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医学部受験コラム

【金沢大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

【金沢大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

金沢大学医学部は、江戸時代に解説された医療機関を源流とする、深い歴史のある学部です。

同医学部のモットーは、最先端の知識を学生に授けるとともに、人間性についてもしっかり育むというものです。

そんな金沢大学医学部には、医療を深く学ばんとする受験生が数多く入試にチャレンジしています。

そこで今回の記事では、金沢大学医学部の基本情報や入試の難易度、学部の特徴などをまとめて解説していきましょう。

金沢大学医学部の基本情報

金沢大学 医学部

まずは、金沢大学医学部の基本情報から見ていきましょう。

こちらの項では、金沢大学医学部のキャンパスの場所や定員数、入試情報などをまとめました。

キャンパスの場所

金沢大学医学部は、室町・鶴岡キャンパスに位置しています。

こちらのキャンパスに向かう場合は、金沢駅兼六園口6番乗り場から「金沢学院大学・金沢学院大学附属病院」行きに乗ってください。

定員数

2023年度における金沢大学医学部の定員数は、112名でした。

内訳は、一般選抜が84名、学校推薦型選抜Ⅱが27名、超然特別入試などの特別枠が、それぞれ若干名となっています。

入試情報

続いて、入試情報についても確認していきましょう。

一般選抜

一般選抜は、共通テストと個別学力検査で合否判定が下される試験です。

金沢大学医学部では前期日程しか実施されませんので、志望している人はチャンスをきちんとものにできるよう実力を高めておきましょう。

日程ですが、2023年度の試験は同年2月25日から26日にかけて実施される予定です。

学校推薦型選抜Ⅱ

学校推薦型選抜Ⅱは、その名のとおり各高校から推薦を受けた人が受験できる入試方法です。

こちらの試験では、共通テストと口述試験の結果などで合否の判断がくだされます。

2023年度の試験は、同年2月8日に1次選考が実施され、同月14日に最終選考が行われる運びです。

超然特別入試

超然特別入試は、卓越した才能を持ち、その才能を生かして社会的な課題に取り組める人材を募集する枠です。

こちらの試験も学校推薦型選抜Ⅱと同様、共通テストと口述試験の結果から合否の判定がなされます。

2023年度の試験は、同年2月11日に行われる運びです。

試験会場の場所については受験票の印刷後、記載がなされますので、そちらで確認をしてください。

帰国生徒選抜

帰国生徒選抜は、海外で学校教育を受けた経験のある人などを対象とした入試制度です。

こちらの選抜枠は、個別学力検査(前期日程)、口述試験、成績証明書により評価がなされます。

2023年度における試験は、同年2月25日から26日にかけて実施される予定です。

私費外国人留学生入試

私費外国人留学生入試は、日本国籍を有しない人を対象とした入試制度です。

共通テストは課されませんが、日本留学試験と学力検査の結果、書類審査などで合否の判定が行われます。

2023年度における試験は、同年2月25日から26日にかけて実施される見込みです。

国際バカロレア入試

国際バカロレア入試は、スイス民法にもとづく国際バカロレア証書を授与された人などを対象とした募集枠です。

こちらの募集枠の試験では、書類審査や口述試験の成績をもとに合格者の決定がなされます。

2023年度の試験については、12月3日に行われています。

金沢大学医学部の入試難易度

続いて、金沢大学医学部の入試難易度についても解説していきます。

ここでは、金沢大学医学部の偏差値と倍率を引き合いに出して、難易度を解説していきましょう。

偏差値

金沢大学医学部の偏差値は 65.0で、国公立大学の医学部としては平均的な部類に入ります。

同程度の偏差値の医学部としては、筑波大学群馬大学長崎大学愛媛大学などがあげられます。

偏差値65.0の医学部は数が多いほか、全国的に広く分布しているのが魅力と言えるでしょう。

倍率

次に、倍率についても見ていきましょう。

ここでは、金沢大学医学部の入試倍率について、2020年度から2022年度までのデータをもとにまとめました。

2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 3.6 84 312 213 87

2021年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 3.0 84 320 229 105

2022年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 2.8 84 244 208 86

金沢大学医学部の入試倍率は、2.8倍から3.6倍の間で推移しています。

近年における倍率は下降傾向にあるものの、医学部の受験では飛び交う難問を次々と正答していく必要があります。

1点、2点の差が致命傷につながることも十分ありえますので、油断せず良質な学習を進めて行きましょう。

金沢大学医学部の特徴

金沢大学 医学部

金沢大学医学部の基本情報や入試難易度を把握したところで、特徴についても見ていきましょう。

ここでは、金沢大学医学部の特徴を3点取り上げてまとめました。

研究者を養成するMRTプログラム

金沢大学医学部では、研究者を養成するための専用プログラムを用意して学生を教育しています。

名称は「MRTプログラム」と言い、このプログラムを利用することで、学生でありながら医学研究への参加が可能となります。

最新の医学研究を体験し、医学への理解や探求心が高められるとあって、学生からは大変な人気のプログラムです。

充実した臨床実習

金沢大学医学部では、グローバルスタンダードに則った 72週の臨床実習制度を取り入れています。

学生は40週のコアローテーション18週のサブスペシャリティローテーションを行うほか、国内もしくは海外の医療機関における選択臨床実習を行います。

実際に現場に出て医療に触れ、医師としての資質を高めるのが目的です。

アクティブラーニングを実践する基礎系講座

アクティブラーニングを実践する基礎系講座を設けていることも、金沢大学医学部の特徴の一つです。

この基礎系講座では、少人数に分かれて授業に参加し、教員の指導のもと与えられた課題に自主的に取り組みます。

自発的に学習することによって、問題解決能力が飛躍的に高まると評判の講座です。

金沢大学医学部の入試情報

金沢大学 医学部

次に、2023年度における金沢大学医学部の入試科目と配点、合格のボーダーラインについても見ていきましょう。

入試科目と配点

まずは、入試科目と配点の説明から入ります。

共通テスト

最初に、共通テストの入試科目と配点をチェックしていきましょう。

同試験の科目と配点を下記表にまとめましたので、ご覧ください。

外国語 数学 国語 理科 地公 合計
100 100 100 100 50 450

外国語の試験は、英語のほかにも、フランス語やドイツ語、中国語、韓国語の中から選択できます。

ご自身の得意な言語で、試験に臨みましょう。

二次試験

一次試験に合格した人は、二次試験にコマを進めることができます。

共通テストと同じく、試験科目と配点を下記表にまとめましたので、ご覧ください。

教科 外国語 数学 理科 面接 合計
配点 300 300 300 150 1050

二次試験では、学力試験に加えて面接試験も課されます。

面接試験は 15分程度の個人面接が行われますが、圧迫感は少なく、緊張している受験生に対しては雑談を交えて緊張をほぐしてくれるのが特徴です。

よく聞かれる質問は

✓志望動機

✓愛読書について

✓友達の人数について

✓興味のある医療ニュース

✓医師としてどんな分野に進みたいか

✓長所・短所について

などがあげられます。

きちんと対策をし、万全の状態で面接に臨みましょう。

合格のボーダーラインは?

金沢大学医学部のボーダー得点率は、 2020年度が84%、2021年度が82%、2022年度が77%となっています。

いずれの年度においても、80%にのぼる勢いの高い得点率が要求されますので、日ごろから学習に励み、本番ではしっかりと成果を出しましょう。

金沢大学医学部を目指すなら京都医塾

上でもお伝えしたとおり、金沢大学医学部の合格のボーダーラインは非常に高いものとなっています。

試験を突破するためには、80%以上の得点率をマークする必要があるため、生半可な対策では太刀打ちできません。

そのため、合格をより近づけるためには、専門の施設などで効率的な学習を進めていく必要があります。

そこで、おすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、医学部受験に特化したカリキュラムを用意して、受験生をサポートしている予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の取り組みについて紹介していきましょう。

確実に力を伸ばすレベル別集団授業

言うまでもありませんが、受験生の学力には一人ひとりバラつきがあります。

そのため、実力をはからずに集団授業を行った場合、学習についていけない人も出てきてしまうケースも少なくありません。

京都医塾は、そういった問題が生じることのないよう、レベル別少人数集団授業を取り入れて指導しています。

受験生一人ひとりの実力をしっかり推し量ったうえで、同程度の学力の受験生のみのクラスを編成しているというわけです。

個々人の習熟度に合わせた授業が行われますから、「置いてきぼり」になることはありませんし、むしろより一層効果的な学習が期待できるでしょう。

365日24時間、受験生を見守るトータルサポート

京都医塾へ入塾される受験生の方の中には、はじめてご両親と離れて暮らす人も少なくありません。

そのため、ご本人はもとより保護者の方々の中にも、不安を感じている人がしばしばおられます。

京都医塾では、そういった受験生や保護者の方々への不安に寄り添うべく、 365日24時間、受験生をサポートできる体制を敷いています。

たとえば、家具・家電類に関してはエアコンや照明器具、ベッド、電子レンジに洗濯機など生活の必需品はすべて完備

さらに寮には住み込みの寮母が常駐し、不測の事態にも迅速に対応できる体制をとっています。

このように京都医塾では、受験生が不安なく勉学に励める環境を整備しておりますので、安心して入塾してください。

優れた指導力が生み出す高い合格実績

京都医塾では、受験生一人につき13人の講師が付き添う指導方法をとっています。

そして、その講師たちはいずれも一流大学を卒業した受験のエキスパートです。

彼らが持つ優れた指導力は、京都医塾の高い合格実績にしっかりと反映されています。

この記事の読者の方の中には、金沢大学医学部を志望している人もおられると思いますが、京都医塾では同医学部にも合格者を輩出しています。

金沢大学医学部を目指している人には、京都医塾がうってつけです。

まとめ

金沢大学 医学部

学生に知識を授けるとともに、人間性についても育む取り組みをしている、金沢大学医学部。

同医学部には毎年たくさんの人が受験に挑みますが、試験のボーダーラインが非常に高いため、合格を勝ち取るのは並大抵のことではありません。

受験生の方の中には、個人学習に限界を感じて、予備校などでの学習に切り替えたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾では、医学部受験を突破するためのあらゆるノウハウを駆使して、受験生を指導しています。

合格実績についても堅調で、毎年たくさんの受験生を医学部へと送り届けています。

金沢大学医学部にも合格者を輩出しておりますので、同大学を志望している人も安心して入塾してください。

本気で金沢大学医学部に合格したい人には、京都医塾がうってつけです。

体験授業などが受けられる一泊二日医学部合格診断は随時受付け中ですので、興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。