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【受験生のおすすめの食べ物】疲労回復や試験で実力を発揮するには?

【受験生のおすすめの食べ物】疲労回復や試験で実力を発揮するには?

受験シーズンでは、一日を通して学習と向き合う必要があることから、体力面に配慮して栄養のバランスに富んだ食事を取る必要があります。

正しい食事を意識して健康な生活をしなければ、本番で実力が発揮できず、志望校に落ちてしまいかねません。

そこで今回の記事では、受験生に向けて、おすすめの食べ物や注意すべき食べ物などを紹介していきましょう。

まずは勉強に集中できるリズムを整える


受験に役立つおすすめの食べ物の紹介に先立って、まずは日常生活における基本事項を振り返っていきます。

なぜなら、土台がしっかりしていないと、積み上げたものがすぐに崩れてしまうからです。

食事についても同じで、栄養に気を使っているつもりでいても、生活の基本が乱れていると満足な健康効果が得られません。

ここでは、勉強に集中するための生活リズムを整える方法を、複数紹介していきます。

就寝・起床時間は固定させる

人間には体内時計が備わっていて、一定の周期を刻んでいます。

そして、この周期は就寝時間と起床時間と密接に関係しているため、乱れてしまうと不眠症の原因となるため注意が必要です。

不眠症になってしまうと日中の集中力の低下につながり、勉強でもよいパフォーマンスを発揮できません。

また、自律神経やホルモンの分泌にも悪影響が出てしまうこともあります。

体内時計の周期の乱れは、身体のいたるところに不調をきたす原因となるのです。

体内時計を安定させて健康な状態を保つためにも、就寝時間と起床時間は固定するよう心がけましょう

朝食を取る

人間の一日は朝食を取ることから始まると言っても、過言ではありません。

なぜなら、一日の活力を得るためには、朝食からエネルギーを摂取する必要があるからです。

朝食を食べないと身体に栄養が行きわたらず、学習の効果が低下する原因となってしまうでしょう。

勉強における集中力を維持、向上させるためにも朝食を取る習慣を身につけてください。

バランスの良い食事を心がける

食事は、とにかく何でもいいから食べれば良いというものではありません。

時間がないときなどは、ついついジャンクフードやファストフードですませがちですが、こういった食べ物にはカロリー自体はあっても、ビタミンやミネラルなどの栄養が不足しているため、健康につながらないのです。

食事を取るときは、バランスを重視してメニューを決めましょう。

食べてはいけない食べ物、やってはいけない食べ方

生活リズムの改善方法を振り返ったところで、次は受験シーズンで気をつけるべき食べ物や、食べ方についても見ていきましょう。

無意識のうちに摂取してしまいやすい食べ物や、やってしまいやすい食べ方をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

満腹になるまで食べない

受験生、とくに現役生の方々は育ちざかりでもありますから、食欲がとても旺盛です。

心身ともに大きく発達しなければなりませんので、大人よりも多くのエネルギー源を必要とするのは当然のことでしょう。

しかし、だからといって、満腹になるまで食べてしまうと、血糖値の上昇を招いてしまいます

血糖値とは、血液中の糖分の量を指標化したものです。

この血糖値が高くなってしまうと、人間の身体はインスリンというホルモンを分泌し、通常値に戻そうとします。

ところが、インスリンの働きによって血糖値が低下しすぎると脳に栄養が行きわたらず、頭がボーっとしたり、眠気を催す原因となってしまいます

眠気で頭がしっかり回らない状態になってしまうと、勉強の進捗にも大きな影響が出てしまうでしょう。

受験シーズンには、満腹になるまで食べ過ぎないように注意しましょう。

カフェインは摂りすぎに注意

夜間の勉強中に心強い味方となってくれるのが、コーヒーなどに含まれるカフェインです。

カフェインには覚醒作用がありますから、眠気防止のために意識的に摂取している人も多いはずです。

しかし、便利なカフェインも摂りすぎてしまうと、脳内の神経を過剰に刺激する要因となります

とくに中枢神経に大きく作用した場合、めまいや心拍の乱れ、吐き気などの諸症状に見舞われる場合があるので注意が必要です。

また、みなさんもご存じのとおり、カフェインの摂取量が多いと不眠症の原因となり、生活リズムの乱れにもつながります。

受験のためにも、そして健康のためにも受験生の方々は、カフェインの取りすぎに十分注意してください。

ちなみに、世界保健機構(WHO)の指標では、健康な成人が一日に摂取してよいカフェインの量は、コーヒーに換算するとマグカップでおよそ3~4杯となっています。

こちらの基準を参考にして、上手にカフェインの摂取量を管理してください。

胃に負担がかかりすぎない食事を

胃に負担がかかりすぎない食事を心がけることも、受験シーズンを乗り切るための重要なテクニックとなります。

なぜなら、受験生のみなさんは、日ごろから大きなストレスにさらされているため、ちょっとしたことが胃の調子を崩す原因となってしまうからです。

胃の調子が崩れしまうと消化に悪い影響が出てしまい、体内に栄養を取り込む力が衰えてしまいます。

栄養を取り込む力が衰えてしまうと、勉強で脳を使用するためのエネルギー源が確保できませんから、学習の遅れにつながってしまうでしょう。

そのため、日常から胃に負担がかからない食べ方や、食べ物を意識的に選ぶ必要があります。

おすすめの食べ方としては、油の使用量を抑えたり、食べ物をやわらかくなるまで煮込んだりする方法が考えられます。

また、食べ物については、にんじんや鶏ささみ、白身魚、じゃがいもなどの消化がしやすいものがおすすめです。

さらに、香辛料を多く含んだものや塩分の多いもの、酸味の強いものを避けると、より一層胃の健康にもつながります。

勉強に効果的な食べ物とは?


さて、いよいよ本題の、勉強に効果的な食べ物の紹介に入っていきましょう。

意識的に食事に取り込むことで、学習のパフォーマンスの向上に役立つ食べ物を多数まとめました。

ブドウ糖

ブドウ糖は、脳を回転させるための重要なエネルギー源です。

勉強中は脳にたくさんのエネルギーを送り込む必要がありますから、受験生のみなさんは意識的に、そして継続的に取り込んでいく必要があります。

しかし、摂取する食べ物によっては血糖値を上昇させ過ぎてしまい、上で解説した状態につながるため、注意しなければいけません。

とくに、小麦粉や白米、砂糖をたくさん使用した食べ物は血糖値を急上昇させやすいため、勉強中は極力避けるべきでしょう。

小麦粉よりは全粒粉、白米よりは玄米を選び、砂糖はなるべく控えるよう心がけるのがおすすめです。

全粒粉や玄米は血糖値が上昇しにくいほかにも、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていいますから、体調の改善にもつながります。

ビタミンB1

ビタミンB1は、糖質の代謝にかかわる栄養素として知られています。

代謝とは、簡単に言うと体内に入ってきたエネルギーの分解、合成のプロセスのことです。

つまり、ビタミンB1を積極的に摂取することで、糖質の分解と合成がなされ、身体中に
栄養分が行きわたるということになります。

ビタミンB1が豊富な食品の代表格としては、かぼちゃや豚肉、ナッツ類、ほうれん草などです。

どの食べ物もスーパーで楽に手に入れられる食品ですから、日常の食事に意識して取り入れてみてください。

鉄分

鉄分は、赤血球の材料となる栄養素です。

赤血球とは血液中に含まれる細胞の一つで、主に酸素の運搬を担当しています。

この赤血球が不足してしまうと、脳の酸素が欠乏してしまい、集中力の低下を招いてしまいます

そのため、学習の効率を落とさず進めていくためには、鉄分の補給が必要不可欠です。

鉄分が多く含まれている食べ物には、ほうれん草やカツオ、赤身肉などがあげられます。

DHA

みなさんは、「DHA」という成分をご存知でしょうか。

DHAとは青魚に含まれている油分で、記憶力や判断力の向上に有効だとされています。

DHAを積極的に取ることで、勉強の効率化につながるのであれば、意識的に摂取したいところです。

このDHAに富んだ食べ物は、上記のとおり青魚ですが、サバやサンマ、マグロのトロの部分などにとりわけ多く含まれています。

青魚が苦手という人は、サプリメントを利用するのもおすすめです。

ドラッグストアやネット通販で手軽に購入できますので、簡単に取り入れられるはずです。

京都医塾では食事での体調管理も徹底


ここまでは、生活リズム改善のポイントやおすすめの食べ物、食べ方などをまとめて紹介してきました。

受験シーズンではこれらを意識的に改め、より一層、学習の効果を高めたいところです。

とはいえ、朝が苦手で規則正しい生活を送れない人や、ついつい偏った食事に陥りがちの人が多いのもまた事実です。

自分では「これではまずい。何とかしないと」と感じていても、一度身についた生活習慣を正すことは難しいため、苦労している人もいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、医学部受験に特化した予備校「京都医塾」です。

京都医塾は、食事面や生活面、勉強面の全ての角度から受験生をサポートしてくれる予備校として、大変な話題となっています。

ここから先は、そんな京都医塾が実践している食事・生活支援の内容について紹介していきましょう。

食事つき提携施設をご用意

京都医塾では、入寮希望者向けに、提携マンションを用意して受験生を支援しています。

こちらのマンションは食事つきの施設となっていますから、朝食を抜いてしまうなどの生活の乱れを防止することができます。

3度の食事をきちんと食べてもらい、健康をキープできる体制を整えていますので、遠方から見守る保護者の方も心配いりません。

管理栄養士が食事を管理

京都医塾で提供される食事は、管理栄養士の指導のもと作られたものとなっています。

料理の味付けはもちろんのこと、たんぱく質や糖質などの各種栄養素のバランスにも、しっかり配慮した食事が出されます。

コンビニ弁当やファストフードなどの栄養価の低い食事になりがちで悩んでいた人でも、きちんと改善できますので安心して任せてください。

まとめ


受験シーズンを乗り切るために意識したいのが、食事や生活リズムの改善です。

バランスの良い食事を心がけていないと、健康に悪影響が出てしまい、ひいては受験に失敗する可能性を高めてしまいます。

そのため、毎日の食べ物に気をつけ、栄養に配慮したものを食べていくことが大切です。

しかし、受験生の方々の中には、偏った食事や乱れた生活リズムになりがちな人も少なくありません。

自分では改めたいと思っていても、習慣化してしまったものを正すのは難しいため、悩んでいる人も多いことでしょう。

そういった人たちにおすすめなのが、食事支援と生活リズムの改善に定評のある、京都医塾です。

京都医塾では、管理栄養士の指導にもとづいて作られた食事が提供されています。

栄養バランスを考えた最良のメニューだけが出されますので、食事の改善に役立つと受験生や保護者の方々から、とても人気があります。

もちろん、学習指導についても一切の手抜かりはありません。

70名以上の社員講師陣とオリジナルのカリキュラムで、徹底的に勉強のサポートをしています。

食事や生活リズムの乱れで悩んでいる受験生の方々には、生活改善と学習指導の両面で支援できる、京都医塾がうってつけです。

相談や資料請求に加えて、体験授業が受けられる一泊二日京都留学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。