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【岐阜大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

【岐阜大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

グローバルスタンダードに準拠した医学教育を実践することで、国際的な評価を獲得している岐阜大学医学部。

同医学部では、実践的な指導方針に則って熱心に学生を指導しています。

そんな岐阜大学医学部には、臨床医のみならず研究医にも興味のある受験生が毎年、試験に挑んでいます。

そこで今回の記事では、岐阜大学医学部を志望している人に向けて、同医学部の基本情報や難易度などを解説していきましょう。

岐阜大学医学部の基本情報

最初に、岐阜大学医学部の基本情報について見ていきましょう。

ここでは、岐阜大学医学部のキャンパスの場所や定員数、入試情報などについて解説していきます。

キャンパスの場所

岐阜大学医学部のキャンパスは、岐阜県岐阜市に位置しています。

こちらのキャンパスにバスで向かう場合は、JR岐阜駅の9番乗り場から「岐阜大学・病院線(バス系統C70)」に乗車してください。

定員数

2023年度における岐阜大学医学部の募集人員は、110名となっています。

内訳は、前期日程が55名、学校推薦型選抜Ⅱが55名、私費外国人留学生選抜が若干名です。

なお、昨年度と違い、後期日程は実施されませんので、同医学部の受験を希望している人は注意してください。

入試情報

次に、岐阜大学医学部の入試情報についても解説していきましょう。

一般選抜

岐阜大学医学部の一般選抜では、共通テストと個別学力検査などの成績により、合否が判定されます。

2023年度における、同医学部の前期日程の試験は、同年2月25日から26日にかけて実施される予定です。

繰り返しますが、上述のとおり岐阜大学医学部では後期日程の実施予定はありません。

受験生のみなさんは、きちんと学習を積み重ねて、前期日程での一発合格を勝ち取ってください。

学校推薦型選抜Ⅱ

学校推薦型選抜Ⅱは、通常の推薦枠と地域医療コース、岐阜県コースに分かれている募集枠です。

いずれの試験も共通テストや面接の成績で合否の判定がくだされますが、地域医療コースと岐阜県コースの場合は、出願要件が厳しく定められているので注意しましょう。

具体的に言うと、地域医療コースの場合は、岐阜大学医学部の指定する地域に3年以上、居住している人などが対象です。

また、岐阜県コースについては、岐阜県内の高校を卒業している人などが対象となっています。

そして日程ですが、2023年度においては同年1月25日に行われる見通しです。

岐阜大学医学部では、志願者が多数だった場合、予備日を用意して試験の日時を調整していますので、志望している人はホームページの情報を逐一チェックしておきましょう。

私費外国人留学生選抜

私費外国人留学生選抜は、その名のとおり外国人留学生を対象とした募集枠です。

こちらの募集枠では、日本留学試験と小論文、面接試験などで評価がなされます。

2023年度の試験は、同年1月25日に実施される見込みです。

試験当日には、通常の受験票のほかにも「日本留学試験受験票」が必要となりますので、必ず持参してください。

岐阜大学医学部の入試難易度

岐阜大学 医学部

続いて、岐阜大学医学部の入試難易度についても解説していきます。

ここでは、岐阜大学医学部の偏差値と入試倍率を引き合いに出して、同医学部の入試難易度を解説していきましょう。

偏差値

岐阜大学医学部の前期日程の偏差値は62.5 で、国公立大学医学部の中では比較的、低い数値に分類されます。

同程度の偏差値の医学部としては、熊本大学富山大学高知大学佐賀大学などがあげられます。

もう少し上位の医学部を狙うのであれば、名古屋大学神戸大学九州大学などが候補となるでしょう。

倍率

次に、倍率についても見ていきましょう。

ここでは、岐阜大学医学部の入試倍率について、2020年度から2022年度のデータをもとにまとめました。

2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 11.1 37 410 365 37
後期 23.0 25 645 105 28

2021年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 7.9 37 357 321 45
後期 39.3 25 1,141 101 29

2022年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 6.7 45 466 416 70
後期 33.8 10 405 32 12

これまでに何度も述べているように、2023年度の岐阜大学医学部の入試では後期日程の試験が行われません。

そのため、これまでの受験倍率のデータがどこまであてになるのかは、未知数の部分も多々あります。

2022年度の前期日程では6.7倍で試験が終了していますが、それ以上の倍率になることも想定できますので、受験希望の方は、これまで以上の備えをしておきましょう。

岐阜大学医学部の特徴

岐阜大学 医学部

岐阜大学医学部の面接試験では、ほかの大学の医学部と同じように、どれだけ医学部の関係資料をチェックしてきたのかが調べられます。

そこで、ここでは面接対策の一環として、岐阜大学医学部が持っている特徴について紹介していきましょう。

自学自習を実践するテュトーリアルコース

岐阜大学医学部では6年一貫カリキュラムを用いて学生を教育していますが、その中でも特徴的なのが、2年次から始まるテュトーリアルコースです。

こちらのコースが開始されると、学生は決まった曜日に提示された症例の問題点を抽出したり、討論会を行います。

基本的にアクティブラーニング形式で行われますので、能動的かつ自発的に学習する姿勢が身につくと、学生の間では評判です。

希望者は地域医療施設や研究室での実習も

地方における医師不足と研究医が不足している問題は、我が国の大きな課題となっています。

その両方の問題を解決すべく積極的に取り組んでいるのが、岐阜大学医学部です。

たとえば、地域医療に興味がある学生に対しては、地元の医療施設に派遣する手続きを行い、現場実習に参加するカリキュラムを取り入れています。

また、研究医を目指している学生に対しては、基礎医学や社会医学系分野など様々な研究室における、実習プログラムも用意しています。

本格的な医療を学ぶクリニカルクラークシップ

医学生であれば、誰もが胸を膨らませているカリキュラムが、医療現場における実習、すなわちクリニカルクラークシップではないでしょうか。

岐阜大学医学部におけるクリニカルクラークシップでは、ベッドサイドで実際の症例を用いて学習しています。

実際に実習を行うことで、机上では得られない知識や技術を習得させるのが狙いです。

岐阜大学医学部の入試情報

続いて、2023年度における岐阜大学医学部の入試情報についても、深掘りして解説していきます。

入試科目と配点

まずは、入試科目と配点の説明から入りましょう。

共通テスト

前述のとおり、岐阜大学医学部では、共通テストの成績によって評価がなされます。

入試科目と配点を下記表にまとめましたので、ご覧ください。

教科 英語 数学 国語 理科 地・公 合計
配点 200 200 200 200 100 900

岐阜大学医学部の英語の試験では、リーディング150点満点、リスニング50点満点で計算しています。

リーディングを重視した配点になっていますので、それに対応した学習を積んでおきましょう。

二次試験

一次試験の合格者は、晴れて二次試験へと進むことができます。

二次試験の科目と配点を下記表にまとめましたので、ご覧ください。

【前期日程・後期日程共通】

教科 英語 数学 理科 合計
配点 400 400 400 1200

二次試験では、上記学力検査のほかにも面接試験が課されます。

面接試験では得点計算がなされませんが、医学部のアドミッションポリシーに不適合と判断された場合は、総合得点にかかわらず不合格となってしまいます。

アドミッションポリシーをよく読み込んで、医学部にふさわしい人物であることをアピールしましょう。

合格のボーダーラインは?

2020年度における岐阜大学医学部のボーダーの得点率は、前期日程が85%、後期日程が90%という結果でした。

2021年度においては、前期日程が80%、後期日程が89%という結果です。

そして2022年度では、前期日程が74%、後期日程が80%となっています。

2022年度の前期日程では74%前半にまで落ち込みを見せていますが、気楽にかまえているとライバルたちに出し抜かれてしまいます。

前向きな気持ちを保持することは非常によいことですが、その一方で、適度な緊張感を保ちつつ勉強を進めていきましょう。

岐阜大学医学部を目指すなら京都医塾

岐阜大学 医学部

上でもお伝えしたとおり、岐阜大学医学部は、国公立大学医学部の中でも非常に高い倍率を誇っています。

まさに、難攻不落という言葉がピッタリの医学部と言えるでしょう。

勉強や面接対策など、少しでも手を抜こうものなら返り討ちにあってしまいます。

そこで、おすすめしたいのが、医学部受験に特化した予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、医学部受験を突破するための独自のカリキュラムを強みに、これまでにも数多くの受験生を、医学部の合格へと導いてきた予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導方法などを紹介していきましょう。

合格の決め手となる、一人のためのオーダーメイドカリキュラム

効果的に勉強を進めていくうえで、必要となるのが学習のカリキュラムです。

カリキュラムをもとにした学習方法は、多くの塾や予備校でも導入されている一般的な手法です。

しかし、このカリキュラムが受験生の実力に見合っていないと、授業に追いつけなかったり、もしくは簡単すぎて授業を受けても得られるものが少ないという問題が発生します。

そのため、私たち京都医塾では、入塾時に実力テストや過去の勉強歴のヒアリングをして、各自に適したカリキュラム、その名もオーダーメイドカリキュラムを作成しています。

個々人の力を推し量ったうえで作られる、世界で唯一のカリキュラムですから、学習効率が格段に改善されると受験生からは大評判です。

「実行力」を育む優れた指導力

オーダーメイドカリキュラムについては、先ほど紹介したとおりです。

手前味噌で恐縮ですが、どこの塾や予備校にも引けを取らない最高のカリキュラムだと、京都医塾では自負しています。

しかし、そんな優秀なカリキュラムを用いても、プランどおりに学習を進めていかなければ、合格はそれこそ「絵に描いた餅」にしかなりません。

そのため、京都医塾では、物事を確実に進めるための力、すなわち「実行力」の生育にもとくに力を入れています。

課題を毎日、淡々とこなしていく力はなかなか身につくものではありませんが、京都医塾が誇る講師陣の指導のもと勉学に励めば、必ずや身につきますので安心してください。

岐阜大学医学部の合格者も多数輩出

塾や予備校を選ぶうえで押さえておきたいのが、その塾・予備校の合格実績です。

どんなに壮大なうたい文句を並べていても実績がともなわないところでは、利用を躊躇してしまうのではないでしょうか。

その点、京都医塾では、毎年多数の受験生を医学部へと送り届けています。

岐阜大学への合格実績も堅調で、受験生や保護者の方々からも高い評価をいただいています。

同医学部を希望している受験生の方は、ぜひ京都医塾の門を叩いてください。

まとめ

岐阜大学 医学部

岐阜大学医学部は、臨床医だけでなく研究医の育成にも果敢に取り組んでいる医学部です。

また、地域医療の拡充にも意欲的で、専用のプログラムを用意して教育するなど、様々な面から学生を支援しています。

そんな岐阜大学医学部には、優秀な医師になることを夢見て、毎年たくさんの受験生が試験に挑んでいます。

しかし、岐阜大学医学部は国公立大学医学部の中でも指折りの高倍率。

生半可な学習では、返り討ちになってしまうことでしょう。

そこで、おすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、医学部合格に必要なあらゆるサポートを用意して、受験生を支援している予備校です。

岐阜大学医学部への合格者も多数、輩出している実績がありますので、安心してお任せください。

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