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医師のやりがいとは? 医師の魅力・やりがいを徹底解説!

医師のやりがいとは? 医師の魅力・やりがいを徹底解説!

「医師は責任が重く、たいへんな仕事である」というのは、世間一般の共通認識です。

では、医師はどんなことをやりがいに感じて、責任の重い職務を果たしているのでしょうか。

今回の記事では、”医師のやりがいとは何なのか”に焦点を当て、詳しく解説します。

医師や医学部合格を目指す方におすすめの内容となっておりますので、ぜひご一読ください。

「医師」という職業

「医師のやりがいとは何ですか?」

医学部受験を検討する受験生から、しばしば“やりがい”についての質問を受けることがあります。

医師は、しばしば人命を預かり、それを左右する措置を行う職業です。

人々の生活において、「病気」という大きな問題に寄り添い、治療を行うため、判断や所作の一つひとつに責任感が求められる仕事であることは言うまでもありません。

その重責が想像できるからこそ、「やりがいは何だろう」と疑問に思う方が多いことと思います。

しかし、大変な仕事だからこそ、医師という職業でしか成し得ない崇高な目的の達成が可能で、かけがいのない魅力があります。

以下では、医師がどういった瞬間にやりがいを感じるのかを、さまざまな視点から解説します。

医師のやりがいとは?

医師のやりがいは、人命を救うことだけでなく、医療の幅広い分野で社会に対して大きな貢献ができることにあります。

臨床現場での奮闘や緊急の対応、新しい治療法の開発や研究への参加、解剖医としての役割、これら全てが、医療従事者にとって充実感とやりがいをもたらす要素です。

医学の奥深さと多様性が、医師たちにとっての仕事の魅力を形成しています。

以下では、医師のやりがいについて、具体的な例を挙げてご紹介します。

人命を救うことができる

医師の最大のやりがいの一つは、人命を救うことができるという点です。

患者の突然の病状変化や重篤なケガに対し、医師は的確な診断と治療を行い、患者の命を守ることができます。

例えば、救急医療では迅速な対応が求められ、その瞬間の医師の判断が生死を左右することもあります。

人命を救い、その人が健康に暮らす生活を取り戻せること、これは他の職業では決して得られない達成感を得られます。

人命を救うことができる、という事実は医師にとっての大きなやりがいの源です。

社会へ大きな貢献ができる

医師は、単なる治療だけでなく、研究や解剖など様々な形で社会へ大きな貢献ができます。

一般的に、臨床現場での診察・治療を行う医師を「臨床医」、研究に従事する医師を「研究医」と呼びます。

臨床医は患者と直接対話し、病気の診断や治療を行う一方で、研究医は未知の疾患に挑戦し、新しい治療法や薬の開発に貢献します。

例えば、がん研究に従事する医師は、新たな治療法の発見や進歩に寄与し、患者たちの希望を広げています。

解剖医もまた、医学の進歩に不可欠な存在です。

解剖を通じて病気のメカニズムを解明し、臨床医にとっての重要な知見を提供します。

医師の働き方はさまざまですが、どの役割であっても、医療という側面から社会へ大きな貢献ができる、という点は、医師たちのやりがいにつながります。

患者やその家族の喜ぶ顔が見られる

医師として働く上で、最も感動的でやりがいを感じる瞬間は、患者やその家族が治療の成果を実感し、喜ぶ顔が見られることです。

治療や手術が成功し、患者が回復して元気な姿を見せる瞬間は、医師にとって何よりの報酬です。

例えば、難病で苦しんでいた患者が快方に向かい、その笑顔を見ることで、医師は自身の仕事が患者の生活に本当に影響を与えていることを実感します。

また、長期の治療や入院生活に耐えながら支え続けてきた家族が、患者の健康回復を喜ぶ姿も医師にとっては大きなやりがいのひとつです。

人々の日常と喜びを創り出せる”この役割自体が、医師としてのやりがいそのものである、と述べる人も少なくありません。

地域に貢献できる

医師は地域医療を通じて、人々が安心して生活できる環境を築くことができます。

地域医療において、医師は一般の健康診療から予防医療、急性疾患の早期発見まで、広範囲にわたる役割を担います。

例えば、地域における医療機関で働く医師は、住民の健康状態を把握し、必要な予防策や健康促進活動を提案しています。

地域に根ざした医療機関を安定運用することで、患者たちは遠くの医療機関に頼らずに地元で治療を受けることができ、安心して医療機会を享受することができます。

医師は単なる治療者だけでなく、地域の中で患者と家族に喜びをもたらし、地域全体の健康水準を向上させる存在です。

この地域貢献も、医師にとって豊かなやりがいとなる要素の1つと言えます。

医学部の「地域枠」が果たす役割

医療はあらゆる地域で平等に提供されるべきであり、その実現には地域ごとの医療人材の確保が不可欠です。

この観点から、近年では医学部において「地域枠」と呼ばれる制度が導入されています。

この制度は、地域医療に焦点を当て、特定の地域に帰属し、その地域で活躍する医療従事者を養成することを目的としています。

地域枠の設定には、医療の平等性を確保し、地域ごとの医療格差を緩和するという明確な目的があります。

地域ごとに人口や医療ニーズが異なる中で、医学生に対して特定の地域で従事することを義務づけることで、その地域における医療体制の安定と向上を期待しています。

例えば、地方の高齢化が進むなかで、地域枠を通じて地域に根ざした医師の確保を図り、高齢者の医療ニーズに応えることなどが期待されています。

地域枠が果たす役割は、単なる枠組みの設定以上に重要です。

地域医療に従事する医療従事者は、その地域社会に深く結びつき、地域の健康課題に対処するためのスキルや知識を身につけます。

これにより、地域ごとの特性やニーズに適した医療が提供され、地域全体の健康水準が向上することが期待されます。

しかし、地域枠はただ帰属地域を限定するだけでなく、その後の定着やキャリア形成においてもサポートが必要です。

地域での診療や医療研究が魅力的であり、地域医療に専念することが医学生や若手医師にとって魅力的なキャリアとなるよう、様々な取り組みや支援体制の整備が求められている現状もあります。

高い収入や社会的地位が得られる

医師という職業は、高い収入や社会的地位が伴いますが、これは単なる経済的な恩恵だけではなく、医師の責任感と社会への大きな貢献に裏打ちされています。

医師は人々の生命に関わり、その責任は非常に重大です。この責任感からくるストレスや労力に対して、高い収入は一定の補償となります。

医療従事者は、病気やケガに苦しむ患者たちに対して最善の治療を提供する責任があります。

この責任は、緊急の状況や難病にも関わらず最高の医療を提供し続けるという点において特に顕著です。

その一方で、長時間労働や情緒的な負担もあり、高い収入はこれらの困難に対する補償という側面をもちます。

また、医師は社会的に信頼され、尊重される地位にあることが求められます

これは、医師の地位が軽んじられてしまうと、根拠のない民間療法や、デマの流布が危惧されることに起因します。

一方で、医師自身も、医療従事者として、絶えず新しい知識を身につけ、患者に寄り添い、職業倫理を守り続ける必要があります。

この社会的な期待に応えることが、高い地位を維持し、同時に社会に対して高度な専門性を提供することとも関連しています。

医師の収入や地位が高いのは、医師たちが保有する知識とスキルに対する社会的な需要と責任が高いためです。

医師は学業、臨床経験、継続的な教育を通じて高度な専門知識を蓄積し、それを活かして患者の健康を守るという責務を果たしています。

そのため、高い収入や社会的地位は、医師が負うべき重責に見合ったものと言えます。

「医師って大変?」

医師としての仕事は、その責任感の重さや特殊な勤務体系からくる大変さが少なくありません。

日々、患者の命を預かり、緊急の状況に迅速に対応しなければならない重責は、多くの医師にとって重圧となっています。

特に夜間や週末など、他の多くの職業が休息する時間帯でも医師は患者の診療にあたり、その特殊な勤務体系は生活のリズムを乱す要因ともなります。

しかしながら、医師の仕事には勤務の大変さ以上に大きなやりがいがあります。

患者の生命を救うこと、家族の笑顔を見ること、地域社会に貢献すること―これらが医師にとっての喜びとなり、仕事への情熱となっています。

このやりがいのために、医師は日々、医学の進歩に取り組み、患者に最適な治療を提供する努力をしています。

医師を目指す者にとっては、その職業がもたらすやりがいと同時に、責任の重さも理解しておくことが重要です。

患者の信頼を得るためには、専門的な知識やスキルだけでなく、慎重で誠実な態度が求められます。

医師としての役割は社会的な期待も大きく、患者やその家族の希望に応える一方で、自己犠牲も必要とされることすらあります。

医師の仕事は大変でありつつも、そのやりがいは計り知れません。

医師を目指すならば、その複雑なバランス感覚を理解し、責任の大きさとやりがいの両面を熟知しておきましょう。

素晴らしい医者への第一歩、「医学部合格」を目指すなら京都医塾!

ここまでの解説で、「医師を目指したい」という思いがさらに強固なものになった方も多いかと思います。

素晴らしい医師となるための共通の第一歩は「医学部合格」です。

決して簡単な道ではありませんが、まずは医学部入試の突破を目標としましょう。

また、記事を読んでくださっている方の中には、医学部合格に向けて、専門的な指導を実施してくれる予備校を捜している方もいらっしゃるかと思います。

そんな方にご紹介したいのが、京都の医学部専門予備校「京都医塾」です。

以下では、国公立大学医学部合格者を多数輩出している京都医塾の指導メソッドの一部をご紹介します。

目標から逆算して個別カリキュラムを作成&「計画倒れ」を防ぐ

大学受験では、ゴールとスタートの”学力のギャップ”を効率的に埋める力が求められます。

既に理解している内容は時間をかけず、理解が甘い部分を徹底的に補強する、すなわち、ポイントを絞ってメリハリをつけることが重要です。

そのため、京都医塾では、入学時の学力診断テストや、日々の授業、外部模試、学内の学力診断テストを通して、生徒一人ひとりの学力を徹底分析し、常に「現状」を見極めています

そのうえで、ゴールである「医学部合格ライン」まで、どの単元をどれぐらい、どのレベルまで学習するべきかをカリキュラムとしてまとめます。

生徒たちは、一人ひとり得意科目や自分に合った学習方法が異なります。そのため、カリキュラムは科目別・レベル別に作成しています。

また、計画は立てるだけでは意味がありません。

そこで京都医塾では、生徒1人に対して2人の担任が付き、進捗の管理を行い、「計画倒れ」を防止しています。

上質なカリキュラムの立案と、実行するサポートを行う、このきめ細やかさが京都医塾の強みの1つです。

模試結果を即時分析&個別カリキュラムに即反映

生徒の学力は、日々変化します。

また、一度の試験では、本当の学力や単元理解度を図ることはできません。

そこで有効活用されるのが、「模試結果」です。

京都医塾では、授業内の理解度はもちろん、外部模試の結果も即時分析のうえ、個別カリキュラムに即時反映しています。

「わからない」ポイントにタイムリーに対応することで効率的な学力アップが図れるため、模試結果の分析を重視しています。

質問対応専任講師がいつでも質問対応!

京都医塾が多くの国公立大学医学部合格者を輩出している理由の1つとして、徹底した質問対応が挙げられます。

「わからない」「解けない」問題は、学力アップの種に出会っていることと同じです。

しかし、「わからないまま」「解けないまま」放置してしまっては、せっかくの好機が無駄になってしまいます。

京都医塾では、開講時間中はいつでも質問ができるように環境整備を行っています。

質問対応の専門講師が常駐しているため、自習中や、授業後でも、わからない問題に出会ったタイミングでいつでも質問が可能です。

”いつでも質問できる”という安心感に加え、アルバイト講師ではなく、プロの講師が質問に回答してくれる信頼感があるため、日々多くの生徒が質問に訪れています。

まとめ

医師のやりがいを知ることは、医学部合格へのモチベーションアップに非常に効果的です。

勉強にくじけそうになった際には、「自分はどうして医師になりたいのか」「自分はどんな医師になりたいか」を思い出し、初心に帰ることで心を奮い立たせましょう。

また、記事の中でご紹介した「京都医塾」にご興味をもってくださった方も多いかと思います。

京都医塾は、その名の通り京都に位置する予備校です。

しかし、ありがたいことに、遠方にお住まいの方が京都医塾の指導を受けるために「京都留学」のうえご通塾くださっています。

京都医塾では、現在遠方にお住まいの方に向けて、『一泊二日医学部合格診断』を実施しています。

こちらの会では、入塾前の保護者さま・お子さまに向けて、京都医塾の指導方針のご説明や、授業体験、学力診断テストや、その振り返りの面談などを実施いたします。

京都医塾の指導方針や、雰囲気を知っていただく機会となっておりますので、京都医塾に少しでもご興味をもってくださった方にご参加いただければと思います。