医学部受験コラム

総合問題で苦手教科を回避できる?総合問題の出題形式や、出題される大学の詳細について徹底解説!

総合問題で苦手教科を回避できる?総合問題の出題形式や、出題される大学の詳細について徹底解説!

総合問題は、近年、さまざまな大学で導入されはじめた新しい入試形式です。

医学部の入試においても総合問題を出題する大学があります。

医学部受験生の中には「総合問題はよくわからない」と避けてしまう人もいるかもしれません。

しかし、場合によっては苦手科目を回避できるといった可能性もあるのです。

避けられがちな総合問題ですが、詳しく知ることで医学部受験の幅を広げられるかもしれません。

そこで、今回の記事では、総合問題とはどんな問題かといった基本情報から、総合問題のメリットデメリット、総合問題を出題する大学について解説していきます。

総合問題について気になる人はぜひ参考にしてみてください。

医学部入試の総合問題とは

総合問題とは?

総合問題とは、2020年から大学入試に導入され始めた新しい入試科目の1つです。

総合問題では、特定の教科に限定されない総合的な学力が問われます。

2022年度入試では国公立大学の44大学63学部で総合問題による入試が行われ、そのうち医学部は2大学で実施されています。

なぜ総合問題が出題されるのか

総合問題は、大学が求める学生を選抜しやすい試験というのが理由として挙げられるでしょう。

背景には、近年の大学入試で「これからの社会を生き抜く力」を持つ学生を採用しようという傾向が強まっていることが考えられます。

実際に、総合問題は従来の入試に比べ、読解力文章表現力、理解力、論述力、知識量などが試されます。

つまり、大学としてはこれまでの入試では評価できないところを総合問題により、それぞれの大学の求める学生を選抜していく目的で導入されているといえるでしょう。

総合問題の出題形式

総合問題の出題形式は、大学によって大きく異なります。

国語と英語、歴史と英語などの複数の学科試験をミックスした教科融合型や一般常識や時事問題を問う適性試験型などがあります。

医学部入試では、グラフや資料、データを読み取って、設問に答えるような出題もみられます。

総合問題入試がある大学の受験を検討する場合は、出題傾向を十分に確認しておくことが必要でしょう。

総合問題がある入試のメリットとデメリット

これまで総合問題とはどのような試験であるかについて見てきました。

それでは、総合問題がある入試のメリットやデメリットはどんなところでしょうか。

この項では、総合問題入試のメリットとデメリットについて解説していきます。

総合問題のメリット

まずはメリットについて見ていきましょう。

2次試験で苦手な教科を回避できる

総合問題入試のメリットの1つは、苦手な教科を回避できる点です。

国立大学医学部の2次試験では、一般的に英語と数学、理科の学科試験が課されますが、総合問題によっては苦手科目の学力が問われないことがあります。

たとえば、弘前大学医学部の総合問題では英語の読解力や論述力が問われるため、ハイレベルな数学や理科の力がなくても合格するチャンスがあるのです。

数学や理科に苦手さがある場合、苦手教科の克服に長時間の勉強時間を割くよりも総合問題のある大学に的を絞って対策を立てた方がよい場合もあるでしょう。

英語や論述が得意な人は有利

前述のように、総合問題では読解力や文章表現力、理解力、論述力、知識量が問われます。

英語や論述力が得意な人の場合は、総合問題において点数獲得が期待できるでしょう。

一方で、英語の長文読解や英作文で自分の意見をまとめる力日本語の論述力を高める対策が必要となるでしょう。

総合問題のデメリット

次に、デメリットについて見ていきましょう。

総合問題を出題する大学が少ない

現在、医学部で総合問題を出題する大学は弘前大学医学部愛媛大学医学部の2大学です。

医学部受験で総合問題の入試にチャレンジしたい場合は、2つの大学から志望校を決めることになります。

試験対策がしづらい

総合問題ではさまざまな視点からの問題が出題される上、各大学で出題形式が異なっているため、従来の小論文の試験よりも対策が難しいとされています。

さらに、大学への導入も始まったばかりですので、十分な年度分の過去問が存在していません。

そのため、出題傾向がつかみづらく、類似した問題が見つからない場合は問題演習しづらいでしょう。

総合問題が出題される大学

総合問題が出題される医学部は、弘前大学医学部と愛媛大学医学部です。

この項では、2大学の総合問題について試験時間や配点、出題内容をまとめました。

弘前大学医学部

2021年度から総合問題を実施

・日程:前期日程

・試験時間:120分

・個別学力検査配点

・総合問題:300点  面接:200点

・出題内容:日本語や英語の文章と図表などの資料から、情報を読み取って分析し問題に解答する形式です。

考察の過程や結論に至る根拠について論述する問題が出題されています。

例えば、教科書等で扱われていない初見の内容であっても、資料の意味するところを読み解き、科学的思考に基づき考察する問題などを出題することもあります。

英語での解答や計算を求めることもあります。

愛媛大学医学部

・日程:前期日程

・試験時間 120分

・個別学力検査配点

・総合問題:200点 数学:200点 理科:200点 面接100点

・出題内容:日本語や英語の論文や文章の内容について日本語や英語で記述させる問題や自らの考えを日本語や英語で記述させる問題が出題されます。

総合問題対策のポイント

前述したように、総合問題の対策を立てるのは難しさがあります。

とはいえ、総合問題はどのような対策があるのでしょうか。

この項では、総合問題の対策方法についてポイントをまとめて解説します。

英語の論述力をつける

総合問題では、英語の長文を読み、自分の考えを英文で論述する力が必要です。

実際に、愛媛大学医学部の総合問題では英文250字で論述させる問題が出題されています。

英語長文の読解力を高め、英作文の演習は十分に行いましょう。

英語で自分の主張をまとめられるようにして、先生に客観的に添削をしてもらう機会があると力がつきます。

図表やグラフを読み解く問題の演習

総合問題では、図表やグラフから情報を読み取るいわゆる資料分析型の問題が出題されます。

資料分析型の問題では、与えられた資料から情報を正しく分析する力が必要となります。

図表やグラフの読み取りは、はじめは難しく感じますが、繰り返し問題を解くことで力がついていきます。

資料分析型の問題演習は、十分に行いましょう。

志望校の過去問に取り組む

志望校の過去問から出題傾向をつかんでおくことは極めて重要です。

特に総合問題では、大学によって出題傾向が異なるため、過去問には必ず取り組んでおきましょう。

しかしながら、大学によっては、総合問題になってからの過去問の年数が少なくて物足りないこともあるでしょう。

さらに演習を行いたい場合には、志望校の出題傾向が似ている大学の過去問に取り組んでおくこともおすすめです。

適切な表現方法を身につける

総合問題の対策では、小論文の対策と重なるところがあります。

課題について要点をきっちりつかみ、自分の考えを説明できるよう適切な表現方法を身につけましょう。

文章の基本となる主述の呼応、接続詞の使い方、「〜である」体で書くといった表記の仕方は押さえておく必要があります。

相手に文章を読んでもらうことを念頭に文章課題を繰り返し練習することや、答案添削をしてもらうと効果的です。

医学部受験をするなら京都医塾

総合問題は、導入され始めたばかりの新しい入試方式です。

医学部の入試に導入している大学もありますが、まだ数が少なく「試験対策がたてづらい」と避けられがちです。

一方で、医学部を目指す人の中には、総合問題の入試対策をしっかり取り組みたいという人もいるかもしれません。

そんな人におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾では、充実したサポートによって毎年たくさんの医学部受験生を合格へと導いています。

ここから先は、そんな京都医塾について紹介していきましょう。

生徒1人につき13名の講師陣

京都医塾では生徒1人ひとりに13名もの医学部のプロ講師が指導してくれます。

講師がバラバラの指導方法を行うことはけっしてありません。

つねにチームとなって指導方法を統一し、生徒一人ひとりに最適な授業を提供してくれます。

そのため、合格のために必要な学習を効率よくすすめることが出来るのです。

総合問題もしっかり対策

前述のとおり、京都医塾では生徒1人につき13名の講師陣が受験勉強をサポートしてくれます。

これらの講師陣は、医学部受験に必要な科目はもちろんのこと、総合問題についてもしっかり指導が行われます。

論述問題もしっかり添削を行い、文章構成やおかしな表現がないか細かなところまでチェックし訂正してくれます。

独学だと不安が残る部分も、プロ講師が合格に直結する指導を行ってくれるので安心です。

最新の受験情報の提供

京都医塾では独自の情報網を駆使して、医学部受験に関する最新情報を提供することが出来ます。

各大学の総合問題についても、常に新しい情報を仕入れて出題傾向の分析もなされています。

自分で調べる手間がかからず、効率的に必要な情報を得ることができるため、勉強にも集中できるでしょう。

まとめ

総合問題は従来の入試形式と異なり、入試で導入している大学もまだ少ないです。

試験対策の難しさがあるものの、英語や論述が得意な受験生には受験の幅が広がる可能性があります。

受験生の中には、予備校で相談しながら受験校を決めたいと思う人もいるかもしれません。

そんな人にぴったりなのが医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、優秀な講師陣によるきめ細かなサポートオーダーメイドカリキュラムにより、毎年たくさんの医学部合格者を輩出している予備校です。

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