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医学部受験コラム

関東の国公立大学医学部にはどんなものがある?有益な情報を厳選してご紹介!

関東の国公立大学医学部にはどんなものがある?有益な情報を厳選してご紹介!

医学部受験を検討中の方々の中には、関東に所在する国公立大学を志望している人も数多く見られます。

ところが、関東における国公立大学医学部と一言で言っても複数存在することから、どういった医学部があるのか、そして、どういった特徴を持っているのかなど、具体的なことは掴めていない人も大勢いるはずです。

そこで今回の記事では、関東に所在する国公立大学医学部を志望している人に向けて、同医学部の情報を網羅してお届けしましょう。

関東の国公立大学医学部は全部で6校


2023年現在、関東に所在する大学の中で医学部を設置しているところは、全部で6校となっています。

内訳としては、

✓東京大学

✓筑波大学

✓群馬大学

✓千葉大学

✓東京医科歯科大学

✓横浜市立大学

の6大学ですが、いずれの医学部も大変な実績を誇っていることで有名です。

ちなみに、関東には日本の人口の3割以上が集まっているため、上記6大学以外にも多数の私立大学医学部も集中しています。

そのため、医学部を目指す学生も多く上京し例年、苛烈な受験競争が繰り広げられています。

関東の国公立大学医学部の特色は?


続いて、関東に所在する国公立大学医学部は、どのような特色を有しているかについても見ていきましょう。

こちらの項では、前項で提示した医学部の持つ様々な情報をまとめました。

東京大学

最初に紹介するのは、東京大学医学部における沿革とカリキュラムの特色です。

沿革

我が国の最高学府として知られる東京大学。

医学部としても最高の偏差値を誇り2022年度では、72.5というきわめて高い数値をマークしました。

そんな東京大学の源流は、1858年にまでさかのぼります。

当時は種痘所という天然痘の治療施設でしたが、1877年に東京改正学校と合併し、東京大学医学部として新たに創設されました。

その後、同医学部では多数の医師の育成が図られ、それらの医師が後に設立された医学部群の指導医として派遣され、日本の医療の礎を築くにいたっています。

カリキュラムの特色

東京大学医学部のカリキュラムの特色として真っ先にあげられるのが、先進医療を学習できる臨床教育を受けられることでしょう。

これは、国内トップの医学部である東京大学医学部ならではの特色で、同医学部へ進学を果たせた学生は、5年次と6年次にかけて附属病院における本格的な実習を受ける機会が与えられます。

日本の医療を根底から支える病院での実習ができることは、医学生にとって飛躍的な成長を遂げるチャンスであり、また医師としての素養を確実に身につけられる機会であるとも言えます。

筑波大学

2番目に紹介するのは、筑波大学医学部における沿革とカリキュラムの特色です。

沿革

筑波大学は、1973年に開学された医学部です。

高度経済成長期における日本の医療を底上げすべく、数多くの優秀な医師を輩出してきました。

現在では、臨床医の育成のほかにも医学研究者の育成も積極的に行っており、社会のニーズに応えられる世界レベルの医療人の養成を目指しています。

カリキュラムの特色

筑波大学医学部では、医療の目覚ましい発展に合わせて、柔軟にカリキュラムを変更する取り組みを行っています。

なぜなら、これまでの詰め込み型の教育方法では、医学の進歩に対応できる医学生の輩出が困難になってきたと考えているからです。

その結果たどりついたのが、自己学習や自己啓発を医学部卒業後も継続するための、高度なカリキュラムです。

こちらのカリキュラムのもとでは自由選択型の実習や、体験型学習の「在宅ケアコース」を取り入れて、積極性を重視した教育が施されています。

群馬大学

3番目に紹介するのは、群馬大学医学部における沿革とカリキュラムの特色です。

沿革

群馬大学医学部は、太平洋戦争が終了する前の1943年に設立された医学部です。

北関東における医療の拠点として活躍し、戦争による負傷者等の治療に奮励努力してきました。

そんな群馬大学医学部ですが、現在では、2010年に設けられた世界最先端のがん治療装置を使用して、たくさんのがん患者の治療にあたっています。

カリキュラムの特色

群馬大学医学部には、「卒業時に身につけておくべき8つの力」と題する、自己省察力やコミュケーション能力、医学研究に取り組む能力など、様々な能力を養うためのカリキュラムを学生に施しています。

このカリキュラムの中には独自性の高い学習内容が盛り沢山ですが、中でも特徴的なのは、全国の医学部の中でも先駆けて実施された人材育成プログラムです。

同プログラムは、「医療の質・安全学講座」と呼ばれるもので、チームワーク医療や患者参加型の医療、行動科学など、多数の協同作業の中から集団で医療にあたることの重要性を深く学んでいきます。

千葉大学

4番目に紹介するのは、千葉大学医学部における沿革とカリキュラムの特色です。

沿革

千葉大学医学部は1874年に創設された共立病院を原点に持つ、国内でも歴史ある医学部の一つです。

同医学部が本格的な活動をすることになるのは1949年からですが、医療に対する真摯な姿勢のもと、食道がん外科治療の先駆者として世界的評価の高い中山恒明氏や、免疫学の世界的権威である多田富雄氏など、著名な医療人を世に送り出してきました。

現在にいたってもその姿勢は健在で、変化と多様性に対応し世界をリードできる人材の育成に日々取り組んでいます。

カリキュラムの特色

千葉大学医学部のカリキュラムの特色として有名なのが、「アウトカムベースのカリキュラム」です。

このカリキュラムは、1年次から6年次にかけて一貫して専門教育科目を学ぶものですが、この一貫教育を施すことにより、医師として必要なコミュケーションスキルや探求心、診断時における実践力など色々な能力を一手に学ぶことができます。

東京医科歯科大学

5番目に紹介するのは、東京医科歯科大学医学部における沿革と、カリキュラムの特色です。

沿革

東京医科歯科大学は、1951年に設置された医学部です。

戦後復興の最中において、日本の医療の支えになるとともに、医療技術などの発展に対して大きく貢献してきました。

そんな東京医科歯科大学ですが、現在では感染症対策に真正面から向き合う姿勢を見せており、新型コロナウィルス対策においては、国内で初めてオミクロン株の市中感染を確認しています。

同医学部では、理念として掲げている「知と癒しの巧を創造し、人々の幸福に貢献する」という考えのもと活発な医療活動を継続するとしており、今後もますますの活躍が期待されています。

カリキュラムの特色

東京医科歯科大学の特色としてどうしても外せない点が、国立大学としては唯一の医療系総合大学であることです。

その特色を生かし、同医学部では2012年から、6年生を対象とした「チーム医療入門」を導入して学生の教育に力を入れています。

このチーム医療入門では、医学科と保健衛生学科、歯学科、口腔保健学科、加えて早稲田大学や上智大学の学生も交えて大規模な連携教育を実施し、コミュケーション医療の実践を図っています。

横浜市立大学

最後に紹介するのは、横浜市立大学医学部における沿革とカリキュラムの特色です。

沿革

横浜市立大学医学部は、1952年に創設された医学部です。

もともとは、1871年に早矢仕有的が開いた横浜仮病院が起源となりますが、紆余曲折を経て現在の形となりました。

カリキュラムの特色

横浜市立大学医学部では、グローバル人材の育成にとりわけ力を入れて取り組んでいます。

そのため、海外留学のプログラムが豊富で、4年次には「海外リサーチ・クラークシップ」を通じて、臨床研究や基礎研修を一定期間学びます。

さらに、5年次に入ると「海外クリニカル・クラークシップ」という留学カリキュラムを実施。

-海外の医療機関にて診療の見学を行い見分を広げたり、チームの一員として病棟の医療に従事するなど、多彩な経験をすることができます。

そのほかにも、カナダやアメリカ、シンガポールへの研修プログラムも充実しており、こと海外での学習機会の豊富さでは、国公立大学医学部の中でも随一とも言えるでしょう。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

関東には全部で6つの医学部がありますが、どの医学部も独自色のある教育を施して、優秀な学生の育成を目指していることがわかります。

いずれの医学部へ進学したとしても、充実した学生生活が待っているはずですから、受験生としては期待に胸が膨らんでしようがないはずです。

しかしながら、これらの医学部へ入るためには、厳しい試験を突破しなければなりません。

多くの受験生が入試にチャレンジする中、上位の成績をとらなければ、どんなに壮大な夢を描いたとしても実現しません。

このことから、受験生の方々の中には、医学部合格をより確実なものにするためにも、予備校の利用を検討中の人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、オリジナルの指導メソッドを武器に、これまでにも数多くの国公立大学医学部の合格者を輩出していきた名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の教育方法などについて紹介していきましょう。

偏差値40からでも合格できる完成された指導メソッド

受験生の方々も一人の人間である以上、それぞれ学力の伸び幅などが異なります。

いわゆる「地頭がよい」とされ、覚えたことをすぐに脳に定着させられる子もいれば、一方で、コツコツ努力型のタイプの子もいます。

そして、そうである以上、効率的に学力を伸ばしていくためには、本人の能力に合わせて教え方にも工夫を施すことが必要です。

どんな受験生に対しても画一的な指導をしていては、確実な実力の向上は見込めません。

そこで京都医塾がとっている方針が、受験生ごとにオリジナルのカリキュラムを用いた教育方法です。

同カリキュラムは受験生の方々が入塾した際に、その人の現在の学力や潜在的な力を極限まで分析して作られるものです。

個々人の力をきちんと推し量ったうえで最適なカリキュラムを作成して指導しますので、学力の伸びが早い人でも、コツコツタイプの人でも安心して合格ラインまで実力の伸長が期待できます。

移動をともなう受験にも安心と安全のサポート

京都医塾は、名前のとおり京都に所在しておりますが、受験生の方の中には関東地方の医学部を志望している方も大勢おられます。

もともと関東圏には多数の医学部が集中していますから、当然と言えば当然です。

しかし、京都から離れて一人で関東の受験に向かうのは、さぞ心細い気分になるはずです。

たたでさえメンタルに負担がかかる医学部受験であるのに、一人で遠出となると、なおさら気弱になってもおかしくありません。

しかし、京都医塾であれば、その点についても安心と安全のサポート体制を敷いておりますので何の心配もいりません。

たとえば、移動中には普段から教鞭を取っている教師などが随伴。

気ごころの知れた助っ人がすぐそばであらゆるケアをしてくれますので、精神的な負担は最小限に抑えられます。

もちろん、試験会場までも担当スタッフが道案内をしますので、土地勘のない場所でもスムーズに到着できます。

このように長距離移動をともなう受験であっても、京都医塾ではできる限りのサポートで安心と安全を提供いたしますので、試験本番でも普段どおりの力を出し切ることが可能です。

まずは「一泊二日医学部合格診断」をご体験ください

医学部進学を目指して予備校通いを決めたものの、塾・予備校は数が多すぎて迷ってしまう人は大勢います。

受験は人生のわかれ目ともなる大きな試練の一つですから、少しでも優れたところを選んで、志望先の合格可能性を高めたいところでしょう。

そこで、当塾がおすすめしているのが、マンツーマン授業や実力テスト、テスト結果をもとにしたフィードバックなどが受けられる「一泊二日医学部合格診断」です。

こちらのプログラムは、予備校選びでお悩み中の人へ向けて京都医塾が実施しているもので、当塾の指導体制や設備の充実ぶりを知っていただくために設けています。

この一泊二日医学部合格診断へご参加いただければ、当塾がどれだけ優れた予備校か深くご理解いただけると自負しております。

宿泊費や交通費は、すべて当塾で負担しておりますので、予備校選びでお悩み中の方は、ぜひ一度ご体験ください。

まとめ


関東には、東京大学医学部や横浜市立大学医学部を筆頭に、全部で6つの医学部があります。

どの医学部も独自色のある教育を施して、優秀な学生の育成を目指していますから、どこへ進学したとしても充実した学生生活が待っているはずです。

しかしながら、みなさんもご存じのとおり、これらの医学部へ入るためには厳しい試験を突破しなければなりません。

そのため、受験生の方々の中には、医学部合格の可能性を少しでも上げるためにも、予備校利用を検討中の人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オリジナルの指導メソッドを武器に、これまでにも数多くの国公立大学医学部の合格者を輩出してきた名門の予備校です。

当塾にお任せいただければ、高度な学習指導のほかにも、関東遠征にともなうメンタルケアなど、様々な支援であなたの夢の実現をサポートいたします。

本気で医学部合格を目指す人には、国公立大学医学部の受験にも大きな強みを持つ、京都医塾がうってつけです。

まずは、「一泊二日医学部合格診断」にて、当塾の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

宿泊費、交通費ともに当塾が負担いたしますので、お気軽にお問い合わせください。