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医学部の就職先ランキングは?主な進路先の特徴や年収について解説

医学部の就職先ランキングは?主な進路先の特徴や年収について解説

医学部の学生は在学中に医師国家試験に合格し、卒業後は「臨床研修医」として病院で研修を開始します。

臨床研修(初期研修)修了後は、そのまま病院勤務の医師として働き始めるのが一般的です。

医師以外にも研究職や企業勤務などの進路がありますが、現状では医学部卒業生の多くが臨床研修医として医師の道を選択しています。

医師免許取得を前提とした医学部のカリキュラム上、大学院等に進む人は少数派ですが、医系技官や産業医など多彩なキャリアが存在します。

今回の記事では、医学部卒業後の代表的な進路について、それぞれの仕事内容や必要な資格、想定年収を解説します。

医学部への進学を考えている方はぜひ最後までご一読ください。

医学部卒業生の就職先は?進学する率はどのくらい?

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医学部卒業後の進路は医師としての道が主流ではありますが、各大学の特色や個人の志向によって、研究者としてのキャリアパスも確立されています。

実際、厚生労働省の調査によると多くの学生が卒業後すぐに臨床研修医として医療現場に進むことが明らかになっています。

医学部の教育カリキュラムが、主に臨床医の育成を念頭に置いて構成されていることを反映したものでしょう。

一方で、大学院への進学を選ぶ卒業生も一定数存在するのも事実です。

特に研究型大学では、基礎医学研究や臨床研究の道を志す学生の割合が高くなり、将来的に大学教員や研究機関での研究職を目指すことになるでしょう。

他にも、大学院進学後も臨床医としての道を併せて歩む「研究医」という選択肢も存在し、実際の医療現場での経験を研究に活かすことも可能です。

医学部卒業生の主な就職先ランキング

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医学部を卒業後の進路は、患者と直接向き合う臨床医から、行政で医療制度を整備する医療技官、さらには企業で働くメディカルドクターまでさまざまな選択肢があります。

以下では、医学部卒業生の主な就職先を、人気度や採用実績に基づいてランキング形式で紹介します。

第一位:臨床医(勤務医)

医師免許取得後の2年間の初期臨床研修は2004年から必修化されており、毎年約9千人の医学部卒業生が臨床研修マッチングを経て研修医となっています。

2024年度マッチングでは希望登録者9,868人に対し9,062人が研修先内定(内定率91.8%)でした。

(出典:厚生労働省|令和6年度の医師臨床研修マッチング結果をお知らせします

第二位:専攻医・専門医

2018年度から新専門医制度(専攻医による専門研修)が開始され、病院の勤務医として各診療領域の研修に進む医師が増えています。

日本専門医機構の発表によれば、2025年度に専門研修を開始する新規専攻医の採用数は9,762人と前年より約300人増加し過去最多となりました。

(出典:Medical Tribune

第三位:大学院進学・研究医

医師として臨床から大学院に進学し研究に専従するケースは少数です。

2020年末時点で、医育機関(大学等)において臨床系以外の分野の大学院生となっている医師はわずか298人(全医師の0.1%)に過ぎません。

また、大学以外の研究機関で勤務する医師も31人と極めて少数でした。

(出典:令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況

第四位:医系技官・公衆衛生医師

医療政策立案の中枢を担う厚生労働省などの医系技官として勤務する医師は約300名程度で、全国の医師約30万人規模から見ても約0.1%の希少な存在です。

一方、都道府県や政令市の公衆衛生医師(保健所等で地域の公衆衛生行政を担う医師)は全国でおよそ730名ほどとなっています。

いずれも医師全体のごく一部です。

(出典:自治医科大学|厚生労働省で働く自治医大出身の医系技官

第五位:産業医

民間企業で労働者の健康管理を担う産業医として従事する医師も全体の一部です。

2020年末の統計によれば、産業医として業務についている医師は3,011人で、全医師の約0.9%にあたります。

産業医は嘱託など非常勤で企業に関与するケースも多く、勤務形態はさまざまです。

(出典:厚生労働省|令和2年 医師・歯科医師・薬剤師統計

第六位:医療系企業(メディカルドクター等)

製薬企業や医療機器メーカーなど医療関連企業で勤務するいわゆる「メディカルドクター」(企業内医師)の数も限られています。

国内の製薬関連企業で働く医師は約300名程度とされ、ドイツ約1,300人、米国約1,100人などの欧米と比べ一桁少ないのが現状です。

近年、日本の製薬業界でもメディカルドクターの採用増が進んでいます。

(出典:民間医局コネクト

第七位:開業医

病院勤務を経て診療所を開設する開業医になる道も、多くの医師が中長期で選択しています。

2020年末現在、診療所の開設者(院長)として届け出ている医師は21,521人で、全医師の6.3%を占めます。

開業医の平均年齢は60.2歳で、病院勤務医の平均47.2歳に比べて高く、長年のキャリアを積んだ中高年医師が開業に踏み切るケースが多いことが示されています。

(出典:厚生労働省|令和2年 医師・歯科医師・薬剤師統計

医学部卒業生が将来稼げる年収は?

医学部卒業後の年収は、キャリアの段階によって大きく伸びます。

初期臨床研修医(卒後1〜2年目)の平均年収は約435万〜480万円で、これは厚生労働省が全国の研修病院を対象に行った処遇調査で示された水準です。

(出典:厚生労働省|臨床研修病院における研修医の処遇

その後、経験を積んだ勤務医(常勤)になると収入は急上昇し、病院勤務医の平均年収は約1,461万円、一方で経営リスクを負う開業医は平均約2,633万円と勤務医の1.8倍に達します。

(出典:厚生労働省|第24回医療経済実態調査の報告

これらの統計は当直や外勤バイトを含まないため、実際の総年収はさらに高くなるケースが多い点に注意してください。

将来設計では、科目選択や勤務形態、ワークライフバランスを踏まえて自分に合った稼ぎ方を見極めることが重要です。

医学部で目指せる就職先で勝ち組になるのは?

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医学部卒業後の就職先で「勝ち組」を定義する際、一般的には労働条件の良さが重視されます。

もし、労働条件を重視するなら、ワークライフバランスを重視できる医療技官や産業医、公衆衛生医師がおすすめです。

ただし、実際には個人の価値観によって「勝ち組」の基準は大きく異なってきます。

労働時間や休暇の取りやすさを重視する場合、医療技官や公衆衛生医師、産業医などが「勝ち組」と言えるでしょう。

比較的規則正しい勤務時間で、夜勤や当直が少なく、休日も確保されやすい傾向にあります。特に医療技官は国家公務員としての待遇が保証され、育児との両立もしやすいポジションです。

一方で、医師としての専門性を追求し、患者と向き合う時間を大切にしたい場合は、一般的な勤務医であっても充実した医師人生を送ることができます。

確かに勤務時間は長く、夜勤や当直も避けられませんが、患者の命を救う喜びややりがいを重視する医師にとっては、それこそが「勝ち組」の定義となるはずです。

最終的には個人の価値観や人生の優先順位に応じて、自分にとっての「勝ち組」を見極めてください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

医学部卒業後の就職先は、幅広いことから多くのキャリアパスを検討できます。

魅力的な就職先に就くためにまず、乗り越えるべきハードルは『医学部に合格すること』です。

そのため京都医塾では、生徒1人ひとりに合わせた独自のチーム指導と徹底的な学習環境の整備により、医学部合格への最短ルートを一緒に目指せる仕組みでアプローチしています。

以下では、主な特徴を3つご紹介します。

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京都医塾では、生徒1人ひとりに対して各教科のエキスパート講師が平均13人体制でチーム指導を行っています。医学部の合格は、そう簡単に狙えるものではありません。

そのため、京都大学出身を中心とした70名以上の社員講師が、統一された指導方針のもと、生徒の現状を徹底的に分析します。

その後、月3回の教科別会議と月1回の担当者会議で1人ひとりの進捗状況や課題を共有し、最適な学習計画を立案しているため、着実に合格まで実力を伸ばすことが可能です。

数々の合格者を輩出!驚きの実績

医師としての将来を確実なものにするため、京都医塾では完全1対1の個別指導で基礎力の徹底的な底上げを図り、少人数制の集団授業では実践力を養成しています。

個人ブースでの自習環境整備により医学部入試に特化した学習時間を確保できるほか、何を・どのように・何からスタートしたら良いのかを明確にしながら学べる環境です。

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全国から集まる未来の医師たちのために、京都医塾では校舎から徒歩5分という立地で、医学部合格に向けた学習に集中できる学寮を完備しています。

遠方からでも、本気で取り組みたいと考えた際には、浪人生を含めて寮での生活を続けながら学ぶ事ができます。

過去30年で医学部合格に必要な偏差値は激変し、今では最低でも62.5、最難関では72.5が求められる時代です。

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まとめ

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医学部卒業後のキャリアパスは、臨床医として患者と向き合う道だけではありません。

医療技官として行政に携わったり、研究医として医学の発展に貢献したり、産業医として企業の健康管理を担ったりと、医師免許を活かせるフィールドは驚くほど広がっています。

医学部進学を考えている方は、まず自分が医師としてどのような形で社会に貢献したいのか、じっくりと考えることが重要です。

  • 患者との直接的な関わりを持ちたいのか
  • 研究や行政を通じて医療の発展に寄与したいのか
  • ワークライフバランスをどの程度重視するのか

それぞれを総合的に検討し、自分に合った進路を選ぶことで、より充実した医師人生を送ることができるでしょう。

しかし、どのような医師を目指すにせよ、まずは医学部合格という大きな関門を越える必要があります。

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