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受験勉強には筋トレが効く?!プレッシャーに打ち勝つメンタルケア方法

受験勉強には筋トレが効く?!プレッシャーに打ち勝つメンタルケア方法

受験生の中には、長時間机に向かっていると集中力が落ちてくる、気分が陰鬱になってくる、といった悩みを持っている人もいるのではないでしょうか。

同じ姿勢を取っていたり、勉強のことだけを長時間考えていたりすると、なんとなく気分が落ちてしまう、という事象は、昔から受験生共通の悩みです。

そんな方におすすめなのが、「筋トレ」の導入です。

身体を動かすことの好作用が、受験勉強の効率化につながります。

今回の記事では、受験勉強に筋トレがどのような効果をもたらすのか、また、受験生のメンタルケアの方法についてもご紹介します。

受験勉強はプレッシャーとの闘い

受験勉強は、常にプレッシャーとの闘いです。

模試の結果はもちろん、周囲の成績など、さまざまな場面で相対的に評価されることで落ち込んでしまうことも少なくありません。

また、思ったように学力が伸びない場合など、どうしても気持ちが滅入ってしまったり、プレッシャーを感じすぎてしまったりして、計画通りに勉強を進められないこともあると思います。

受験勉強において、ほどよいプレッシャーはカンフル剤として効用します。

そのため、プレッシャー自体は決して悪いことではありません。

しかし、プレッシャーを感じすぎると学習効率が下がってしまう可能性があります。

そのため、プレッシャーとうまく付き合う方法を知ることは受験勉強を円滑に進める一助となります。

プレッシャーを緩和する方法、メンタルを安定させる方法はさまざまありますが、以下では、日常に取り入れやすい具体的な方法の1つとして、「筋トレ」を軸にご紹介します。

筋トレはメンタルケアに効果あり!

受験生のメンタルケアに「筋トレ」と聞くと、もしかすると突拍子もない印象を覚えるかもしれません。

しかし、筋トレはメンタルケアに効果が期待できる、脳内ホルモンの分泌が行われることが科学的に証明されています。

ドーパミン・セロトニン・テストステロンの分泌でポジティブな思考に

筋トレをすると、ドーパミン・セロトニン・テストステロンといった、メンタルに良い影響を与える脳内ホルモンが分泌されます。

筋トレのような無酸素運動を行うと、体内に「乳酸」という成分が分泌されます。

乳酸は、脳を刺激し成長ホルモンの分泌を促す効果があり、この乳酸によって、脳内ホルモンが分泌される、という仕組みです。

では、ドーパミン・セロトニン・テストステロンはそれぞれ脳内にどのような好影響を与えるのか、それぞれを詳しく解説します。

ドーパミン

ドーパミンは、「幸福物質(幸せホルモン)」「脳内麻薬」などの別名を持つ、脳内ホルモンです。

名前の通り、分泌されることで幸福感が得られ、モチベーション・集中力・注意力を高める効果があります。

筋トレだけではなく、仕事や勉強で何かを達成した場合にも分泌されるため、ポジティブな行動を習慣づけるためにも効果的です。

セロトニン

セロトニンは、精神を安定させ、気分を高める効果がある脳内ホルモンです。

心が落ち着くことから、集中力や記憶力の維持に効果が期待できます。

また、セロトニンは睡眠にも好作用をもたらします。

睡眠不足はストレス、過食、集中力の低下などさまざまな悪影響をもたらすため、ぐっすり眠れることはそれだけでいくつものプラスの働きをもたらします。

テストステロン

テストステロンは、やる気を高める効果をもつ脳内ホルモンです。

モチベーションアップのほかに、競争心を高める効果があり、受験勉強に良い効果をもたらすことが期待できます。

テストステロンは、分泌量は男女によって差があり、男性のほうがより分泌量が多いとされています。

筋肉の成長にも関わるため、筋トレを継続する効果もあります。

腕立て伏せやスクワット、バーピーなど、自宅でできる内容も効果あり

「筋トレ」と聞くと、ジムにある大がかりな器具を使うトレーニングを想起するかもしれません。

しかし、自宅で簡単にできる自重トレーニングも十分に筋トレの効果を発揮します。

例えば、腕立て伏せやスクワット、腹筋であれば、マンションなど階下に人が居る環境であっても十分なトレーニング効果が期待できます。

戸建て住宅や1階に住んでいる場合は、短時間で効果を得られるバーピーもおすすめです。

特別な器具や環境がなくても、自宅で気軽にできるトレーニングで筋トレのメリットを享受することができます。

受験生×筋トレで得られるメリット3選

前項にて、筋トレがどのような効果をもたらすかを解説しました。

では、受験生にとって、筋トレをすることにどのようなメリットがあるのでしょうか。

以下では、具体的に3つご紹介します。

①メンタルの改善

まず、最も効果が期待できるのが、メンタルの改善です。

筋トレによって分泌される脳内ホルモン(ドーパミン・テストステロン)によって、モチベーション向上の効果物事を前向きにとらえる効果がもたらされます。

勉強は、基本的に間違えた内容・できない内容と向かい合う時間が中心です。

すなわち、自分の「できないこと」に向き合う時間が長く、どうしても気持ちが内向きになってしまいます。

そういった状況において、筋トレをすることで、気分を高揚させ、「できないならできるようになればいい」と、状況を前向きにとらえられるようになります。

また、筋トレを続けることで”継続した”という事実と、継続によって得られた成果(=筋力アップ)という達成感や自信を得ることができます。

また、「筋トレと同様に、継続すれば学力も必ず身につく」と、日々の学習をプラスにとらえる効果も期待できます。

②体を動かすことで、集中力アップが可能

脳内ホルモンのセロトニンの分泌により、集中力を維持する効果が期待できます。

加えて、座っている時間が長い受験生にとって、凝り固まった身体をほぐすことは疲労感の軽減につながり、結果として集中力アップの効果が期待できます。

③適度な疲労感=睡眠改善効果を得られる

筋トレによって分泌されるテストステロンが睡眠にも効果があり、ほどよい疲労感とホルモンの作用による睡眠の質改善が期待できます。

記憶は睡眠をすることで定着をするため、暗記事項が多い受験生にとって、「よく眠る」ことは非常に重要です。

筋トレによって睡眠改善効果が得られることは、単なる疲労回復以上の効果が見込めます。

ただし、筋トレ直後は身体が興奮状態となるため、寝る直前の筋トレはおすすめしません。

少なくとも、寝る3時間前までに筋トレを済ませておくことを心がけましょう。

受験生は筋トレをするべき?

ここまで、受験生が筋トレを行うことで得られる効果について解説してきました。

では、受験生はだれでもみな筋トレを行うべきなのでしょうか。

隙間時間の気分転換として筋トレは有効

結論から申し上げますと、「すべての受験生が必ずするべき習慣」とまでは言い切れません

疲労感から集中力が保てなくなるケースや、筋トレに時間を割くことでかえって不安を感じてしまうケースも考えられるためです。

一方で、ここまで述べてきた通り、隙間時間の気分転換として筋トレは非常に有効な手段です。

あまり根を詰めて行う必要はありませんが、勉強の合間の時間やちょっとした休憩時間長時間勉強した後や寝る前などに、身体と気分の調子を整え、勉強の効率をアップするための習慣として取り入れるとポジティブな効果が見込めます。

受験のプロによるサポートを受けることも効果的

ここまで、筋トレを行うことで得られるメンタル面の効能を解説してきました。

ただ、受験勉強のやり方に悩みがある場合や、受験情報によってプレッシャーを感じている場合、勉強法に不安を抱えている場合など、受験に絡んだぬぐい切れない不安感にお困りの方は、筋トレだけでは目を見張る効果が得られないかもしれません。

そういったお悩みを抱えている場合には、受験のプロによるサポートを受けることをおすすめします。

筋トレをしたり、気晴らしに出かけたりといった気分転換では晴れない「受験の悩み」は、受験を専門に扱うプロに相談するのが一番です。

抱えている悩みや困りごと、学習法の相談など、受験生のサポートに力を入れている予備校を検討することをおすすめします。

徹底的なメンタルケアも実施! 医学部合格を目指すなら京都医塾

ここまで、受験勉強のメンタルケアの一つの方法として、「筋トレ」をご紹介しました。

ただし、メンタル面以外でも、受験勉強にはさまざまな悩みがあることと思います。

「納得いく成績が維持できない…」

「難しい問題があると手が止まってしまう…」

など、学習状況や結果に迷いを覚える受験生も多いかと思います。

受験勉強に充てられる時間は限られています。

悩んでいることがあれば、抱え込まずに相談し、心が安定した状態で集中して学習を進めましょう。

一方で、「そうは言っても、気軽に相談できる人がいない…」とお困りの方も多いかと思います。

そこでご紹介したいのが、メンタルケアにも定評のある医学部専門予備校「京都医塾」です。

京都医塾は、学習面のサポートはもちろん、充実したメンタルケアが魅力的な予備校です。

以下では、京都医塾についてご紹介します。

心理カウンセラーが常駐!一人ひとりに細やかなメンタルケアを実施

京都医塾では、生徒のメンタルの安定があってこそ、受験勉強も安定して行えると考えています。

そのため、京都医塾には、学習指導を担当する講師とは別に、メンタルケアを担当する専任のスタッフが常駐しています。

社員整体師、上級心理カウンセラー、JADP認定メンタル心理カウンセラー®など、心身の疲労やお悩みに親身になって対応する、有資格スタッフが受験生活を徹底的にサポートしています。

開講時間でしたらいつでも利用可能なため、生徒一人ひとりのお悩みに迅速かつ丁寧に対応が可能です。

志望校合格に必要な学習を明確化し、個別カリキュラムを作成

京都医塾では、生徒一人ひとりの学習計画として、「個別カリキュラム」を作成しています。

個別カリキュラムを作成している予備校は数多くありますが、京都医塾の個別カリキュラムは、「どうすれば合格できるか」にフォーカスしている、という点で特徴的です。

志望校合格に必要な学力と、現在の学力を徹底的に比較し、不足している学習事項を洗い出したうえで1年間という時間をどう使うか、授業の種類から問題集の完成タイミングまで、細かく個別カリキュラムに落とし込みます。

どんなスタート地点でも医学部合格を目指せる唯一無二の個別カリキュラム”、これこそが、多くの医学部合格者を輩出してきた、京都医塾の学習メソッドの1つです。

生徒1人を担任2名でサポート!週1回のカウンセリングで悩みを解消

「悩みはあるけれど、専門家のメンタルケアを受けるのは気が引ける…」

「気軽に、ちょっとした相談ができる存在の人が居て欲しい」

受験生から、このような声を聞くことがしばしばあります。

メンタルケアとはいかないまでも、日ごろの気になりごとや学習相談、ちょっとした出来事について話をすることで、心は安定しますし勉強のモチベーションアップにもつながります。

京都医塾では、生徒1人に対して担任が2名体制でサポートしています。

2名体制を取ることで、「この話題は●●先生に」「この悩みは△△先生に」と、場合によって相談相手を選択することも可能です。

学習アドバイスや相談など、さまざまな意見を聞いたうえで取捨選択をすることは、受験勉強だけでなく社会活動においても重要な経験だと考えています。

2名の担任と、どんなことでも話せる関係を構築しながら、1年間の受験勉強に取り組む環境をご用意しております。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

メンタルの安定は、学習効率に直結するため、ある種受験戦略において不可欠な要素と言えます。

筋トレをはじめ、自分に合ったメンタルケアの方法を見つけ、受験勉強のストレスの軽減に努めましょう。

また、記事を読んで、京都医塾の医学部合格メソッドにご興味をもってくださった方も多いかと思います。

京都医塾は、関西以外の出身の方も多く通塾されています。

そのため、京都医塾のご説明会は『一泊二日医学部合格診断』にて行っております。

『一泊二日医学部合格診断』では、入塾説明、授業体験、学力診断テスト、テスト結果を踏まえた分析結果報告などを実施いたします。

医学部を目指すにあたって、どういった学習が必要なのか、京都医塾ではどのような学びができるのか、皆さまの疑問すべてにお答えできる会となっております。

ご参加にあたっての宿泊費・交通費は、全額京都医塾が負担いたします。

ベテランのスタッフが多く参加しておりますので、安心してご参加いただけます。

京都医塾に少しでもご興味をもっていただきました方は、ぜひお気軽にお申し込みください。