医学部は誰もが知る難関学部の一つです。
必要偏差値が非常に高く、また受験生の数も多いことから毎年、熾烈な戦いが繰り広げられています。
このことから、志望者の方の中には、偏差値50から医学部受験の対策を始めても、はたして入試に間に合うのか不安に思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、偏差値50から医学部を目指す人へ向けて、様々な対策方法を紹介していきましょう。
目次
偏差値50から医学部合格は十分に可能!

結論として、偏差値50からでも合格は十分可能です。
私立大学医学部では川崎医科大学の偏差値60.0、国公立大学では福島県立医科大学の偏差値62.5などが目安になります。
偏差値50から医学部を狙う場合でも、必要到達値が60〜62.5と把握できれば、逆算した学習計画で射程圏内に入ります。
▼2025年度入試 医学部ボーダー偏差値(一例)
| 大学名 | 区分 | 方式 | ボーダー偏差値 |
| 川崎医科大学 | 私立 | 医・一般 | 60.0 |
| 福島県立医科大学 | 国公立 | 医・前期(一般枠) | 62.5 |
| 旭川医科大学 | 国公立 | 医・前期 | 62.5 |
偏差値50から医学部に合格するためにやるべきこと

ここでは、先ほど予告したとおり、偏差値50から医学部合格を狙うためにはどのような努力が必要なのかについて解説していきます。
ここでは、多くの受験生の方に対応できるよう、高校1年生の場合や2年生の場合など、ケース別に分けて解説をしていきましょう。
【高校1年生】偏差値50から医学部を目指してもしっかり間に合う安全ライン
高校1年生であれば、学習期間が長くとれることが何よりのアドバンテージです。
医学部の受験では、広い範囲にわたる学習を深く掘り下げて行っていく必要がありますので、時間的な猶予があることは非常に有利に働きます。
そのため、現在の偏差値が50だとしても、諦める必要性はまったくありません。
現状を見据え、志望校を早めに決めましょう。
そのうえで、適切な学習計画を立てることで偏差値を引き上げることが可能です。
具体的な学習指針としては、夏休みが終わる頃までには基礎固めをひと通り終わらせておくのが理想的です。
夏期講習などを積極的に利用して、効率的に学習を進めていきましょう。
また、少しハイペースな学習進度になりますが、1年生の秋ごろから共通テストの過去問対策に着手できるようになると、偏差値50から医学部受験を目指す場合であっても、合格率が飛躍的にアップします。
いずれにせよ、高校1年生であれば時間を有効活用しながら勉強を進められますので、偏差値50から医学部の合格も夢ではありません。
希望をもって日々の学習に励んでください。
【高校2年生】偏差値50から医学部受験、多少厳しいが努力で突破可能
現役合格を目指すためには、偏差値50では少し心もとなくなってくる時期が高校2年生です。
この時期から受験勉強を始めるのであれば、これまでの学習方法を抜本的に見直して長時間かつ高効率な勉強法を確立する必要があるでしょう。
ここで重点的にリソースを配分したいのが、実力向上のために大量の時間を投下する必要のある数学や英語です。
これらの科目は積み上げ式の単元が多いことから付け焼き刃の学習では、受験の際にまったく歯が立ちません。
そのため、高校2年生から本格的な受験勉強のスタートを切る人は、英語と数学を中心に取り組みつつ、理科や国語、社会も並行して学習を進めていきましょう。
なお、高校2年生ともなると、部活や委員会活動などもますます忙しい時期となるはずです。
学校推薦型選抜を希望する人であれば別ですが、一般選抜で合格を目指す人であれば、勉強と課外活動の優先順位を見極めて、上手く折り合いをつけながら学習に励みましょう。
【高校3年生】特化型の学習で偏差値50から医学部合格を狙おう
高校3年生の方が、偏差値50から医学部合格を狙うのであれば、人並外れた努力が必要となります。
なにしろ、ライバルたちは2年、ないしは1年以上前から受験勉強に取り組んでいるため、その溝を埋めるためには相応の頑張りが必要です。
そこで、偏差値50の方が高校3年生から合格を目指すのであれば、志望校を決めた特化型の学習がおすすめです。
医学部受験では様々な大学を併願するケースが見られますが、私立大学医学部では出題傾向に差があるため、それぞれ専用の対策が要されます。
そのため、時間的な猶予の少ない高校3年生では、対策が間に合わない可能性も考えられます。
そのため、あらかじめ志望先を絞ることで、偏差値50から医学部合格を現実のものにしようという戦略が推奨されています。
また、大量の学習時間も確保しなければいけないため、昼夜問わず机に向かわなければなりませんが、すべては夢の実現のためと思い勉学に勤しみましょう。
なお、医学部専門予備校を利用した実力向上を検討するのも大変有効です。
優秀な医学部専門予備校に巡り合えれば短期間で学力の向上が望めるため、偏差値50から医学部受験をする方でも、合格をグッと手元に引き寄せることができます。
【浪人生】潤沢な学習時間を武器に偏差値50から医学部合格を勝ち取ろう
浪人生の最大の武器となるのは、現役生よりも多くの学習時間を取りやすいことです。
この大量の学習時間があれば、偏差値50から医学部を目指すにあたっても合格を十分に期待できます。
ただし、浪人生ならではの心配事として、生活リズムの乱れが挙げられます。
毎日好きな時間に起きて好きな時間に就寝したり、偏った食生活を続けてしまうと学習のパフォーマンスを発揮できず、時間の無駄になりかねません。
こういった問題に自覚のある人は、学寮付きの予備校を利用するなどして生活リズム改善のカバーも検討してみてください。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
偏差値50から医学部を目指すためには、正しい戦略と徹底した学習管理が欠かせません。
医学部専門予備校 京都医塾では、医学部合格に特化した指導体制と学習環境を整えています。
ここでは、効率的な学習を支える3つの特徴をご紹介します。
学習専用環境と規則正しい生活リズム
医学部専門予備校 京都医塾では、一人ひとり専用の自習ブースが用意され、教材を置いたまま日々の授業と自習を行えます。
朝から夜まで勉強に集中できる環境が整い、移動や準備の負担を最小限に抑えられます。
校舎近くの寮では寮母が常駐し、食事や生活面のサポートも行っています。
毎朝の点呼や入退室通知システムにより、生活リズムを規則正しく保ちながら、効率的に学習を積み重ねられる仕組みが強みです。
一人ひとりに合わせた個別カリキュラム
生徒ごとの現状と目標を徹底的に分析し、医学部合格に必要な全科目を網羅した個別カリキュラムを作成します。
授業形式は1対1の個人授業を中心に、理解度に応じて集団授業を組み合わせ、無駄のない効率的な学習が可能です。
進捗に応じて計画を柔軟に修正できるため、苦手分野を的確に克服し、得点力を着実に高めることができます。
全体像を見通しながら学べるため、偏差値50からの逆転合格を現実的に目指せます。
専任講師チームによる徹底サポート
医学部専門予備校 京都医塾では、13名の専任講師チームが1人の生徒を指導する体制を採用しています。
各科目の講師が情報を共有し、科目間の学習バランスを最適化します。
質問にもその日のうちに対応でき、疑問を持ち越さずに次の学習へ進めます。
複数の講師が連携して指導することで、弱点を残さず効率よく学力を伸ばせるのが特徴です。
学習の質と量を確保しながら、合格までの最短ルートをサポートしています。
まとめ

今回の記事では、偏差値50から医学部合格を目指す方法として、学年ごとに必要な取り組みや戦略を解説しました。
重要なのは、偏差値50からでも適切な計画と努力を積み重ねれば合格可能であるという点です。
受験勉強は孤独で不安との戦いになりがちですが、現状に悩みながらも挑戦を続ける受験生は少なくありません。
医学部専門予備校 京都医塾なら、その不安を取り除き、学習環境・指導体制・生活習慣のすべてを支える仕組みが整っています。
さらに、1泊2日医学部合格診断ツアーに参加すれば、個人授業や校舎・寮の見学で実際の雰囲気を体験でき、加えて学力診断や学習計画提案を通じて自分に合った合格までの道筋を確認できます。
この機会にぜひご参加ください。