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医学部志望は個別指導予備校に通うべき?個別指導の特徴について解説!

医学部志望は個別指導予備校に通うべき?個別指導の特徴について解説!

塾・予備校の指導形式は大きく分けて集団指導個別指導の二種類がありますが、医学部受験を控える受験生にとってはどちらが良いのでしょうか。

今回の記事では、個別指導について取り上げ、その特徴を詳しく解説していきます。

おすすめの予備校もご紹介するので、予備校選びの参考にしてみてください。

医学部受験の特徴

まずは医学部受験が他の学部とどのような点で異なるのか、その特徴を見ていきましょう。

医学部は偏差値も倍率も高い

1つめは、偏差値も倍率も桁違いに高いことです。

特に偏差値に関しては、同じ大学の他学部と比べても圧倒的に高く、偏差値データを見た際には本当に同じ大学かと驚く人も多いでしょう。

医学部は将来的に人々の命を預かる医師として必要な素養を学生に身につけさせる必要があるため、学生1人あたりにかける教育の労力が大きくなります

そのため多くの学生を医学部へと迎える余裕は大学になく、定員が絞られているため競争率が上がり、必然的に偏差値も上がるのです。

難関を突破するにはより効率よく学習する必要があります。

上昇していた医学部志向も近年は落ち着きを見せている

2014年までは、定員が増枠されたこともあり、医学部の志願者は年々増加していました。

しかし、2015年度以降は6年連続で志願者が減り、医学部の人気も徐々に沈静化を見せつつあります。

しかしながら、受験生に求められる学力レベルは依然高く、今後も激しい競争が行われる見込みです。

大学よって多種多様な出題傾向

皆さんも医学部系と銘打った問題集が市販されているのを見かけたことがあるかと思いますが、実際は医学部だからこういう出題傾向があるというよりも、他の学部と同様に大学によって出題傾向が大きく変わるものです。

世間では医学部はレベルが高いといった抽象的な表現が多用されますが、医学部だからといって難しい問題が集中的に出されるといったことはありません。

むしろ高校範囲の学習内容について本質を押さえ、確かな理解に基づいて標準問題をきちんと解くことができれば合格点を取ることは十分に可能です。

個別指導のメリット

ここでは医学部を受験するにあたって、個別指導を利用する利点について考えましょう。

一昔前までは、集団授業についていけない生徒が個別に通うなどと言われていたこともありますが、今ではまったく事情が異なり、もっとポジティブな理由で個別が選ばれる時代になってきています。

自身の苦手科目に徹底的に向き合える

第一に、個別指導の特長は生徒の理解度や得意不得意に応じて勉強が進められる点です。

集団授業では、分からないところが出てきた際に質問ができず、結局解決しないまま家に帰ってくる受験生も少なくないかと思います。

授業中にガツガツ質問できればいいのですが、多くの生徒はそうやって質問するのが億劫でしょう。

たまに、その場の生徒全員がハッとさせられるような質問が飛び出すこともありますが、1人の疑問を解消するためにみんなの時間をあまり多く使ってしまうと、集団授業の趣旨としても良くありません。

その一方で、個別指導の場合は疑問が生じたらすぐに講師に質問することができます。

何も気を揉む必要はありません。

やはり自分自身が消化できていない項目にじっくりと向き合えるのが個別指導の大きな強みといえるでしょう。

志望大学に合わせた対策

次に、ひとりひとりの志望校に合わせて対策を絞ることができるのも個別指導の強みです。

実際、大手予備校にて志望校の名前を冠したコースに申し込んでも、クラスは志望校ではなく学力テストの成績によって割り振られ、自分とは別の大学を目指す人たちと一緒に授業を受けていたという意見が見受けられます。

自分の志望校に特化した授業を求めている方にとっては、集団授業の予備校は少し方針が合っていないかもしれません。

一方で、個別指導の場合、最初から生徒の志望校に合わせた対策ができますし、夏のオープンキャンパスなどを見に行って途中で別の大学へ行きたくなっても変更は利きます

また、講師の立場からみても、個別指導の方が生徒の志望校に合わせた指導がしやすくなります。

講師とのコミュニケーションが取りやすい

個別指導のメリットとして最後に挙げるのは、講師にいつでも相談できる環境が整っていることです。

勉強の疑問点をすぐに解決できますし、また勉強以外の相談もしやすくなっています。

不安を感じやすい方にとっては、講師に親身に話を聞いてもらえるだけでも十分に個別指導の予備校に通う価値があるといえます。

加えて学習状況の報告など、保護者へのサポートが手厚い場合も多く見受けられます。

医学部合格を目指すうえで、保護者の方も不安を感じている場合が多いのです。

実際、生徒自身よりもヤキモキされている親御様も少なくありません。

個別指導では、生徒と保護者の不安にまで寄り添えるのです。

個別指導のデメリット

前章では個別指導のメリットを述べてきましたが、当然デメリットも理解しておく必要があります。

結局どちらが良いのか悩む方もいるかもしれませんが、どの予備校も受験生を合格へと導くために全力で取り組んでいるため、良い・悪いの2択で判断できるものではありません。

大切なのは自分に合った予備校を選ぶために個別指導・集団指導の持ち味をきちんと理解しておくことなのです。

それでは個別指導のデメリットを考えていきましょう。

学費が高くなりがち

個別指導は集団塾と異なり、講師1人あたりの人件費を少数の生徒で負担する必要があるため、学費は高くなる傾向にあります。

授業の進度が生徒によって左右される

生徒一人ひとりが納得するまで学習に向き合えるのは個別指導のメリットで触れましたが、それがかえって良くない場合もあります。

自分の納得感を大切にしすぎて、入試に必要な学習ノルマを十分にこなせないおそれがあるためです。

ここで予備校を選ぶ際に意識すべきポイントをご紹介します。

それは、力の入れどころをきちんと教えてくれる講師を見極めることです。

みなさんの疑問にとことん向き合ってくれる先生も非常に頼りがいがあると思いますが、受験勉強に割くことのできる時間は無限ではありません。

自分のレベルに合わせた授業をしてくれるからといって、それが無条件に自分に合っているとはいえないのです。

モチベーションが保ちづらい

個別指導は他の受験生と関わる機会が少なく、同じ環境にいる仲間とコミュニケーションをとりづらいといった側面をもちます。

一方、集団指導では他の生徒と切磋琢磨しながら勉強ができる環境が整っているため、勉強への意欲や競争心が保ちやすいという人も多いです。

個別指導と集団指導の強みを併せ持つ京都医塾

個別指導のメリット・デメリットを理解したとはいえ、個別指導と集団指導のどちらに通うべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで、医学部を目指す受験生におすすめしたい予備校があります。

医学部専門予備校の『京都医塾』です。

京都医塾は、医学部専門予備校でありながら個別指導と集団指導のメリットを兼ね備えています

ここでは具体的な取り組みをご紹介していきます。

週1回のカウンセリング

受験生は常にプレッシャーと闘っています。

京都医塾では生徒と毎週カウンセリングを行い、一緒に不安を解消する姿勢をとっています。

スタッフも受験の大変さは経験しています。

だからこそ、これから受験をするみなさんの気持ちに寄り添って合格を目指していこうと考えているのです。

生徒に合わせてカリキュラムを柔軟に変更

受験に限らず、誰にでも得意・不得意はあるものです。

そのため、画一的な学習カリキュラムでは全員の成績を伸ばすことは困難です。

自分に合っていない学習をいくら頑張っても無駄な努力となってしまいます。

京都医塾は生徒のみなさんに合った学習計画を立てることで、受験までの1年間という限られた時間を最大限活用できるよう取り組んでいます。

年5回の三者面談

受験生本人のみならず、それを見守る保護者様も受験が終わるまでは心が休まらないことでしょう。

京都医塾では年5回の三者面談を行うことで、学習の進捗を共有したり、受験情報を提供したりして保護者様が安心してお子様の受験を見守ることのできるようサポートをしています。

受験生本人だけでなく、保護者様へのサポートも忘れません。

京都医塾では個別指導のデメリットもカバー

特筆すべき点が、京都医塾では個別指導のデメリットまでもカバーしていることです。

適宜少人数の集団授業をカリキュラムに取り入れることで、仲間とともに高めあっていける環境を提供し、生徒のモチベーション維持や授業進度のコントロールを行うことにより、これまで数多くの医学部合格者を輩出してきました。

京都医塾の講師陣は、自らも医学部受験の経験があるからこそ受験生の悩みやすいポイントをよく理解しています。

これから医学部を目指すみなさんにとって京都医塾が心強い味方となれるよう日々指導に取り組んでいるのです。

まとめ

今回の記事では、医学部を目指すために知っておくべき個別指導の特徴を考えてきました。

まず医学部受験の特徴を押さえた上で、個別指導のメリット・デメリットに具体的に触れてきました。

こうした背景があるからこそ、京都医塾ではみなさんの能力を最大限伸ばせるように、集団授業を必要に応じて取り入れるなど柔軟な指導を行い、個別指導のデメリットをカバーした指導を実現してきました。

医学部受験に求められる能力を把握し、自分と志望校との間にあるギャップを埋めるために最適な学習環境を選ぶことが大切です。

自分に合った環境を選び、合格までの道を歩んでいきましょう。