少しでも長く勉強時間を取りたいがために、ぶっ続けで勉強していませんか。
休憩時間を取らずに勉強を続けることで頭や目が疲れやすくなります。
長時間集中して勉強するために、休憩を取るタイミングや休憩時間の過ごし方にこだわりましょう。
今回の記事では、勉強に集中できる休憩時間の過ごし方を紹介します。
あわせて休憩を取るおすすめのタイミングや注意すべきことなども解説します。
勉強の集中力を上げたい受験生は、ぜひこの記事を読んでみてください。
目次
勉強の途中に休憩時間を確保する重要性

受験生が長時間勉強する途中には、休憩時間を確保することが重要です。
なぜなら頭や目を計画的に休ませることで、疲れにくくなるからです。
計画的に休憩を取らず疲れ切ってしまうと、例えやる気はあっても勉強が継続できなくなってしまいます。
勉強の途中の休憩にはそういった意味があるため、ゲームをしたりスマートフォンを触ったりするのは休憩時間とは言えません。
つまり休憩はご褒美というより、勉強に集中するために必要なものといえるでしょう。
人間の集中力は、長くても90分程度だと一般的に言われています。
それ以上勉強すると効率が下がり、頭が働かなくなってしまう懸念があります。
受験生の貴重な時間を無駄にしないためには、休憩時間の計画性が重要といえるでしょう。
勉強時の休憩におすすめのタイミング

勉強をする際、いつ休憩を取るべきなのか迷っていませんか。
ここからは勉強時の休憩におすすめのタイミングを、次の4つから解説します。
- 食事を摂った後
- 集中力が切れた時
- 難易度の高い問題に遭遇した時
- 25分勉強して5分休憩する「ポモドーロ法」を実践
1つずつ確認していきましょう。
食事を摂った後
勉強時の休憩におすすめのタイミングは、食事を摂った後です。
食事を摂った後は血糖値が上がり、眠気が襲ってくることが多いため、しっかりと休憩を取りましょう。
加えて体内時計の影響で、昼下がりは眠気が襲ってくることが多いです。
仮眠を取って頭や目を休ませることで、また午後から勉強に集中できるようになります。
また食事を摂る際は長く休憩が取れる唯一のタイミングです。
まとまった休憩を取ることで気持ち的にリフレッシュでき、新たな気持ちで勉強を再開できるでしょう。
集中力が切れた時
集中力が切れたタイミングで休憩を取るのがひとつの手です。
集中力が切れたにもかかわらず勉強を続けていても、暗記したり難問を解いたりすることができません。
集中力が切れたタイミングは、頭が疲れてしまっているとも捉えられます。
逆から見ると、集中力が続いている時に休憩を挟んでしまうのは、もったいないともいえます。
集中力が高いタイミングは貴重なため、無理に途中で勉強を中断する必要はありません。
休憩を取る適切なタイミングには個人差があるため、臨機応変に対応したいところです。
難易度の高い問題に遭遇した時
勉強時の休憩におすすめのタイミングは、難易度の高い問題に遭遇した時です。
このまま難しい問題と向き合っていても一向に前には進まず、イライラが溜まってしまいます。
一度休憩を取り脳を休憩させて、新たな視点で問題を解くことが大切です。
また難易度の高い問題を解いている時は、頭や目が疲れやすいです。
このタイミングで一度リフレッシュする時間が必要といえるでしょう。
25分勉強して5分休憩する「ポモドーロ法」を実践
勉強の途中に、リズムよく休憩を取るために「ポモドーロ法」を活用しましょう。
そもそもポモドーロ法とは、25分間勉強して5分間休むことをワンセットにした時間管理法です。
25分間でやり遂げることを決めて勉強を行うことで、集中力が高まり目標を達成しやすいです。
短時間の目標を立てることで、目の前のやるべきことに集中できるのです。
また計画的に休憩を挟むことで、疲労を軽減できます。
ポモドーロ法は疲れてから休むのではなく、疲れる前に休むことを大切にした時間管理法です。
長時間ぶっ通しで勉強するよりも、結果的に勉強の効率が上がるでしょう。
勉強に集中できる休憩時間の過ごし方
ここからは勉強に集中できる休憩時間の過ごし方として、以下の5点を紹介していきます。
- 目を閉じて過ごす
- 甘い物や飲み物を摂ってリフレッシュする
- 軽い運動を行う
- 音楽を聴く
- 仮眠を取る
自分がリラックスできる休憩方法を見つけていきましょう。
目を閉じて過ごす
休憩時間に目を閉じて過ごすと、リラックスできます。
目を閉じることで視界から入る情報をシャットダウンできます。
結果、疲れている頭を休ませる効果が期待できるでしょう。
休憩後には頭が働きやすくなり、暗記や難しい問題に取り組むことが可能となります。
目を閉じて休憩する時は、よりリラックス効果の高い方法を試しましょう。
例えばホットアイマスクを使用すると、目の疲れが取れやすくなります。
また瞑想することで頭がリラックス状態になるでしょう。
自分の身体や心と向き合って、色々な方法を試してみてください。
甘い物や飲み物を摂ってリフレッシュする
休憩時間に甘い物を摂ると、リフレッシュ効果が期待できます。
少量の糖分を摂取することでエネルギーになり、疲労回復に役立つからです。
例えば脳のエネルギー源であるブドウ糖が多く含まれるラムネや、甘さ控えめの高カカオチョコレート、ストレス軽減効果があるチョコレートなどの摂取をおすすめします。
また休憩時間に飲み物を飲むことでも気分転換になります。
コーヒーや紅茶であれば眠気を抑制する効果が期待でき、炭酸水であれば口の中がスッキリするでしょう。
休憩するタイミングやその日の気分に合わせて、好きな飲み物を選びましょう。
軽い運動を行う
勉強時の休憩時間には、軽い運動を行うことがおすすめです。
軽い運動であれば体が疲れ過ぎることがなく、体も心もリフレッシュされるでしょう。
具体的には、近所を散歩すると気分転換になり、また新たな気持ちで勉強を再開できます。
特に自然の中を歩くと、あわせて目を休ませる効果が期待できたり、綺麗な空気を吸うことで清々しい気持ちになれたりします。
またストレッチをして体を伸ばすことも大切です。
勉強に没頭していると姿勢が悪くなり、肩こりや首こりの原因になってしまいます。
血流をよくするストレッチや、背筋を伸ばすヨガなどに挑戦してみましょう。
音楽を聴く
音楽を聴くことで気持ち的にリフレッシュできるでしょう。
好きなアーティストの曲を聴くと心が躍り、癒しの時間となります。
気持ちが落ち着く曲を聞いて、リラックスするのも良いでしょう。
勉強に没頭して溜まっていたフラストレーションが、解消される効果が期待できます。
自分の好きなセットリストを作っておくと良いでしょう。
ただ、勉強中に音楽を聞くのは悪影響で、集中力が削がれる可能性があります。
休憩中に思う存分聞いておき、メリハリを付けることが重要です。
仮眠を取る
勉強中の休憩時間に仮眠を取ると、その後の勉強効率アップが期待できます。
「パワーナップ」という仮眠に関する言葉がある程、隙間時間での仮眠が推奨されています。
パワーナップとは12時から15時くらいに、15分から30分程度の仮眠を取ることを指しています。
短時間の睡眠を取ることで疲れを取り、ストレスを軽減させる目的があります。
仮眠は疲労軽減以外にも、記憶力向上が期待できる点が魅力です。
人は眠っている間に頭の中の情報が整理され、知識定着に効果があるとされています。
仮眠は勉強との相性が良い休憩方法といえるでしょう。
勉強の休憩時間に注意すべきこと

休憩時間の過ごし方によっては勉強の悪影響になることがあるため、事前に把握しておきましょう。
ここからは勉強の休憩時間に注意すべきこととして、以下の3点を解説します。
- スマホを見るのは避ける
- 糖分や水分の摂りすぎは避ける
- 休憩時間を取り過ぎない
1点ずつ確認していきましょう。
スマートフォンを触るのは避ける
勉強の休憩時間にスマートフォンを触るのは避けましょう。
画面から出るブルーライトによる刺激やまばたきの減少などにより、目の疲れを助長します。
結果的に勉強に悪影響を及ぼしてしまいます。
またスマートフォンは視覚情報が多く、脳が刺激を受けやすい特徴があります。
情報のインプットが多いため、脳疲労になる懸念があります。
また通知が来ることによりドーパミンが分泌されて、依存性が高くなると言われています。
受験期間はスマートフォンを触るのを控えると、集中力アップや時間の捻出が期待できるでしょう。
糖分や水分の摂りすぎは避ける
勉強途中の休憩時間は、糖分や水分の摂りすぎには気を付けましょう。
糖分を摂りすぎると血糖値が上がり、眠気が襲ってくる可能性が高いです。
結果的に学習効率が落ちてしまいます。
また水分を摂りすぎるとお手洗いに行く頻度が増えて、集中力が削がれる心配があります。
特にコーヒーや紅茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインは利尿作用が高いため、過剰摂取には気を付けましょう。
休憩時間を取り過ぎない
休憩時間は長時間取り過ぎないように気を付けましょう。
1度の休憩中に多くの時間を割くと、勉強を再開してもやる気が湧いてこないことがあります。
勉強に没頭していた時の気持ちを忘れてしまうのでしょう。
また時間を決めずにダラダラ休憩を取ってしまうと、勉強を再開するタイミングを逃してしまいます。
例えば仮眠を取る際はアラームを掛ける、軽い運動を行う際はルートを決めておくなどして時間を固定化させて休憩を取ると、メリハリをつけられるでしょう。
医学部合格を目指すなら京都医塾へ
限られた時間でしっかり成果を出すには、休憩の取り方だけでなく自分に合った勉強の進め方を見つけることが欠かせません。
京都医塾では、生徒一人ひとりの学力や目標に合わせて、学習計画をきめ細かく立てています。
授業は、集団での指導と1対1で取り組む個別指導を組み合わせる形で進めており、それぞれの長所を活かせる仕組みになっています。
集団授業と個別授業の内容はしっかり連携されており、授業の進み具合や理解の深さに応じて柔軟に対応できます。
たとえば、集団授業でつまずいた部分を個別でフォローしたり、テスト前には苦手な科目を重点的に取り上げたりと、自分に必要な学びを無駄なく進められるのが強みです。
志望校合格に近づく、きめ細やかな指導体制
医学部を目指すうえで大切なのは、自分の得意・不得意や勉強の進み具合に合わせた勉強スタイルを確立することです。
京都医塾では、個人ごとの状況に合わせて授業内容を調整できる仕組みが整っており、無駄のない効率的な学習が可能です。
たとえば、授業の理解が追いつかないところは個別指導で補い、反対に得意な教科は先に進めるなど、状況に応じて柔軟に対応できます。
自分にとって最も必要な学び方ができるので、合格に向けた力を着実につけられます。
講師同士が連携して支える学習サポート
京都医塾では、1人の生徒に対して複数の講師がチームで指導にあたります。
講師同士が常に情報を共有し、科目ごとのバランスや学習の進み具合を把握しながら授業を進めていきます。
また、常駐している社員講師がいるため、わからないところがあればいつでも質問できます。
疑問をその場で解消しながら学習を進められるので、理解が深まりやすく苦手を残さない学びが実現できます。
集中できる学習環境と安心できる生活サポート
合格を目指すには、落ち着いて勉強に集中できる環境が必要です。
京都医塾では、生徒ごとに自分専用のブースが用意されており、周囲を気にせず学習に取り組めます。
教材を広げたり、姿勢を変えたりしながら、自分のペースで勉強できる空間です。
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食事面では、専任の管理栄養士が栄養バランスを考えて用意したメニューを提供。
しっかり食べて、集中力や体力を保ちながら学習に打ち込める環境が整っています。
まとめ

長時間の勉強を続けるには、こまめに休憩を取り入れて、頭や体の調子を整えることが大切です。
どんなタイミングで休むのが良いか、どのように過ごすのが効果的かは人それぞれです。
本記事で紹介した方法を参考に、自分に合ったやり方を見つけてみてください。
集中して学習に取り組むためには、環境づくりも重要です。
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