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【香川大学医学部】受験生必見!偏差値や倍率などの難易度や入試情報、大学の特徴について徹底解説!

【香川大学医学部】受験生必見!偏差値や倍率などの難易度や入試情報、大学の特徴について徹底解説!

 

穏やかで美しい讃岐平野地域に位置する、香川大学医学部。

香川大学医学部は、40年あまりの歴史の中で、約5,000名もの医師を社会に送り出してきました。

地域医療への貢献はもちろんのこと、世界的な研究に携わる人材も輩出するなど、功績を数えれば枚挙にいとまがありません。

そんな香川大学医学部には、未来の医師を夢見て数多くの若者が受験に挑戦します。

そこで今回の記事では、香川大学医学部の入学希望者の方に向けて、同医学部の受験情報を紹介していきます。

香川大学医学部の基本情報

最初に、香川大学医学部の基本情報について確認していきましょう。

こちらの項では、香川大学医学部のキャンパスの場所とアクセス方法、医学部の定員数や入試にまつわる概要を説明していきます。

キャンパスの場所

香川大学医学部のキャンパスは、香川県木田郡三木町に所在しています。

バスで向かう場合は、JR高松駅より「ことでんバス大学病院線」の7番乗り場で乗車してください。

およそ40分でキャンパスへ到着します。

自家用車を利用する場合は、「さぬき三木インターチェンジ」または、「高松東インターチェンジ」で下りてください。

いずれのインターチェンジで下りた場合も、南方へ5分ほど進んだところでキャンパスが確認できます。

定員数

香川大学医学部医学科の在籍者数は、703人です。

同じ四国の徳島大学医学部の731人よりは在籍者数が下回るものの、愛媛大学医学部の698人と比較すると若干、人数が多くなっています。

また、2023年度における同医学科の募集人員は114名と公式発表されています。

入試情報

2023年度における香川大学医学部医学科の入試方法には、一般選抜(前期日程)と学校推薦型選抜Ⅱ、第2年次編入学、加えて私費外国人留学生、国際バカロレア選抜の5つの入試方法があります。

ここでは、それぞれの試験日の日程と募集人数について解説していきましょう。

一般選抜(前期日程)

一般選抜では、共通テストを利用して判定が行われます。

2023年度の試験日は、同年の2月25日から26日にかけて実される予定です。

募集人数は調整がなされ、地域枠9人を含む計79人となっています。

学校推薦型選抜Ⅱ

学校推薦型選抜Ⅱの2023年度の試験は、2022年11月19日に実施されています。

こちらの募集人数は、地域枠5人を含む30人でした。

みなさんもご存じのとおり、推薦入試では面接で評価がなされますが、香川大学医学部では志願者数に応じて面接日が翌日にわたることがありますので、宿泊施設などの手配など各種準備に関しては余裕を持って行っておきましょう。

第2年次編入学

第2年次編入学の2023年度の試験は、一次選考が2022年6月4日に行われ、二次選考が同年7月3日に実施されました。

募集人数は5人と非常に狭き門になっていますが、合格発表が6月、もしくは7月という早い段階にかけて行われるというメリットがあります。

ただ、TOEICの基準スコアを満たす必要があったりするなど、出願に関するハードルが高いというデメリットもあるのが難点です。

募集要項の詳細は、大学のHPで確認できますので、興味のある方は確認してみてください。

私費外国人留学生

私費外国人留学生は、その名のとおり外国人留学生を対象とした試験制度です。

2023年度の試験は、同年2月25日から26日にかけて実施される見込みとなっています。

募集人数は「若干人」とされており、詳細は発表されていません。

試験については、学力試験と小論文、面接が課されます。

受験の際は、「日本留学試験受験票」が必要となりますので、忘れずに持参してください。

国際バカロレア選抜

国際バカロレア選抜は、国際バカロレア資格証明書などを有している人を対象とした募集枠です。

2023年度における試験は、同年2月25日から26日にかけて実施される予定となっています。

選抜については、書類審査と面接、学力検査の成績の総合的な評価で行われます。

香川大学医学部の入試難易度

続いて、香川大学医学部の入試難易度についても見ていきます。

こちらの項では、偏差値と入試倍率を例に出して難易度の解説をしていきましょう。

偏差値

2022年度における香川大学医学部の偏差値は60.0となっており、国公立大学の医学部の中では難易度は低い部類に入ります。

同程度の偏差値の大学としては、札幌医科大学や秋田大学、山形大学、徳島大学、香川大学などがあげられるほか、ワンランク上の医学部としては、大分大学や佐賀大学、福島県立医科大学、琉球大学などがあげられます。(いずれも前期日程の偏差値のみを参照)

倍率

次に、倍率についても確認していきましょう。

ここでは、香川大学医学部医学科における2020年度から2022年度までの試験の倍率を、下記表にまとめました。

▼香川大学医学部医学科の入試データ
・2020年度

入試日程倍率募集人数志願者数受験者数合格者数
前期(一般枠+地域枠)4.65928724162
後期16.02543316327

・2021年度

入試日程倍率募集人数志願者数受験者数合格者数
前期(一般枠+地域枠)4.87938233180

・2022年度

入試日程倍率募集人数志願者数受験者数合格者数
前期(一般枠+地域枠)6.87952026781

香川大学医学部医学科では、2021年度の入試から後期日程が廃止となっています。

しかも、2022年度では、前年度よりも倍率が向上し難易度がアップしているため、受験生にとっては悩ましい状況が続きます。

そのため、受験に際しては、一切の手抜かりをせず着実に実力を伸ばしていきましょう。

香川大学医学部の特徴

香川大学医学部を志望している人にとっては、同学部の特徴についても興味、関心があるはずです。

そこで、ここでは、香川大学医学部の持つ特徴の中でも代表的なものを2点取り上げて解説していきましょう。

国際交流・国際貢献に積極的

香川大学医学部では2009年に国際交流指針を設け、その後少しずつアップデートをしながら、海外の大学との交流を深める方針を取っています。

広く浅く交流をするよりも、狭く深く交流活動に集中するよう心がけているのが、他大学と大きく異なる点です。

ASEAN諸国や中国、韓国、台湾の大学を中心に、研究機関などと綿密な結びつきを維持し、国際交流と国際貢献の両方を行っています。

ちなみに、協定校への交換留学では香川大学へ授業料を支払うことから、留学先の大学へ授業料を支払う義務が課されません。

さらに、取得した単位は本学の単位として認定されるというメリットもあります。

充実した学習環境

充実した学習環境を用意して学生を教育していることも、香川大学医学部の特徴の一つです。

たとえば、講義や臨床実習などは基本的に少人数制の授業を実施して、医師として必要とされる知識や技術をじっくり身につけられるよう配慮しています。

とくに、「臨床医学実習」においては、すべての症例について個々人が納得いくまで討論を重ねて、理解を徹底的に深めるよう促しています。

こうした議論の積み重ねは、将来的に医師として現場に立つ際の大きな糧になると、学生からも好評です。

また、同大学では、医学科と看護学科、臨床心理学科が同じキャンパス内で学習をしています。

こういった環境は、これからの医療に求められる、多職種連携のチーム医療を進行するうえでのよい経験になるはずです。

香川大学医学部の入試情報

続いて、香川大学医学部の入試情報についても見ていきましょう。

入試科目と配点

まずは、入試科目と配点に関する説明です。

共通テスト

最初に、共通テストの解説から入ります。

各学科の入試科目と配点を下記表にまとめましたので、ご覧ください。

【医学科・一般枠】

教科英語数学国語理科地歴・公民合計
配点100100200200100700

【医学科・地域枠】

教科英語数学国語理科地歴・公民合計
配点100100200200100700

2023年度における一次試験の科目と配点は、前年度を踏襲する模様です。

医学科における地域枠の出願は、合格後の入学を確約できる人で、かつ香川県内の高校出身者のみが対象となりますので注意してください。

二次試験

次に、二次試験の解説に移りましょう。

【医学科・一般枠】

教科英語数学理科面接合計
配点200200200100700

【医学科・地域枠】

教科英語数学理科面接合計
配点200200200100700

医学科の二次試験では、英語と数学、理科、面接が課されます。

面接では、専門的なことを質問されることもありますので、十分な訓練をしておくようにしましょう。

合格のボーダーラインは?

香川大学医学部の各学科における、合格のボーダー得点率についても見ていきましょう。

香川大学医学部医学科のおける2020年度のボーダー得点率は84%、2021年度が82%、そして2022年度が76%となっています。

全体を通して見た場合、下降傾向にありますが、医学部入試では難問がいくつも飛び出す過酷な戦いを強いられることになります。

得点率を見て楽観視せず、日ごろの努力の積み重ねをおろそかにしないよう心がけてください。

香川大学医学部を目指すなら京都医塾

医学部受験において、多くの人の悩みのタネとなるのが、学習をどうやって進めていくかという問題です。

香川大学医学部は国公立大学の医学部の中では比較的、入学しやすい部類に入りますが、それでも医学部の試験では難問や奇問が飛び交うため念入りな対策が必要となります。

そのため、予備校などの教育施設に通い、しっかりとした準備を整えたいと考えている人も多いでしょう。

そういった人におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、医学部受験に特化したカリキュラムを用いた指導方法で、これまでに多くの受験生を医学部へと羽ばたかせてきました。

ここから先は、そんな京都医塾が誇る指導内容について紹介していきましょう。

教科ごとのレベル別カリキュラム

京都医塾では、受験生のレベルに合わせて独自のカリキュラムを組んで、授業を行っています。

これはオーダーメイドカリキュラムと呼ばれるものですが、入塾時に行われる実力テストやヒアリングによって一人ひとり別のものが作成されます。

各人の実力に合わせて作られる、世界でたった一つのカリキュラムですから、レベル別の最適な指導を受けることができるのです。

完全1対1個人授業×レベル別集団授業

一般的な医学部専門予備校では、1対1の授業を重視している傾向が多く見られます、

しかし、京都医塾では、個人授業と集団授業の両方のメリットを生かすため、双方の授業方式をバランスよく取り入れて指導を行っています。

個人授業では、生徒一人ひとりの習熟度に合わせて弱点を克服し、さらに集団授業では受験生同士の競争心理を利用して、緊張感と危機感をほどよく刺激するというわけです。

勉強だけに集中できる環境が整っている

みなさんもご存じのとおり、医学部に合格するためには、気の遠くなるような学習量が必要です。

そのため、限られた時間を大切に使いながら、質の高い勉強を進めていかなければなりません。

そのことを強く知る京都医塾では、受験生が勉強だけに集中できるよう、個人専用の勉強ブースを用意して最大限のサポートを行っています。

さらに、受験にまつわるスケジューリングや出願作業のサポートなども行いますので、時間という重要資源を最大限、有効利用することができます。

まとめ

40年あまりの歴史の中で、5,000名以上の医師を世に送り出してきた香川大学医学部。

地域医療の下支えはもちろんのこと、世界的に活躍する医師など数多くの人材を輩出しています。

そんな香川大学医学部には毎年たくさんの入学希望者が受験をしますが、難関学部である以上、常にハイレベルな競争となります。

そのため、受験を勝ち抜き晴れて合格をするためには、効率的かつ高品質な学習が欠かせません。

京都医塾では、この二つの命題をクリアするため、優秀な講師陣カリキュラムを用意して受験生のみなさんを迎えています。

受験勉強だけに集中できる環境で日々を過ごせますから、合格の可能性も飛躍的に高まります。

本気で香川大学医学部に合格したい方には、京都医塾がおすすめです。

資料請求や電話相談は常時受付中ですので、ぜひ一度お問い合わせください。