医学部専門予備校 京都医塾 » 医学部受験コラム » 入試情報 » 【関西】医学部に強い中高一貫校はどこ?2025年の医学部合格高校ランキングから徹底解説!

医学部受験コラム

【関西】医学部に強い中高一貫校はどこ?2025年の医学部合格高校ランキングから徹底解説! 

【関西】医学部に強い中高一貫校はどこ?2025年の医学部合格高校ランキングから徹底解説! 

 

将来、医学部に進学したいという思いから、中学校受験に励む人もいるのではないでしょうか。

関西で医学部を目指すなら、どの中高一貫校が医学部合格に強いのか気になるでしょう。

そこで今回の記事では、中高一貫校の強さの理由や関西の医学部合格高校ランキングについてまとめました。

中高一貫校が医学部に強い理由


関西で医学部に強い高校は、中高一貫校がほとんどです。

では、なぜ中高一貫校はこれほど医学部合格に強いのでしょうか。

この項では、関西の中高一貫校の強さの理由について解説します。

高2までに高校課程をほぼ履修

中高一貫校は高校受験がないため、高校進学のタイミングで学習カリキュラムが分断されることがありません

中学3年生のときに公立校で高校受験対策をしている間に、中高一貫校では高校の内容の勉強を進めています。

6年間という一貫教育の中で大学受験に向けたカリキュラムが組まれており、高校2年生までに高校課程を終えられるため、高3は丸1年を受験対策に充てられます

これが医学部合格者が多い理由の一つです。

医学・薬学コースが設けられている

中高一貫校では、生徒の希望に合わせたコース分けを行っている学校が多くあります。

多数いる生徒の中から難関大学や医学部受験を目指す生徒を集めることで、早期に基礎を固めて応用力養成に力を入れることができます。

洛南高等学校の「空パラダイムコース」では、高校課程の履修範囲を早期に完成させてハイレベルな演習に取り組んでいます。

同じ医学部を目指す仲間同士で励まし合って勉強できる環境も、有利な点といえるでしょう。

医療現場の見学や実習によって医師になる意欲が高まる

中高一貫校で設けられている医学部特進コースでは、医師になる意欲が高まる環境が整えられています。

カリキュラムの中に早期から医学に触れる機会を組み込むことで、医学部受験に対するモチベーションを高く保つことができます

四天王寺高等学校では中学校1年生から「医志コース」を設置し、医師を目指す生徒を対象に理数に強くなるカリキュラム編成など、医学部受験に力を入れている点が特徴です。

また、医学部に進学した先輩たちの体験談を聞くことで、医師として働くイメージができ、合格への道筋を描きやすくなります。

【関西】2025年の医学部合格者数高校ランキング


ここまでは、関西で医学部に強い高校の特徴について解説してきました。

ここからは、2022年の入試結果から医学部の合格者数の上位校について紹介していきましょう。

国公立大学医学部の合格高校ランキング

ここまでは、関西で医学部に強い高校の特徴について解説してきました。

ここからは2025年度の入試結果から、医学部の合格者数が多い高校について紹介していきましょう。

国公立大学医学部の合格者数高校ランキング 

まずは、国公立大学医学部への合格者数が多い高校について見ていきましょう。

順位高校名(所在地)学校種別中高一貫校国公立大合格者数(人)
1東大寺学園(奈良)66
2洛南(京都)61
3甲陽学院(兵庫)59
4灘(兵庫)58
5西大和学園(奈良)55
6大阪星光学院(大阪)42
7四天王寺(大阪)42
8洛星(京都)37
9北野(大阪)34
10智辯学園和歌山(和歌山)34
11清風南海(大阪)32
12高槻(大阪)30
13白陵(兵庫)26
14須磨学園(兵庫)24
15帝塚山(奈良)22
16膳所(滋賀)21
17西京(京都)17
18大阪桐蔭(大阪)17
19清風(大阪)17
20六甲学院(兵庫)17
21洛北(京都)15
22天王寺(大阪)15
23堀川(京都)13
24奈良学園(奈良)13
25大阪教育大学附属高等学校池田校舎(大阪)11
26神戸(兵庫)11
27金蘭千里(大阪)10
28明星(大阪)10
29奈良(奈良)10
30淳心学院(兵庫)9

※表中の〇印は私立、◇印は国立、◆は公立、☆印は中高一貫校を表します。

※上記は2025年度入試に基づく集計で、防衛医科大学校は除外しています。

※出典:大学通信ONLINE

私立大学・大学校医学部の合格者数高校ランキング 

続いて、私立大学および大学校(防衛医科大学校など)医学部への合格者数が多い高校について見ていきましょう。

順位高校名(所在地)学校種別中高一貫校私立大合格者数(人)
1四天王寺(大阪)107
2洛南(京都)60
3甲陽学院(兵庫)59
4帝塚山(奈良)58
5西大和学園(奈良)56
6高槻(大阪)54
7智辯学園和歌山(和歌山)52
8灘(兵庫)51
9清風南海(大阪)35
10洛星(京都)33
10清風(大阪)33
11大阪星光学院(大阪)32
12白陵(兵庫)31
12東大寺学園(奈良)31
13大阪桐蔭(大阪)29
14神戸海星女子学院(兵庫)28
15開明(大阪)27
16明星(大阪)26
17奈良学園(奈良)25
18北野(大阪)23
18金蘭千里(大阪)23
19同志社(京都)21
19須磨学園(兵庫)21
20天王寺(大阪)19
21京都女子(京都)18
22大阪教育大学附属高等学校池田校舎(大阪)17
23立命館(京都)15
24膳所(滋賀)14
24西京(京都)14
24帝塚山学院泉ヶ丘(大阪)14
24三田学園(兵庫)14
25滝川(兵庫)13
25神戸大学附属中等教育学校(兵庫)12
25淳心学院(兵庫)12

※表中の〇印は私立、◇印は国立、◆は公立、☆印は中高一貫校を表します。
上記は2025年度入試に基づく集計で、各高校から提供された医学部合格者数データに基づいています。(一部調査中の学校を除く)
合格者数には浪人生を含み、同一人物の重複合格も含まれています。

※出典:大学通信ONLINE

関西で医学部に強い中高一貫校

ここまで、関西の国公立大学医学部と私立大学医学部それぞれの合格者数が多い高校ランキングを見てきました。

以下では、関西の医学部に強い中高一貫校5校を紹介します。

灘中学校・灘高等学校 

灘中学校・灘高等学校は、兵庫県神戸市にある私立の男子校です。

2025年度では国公立大学医学部に58人、私立大学医学部に約51人もの合格者を輩出しています

併用型の中高一貫校で、高校からの入学も可能ですが、中学校入試と高校入試のどちらの偏差値も非常に高い難関校といえます。

灘中学校・高等学校は難関大学への合格実績が多く、全国トップレベルの学力を誇る学校です。

(出典:大学通信ONLINE

洛南高等学校・附属中学校 

洛南高等学校・附属中学校は、京都府京都市南区にある共学の私立校です。

2025年度では、国公立大学医学部に61人、私立大学医学部にも約60人という多数の合格者を輩出しています。

洛南高等学校・附属中学校は小学校も併設している小中高一貫校ですが、高校入試があるため高校からも入学が可能です。

高校から「空パラダイムコース」という難関国公立大学への進学を目指す生徒対象のコースが設置されており、実際に高い合格実績を叩き出しています。

(出典:洛南高等学校

四天王寺高等学校

四天王寺高等学校は、大阪府大阪市天王寺区にある私立の女子校です。

2025年度では、国公立大学医学部に42人、私立大学医学部にも107人というたくさんの合格者を輩出しています。

併用型の中高一貫校であるため高校からも入学が可能です。

医学部を目指す生徒のために中学1年から「医志コース」が設けられており、理数に強くなるカリキュラム編成など医学部受験に力を入れているのが特徴です。

(出典:四天王寺中学校

東大寺学園

東大寺学園中学校・高等学校は、奈良県奈良市にある私立の男子校です。

2025年度では、国公立大学医学部に66人、私立大学医学部には約31人という多くの合格者を輩出しています。

東大寺学園は卒業生の進学先が東大・京大・医学部に集中する進学校で、2025年度の国公立大学医学部合格者数は関西トップクラスとなっています。

併用型の中高一貫校であるため、東大寺学園高等学校には高校からも入学できます。

帝塚山学園 

帝塚山学園中学校・高等学校は、奈良県奈良市にある私立の男女共学校です。

2025年度では、国公立大学医学部に22人、私立大学医学部に約58人の合格者を輩出しています。

帝塚山学園は幼稚園と小学校も併設している幼小中高一貫校です。

中学入試・高校入試の両方があるため、どちらからでも入学可能です。

中学から各コースに分かれた授業が行われ、東京大学や京都大学、国公立大学医学部への現役合格を目標とする「スーパー選抜クラス」も設けられています。

(出典:帝塚山高等学校

 本気で医学部合格を目指すなら医学部専門予備校 京都医塾

将来の医学部合格を目指すには、学校選びと同じくらい、日々の学習環境やサポート体制も重要です。

関西の中高一貫校が医学部合格者数で優位に立つ理由を理解したうえで、さらに専門的な後押しを得られるのが医学部専門予備校 京都医塾です。

中学生から選べる授業スタイル

医学部専門予備校 京都医塾では、中学生を対象としたコースも用意しています。

「完全1対1個人授業」や、医学部を含む難関大を目指す「医学部・京大コース」など、目的と学力に合わせて受講できます

どんな学力からでも始められて着実に学力をつけられることが特徴です。

生徒一人に13名の講師が伴走

医学部受験では全科目の総合力が求められますが、独学では特定科目に偏ることが少なくありません。

医学部専門予備校 京都医塾では、生徒一人に平均13名の講師陣がチームを組み、各科目の指導方針を共有しながら最適な学習を提供しています。

講師間で課題量や重点範囲を確認し合うため、苦手科目を放置することなく効率良く伸ばせます。

全科目を万遍なく底上げできる仕組みが、医学部合格という大きな目標に直結しています。

個別最適化されたオーダーメイド指導

一人ひとりの学力や志望校に応じた柔軟な指導が、効率よく合格力を高める要素になっています。

医学部専門予備校 京都医塾では、完全1対1の個人授業と少人数制のレベル別集団授業を組み合わせ、オーダーメイドの学習計画を設計しています

科目ごとに細かくレベル分けされ、苦手科目は基礎から徹底補強できます。

無駄のない学習を積み重ねることで、どの学力層の生徒でも医学部合格に必要な実力を着実に伸ばすことが可能です。

まとめ

この記事では、2025年度の関西における医学部合格高校ランキングを紹介し、中高一貫校が強い理由を整理しました。

一貫校に在籍していない場合や現在の学習状況に不安がある場合でも、医学部合格を諦める必要はありません。

医学部専門予備校 京都医塾では、専門講師チームによる科目横断的な指導やオーダーメイドのカリキュラムを通じて、どのような状況の生徒でも合格に向けて最短距離を目指せます。

無料で参加できる「1泊2日医学部合格診断ツアー」では、自身の現状を分析して具体的な学習プランを提案してもらうことが可能です

このツアーでは実際の個人授業を体験し、校舎や学寮の雰囲気を確認できるため、安心して学習環境を選べます。

交通費や宿泊費はすべて予備校側が負担するため、遠方からでも気軽に参加できます。

ぜひ一度、医学部専門予備校 京都医塾の指導力を体感し、医学部合格への第一歩を踏み出してください。