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【2022年度】愛知医科大学医学部の一般入試の過去問対策・出題傾向まとめ

【2022年度】愛知医科大学医学部の一般入試の過去問対策・出題傾向まとめ

私立大学医学部は、学校ごと教科ごとに出題傾向が独特な大学も多く、過去の入試問題の傾向分析は必須です。このページでは「愛知医科大学医学部」についての過去問分析コメントを紹介します。

・“医学部受験に興味がある”という方
・“愛知医科大学医学部”の受験を考えている方
・“愛知医科大学医学部の出題傾向を知りたい”という方
にオススメの記事です。是非ご覧ください。

愛知医科大学医学部 2022年度の過去問分析総評

英語

全体として愛知医科大学の英語は「得点が伸びにくい」と言えます。他の大学ではあまり見かけない形式の問題が多く出題されていることは間違いありませんので、過去問を2015年度くらいまでは遡って解き、「愛知医科大学的な問題」に十分慣れておく必要があるでしょう。また、本番で「できた」という感触が得にくい問題でもあるので、仮に「うまくいかなかった」と感じても落ち込みすぎないようにしたいものです。

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数学

第1問、第3問で、解くべき問題を見極め、どれだけ取りこぼさずに解ききれたかが、勝負の分かれ目だったでしょう。とくに、第3問は、受験生なら一度は経験したことのあるテーマの問題でしたので、計算ミスに気をつけて完答したい問題でした。

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化学

第1問はいずれも標準的な出題であったが、計算が多く、手前の問題の答えを直後の問題に使う必要があるため、得点差が大きくなったものと思われる。また、制限時間のうちの25分で解答しようと思うと、煩雑な計算を手早く片付ける必要があるため時間配分がうまくいかなかった生徒も多かったと思われる。
第2問は基本的な知識で答えられる問題が多かったので、知識の定着度が得点差に直結しただろう。基本的な知識がきちんと定着できている人は第2問で満点近い点数が取れたものと思われる。

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生物

2022年度は易化したと言ってよいでしょう。しかし、平易な問題であっても記述問題が多いので、記述な苦手な人は苦戦したと思います。2023年度は反動で難化も予想されますので、特に遺伝子の発現、バイオテクノロジー、人体(反応と行動、恒常性)分野に関しては少し難しめの問題集で実験考察問題、計算問題、記述問題を解いて考え方・解き方を身に付けておくとよいでしょう。

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物理

全般的に、出題は例年通りです。難易度は、基本~やや難まで幅広く様々なレベルでの出題がなされています。問題文がやや長く、また典型問題集ではあまり見かけないような設定の問題(大問3)も出題されているため、高い読解力や思考力が求められます。さらに、試験時間も1科目あたり50分とやや短いため、迅速に計算を進めましょう(特に、大問1と2)。単に典型題を反復して解法を暗記するだけの勉強で手が届くレベルにはないため、普段の演習から1問1問に向き合いじっくり格闘しながら演習に取り組めているかが、本番の出来を大きく左右します。

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京都医塾の入試問題分析と相性評価

京都医塾では、毎年すべての入試問題を全教科の講師陣が実際に解いて、その大学の問題傾向を分析し、年ごとの傾向変化もしっかり把握しています。

その上で、入試直前期、受験校を決定する一助とすべく、すべての生徒に対して、『生徒ひとりひとりの学力分析(学習の習熟度やクセ、分野ごとの得意不得意など)』と『各大学の入試問題傾向分析』とを照らし合わせて、相性評価を作成いたします。

京都医塾ではご相談・体験授業を随時募集しています。下記リンクからお気軽にお問い合わせください。

投稿者:清家 二郎

  • 役職
    京都医塾塾長
  • 講師歴・勤務歴
    15年
  • 出身大学
    東京大学理科一類農学部/信州大学医学部
  • 特技・資格
    シェパードの鳴きまね・バスの添乗・キャンプカウンセラー
  • 趣味
    蝶の羽化・石・地図・旅・写真・キャンプ・球技など
  • 出身地
    京都市
  • お勧めの本
    珠子十歳のれくいえむ・チェルノブイリ診療記(菅谷昭先生)

受験生への一言
医師を目指す、全国の受験生諸君、この受験は、人生の転機となる瞬間です。それを本気で戦うことができる場所と時間、それが、京都医塾の「京都留学」です。迷いがあるなら、何でも相談してください。京都医塾が、君たちが人生の転機を過ごすべき場所であるかどうか、本物であるか、一度、体感しに来てください。自分が、どうしたいのか、何をすべきなのか。はっきりします。

本気で「医師になる」 もしも、そう覚悟を決めたならば、一緒に戦いましょう。
最強の京都医塾チームが待っています。