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大学受験の口頭試問はどうやって突破する?チェックされる項目やポイントを解説

大学受験の口頭試問はどうやって突破する?チェックされる項目やポイントを解説

大学受験において、しばしば課される試験方式の一つが、口頭試問です。

口頭試問とは、文字どおり口頭における試問を主軸として行うテストですが、こちらの成績が基準に満たなかった場合、合格の夢が叶うことはありません。

とくに医学部などの難関学部では、一般学部よりもハイレベルな試問が予想されることから、より綿密な準備と対策が必要です。

そこで今回の記事では、大学受験で課せられる口頭試問の基礎知識をお届けするとともに、試問中にチェックされる項目などについても解説していきましょう。

大学入試の口頭試問とは?

冒頭でも軽く触れたとおり、口頭試問とは、試験官が受験者に対して口頭にて試問をするテスト方式のことを言います。

試験の形式としては面接試験と似ていますが、面接試験との大きな違いは、人間性よりも主に学力の方をチェックされる点にあります。

要するに、筆記で行われる一般的な学力試験を、口述で行おうというのが口頭試問というわけです。

そのため、面接試験と混同して理解していると、想定していた質問とはまったく違った質問をされてしまい、なにも答えられないといった事態に発展しかねませんので、それぞれの対策をしておく必要があります。

ちなみに医学部の中には、試験項目として「面接試験を実施」ではなく「口頭試問を実施」と発表しているところもあります。

しかし、試験官によっては、医師として必要な人間性、倫理観にも焦点を当てたチェックを行うかも知れませんので、この点についても踏まえておいてください。

大学入試の口頭試問でチェックされる項目

続いて、大学入試における口頭試問で、チェックされる項目についても見ていきましょう。

こちらの項では、主に医学部受験での口頭試問でチェックされやすい項目の中から、代表的なものを3点取り上げてまとめました。

一般教養などの基礎学力について

大学入試における口頭試問でよくなされるのが、一般教養などの基礎学力にまつわる問いです。

質問される内容については、志望先の学部にちなんだものが多いため、そのことを前提に対策をしておくとスムーズな解答につながるでしょう。

医学部の受験であれば外国語や理科、数学などの試問がなされやすいと予想できますので、そのことを視野にいれた練習をしておくことをおすすめします。

なお、大学によっては口頭による解答を求めるだけではなく、ホワイトボードなどを用意して問題の解説、解答を求めることもあります。

そのため、変則的な試問にも対応できるよう過去問をきちんと読み込んで、志望先ごとの対応策を練っておくことが必要です。

最近関心を持ったニュースや時事問題について

最近関心を持ったニュース、及び時事問題について意見を求められるケースも、口頭試問ではよく見受けられます。

ご自身が関心をもった話題を提示するのが素直な答えと言えますが、医学部の大学入試などでは、やはり医療に関するニュースを持ち出すのがおすすめです。

なぜなら試験官としても、受験生がどれだけ医療に関心を持っているか、そして関心事に対して、どんなことを感じているかを問いたいはずだからです。

このことから、大学入試で医学部を志望する人に求められるのは、日ごろから医療関係の情報に触れる習慣を身につけておくことと言えます。

医療系の書籍や雑誌、インターネットニュースなど様々な媒体からバランスよく情報をキャッチして、情報を収集しておきましょう。

対象の学部にまつわる知識量、理解度について

大学入試の口頭試問では、対象の学部にまつわる知識量、理解度についてもよくチェックされます。

上でお話しした、一般教養の情報ともつながりがありますが、基本的な試問よりもさらに踏み込んだ試問がなされることもあるという意味で、ここではお伝えします。

たとえば、医学部の口頭試問では、語学力を問う問題などが想定されるでしょう。

英語を用いた自己紹介や自己PR、英語での出題に英語で解答する試問など、色々なパターンが推測できるはずです。

自分なりにパターンを考えてみたり、過去問集にあたるなどして、志望先の試問に対応できるだけの力を養っておきましょう。

大学入試の口頭試問を受ける際のポイント

次に、大学入試の口頭試問を受ける際のポイントについても解説していきます。

どのポイントも口頭試問を上手に切り抜けるために役立つものばかりですから、ぜひ参考にしてください。

わからない試問には無理に答えない

どれだけ訓練を重ねて大学入試の口頭試問へ臨んだとしても、どうしても解答できない質問が飛んでくることは避けられません。

そのため、こういったケースにおいては無理に答えようとせず、わからない試問には「わかりません」と正直に解答するのが無難です。

仮に知ったかぶりをして何らかの答えを導き出したとしても、あなたの目の前にいるのは百戦錬磨の試験官。

鋭い眼光で胸のうちを見透かされてしまい、かえって悪い評価につながる可能性もあります。

大学入試の口頭試問で答えがわからない質問がなされた際は、正直に「わかりません」と答えて、次なる試問の方に意識を向けましょう。

志望大学の情報収集を徹底する

口頭試問を乗り切るためのポイントとして、強くおすすめしたいのが志望大学の情報収集を徹底することです。

なぜなら、大学側としても、受験生がどれだけの意欲を持って試験に臨んでいるかをきちんと把握しておきたいからです。

そのため、受験生としても、なるべく多くの情報を仕入れてから口頭試問へ臨む姿勢が必要となります。

情報源としては、学生募集要項やアドミッションポリシー、公式ホームページ、パンフレットなど多岐にわたりますが、それぞれ一度は目を通しておきましょう。

また、状況が許すのであれば、オープンキャンパスに行ってみるのもおすすめです。

提出書類からの質問も想定しておく

大学の口頭試問では、学力や知識量を推し量る試問とは別に、志望動機をもとにした質問がなされることもあります。

こちらは、やや面接試験よりの試問にもなりますが、上述のとおり、人物評価にも着眼する面接官だったときのことも考えて備えておいて損はありません。

試験前には、志望理由書をはじめとする各種提出書類も再度読み込んでから、口頭試問を受けましょう。

口頭試問の訓練を何度も重ねる

口頭試問の練度を上げるのであれば、訓練の回数を重ねるのが最大のポイントとも言えます。

なぜなら、どんなに知識を詰め込んでいる人でも、それをケースバイケースで引き出して、さらに相手に伝わるように解答ができなければ意味をなさないからです。

学んだことを利用してスムーズに解答するためには、やはり一に練習、二に練習です。

面接試験と同じく、訓練を重ねた分だけどんどん上達していきますので、友人などを相手に練習に励みましょう。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

これまで述べてきたとおり、大学入試で課される口頭試問をクリアするには、志望学部にまつわる知識量の豊富さや、大学のことをどれだけ理解しているかが重要なポイントとなります。

しかし、口頭試問はもちろん、面接試験についても個人で訓練を重ねるのは非常に難しく、上達までには相当な時間を消費してしまいます。

そうなってしまうと、今度は学力試験の勉強がおろそかになってしまい、合格は遠のくばかりです。

そのため、受験生の中には、効率よく口頭試問の手ほどきをしてくれる予備校を探している人も、多いのではないでしょうか。

そういった方の強い味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は通常の学習指導に加えて、口頭試問や面接試験対策のための専門の講師を配置して、受験生を支援している予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾が行っている口頭試問の指導内容を筆頭に、様々なサポート体制についても紹介していきましょう。

口頭試問にもしっかり対応!専門の講師が何度でも指導

先ほどお伝えしたとおり、口頭試問は試験の性質上、個人で訓練を重ねるのは非常に困難です。

通常のテストとは違い口頭試問は相手のいる試験ですので、一人での練習ではすぐに限界点に到達してしまうことも十分に考えられます。

そういったことにならないよう、京都医塾では口頭試問や面接試験の指導に特化したセクションを設けて、受験生のみなさんを支援しています。

経験豊かな熟練講師が、あなたの志望先に合わせた対策指導にあたりますから、口頭試問の対応力もメキメキと上達することは間違いありません。

さらに志望理由書の作成のサポートも行っていますので、同書類にまつわる質問がなされた場合の対処方法も、合わせて指導いたします。

年間学習量3,500時間を実現する独自のメソッド

あなたが医学部受験を決意したその瞬間から、試験開始までのカウントダウンが容赦なく始まります。

そして、ご存じのとおり大学の医学部合格のためには、そのカウントダウンの最中に莫大な量の学習を積み重ね、学力を徹底的に高めていかなければいきません。

そこで京都医塾ではこの莫大な量の学習時間を確保するために、独自のカリキュラムを設定して、2,000時間以上の授業を行っています。

さらに、受験生一人ひとりが自由に使える専用ブースを提供して、1,500時間以上の学習時間が割けるようにも配慮しています。

このように、当塾に任せていただければ合計3,500時間もの膨大な学習時間を確保できますので、医学部合格のレベルにも余裕を持って達することが可能です。

お子さまの様子を毎日確認できる「KAZASUシステム」

当塾では、遠方から入塾される方向けに、学寮を設けて対応させていただいております。

この学寮は、生活に必要な家具などがすべて揃った快適な設計になっていますが、そうは言っても、保護者様にとってはお子さまの安全は常に気がかりなことのはずです。

そういったお気持ちに寄り添うためにも、当塾では「KAZASUシステム」を導入し、お子さまの状況を毎日、保護者様にお伝えしています。

こちらのシステムは、受験生の方々が学寮から校舎へ入退した際、自動的に保護者様にメールでお知らせする機能を有した、通知のためのシステムです。

このKAZASUシステムを採用することにより、お子さまの通塾の状況が毎日お手元に届きますので、心配なく当塾へ任せられると好評をいただいています。

まとめ

口頭試問は、大学入試において、しばしば課される試験方式の一つです。

口頭試問とは、読んで字のごとく口頭における試問がメインとなるテストですが、こちらの成績が基準に満たなかった場合、合格の夢が叶うことはありません。

とくに医学部などの難関学部では、一般学部よりもハイレベルな試問が予想されることから、より綿密な準備と対策が必要です。

しかしながら、この口頭試問は試験の性質上、個人で対策を行うことが難しく、仮に一人で及第点まで達せられたとしても、相当な時間を要してしまいます。

このことから、受験生の中には、口頭試問の良質な指南をしてくれる予備校を探している人も、多いのではないでしょうか。

そういった方の頼もしい味方となるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は通常の学習指導に加えて、口頭試問や面接試験対策のための専門の講師を配置して、受験生を支援している予備校です。

当塾で口頭試問の訓練をしていただければ、これまで積み上げてきた膨大なデータをもとに的確、かつ適切な指導をお約束します。

本気で医学部合格を目指している人には、口頭試問にも万全の対策が施せる京都医塾がうってつけです。

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