医学部受験コラム

【医学部対策】入試化学の特徴や合格のための勉強法を徹底解説!

【医学部対策】入試化学の特徴や合格のための勉強法を徹底解説!

医学部の受験にあたって、理科3科目の中からほぼ全ての受験生が選択するのが化学です。

そのため、受験本番を念頭に低学年のうちから化学の学習をスタートさせることと思います。

そこで今回の記事では、医学部の入試化学の特徴や勉強方法などを解説していきます。

医学部の入試化学の特徴

医学部における化学の勉強のポイント等の解説に入る前に、予備知識として入試化学の特徴について見ていきましょう。

医学部の入試化学の特徴とともに勉強のポイントを知ることで、より効率的に学習に臨むことができます。

ここでは、医学部の入試化学の主な特徴を3点ピックアップして解説していきます。

計算過程が採点の対象にならないことが多い

最初に解説する医学部の入試化学の特徴は、テストの回答方式に関するものです。

医学部における入試化学は、ほとんどの大学で短答型の出題型式を採用しており、穴埋め型式の問題が出題されます。

そのため、問題を解くにあたって途中経過が正解していたとしても、計算等を最後まで合わせられないと1点も点数が得られません

論述問題が出題されることも

続いて解説する医学部の入試化学の特徴は、論述問題に関するものです。

先ほど、医学部の入試化学では短答型の出題が多いと述べましたが、論述問題が出題されることもあります。

聖マリアンナ医科大学順天堂大学医学部など、一部の大学では毎年論述問題が出題されています。

論述問題は、知識が丸暗記にとどまっていないか確認する目的で受験生に課されるもので、受験生の応用力を問う問題が多く出されます。

論述問題の対策については、化学に特化したタイプの参考書を用いて何度も演習を重ねれば対応が可能ですが、それでも不安の残る人は予備校などに通い、専門の講師の授業を受けると万全の体制で試験に臨めるでしょう。

有機化学で生化学関連の問題が多い

次に解説する医学部の入試化学の特徴は、出題傾向に関するものです。

医学部の入試化学は、有機化学で生化学関連問題の比率が非常に高くなっています。

例えばアミノ酸関連の問題を、大問をまるまる一つ分使用して出題されるなど、医学的に重要と思われる分野から多く問題が出される傾向があります。

生化学関連の問題は難易度が高いものが多いので、対応力を磨いておくことが攻略のカギです。

ただ過去問を解くだけでは対応力は身につきません。

基本的な有機反応、合成過程など、基礎をきちんと押さえて理解しておく必要があります。

医学部の化学に必要な力

さて、ここから先は医学部の化学を学習していくうえで必要な力を解説していきます。

重要となる要素を3点取り上げて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

計算力

医学部における化学では、非常に煩雑な計算問題が出題されます。

計算の難易度自体は数学や物理ほどではありませんが、毎年多くの受験生の頭を悩ませます。

入試化学では、四則演算を早く正確にできるようにする訓練が必要となります。

失点を防ぐために検算の癖をつけておくことも大切です。

問題を把握する力

医学部の入試化学では、問題を把握する力も問われます。

なぜなら、医学部の入試における化学の設問は、数学のように明快で分かりやすい問題文で出題されることはあまりないからです。

また、物理の問題のように、グラフなどの図を用いて状況を視覚化して理解しやすくなっていることもありません。

化学では回りくどい設問が多く、そのことが難しさを助長させている要因ですが、低学年のうちから対策をしていくことで十分に対応が可能です。

写真やイラストの豊富な図説を活用してイメージを頭に入れておいたり実験内容を図にして全体像をつかんだりして、問題を把握するための訓練をしておきましょう。

とにかく基礎力が重要

医学部の入試化学に限ったことではありませんが、とにかく基礎力を身につけておくことが、合格への第一歩です。

そのため学習の初期段階では、教科書や基礎的な参考書に記載されている事項をしっかり読み、理解する作業が必要となります。

無機、有機の分野は暗記で対応できる問題もありますが、基礎を固めておかないと問題の本質を理解できず正答率が下がってしまいます。

教科書や基本的な参考書をもとに学習を進め、基礎力をきちんと身につけておきましょう。

入試化学の勉強のポイント

医学部の入試化学の勉強のポイントには、いったいどのようなものがあるのでしょうか。

こちらの項では、医学部の入試化学における勉強のポイントを4点に絞って解説していきます。

化学は短期間で成績を伸ばしやすい

化学は、習熟するまでにかかる勉強の絶対量が数学や英語に比べて少ないことから、短期間でも成績を伸ばしやすいという面があります。

ただし、それぞれの分野ごとに一点集中して学習するよりは、体系的に学習することが重要です。

化学は理論化学、有機化学、無機化学と分類されているため、各論的な科目と考えてしまいがちですが、実はそれぞれの分野が深く結びついています

そのため、各分野を小手先のテクニックで対策しようとしても、かえって効率が悪くなってしまいます。

常に、「なぜそうなるのか」「何が起こっているのか」をしっかり考えることが大切です。

特に難関クラスの大学では、全ての領域を熟知していることが前提となりますから、苦手分野があると太刀打ちできないでしょう。

難関の医学部を志望している人は、知識を広く深く身につけるよう心がけてください。

計算力を身につける

上でも触れたとおり、化学のテストでは高い計算力が求められます。

なぜなら、問題そのものは標準的な難易度の医学部であっても、スピードと正確さを求める計算問題が出題されることがあるからです。

ここで必要となるのは、単純な知識量に加えて、問題の本質を見抜きどの公式で解いたらよいか瞬時に判断できる力や、計算方法を自分なりにアレンジし、より効率的な解法を実践するための計算力です。

もちろん最後に検算を行い、ミスを見つけられる力も必要でしょう。

このように医学部の化学の試験では、単純に問題を解くだけでなく個々人で工夫をして高い計算力を身につける努力が必要となります。

暗記事項の定着

医学部の入試化学では、計算力だけではなく知識量も必要です。

医学部の入試では、問題の取りこぼしが命取りとなる場合が少なくありません。

特に、苦手な分野においては計算問題などでミスが起こってしまいがちでしょう。

そういった場合、ものを言うのが各分野における知識の暗記量です。

知識を問う問題は、計算問題と比べて基本的なミスが起こりにくいため、これらの問題をどれだけ確実に解けるかが合否の分かれ目となります。

計算問題の対策だけでなく、教科書や参考書の解説欄をもよく読み込んで知識量を蓄えておきましょう。

理論化学の重要性

医学部の化学を学習していくうえでは、理論化学の習熟度をあげておくことも大切です。

なぜなら、理論化学で使用する滴定の計算、mol計算は、無機・有機化学の問題を解くうえでの基礎となるからです。

化学の出題パターンは、計算力や知識、そして思考力を問うものに大別されますが、この中で差が付きやすいのが計算問題となります。

理論化学を正しく学ぶことで、医学部の入試化学における重要事項にしっかりアプローチできますから、得点をより多く稼げるようになります。

医学部入試化学の勉強法

ここまでは、医学部の入試化学を勉強していくうえでのポイント等を解説してきましたが、ここから先は、より詳しい勉強方法について説明していきましょう。

理論化学、無機化学、加えて有機化学の3つの視点から解説していきます。

理論化学

理論化学は化学全体を学んでいくうえで土台となる、とても大切な分野です。

この理論化学を疎かにしてしまうと、後述する無機化学や有機化学でも得点を取ることが難しくなってしまいます。

なぜなら、先ほどもお話したとおり、理論化学で学ぶ各反応の原理は、無機・有機化学の問題を解くうえでの基礎となるからです。

こちらの分野を学習するにあたっては、基本的な用語の習熟、そして公式の意味や使用方法の理解から始めるのがおすすめです。

基本用語を覚えたり公式に関する知識を深めたら、次は計算問題を解ける力を少しずつ養いましょう。

ただ、上でも触れたとおり一口に「計算」といっても、数学のように単純な数字の処理ではないのが化学の一筋縄では行かないところです。

どんな根拠があって、どんな現象が起こるのかを常にイメージしながら学習を進めて実力を高めていきましょう。

無機化学

無機化学は暗記量が多いのが特徴です。

そのため無機化学の学習を進めていく場合は、得た知識を頭の中でイメージし、一旦整理してから定着させていく作業が必要となります。

色や性状の表を丸暗記するのが苦手な人は、教科書などに掲載されている写真などを見ながら、反応の様子を視覚的にキャッチしていくと理解が深まりやすいのでおすすめです。

知識の定着には、かけた時間以上に見た回数が直結しますので、覚えるのが苦手でも、繰り返しインプットの作業することを心がけると良いでしょう。

無機化学は学習方法に工夫を凝らせば確実に得点源となってくれる分野ですから、知識に穴を開けないよう丁寧に学習をして、本番では全問正解できるようにしましょう。

有機化学

有機化学では、知識の正確さ暗記量、加えてそれぞれの知識を複合的に関連付けられる能力を持っているかが重要視されます。

例えば、化学反応の問題の場合、反応そのものを物質名だけで暗記してしまうのではなく、「その物質の製法と、その物質に対してどのような反応が起こり得るか」といった部分まで深掘りして理解する必要があります。

有機化学を学習するうえでは、知識を得るとともに、その知識を応用していく力も身につけていきましょう。

なお、官能基と命名法は有機化学を理解していくうえで特に重要な部分ですから、必ずマスターしておいてください。

まとめ

化学は、大学の医学部入試でほとんどの受験生が選択する科目の一つです。

化学は計算過程が採点対象にならないことが多いのが特徴で、正確な答えを導く計算力問題を把握する力が特に求められます。

そんな化学を学習するうえで欠かせないポイントとなるのが、基礎を徹底し、体系的に学習することです。

ただ、化学の問題は一筋縄ではいかないものが多いため、誰かの力を借りて効率よく勉強を進めていきたいと考えている人も多くいるはず。

そんな人の助けとなってくれるのが、医学部に特化した予備校、「京都医塾」です。

京都医塾は医学部の受験に強いことで知られる予備校で、これまでも数多くの医学部合格者を輩出していきました。

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化学の学習においても、分からない部分を翌日に繰り越すことなくその日のうちに解決できるので、より効率的に学習を進めて行くことができるでしょう。

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これは「オーダーメイドカリキュラム」と呼ばれるもので、京都医塾が独自に導入している学習システムです。

こちらのカリキュラムに沿って学習を進めて行くことで、確実に苦手分野を克服できるようになります。

化学の学習進度に不安がある人、そして医学部を確実に合格したい人には京都医塾が打ってつけです。

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