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【医学部受験】宅浪でも大丈夫?メリットやデメリットなどを取り上げて解説

【医学部受験】宅浪でも大丈夫?メリットやデメリットなどを取り上げて解説

医学部の受験勉強を進めるにあたっては、予備校や塾の利用、宅浪など様々な選択肢を取ることができます。

そして、どの選択肢についてもメリットとデメリットがありますが、宅浪の場合は、どのようなものがあるのでしょうか。

今回の記事では、宅浪で受験にチャレンジする人に向けて、宅浪受験のメリットとデメリットなどを詳しく解説していきます。

宅浪ってなに?

宅浪とは「自宅浪人」を略した言葉で、文字どおり自宅で学習を進めながら、大学合格を目指す学習方法を指します。

冒頭でも触れたとおり、宅浪には多くのメリットがありますが、その一方で、デメリットもついて回りますので注意が必要です。

両者の詳細については後述しますが、メリットやデメリットをきちんと押さえておかないと、間違った学習方法にもつながりかねません。

本記事の情報を参考にして、正しい方法で宅浪学習を進めてください。

医学部に宅浪受験をするメリット


さて、早速ですが、宅浪で医学部受験をする際のメリットについて見ていきましょう。

こちらの項では、宅浪受験にともなうメリットの中でも、代表的なものを3点取り上げてまとめました。

最小限の費用ですむ

当然のことながら、予備校や塾に通うためには相応の費用が必要です。

学習施設や受講するコースにもよりますが、数十万円から1,000,000円以上かかるケースも少なくありません。

また、基本コースに加えて夏期講習などの特別授業も受けるとなれば、さらなる出費を覚悟する必要もあるでしょう。

その点、宅浪であれば学習教材を購入すれば事足りますので、最小限の費用で受験勉強を進められます。

このように、費用を大きく抑えて学習を進められることは、宅浪受験が持つ大きなメリットと言えるのです。

時間割の組み立てが自由

宅浪受験を選択する場合、時間割を自由に組み立てられるというメリットもあります。

予備校などに通うケースでは、カリキュラムの関係で時間割があらかじめ決まっていますが、宅浪で勉強を進める場合はこの限りではありません。

弱点の克服に重点を置いたり長所をさらに伸ばしたりと、柔軟な対応をしながら学習を進められます。

仕事との両立ができる

医学部の受験生の中には、仕事をしながら合格を目指している人も数多くいます。

現役合格が果たせず一旦は企業に就職したものの、やはり夢は捨てられないといった人も少なくありません。

しかし、仕事をしながら予備校などに通うのはスケジュール調整が難しいため、選択肢からは外れてしまいがちです。

このようなケースでは、自宅で学習を進められる宅浪のメリットが活きてきます。

わざわざ時間を作って学習施設へと足を運ぶ必要がありませんので、仕事と両立しながら医学部合格を目指すことができるというわけです。

医学部に宅浪受験をするデメリット


宅浪受験のメリットについて把握したところで、デメリットについても見ていきましょう。

こちらの項では、宅浪受験の持つデメリットの中でも主だったものを4点取り上げてまとめました。

モチベーションの維持が困難

医学部の受験に際して、予備校や塾などに通っている人は学友ができたり、講師とのつながりを持つことができます。

そうすれば、友人同士で苦しみを分かち合ったり、励まし合ったりもできますから、受験にまつわる辛さの解消にもつながります。

しかし、宅浪では個人で学習を進めていくわけですから、孤独に耐えつつ受験勉強を進めていかなければなりません。

友人が多い人や、家族が適度に応援してくれる人であれば問題ないかも知れませんが、友人が少ない人や家族のプレッシャーに耐えられない人にとっては、大きな苦しみとなるはずです。

そうなってしまえば、いつしか心がむしばまれてしまい、モチベーションの低下にもつながってしまいます。

このように、孤独と背中合わせで戦わなければならないことは、宅浪受験の持つ大きなデメリットと言えるでしょう。

出題が傾向を掴みにくい

医学部の受験競争で勝利するために必要な要素の一つが、志望校の出題傾向をきちんと把握することです。

とくに私立大学医学部は、国公立大学医学部と比較して出題傾向が極端な場合が多く、より綿密な対策を立てる必要があります。

そして、その対策を立てるために要するのが、出題傾向を割り出すための情報ですが、この情報を宅浪をしながら収集するとなると大変な労力をともないます。

しかし、予備校などに通っている受験生には、講師が志望校の出題傾向を教えてくれますし、その傾向に応じた学習指導もしてくれるため、なんの心配もいりません。

出題傾向の把握のしづらさは、個人で戦う宅浪の受験生ならではのデメリットというわけです。

面接・小論文対策が困難

医学部の受験において面接試験は避けられませんが、試験の訓練は相手がいなければできませんし、アドバイスももらえません。

また、小論文についても、自分で書いた文章を自分で添削し、内容や表現の良し悪しを判断する作業には限界があります。

また、医学部受験では英語の論文を読解する問題なども課されるため、ますます宅浪だけの対応は困難を極めます。

面接や小論文対策が満足にできないことも、宅浪が抱えている致命的なデメリットの一つです。

スケジュール立てが難しい

先ほど宅浪におけるメリットを説明する際、時間割の作成における自由度の高さをあげました。

しかし、時間割の自由度の高さは、同時にスケジュール管理の難しさにも直結します。

個人の判断だけで学習を進めた場合、常にバランスの取れたペースで勉強ができるとは言い切れず、受験間近になってから慌てるケースもありがちです。

その点、予備校における学習では、講師たちがスケジュールを割り振って授業を進めてくれますから、満遍なくすべての教科を習得できます。

とくに、医学部の受験では、少しの点差で合否の明暗が分かれますので、よりスケジュール管理の重要性が際立ちます。

医学部に宅浪受験で受かるためのポイント

続いて、医学部に宅浪受験で受かるためのポイントについても見ていきます。

宅浪で学習を進めつつ、医学部の合格につなげるためのポイントを3点まとめましたので、参考にしてください。

有料自習室を活用する

みなさんは、有料で自習室をレンタルできるサービスをご存知でしょうか。

記事の前半で、宅浪とは「自宅浪人」の略称とお伝えしましたが、毎日自室にこもっていては息がつまってしまいます。

また、学習場所を移そうにもカフェや図書館などでは、いまいち集中できないといった人もいるはずです。

そんなときに役立つのが、上で紹介したレンタルサービスです。

有料自習室の多くは、机同士がパーテーションなどで仕切られているうえ、静かな環境で勉強が進められますから、自宅以外での学習先としては持ってこいと言えるでしょう。

料金にはバラつきがありますが、東京都内であれば月額10,000円から30,000円くらいで利用ができます。

模試の結果を分析する

模試の結果は、あなたの現在の実力を判別するための有益な資料です。

結果をきちんと分析することで、苦手分野と得意分野の把握につながり、今後の学習の指針となります。

宅浪で医学部の合格を目指すためには、ご自身の力を客観的に示してくれる情報は欠かせませんので、模試の結果などの資料は有効に活用しましょう。

生活リズムの改善

医学部受験で合格を勝ち取るためには、膨大な量の学習をこなすための体力が必要です。

加えて、長期にわたって机に向かい続けるための気力も試されます。

この体力と気力を維持し続けるためには、健康状態を常にキープし続ける習慣が欠かせません。

不摂生な食生活や、不規則な睡眠時間は病気などを招き、引いては受験の失敗につながります。

生活習慣の乱れに自覚のある人は、生活のリズムをきちんと改善して毎日の体調を維持しましょう。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾


宅浪には最小限の費用で医学部受験にあたれることや、時間割の自由度の高さなど様々なメリットがあります。

その反面、モチベーションを維持しにくいことや、面接や小論文試験の対策が難しいといった、個人では解決しにくいデメリットもあります。

加えて、長い受験シーズンを戦い抜くための、体力と気力をキープするための習慣も必要です。

このように、宅浪での医学部受験の場合、自ら学習や生活習慣を管理しなければいけませんが、受験シーズンの間、自分で自分を律し続けることは容易ではないはずです。

そのため、受験生の方の中には、宅浪から予備校に切り替え、新たな環境のもとで医学部受験に挑戦したいと考えている人も、多いのではないでしょうか。

そういった人にうってつけなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、医学部受験に特化した学習カリキュラムと学習環境を強みに、これまでにも多くの受験生を医学部合格へと導いてきた予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の特徴について紹介していきましょう。

宅浪では得られない学習体験を提供

先ほども触れたとおり、京都医塾では医学部受験、特化型の予備校として授業を行っています。

そして、そんな当塾の象徴とも言えるのが70名をこえる敏腕の講師陣と、オリジナルのカリキュラムです。

宅浪では基本的に個人学習で勉強を進めていくため、弱点の把握や克服に時間を浪費しがちですが、当塾では入塾の時点で、受験生一人ひとりの弱点をとらえてカリキュラムを作成します。

このカリキュラムにもとづいて医学部受験のプロが徹底指導しますので、短期間のうちに苦手箇所を改善させることができます。

また、面接や小論文の対策なども、専用のセクションを設置して講師が何度もフィードバックしますので、十分な訓練を重ねてから試験本番へと臨めると評判です。

このように、京都医塾では、宅浪では得られない良質な学習体験を提供して、受験生の方々をサポートしています。

個人での学習に限界を感じている人、もしくは感じ始めている人は、ぜひ当塾へおいでください。

あなたの受験への取り組みを、全力でアシストいたします。

生活リズムの改善で最高のパフォーマンスを維持

優れた学習パフォーマンスを発揮するために欠かせないのが、規則正しい生活リズムです。

就寝・起床時間がバラバラだったり、食事の回数や栄養に偏りが生まれてしまうと、体調の悪化を招きますから、学習効率の低下は避けられません。

そこで、京都医塾では朝6時の起床、及び点呼を実施して脳の目覚めを促します。

また、夜間は原則0時就寝を徹底して、睡眠時間の確保を最優先してもらいます。

もちろん、食事面の配慮についても万全の体制です。

適切な時間に適切な栄養を摂っていただくために、管理栄養士が考えたスペシャルメニューを用意して、バランスよし、味もよしの食事を提供しています。

まずは「一泊二日医学部合格診断」を!

宅浪から予備校への切り替えを検討しているものの、対象の予備校の情報が乏しいと、利用するかどうかの判断に迷いが生まれてしまうこともあります。

予備校に入れば環境も変わるうえに、それなりの費用もかかりますから、ためらいの気持ちが生じるのは無理もありません。

そこで、私たちがおすすめしているのは、体験授業などを通じて当塾を知っていただくためのプログラム、「一泊二日医学部合格診断」です。

こちらのプログラムでは、当塾自慢のマンツーマン授業、実力テストや同テストの成績にもとづくフィードバックなど、様々なサービスを提供しております。

上記サービスを体験していただければ、入塾のためのよい判断材料にもなるはずですので、ぜひ奮ってご参加ください。

まとめ


学習費用がかからないことや、時間割の自由度の高さなど、様々なメリットを持つ受験方法が宅浪です。

その反面、宅浪にはモチベーションにまつわる問題や、面接や小論文試験の対策のしづらさなど、個人では解決困難なデメリットもはらんでいます。

加えて、宅浪受験の場合、自ら生活リズムを整えながら、長期間にわたり高い学習パフォーマンスを維持し続けなければなりません。

そのため、受験生の方の中には宅浪から予備校に切り替え、新たな環境のもとで医学部受験に挑戦したいと考えている人も、多いのではないでしょうか。

そういった人にうってつけなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、医学部受験に特化した学習カリキュラムと学習環境を強みに、これまでにも数多くの受験生を医学部合格へと導いてきた予備校です。

当塾をお選びいただければ、宅浪のときには体験できなかった高度な学習指導で、きっとあなたを医学部合格へと導きます。

本気で医学部合格を目指す人には、京都医塾がうってつけです。

まずは「一泊二日医学部合格診断」をご利用いただき、当塾の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

そのほか、メールや電話での各種ご相談も随時受付け中ですので、お気軽にお問い合わせください。