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南山高校女子部の進学実績を一覧で紹介!医学部進学者が多い理由とは?【2025年】

南山高校女子部の進学実績を一覧で紹介!医学部進学者が多い理由とは?【2025年】

南山高校女子部は愛知県内でも有数の進学校として知られ、毎年多くの卒業生が国公立大学・私立大学問わず医学部へ進学しています。

本記事では2023~2025年の国公立・私立大学への進学実績を一覧で紹介し、医学部進学者の割合や進学者が多い理由について詳しく解説します。

医学部進学を目指す受験生は、南山高校女子部の特徴を知り志望校選びの参考にしてください。

南山高校女子部の医学部への進学実績(2023~2025年)

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南山高校女子部の医学部に限定した進学実績は公表されていないため、まずはすべての進学実績について見てみましょう。

ここでは、国公立大学と私立大学に分けて3年間(2023〜2025年)の合計で進学者数が多い順にまとめています。

南山高校女子部の進学実績【国公立大学】

大学名3年合計
名古屋市立大学53
名古屋大学51
岐阜大学17
京都大学15
東京大学13
名古屋工業大学11
三重大学7
北海道大学6
大阪大学6
琉球大学6
福井大学5
金沢大学5
神戸大学5
京都府立医科大学5
筑波大学4
お茶の水女子大学4
横浜国立大学4
奈良女子大学4
高知大学4
宮崎大学4
防衛医科大学校4
秋田大学3
東京芸術大学3
一橋大学3
静岡大学3
浜松医科大学3
九州大学3
東京都立大学(首都大学東京)3
千葉大学2
東京工業大学2
信州大学2
愛知教育大学2
京都工芸繊維大学2
鳥取大学2
札幌医科大学2
岐阜薬科大学2
静岡県立大学2
愛知県立芸術大学2
大阪公立大学(大阪市立大学)2
奈良県立医科大学2
気象大学校2
旭川医科大学1
山形大学1
群馬大学1
東京外国語大学1
東京医科歯科大学1
東京海洋大学1
東京農工大学1
新潟大学1
岡山大学1
広島大学1
島根大学1
徳島大学1
香川大学1
長崎大学1
佐賀大学1
鹿児島大学1
札幌市立大学1
国際教養大学1
高崎経済大学1
金沢美術工芸大学1
愛知県立大学1
兵庫県立大学1
芸術文化観光専門職大学1
九州歯科大学1
防衛大学校1

※出典:卒業生の大学・短大・専修学校等合格者延人数を基に作成

南山高校女子部の進学実績【私立大学】

大学名3年合計
立命館大学156
南山大学(一般)107
名城大学103
同志社大学99
藤田医科大学95
東京理科大学79
早稲田大学76
明治大学67
愛知医科大学56
慶應義塾大学49
関西学院大学47
中央大学46
上智大学44
南山大学(学内)32
青山学院大学31
立教大学29
関西大学22
近畿大学22
関西医科大学19
愛知学院大学17
金城学院大学17
法政大学16
日本大学15
東京農業大学12
北里大学11
京都薬科大学9
大阪医科薬科大学9
国際医療福祉大学8
成城大学8
日本女子大学8
愛知工業大学8
中京大学8
武蔵野大学7
麻布大学7
愛知淑徳大学7
芝浦工業大学6
順天堂大学6
国際基督教大学5
帝京大学5
東海大学5
東京医科大学5
武蔵野美術大学5
フェリス女学院5
金沢医科大学5
椙山女学園大学5
豊田工業大学5
同志社女子大学5
兵庫医科大学5
学習院大学4
杏林大学4
昭和医科大学(昭和大学)4
津田塾大学4
東京女子医科大学4
東京慈恵会医科大学4
東京工科大学4
日本獣医生命科学大学4
聖マリアンナ医科大学4
朝日大学4
愛知大学4
京都橘大学4
福岡大学4
酪農学園大学3
埼玉医科大学3
多摩美術大学3
東京女子大学3
修文大学3
川崎医科大学3
東北医科薬科大学2
駒澤大学2
東洋大学2
立正大学2
神奈川大学2
名古屋葵大学2
名古屋学芸大学2
京都女子大学2
龍谷大学2
産業医科大学2
岩手医科大学1
獨協医科大学1
自治医科大学1
桜美林大学1
国立音楽大学1
工学院大学1
昭和女子大学1
聖路加国際大学1
東京歯科大学1
東京電機大学1
東京都市大学1
東邦大学1
日本医科大学1
神奈川歯科大学1
岐阜医療科学大学1
中部大学1
名古屋芸術大学1
京都産業大学1
京都精華大学1
大阪歯科大学1
甲南大学1
岡山理科大学1
久留米大学1
崇城大学1
第一工科大学1
立命館アジア太平洋大学1

※出典:卒業生の大学・短大・専修学校等合格者延人数を基に作成

※合格者数の延べ人数であり1人で複数校に合格している場合も含まれる

※専修・各種学校、外国4年制大学を除く

南山高校女子部の医学部への進学実績と割合

進学実績を見ると、国公立大学では京都府立医科大学や防衛医科大学校、私立大学では藤田医科大学や愛知医科大学をはじめとして医科大学への進学が目立ちます。

特に私立大学では、藤田医科大学と愛知医科大学の合計進学者が150人を超えており、医学部系大学の中でも高い比率を占めています。

また、医科大学以外にも総合大学の医学部に進学している卒業生も多くいます。

国公立大学だけでも卒業生の約6人に1人が医学部に進学しているといわれており、私立大学を合わせるとさらに高い進学割合となります。

南山高校女子部は、愛知県内のみならず全国的に見ても高い医学部への進学実績を持つ高校です。

南山高校女子部の医学部への進学実績が高い理由とは?

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進学実績から見てもわかる通り、南山高校女子部からは東大や京大などの難関国公立大学や早慶上理、GMARCHといった有名私立大学にも多数進学していますが、特に医科大学への進学が際立っています。

次に、南山高校女子部が特に医学部進学に強い主な3つの理由について解説します。

医学部に限らず難関大学に合格する学力優秀層が集まっている

第一の理由は、南山高校女子部自体が愛知県内の女子高のトップといわれるレベルの進学校である点です。

南山高校には男子部と女子部がありますが、中学受験時の男子部の偏差値が54に対し、女子部の偏差値は64と大きく差があります。

そのため入学時点で県内から優秀な層が集まっていることが、理系最難関学部といわれる医学部をはじめとする難関大学への安定した進学実績につながっています。

中高一貫教育による高い学力を育てる学習環境が整っている

南山高校女子部は、中高一貫教育を行っている学校です。

難関とされる国公立大学医学部の合格上位校のなかには、南山高校女子部を含めた中高一貫校が多くランクインしています。

中高一貫校では、高校受験対策に時間を取られることなく6年間を通じて一貫したカリキュラムで学習を進められるため、先取り学習や独自カリキュラムの設定が可能になります。

中高一貫校のメリットを活かした、学習進度だけでなく学習の深さや意欲も高まる教育環境が医学部合格実績の高さにつながっています。

医学部志望者が多く入学する環境である

南山高校女子部には入学時から医学部を志望して入学する学生が多い点も、ほかの進学校と異なる点です。

南山高校は通学圏内に名古屋大学・名古屋市立大学・岐阜大学といった国公立大学医学部が複数ある立地もあいまって、医学部志望者が伝統的に多い学校です。

医学部を目指している仲間が周囲に多く、お互いに刺激し合いながらモチベーションを維持しやすい環境も進学実績の向上につながっていると考えられます。

南山高校女子部以外に医学部の進学実績が高い高校は?

南山高校女子部は愛知県内でもトップクラスの医学部進学実績を誇る進学校ですが、完全中高一貫校のため高校からの入学は基本的にできません。

そのため「愛知県内で高校から医学部の進学実績が高い学校に進学したい」と考える場合には、以下の高校への進学を検討するとよいでしょう。

  • 旭丘高校:難関大学のみならず医学部進学実績も高い愛知県内トップクラスの進学校。自由な校風が特徴。
  • 滝高校:中高一貫併設型だが、高校からも入学可能。2024年度医学部合格者数82人という高い合格実績がある。
  • 名古屋市立向陽高校:難関大学中心に多くの合格実績を持つ高校で医学部への進学実績も一定数あり、部活動が盛んなのが特徴。

南山高校女子部のような進学実績の高い高校でも医学部合格は簡単ではない

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こうした進学校に入学できたからといって医学部合格が約束されるわけではありません。

実際、偏差値の高い進学校でも医学部合格は一部の生徒に限られており、現役合格率も高いとはいえません。その理由は、医学部入試が他学部と比べて圧倒的に難易度が高いためです。

例えば国公立大学医学部のボーダー偏差値は65以上が大半であり、これは全国模試受験者の上位7%前後に入る必要がある水準です。

また共通テストでは8割以上の得点が求められ、さらに二次試験や私立大学医学部でも難易度の高い学力試験が課されます。

だからこそ、受かる確率を高めるためには早い段階から戦略的な学習計画と志望校の出題傾向に合わせた徹底した対策を行い、限られた時間の中で効率よく得点力を伸ばすことが重要です。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

医学部を本気で目指すには、学校の授業や一般の塾での学習だけでは、合格が簡単に約束されるわけではありません。

難関国公立・私立大学医学部の入試では、志望校ごとに練られた入念な戦略と十分な演習量、さらには面接や小論文など多面的な対策が必要です。

京都医塾では、こうした医学部入試の独自の難しさに真正面から取り組み、合格までの道のりをしっかりとお手伝いしております。

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知識の習得のみならず、面接対策や小論文対策においても、京都医塾が一括して行うため、受験生は学習に専念できる環境が整っています。

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完全な個別指導と少人数制の授業を柔軟に組み合わせることで、生徒それぞれの特性に合わせた指導を徹底し、知識の定着から応用力の向上まで、一人ひとりの課題に寄り添いながら合格への道を歩んでいただいています。

柔軟に変更されるカリキュラム

京都医塾では、入塾時にそれぞれの状況に合わせた学習プランを策定し、定期的に見直しを行っています。

受験生の成績の推移や志望校の出題形式の変化、模試の結果などを踏まえ、時機を逃さず柔軟に調整することで、常に「今の自分にとって最良」の学習環境を提供しています。

こうした個別最適化への徹底が、確かな合格実績に結びついているのです。

まとめ

南山 女子 進学 実績 医学部

南山高校女子部が全国的にも高い医学部進学実績を誇るのは、中高一貫教育という学びの土台や、医学部を志す意識の高い生徒が集まる校風によるものです。

しかしながら、進学校に在籍しているだけでは、難関医学部への合格は自動的には実現しません。

一人ひとりに合わせたきめ細やかな対策が必要なのです。

そんな受験生のために、京都医塾では「1泊2日医学部合格診断ツアー」という無料プログラムを実施しています。

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この機会を利用して、自分に不足している部分やこれからの学習の方向性を明確にしてみてはいかがでしょうか。