが、全体的な傾向としては2020年度から2022年度にかけては、ボーダー得点率の低下が見られています。

しかしながら、低下傾向にあるといっても依然として、70%台から80%台後半の高水準のボーダーラインが設けられていることには変わりありません。

さらに言うと、こういった傾向が今後も続く保証は一切なく、次年度の共通テストによっては上昇に転じる可能性は十分に考えられます。

このことから、受験生の方々の中には、充実した支援をしてくれる予備校へ通い、合格をより確実なものにしたいと考えている人も、多いのではないでしょうか。

そういった方々の大きな味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾はオリジナルのカリキュラムや、後期日程までの徹底支援などを強みに、毎年高い実績を打ち立てている名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の取り組みについて紹介していきましょう。

常に更新されるオリジナルのカリキュラム

言うまでもありませんが、受験生は個々人で能力が異なります。

特定の科目が得意な人もいれば、苦手な人もいるのは人間である以上当たり前のことです。

そのため、受験生全員に同一のカリキュラムで指導していては、各人の学力向上にバラつきが出てしまい、効率的な授業にはなり得ません。

そこで京都医塾では、受験生の方が入塾された際に、「オーダーメイドカリキュラム」と呼ばれる、その人の能力に最適化されたカリキュラムを作成し、授業を進めていきます。

しかし、このオーダーメイドカリキュラムが本領を発揮するのは、個人に合わせて作成される部分だけではありません。

同カリキュラムは、受験生の学力の伸長具合に合わせて、常にアップデートを繰り返していきます。

たとえば、当初は得意だった科目が伸び悩み気味になっている場合などは、担任や科目を担当する講師たちで会議を実施し、改善案を導き出します。

このように、京都医塾では個々人に見合ったオリジナルのカリキュラムを使用していることに加えて、常にアップデートを繰り返すことで、その人の学力伸長の効率化を図っているのです。

後期試験まで寄り添う当塾ならではの支援体制

国公立大学医学部の受験生の方々の中には、前期日程のみならず後期日程まで頑張りを見せてくれる人も大勢います。

そんな受験生の方々に対しては、私たちとしても最大限のサポートをしたいと心から願ってやみません。

そして、そういった方々へできる限りのフォローをするときこそ、私たちの真価が問われるときであるともとらえています。

そこで当塾では、最後まで戦い抜くという意気込みの方々に対しては、後期日程の試験日まで徹底的な指導を行い、極限まで学力のブラッシュアップを図ります。

これまでの重要事項の振り返りや失敗したところの再確認など、私たちの思いつく限りのバックアップであなたを合格まで導きますので、後期日程を視野に入れている方でも安心して当塾をお選びください。

ご希望に合わせた生活環境を提供

受験勉強を進めるにあたって重要なのが、生活環境が自分に適しているかどうかです。

自分に適していない生活環境での学習では効果がなかなか得られず、勉強の進捗にも暗い影を落としかねません。

京都医塾では、そのような事態を回避するために、学寮を用意して受験生の方々をお迎えしています。

こちらの学寮は、校舎から徒歩5分程度の好立地にあるほか、家具家電もひと通り揃っていますので、生活にも何ら困ることもありません。

しかしながら、入塾される方の中には、「寮生活なんてしたことないけど大丈夫かな」と不安を持つ方もおられるかと思います。

そういった方に対しては、上記学寮のほかにも、ご希望に沿った近隣物件を探してご提案するサービスも行っています。

このように、生活環境にまつわる各種サポートも万全の態勢で行っておりますので、なにか不安な点がありましたら遠慮なくご相談ください。

まとめ


国公立大学医学部の合格を勝ち取るためには、各医学部のボーダー得点率を越えられるか否かが、一定の基準となります。

そして、このボーダー得点率の全体的な傾向としては2020年度から2022年度にかけては、若干の低下が見られています。

とは言え、低下傾向にあるといっても依然として、70%台から80%台後半という高水準のボーダー得点率が基準となっている事実には、変わりありません。

さらに言うと、こういった傾向が今後も続く保証は一切なく、次年度の共通テストによっては、ボーダー得点率が上昇に転じる可能性は十分に考えられます。

このことから、受験生の方々の中には医学部受験に特化した予備校へ通い、合格をより確実なものにしたいと考えている人も、多いのではないでしょうか。

そういった方々の大きな味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾はオリジナルのカリキュラムや、後期日程までのサポートなどを強みに、毎年高い実績を打ち立てている名門の予備校です。

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