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診療科にはどんなものがあるの?各診療科の仕事内容は?各診療科のやりがいについても詳しく解説!

診療科にはどんなものがあるの?各診療科の仕事内容は?各診療科のやりがいについても詳しく解説!

一口に医師といっても、診療科によって仕事内容は大きく異なります。

医師を目指すのであれば、それぞれの診療科の仕事内容は知っておきたいところです。

そこで、今回の記事では各診療科の仕事内容ややりがいについて詳しくまとめました

各診療科の仕事内容とやりがい

内科、外科、整形外科など様々な診療科がありますが、医師は実際にどんな仕事をしているのでしょうか。

この項では、代表的な診療科の具体的な仕事内容とやりがいについて解説していきます。

内科

内科は、主に患者の身体の内側(内臓・血液・神経など)の疾患を扱う診療科です。

患者の診察をして必要があれば検査を行い、投薬などの手術ではない方法で治療を行います。

内科は、脳神経内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科など幅広く分かれており、それぞれに専門的な知識や技術が求められます。

厚生労働省の調べによると、内科に属する医師は61,514人と最も多い人数となっています。

内科医は、継続的に患者さんと関わることが多く、患者さんが回復していく姿を見られることは大きなやりがいといえます。

外科

外科は、主に手術によって病気や怪我の治療を行います。

仕事内容は手術がメインですが、患者の状態を把握するための診察や検査、手術方法の検討、術後の回復状態の確認などの業務も行います。

外科は、脳神経外科、心臓血管外科、消化器外科、整形外科など様々な診療科に分かれています。

薬物療法では効果がない患者が手術によって回復する様子をみられたときは、外科医としてやりがいを感じられるでしょう。

ときには命を落としかねない患者の手術に携わることもある外科医は、命を守る最前線に立つ使命感やりがいにあふれる仕事ともいえます。

小児科

小児科は、子供の身体や心の病気の診療を行って成長と発達をサポートする診療科です。

産まれてから思春期までの子供を主な対象とし、診察や検査、投薬などの治療を行います。

また、定期検診で病気の早期発見や、予防接種で病気にならないようにすることも仕事になります。

小児科は内科・外科・アレルギー科など分かれていないため、小児医療全般の専門的な知識や技術が求められます。

病気の子供に寄り添い治療によって力になれることや成長していく子供たちとの関わりは小児科医の大きなやりがいといえるでしょう。

整形外科

整形外科は、生活習慣や災害、事故などによる運動器官(骨・靭帯・筋肉・神経)の怪我や病気を専門に治療します。

スポーツなどで怪我した子供から老化による膝や肩の痛みを訴えるお年寄りまで幅広い層を対象とします。

診察だけでなく、痛みの治療のための注射や投薬、応急手術、運動療法などの処方など運動機能改善の治療を行います。

歩けなかった人が治療によって歩けるようになった時の感動や、病気や怪我から回復していく患者に寄り添えることは整形外科としてのやりがいといえるでしょう。

眼科

眼科は、眼球、視神経、視機能など視覚に関する疾患を診断し治療を行います。

コンタクトレンズの処方や花粉症など生活に密着した診療を行うため、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年齢層を対象とします。

目は非常に小さな器官ですが、外界からの情報の80%を得ている大切な器官です。

そのため、眼科医には高い専門性が求められ、目に関する疾患であれば手術も行うため精密な技術も要します。

「見えない」状況の患者が「見える」ようになった時の喜びや感動は、眼科医として大きなやりがいを感じる瞬間といえるでしょう。

産婦人科

産婦人科は、妊娠や出産に関する医療、女性特有の疾患の診断と治療を行います。

産科医は、妊娠の判定や妊婦健診、分娩に立ち会います。

緊急の措置が必要な場合は、手術も行います。

婦人科医は、子宮や卵巣といった婦人科系の病気を対象とし、更年期障害や不妊に対する治療も行います。

産婦人科医は、深夜の出産や緊急手術に対処できる精神力の強さや体力、患者である女性とのコミュニケーション能力が求められます。

生命の誕生という奇跡的な瞬間に立ち会えることや、女性の健康に貢献できることは産婦人科医の大きなやりがいといえるでしょう。

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科は、耳・鼻・のどなどの疾患を中心に診療します。

風邪や中耳炎、難聴、花粉症、めまいといった病気から音声障害や嚥下障害、頭頚部腫瘍といった専門的な治療が必要な病気まで幅広く扱います。

投薬中心の内科的治療から手術などの外科的治療まで行う診療科です。

耳鼻咽喉科が扱う領域は、聴覚・臭覚・味覚・触覚といった視覚以外の五感、他にも音声・言語など日常生活に欠かせない重要な役割を担っています。

治療や手術によって患者の感覚や機能を取り戻すことができることは、耳鼻科医の大きなやりがいといえるでしょう。

皮膚科

皮膚科は、全身の皮膚や爪に関する症状を診療します。

虫刺されからアトピーなど皮膚に何らかの症状がある場合はすべて皮膚科の対象となります。

投薬を中心とする内科的治療から外傷や火傷などには外科的治療も行う診療科です。

「皮膚は全身の鏡」と言われるように、皮膚科医は内科的知識や病理学的知識など幅広い見方を併せて診療にあたる必要があるため高い専門性が求められます。

症状の経過を患者と共有でき、快方に向かったときには、皮膚科医として大きなやりがいを感じられるでしょう。

精神科

精神科は、つらい気持ちを抱える人や心に不調がある人の診療を行います。

不安や気分の落ち込み、イライラなどの気分症状、幻覚や幻聴といった精神症状、物忘れをしてしまうなどが対象となります。

疾患とそれぞれの状態に合わせて、薬物療法や認知行動療法などの心理療法を行います。

精神科医は、目に見えない心や脳を扱うため、信頼関係を築く力や話を聞く力が求められるでしょう。

治療により症状が改善していき、患者が本来の生活を取り戻していく過程に寄り添えることは精神科医として大きなやりがいといえます。

救急科

救急科は、緊急度・重症度の高い患者に対して24時間体制で診療を行います。

救急科は、突発的に発生した外傷や急病の患者に対して、診療科の垣根なく救命治療や集中治療を実施します。

病院前救急医療や災害医療では、ドクターカーやドクターヘリなどで救急医が直接現場に向かって治療を行います。

限られた医療資源を活用し、最低限の治療による人命救助が求められます。

ER型救急では、院内で搬送されてくる救急患者の受け入れと初期対応を行います。

一瞬の油断も許されない現場に立ち続ける診療科だからこそ、患者の命を助けられたときの喜びは救急医として代えがたい喜びといえるでしょう。

放射線科

放射線科では、放射線によるがんの治療や医療画像の診断を行います。

放射線科医は、放射線治療と画像読影のどちらかを専門とすることがほとんどです。

放射線治療は、ピンポイントで照射可能という特性や外科と比べて低侵襲性であることから、脚光を集めている治療法でもあります。

画像読影では、レントゲン撮影やCT、MRI、PET-CT、IVRなどの各種医療画像から病気を診断します。

放射線治療によって治療効果が確認できたときや、自身の読影した情報によって患者に効果的な治療へ導けたときは放射線科医としてやりがいを感じる瞬間でしょう。

麻酔科

麻酔科は、手術を受ける患者の麻酔管理や全身状態の管理、痛みの治療を行います。

麻酔科医は、ただ麻酔をかけるだけではなく、手術患者の全身管理に携わる大変重要な役割を担い、手術前から手術後においてきめ細かい業務をこなします。

麻酔科医の高い専門性と技術は手術現場以外でも需要が高く、緩和ケアやペインクリニックなど活躍の場は広がっています。

手術中の患者の安全確保や痛みコントロールが適切に行われたとき、麻酔科医として大きなやりがいを感じられるでしょう。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

医師といっても診療科によって、仕事内容と魅力は様々です。

医学部受験生の中には、どの診療科に進もうかすでに考えている人もいるかもしれません。

しかしながらも、医師になるにはまずは医学部に合格することが不可欠です。

厳しさを極める医学部受験で勝ち抜くためには、医学部予備校に頼ることも1つの手です。

医学部予備校の中でもとくにおすすめなのが、京都医塾です。

京都医塾は、毎年多くの受験生を医学部合格に導いている、今話題の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の魅力について紹介していきましょう。

1人につき2名!担任制のきめ細かい指導

受験生活は、学習面や生活面、将来について悩むことも多々あるでしょう。

京都医塾では、生徒1人につき2名の担任制で受験生ならではの悩みに対してもサポートを行っています。

担任制では、月一回の定期的なカウンセリングはもちろんのこと、困ったときには相談することもできます。

自分の悩みを聞いてくれる担任がそばで見守る環境は、メンタル面が良好に保たれ、安心して勉強に集中できると好評です。

遠方での受験もサポート

遠方での受験は、慣れない地での試験会場への移動や電車の乗り換えなど、不安がある受験生も多いはずです。

京都医塾では、受験サポートを行っており、東京や岡山など遠方での受験時に、普段授業をしている講師やスタッフが受験生と同行します。

試験会場の送迎引率だけでなく、受験生の宿泊ホテル近くにサポート本部を設け、試験後の復習やメンタルケア、試験がない日は勉強サポートも行います。

受験以外の不安を徹底的になくし、万全な体制で生徒が受験に臨める体制づくりに取り組んでいます。

生活リズムが整う環境

夜遅くまで勉強を続けてしまい、次の日眠くて昼まで寝ていたという受験生もいるのではないでしょうか。

夜更かしの習慣がついてしまうと、肝心の入試で自分の実力が出せずに悔しい結果に陥る可能性もあるのです。

京都医塾では、毎朝6時起床、0時就寝を推奨しています。

この指導には理由があって、医学部の入試は、午前中に開始されるためです。

また、早起きの習慣を身につけると、体力のある午前中に勉強をすすめることができ、学習効率の向上も望めます。

試験当日に、受験生がパフォーマンスを発揮できるように、当塾では毎日の生活リズムを整えるサポートを実践しています。

まとめ

今回の記事では、12の診療科の仕事内容ややりがいについて解説してきました。

各診療科には、それぞれの特徴や魅力があります。

対象とする疾患も異なるため、医師として従事するのであれば各診療科で求められる専門性は身につけていかなくてはならないでしょう。

受験生の中には、将来医師として活躍したい診療科が決まっている人もいるかもしれません。

しかし、医師になるためには、まず医学部に合格することが不可欠です。

難易度が極まる医学部受験に1人で立ち向かうのは心配、と思う受験生もいるのではないでしょうか。

そういった人の頼りになるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オリジナルカリキュラムと70名を超える優秀な講師陣の指導により、これまでに多くの受験生を医学部合格へと導いてきた予備校です。

当塾に任せて頂ければ、良質な環境ときめ細かなサポートで医師になりたいと願うあなたの夢を叶えて見せましょう。

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