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【2024年度版】医学部入試の変更点まとめ!国公立・私立の両方を一挙に掲載

【2024年度版】医学部入試の変更点まとめ!国公立・私立の両方を一挙に掲載

激動の2023年度の医学部受験もひと段落したのもつかの間、次なるステージとなる2024年度の受験シーズンはすでに開幕中です。

そんな2024年度の医学部受験ですが、前年度とは異なる入試科目を課したり、募集人員に変更を加えた医学部も散見されるなど、様々な変化があらわれています。

そこで今回の記事では、2024年度における医学部入試の変更点をまとめてお届けしましょう。

【国公立大学医学部】入試変更点まとめ

まずは、国公立大学医学部における入試の変更点について見ていきましょう。

全部で9校を取り上げていますが、これらの中に志望校がある方はしっかりチェックをして、受験に活かしてください。

山形大学

山形大学医学部の入試では、二次試験で課される科目の中から、国語が除外されるようになりました。

そのため、受験時の科目は数学と理科、英語、加えて面接のみとなっています。

なお、本筋とは外れる話題ですが、山形大学では嬉しいことに、後期日程も設けて学生の募集をしています。

後期日程の試験では面接のみが課されますので、学力検査を回避して受験することが可能です。

金沢大学

金沢大学医学部の入試では、KUGS特別入試の(総合型Ⅱ)の中に、新たに地域枠が設置されることになりました。

こちらの試験では、共通テストが課される選抜方法が取られる予定ですので、受験生の方々にあっては日ごろの学習を怠らないよう努力しましょう。

また、同医学部では、上記KUGS特別入試の中の「富山県枠」のみの対象となりますが、修学資金の交付許可を文部科学省へ申請中です。

申請が通過すれば、修学にともなう資金援助が受けられますので、気になる方は金沢大学医学部、もしくは富山県のHPを確認してみてください。

山梨大学

山梨大学医学部の入試では、二次試験の選抜方法に変更が加えられる予定です。

内容としては、これまでにはなかった外国語が課されるようになったほか、面接方式も集団面接からグループディスカッション形式へ移行しています。

配点についても変更が予定されていますが、2023年5月時点では詳細の発表はなされていません。

同医学部によると配点の変更については、決定次第アナウンスするとのことですので、山梨大学を志望している人は逐一HPなどを確認し、情報収集に励みましょう。

岐阜大学

岐阜大学医学部の入試では、第1段階選抜における倍率変更がなされています

2023年度では9倍であったものが、2024年度では3倍に低下していますので、受験生の方々は、このことを念頭においた受験戦略を練り、対策を施しましょう。

奈良県立医科大学

奈良県立医科大学医学部の入試では、一般選抜(前期日程)の選抜方法に変更が加えられる予定です。

大きな変更内容としてあげられるのは、二次試験における個別学力検査が廃止となるということです。

ただし、その代わりに小論文試験が課されるようになりますので、同医学部を志望している方は、文章の作成能力を磨いておく必要があるでしょう。

また、共通テストの科目にも変更が予告されており、外国語の選択肢が英語のみに限定されます。

これらの詳細については、2023年の夏季中に発表するとのことですので、奈良県立医科大学を目指している人はHPを小まめにチェックして、最新の情報に触れられるようにしておきましょう。

愛媛大学

愛媛大学医学部の入試では、地域枠の募集人員と共通テストにおける英語の配点に変更がなされます。

地域枠の募集人員ですが、前年度は20名だったものが5名へと大幅に削減される予定で、厳しい戦いが予想されます。

共通テストにおける英語の配点ですが、学校推薦型選抜Aのリスニングが20点から40点に、そして総合型選抜と一般選抜(前期)のリスニングが10点から20点に変わる見込みです。

なお、地域枠の募集人員については、2023年5月時点においては文部科学省に増員を申請中であり、これが認められた場合は変更予定とのことです。

長崎大学

長崎大学医学部の入試では、一般選抜(前期)並びに、学校推薦型選抜Ⅱの募集人員の変更が予定されています。

内訳としては、一般選抜(前期)が71名から76名へと5名の増員が図られます。

しかし、その一方で学校推薦型選抜Ⅱでは、残念ながら前年度9名程度だったものが、今年度では4名程度に削減される見込みです。

このことから、学校推薦型選抜Ⅱでの入試を検討中の人は、今まで以上の綿密な対策が必要と言えるでしょう。

宮崎大学

宮崎大学医学部の入試では、私費外国人留学生入試の廃止が決定しています。

一般の受験生にとっては影響のない削減ですが、留学生の方々にとっては逆風と言えます。

鹿児島大学

鹿児島大学医学部の入試では、一般選抜(後期)、学校推薦型選抜Ⅱ、加えて国際バカロレア入試の3つの項目において変更が加えられる見通しです。

一般選抜(後期)の解説から入りますが、同試験では2段階選抜の予定倍率が変更の見込みとなっています。

具体的には、前年度は募集人員の約8倍であったものが、2024年度からは約10倍に変化しました。

さらに、学校推薦型選抜Ⅱでは、出願要件に対する変更がなされる予定です。

これまでは、通信制高校出身の志願者が通うキャンパスの所在地に制限はありませんでしたが、今年度からは、鹿児島県内にキャンパスが所在していなければならないなど、複数の要件が課される見込みとなっています。

最後に、国際バカロレア入試ですが、配点と合否判定の基準に変更が行われる予定です。

内容としては、これまでは書類審査のみが点数化されていたものが、2024年度からは面接も点数化されるようになっています。

また、面接の評価が著しく低い受験生にあっては、不合格の合否判定がくだされますので、注意しましょう。

【私立大学医学部】入試変更点まとめ

続いて、私立大学医学部の入試における変更点についても見ていきましょう。

東京医科大学

東京医科大学医学部では、「医学科全国ブロック別学校推薦型選抜」という人員枠を、今年度より創設しています。

こちらの募集枠は地域医療の拡充のために設けられたものですが、卒業後における勤務地や義務年限の義務が課されることはありません。

また、肝心の募集人員は6名以内を予定しています。

全国を6つのブロックにわけ、その中から1名を選抜するとのことです。

日本医科大学

日本医科大学医学部の入試では、後期試験の「共通テスト(国語)併用」に対し、新たに英語4技能の評価が加えられることになりました。

この英語4技能の評価は、民間の英語試験の成績を参考にする予定で、対象となる英語民間試験は、TOEFL iBTやケンブリッジ英語検定、英検など全部で7種類の予定となっています。

藤田医科大学

藤田医科大学医学部の入試では、残念ながら募集枠の縮小が行われる見込みです。

内容としては、「ふじた未来入試」の中の専願枠が廃止され、出願資格が高校3年生のみに限定されることが、すでに決定しています。

なお、募集人員や試験科目、及び日程などの詳細は本年6月頃にアナウンスされる予定ですので、現役生の志望者は忘れずにチェックしておきましょう。

大阪医科薬科大学

大阪医科薬科大学医学部の入試では、選抜方法の変更がいくつか実施される見通しです。

変更点の詳細ですが、まず総合型選抜の中の「至誠仁術」入試(専願制)の廃止が決まりました。

その一方で、学校推薦型選抜では、「公募制推薦入試(専願制)」が新たに導入予定です。

加えて、一般選抜(前期・後期)では、数学の試験時間が短縮され100分から90分へと変わる見込みです。

同校の2024年度の入試では、多くの変更がともなうものとなっていますので、受験生の方々にあっては、募集要項をよく確認し間違いのないようにしてください。

産業医科大学

産業医科大学医学部の入試では、一般選抜、学校推薦型選抜の2つの募集枠に変更が加えられるほか、新たに総合型選抜が実施されることになっています。

最初に一般選抜の解説から入りますが、同募集枠では、募集人員が約80名から約70名へと縮小されることになりました。

また、新たに設置される総合型選抜では約10名が定員となっています。

さらに、学校推薦型選抜では推薦要件が変更されるほかにも、1校あたりの推薦人数にも変更がなされることが決定しています。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

本記事では、2024年度の医学部入試の変更点をまとめてきましたが、前年度と比較すると試験科目の変更や募集人員の増員、または減員など色々な箇所で変更が見られています。

そのため、古い情報をもとに受験学習や受験活動を進めていると、試験科目の変更に気づかず準備が追いつかなかったり、そもそも出願資格のない募集枠への対策を進めてしまう結果になってしまいます。

このことから、受験生の方々の中には最新の情報をもとに、最先端の授業をしてくれる予備校を探している人も多いのではないでしょうか。

そういった方々の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、独自のネットワークで得た情報にもとづく、最先端の学習教育を強みに、例年たくさんの受験生を医学部へと送り届けている予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の取り組みについて紹介していきましょう。

一流の講師陣による圧倒的にハイレベルな授業

京都医塾では、独自の考えのもと、13名の一流講師陣のチームサポートを用いた学習指導を実践しています。

このチームサポートの大きな利点は、受験生一人に対して統一した指導方針が取れることです。

一般的な塾や予備校では、授業の指導方針は講師の裁量に任せることが多くみられますが、そういった指導方針を敷いてしまうと、受験生一人ひとりの特性に見合った正しい教え方ができません。

そこで当塾では、上述のように、各教科を担当する13名の講師がチームを結成し、受験生の情報を共有しながら適切、かつ高効率な指導を行っています。

そのため、教科ごとの学力の伸長に格差が生じることもなく、バランスを保ったまま合格水準へと到達することが可能です。

最新の情報を常時収集し、入試の変更点にも柔軟に対応

本記事で取り扱った内容にも通じますが、医学部の入試方法や募集人員数は毎年のように変更が加えられます。

その証拠に、昨年度の試験においても多くの医学部において地域枠の増員が行われ、定員数に大きな変化が見られました。

このことからも言えるように、医学部の入試で合格を確実に手元に近づけるためには、学力向上の努力はもちろん、最新の情報をもとにした出願戦略を練る努力も不可欠です。

しかし、常に新しい情報を集めながら、受験勉強も同時進行させることは、個人でカバーできる範囲を大きくこえているとも言えるでしょう。

そこで京都医塾では、専用のセクションを設けて最新情報の収集を行い、受験生の方々の負担を最小限に抑えるとともに、入試の変更点にも柔軟に対応できるよう常時備えています。

そのため、志望校への的確な出願戦略が立案できるとともに、受験生の方々に合っては、必要な受験勉強だけに一心不乱に取り組むことが可能です。

常駐の寮母が見守る安全・安心の学寮

大変ありがたいことに、京都医塾には地元京都の受験生の方々以外にも、遠方からわざわざ入塾してくださる方々も少なくありません。

そういった方々にとって新天地での暮らしは、たくさんの心配ごとのタネにもなり得ます。

住み慣れた街や、ご両親のもとから離れて生活を送るわけですから、不安な気持ちを覚えることは、むしろ自然なこととも言えるでしょう。

そこで京都医塾では、常駐の寮母が見守る安全・安心の学寮を用意して、受験生のみなさんをお迎えしています。

こちらの寮には、24時間365日、寮母が常駐し受験生の方々の安全と安心の見守り支援を行っています。

また、各部屋の家具や家電についてもひと揃いしておりますので、日常的な生活に困ることもありません。

そのため、新しい暮らしにおいても何ら心配することなくスタートに踏み切ることが可能です。

加えて、ご希望があれば女性の受験生の方には、女性専用マンションのご案内もしておりますので、どうぞ遠慮なくご相談ください。

まとめ

2024年度における、医学部入試の変更点についてまとめてきました。

今年度においても、国公立大学、私立大学ともに試験科目や募集人員の調整が行われているところが少なからずあるため、受験への影響は避けられないと言えるでしょう。

このことから、医学部受験をするにあたっては、最新の情報を収集するとともに、その情報にもとづいた対策を進めていく必要がありますが、個人の力で行うとなると大きな負担がともないます。

そのため、受験生の方々の中には最新の情報にもとづいた、最先端の指導をしてくれる予備校を探している人も多いのではないでしょうか。

そういった受験生の方々におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、独自のネットワークで集めた情報をもとに最先端の教育を行っている、医学部受験に特化した予備校です。

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