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【2027年度版】私立大学医学部の共通テスト利用入試のボーダーラインを紹介

【2027年度版】私立大学医学部の共通テスト利用入試のボーダーラインを紹介

 

私立大学医学部の入試には「一般選抜」のほか、「共通テスト利用入試」があります。

共通テストの成績を活用して合格者を選抜する方式で、毎年多くの受験生が利用しています。

2027年度入試では、共通テスト利用選抜を導入する大学がさらに増加する見込みです。

また、新教科「情報Ⅰ」を合否判定に組み込む動きも広がっています。

本記事では、共通テストを活用して私立医学部を受験する方向けに、2027年度の最新情報をもとに実施校・受験科目・ボーダーライン、利用するメリットや注意点を分かりやすく解説します。

私立大学医学部の「共通テスト利用入試」とは

共通テスト利用入試とは、共通テストの成績をもとに合格者を選抜する試験方式です。

まずは制度の仕組みと特徴を押さえておきましょう。

「単独型」と「併用型」の2種類

学科試験の実施方法により、大きく2種類に分かれます。

単独型:大学独自の学科試験(面接・小論文含む)を行わず、共通テストの成績のみで合否を判定する方式。

併用型:共通テストの得点と、二次試験(学力試験・小論文・面接など)の成績を総合評価して判定する方式。

私立医学部では長らく二次試験を課す「併用型」が主流でした。

しかし2027年度からは、久留米大学が共通テスト利用選抜(A・B日程)を新規導入し、二次試験なしの「単独型」として実施する予定です。

共通テストの得点だけで勝負できる私立医学部は珍しいため、注目が集まっています(※予告段階のため、詳細は最新の募集要項をご確認ください)。

なお、併用型の二次試験内容は大学によって異なりますが、多くの大学で小論文と面接が課されます。

私立大学医学部の共通テスト利用入試実施校一覧と受験科目

2027年度入試では、医学部のある私立大学のうち19校前後が共通テスト利用選抜を導入する見込みです。

2025年度時点の17校から、北里大学(2026年度に後期日程として新規実施)と久留米大学(2027年度に新規実施予定)が加わりました。

以下に実施校の一覧と受験科目について紹介します。

大学名共通テスト科目
東北医科薬科大学英語、数学2科目、理科2科目、国語(古文・漢文除く)/大学独自試験:面接
埼玉医科大学英語、数学2科目、理科2科目、国語(古文・漢文含む)/小論文、面接
国際医療福祉大学英語、数学2科目、理科2科目、国語(近代以降・古文漢文含む)、社会1科目/学力試験(英語)、小論文、面接
杏林大学数学2科目・理科2科目、英語・国語のいずれか1科目(3教科5科目600点)/小論文、面接
順天堂大学英語、数学2科目、理科2科目、国語(近代以降・古文漢文含む)、社会1科目/小論文、面接
帝京大学3科目方式:英語+数学・理科・国語から2科目/5科目方式:英語・国語+数学・理科から3科目/英語(長文読解)、課題作文、面接
東海大学英語、数学2科目、理科2科目/小論文、面接
東京医科大学英語、数学2科目、理科2科目、国語、社会1科目/小論文、面接
日本医科大学(グローバル特別選抜)国語(近代以降・古文漢文含む)※英検準1級以上等の基準あり/小論文、面接(英語)
北里大学(後期)数学2科目、理科2科目、英語/小論文、面接
聖マリアンナ医科大学英語、数学2科目、理科、国語(近代以降)/小論文、面接、適性検査
愛知医科大学英語、数学2科目、理科2科目、国語(近代以降)/面接
藤田医科大学英語、数学2科目、理科2科目、国語(古文・漢文除く)、情報/面接
大阪医科薬科大学英語、数学2科目、理科2科目、国語(近代以降)/小論文、面接
関西医科大学英語、数学2科目、理科2科目、国語(近代以降)、社会1科目/面接
近畿大学英語、数学2科目、理科2科目、国語、社会1科目/小論文、面接
産業医科大学英語、数学、理科、国語(古文漢文含む)、社会/個別学力検査、小論文、面接
福岡大学英語、数学2科目、理科2科目、国語(近代以降)/面接
久留米大学(A・B日程)英語(リーディング・リスニング)、数学2科目、理科1科目/なし(単独型・2027年度新規導入予告)

参照元:河合塾Kei-Net大学検索システム

※久留米大学は2027年度からの新規導入予告のため、科目・配点等は変更の可能性があります。

必ず大学公式の学生募集要項でご確認ください。

2027年度の主な変更点として、北里大学では2026年度に医学部で共通テスト利用選抜(後期・募集人員5名程度)を新規実施し、2027年度も継続される見込みです。

また久留米大学では、2027年度入試から共通テスト利用選抜(A日程・B日程)を新規導入する方針が大学から予告されています。

あわせて、共通テストの新教科「情報Ⅰ」を合否判定に組み込む大学が増える傾向にあり、藤田医科大学など従来から「情報」を科目に含めていた大学に加え、今後同様の対応を取る大学が増える可能性があります。

志望校の配点が更新されていないか、出願前に必ず確認しましょう。

ボーダーライン(合格可能性50%ライン)の目安

2027年度入試では、19校前後が共通テスト利用選抜を導入する見込みです。

2025年度時点の17校に、北里大学(2026年度に後期日程で新規実施)と久留米大学(2027年度新規導入予定)が加わりました。

私立大学医学部の共通テスト利用入試のボーダーライン(2026年度・河合塾データ)

大学名ボーダー得点率(C判定)
順天堂大学医学部88%
帝京大学医学部88%
関西医科大学87%
大阪医科薬科大学85%
日本医科大学(併用)85%
藤田医科大学85%
国際医療福祉大学医学部85%
近畿大学医学部(中期)84%
東京医科大学84%
東北医科薬科大学83%
東海大学医学部83%
愛知医科大学83%
近畿大学医学部(前期)83%
産業医科大学83%
杏林大学医学部82%
埼玉医科大学82%
聖マリアンナ医科大学82%
北里大学医学部(後期)82%
福岡大学医学部82%

参照元:河合塾Kei-Net大学検索システム

※久留米大学は2027年度からの新規導入のため、参考となるボーダーデータがまだありません。

志望校選択の際は、過去のボーダーラインデータを参考にしつつも模試の結果なども活用して総合的に判断し、より確実な合格を目指せる受験計画を立てましょう。

私立大学医学部の共通テスト利用入試のボーダーラインの傾向

私立医学部の共通テスト利用入試は、依然として80%台後半の高いボーダーラインが続いています。

順天堂大学・帝京大学が88%、関西医科大学が87%となっており、上位校では国公立大学の一部を超える高得点が求められます。

比較的ボーダーが低い大学でも82%程度であり、非常に狭き門です。

高止まりする理由募集枠の少なさ:各大学の募集人員が数名〜10名程度と極めて少ないこと。

変動要因の多さ:問題の難易度、日程の重なり、志願者数の波によりボーダーが上下すること。

大半の大学で80%以上の得点が必須となり、ボーダーライン付近には多くの受験生が集中します。

1点の違いが合否を分けるため、共通テストで確実に高得点を狙う対策が必要です。

私立大学医学部の共通テスト利用入試のメリット

続いて、私立大学医学部の共通テスト利用入試を受けるメリットについても解説していきましょう。

 こちらの項では、私立大学医学部において共通テスト利用入試を受験する際に得られるメリットの中でも、代表的なものを4点ピックアップしてまとめました。

少ない科目数で勝負できる

共通テストといえば「5教科7科目」を想像しがちですが、私立医学部では全教科を必要としない大学が多くあります。

例えば帝京大学(3科目方式)や久留米大学のように、英語・数学・理科の3教科で受験可能な大学も存在します。

受験チャンスが増える

一般選抜と共通テスト利用入試の併願が可能な大学なら、1つの大学に対して出願機会が2回に増え、合格の可能性を高められます。また、一般選抜に比べて受験料(検定料)が安価に設定されている点もメリットです。

1回の試験で複数の大学に出願できる

共通テストを一度受けるだけで、導入している複数の私立医学部へ併願できます。

国公立大学医学部との併願も可能なため、効率よく受験枠を広げられます。

個別の過去問対策負担を減らせる

私立医学部の一般選抜は大学ごとが出題傾向に癖がありますが、共通テスト利用入試なら大学別の問題対策に時間を取られません(※併用型の二次試験対策を除く)。

私立大学医学部の共通テスト利用入試を受ける際の注意点

私立大学医学部の共通テスト利用入試を受ける場合には、受験時の注意点についても押さえておきたいところです。

そこで、こちらの項では、私立大学医学部の共通テスト利用入試を検討する人に向けて、注意事項を2点紹介しましょう。

私立医学部の共通テスト利用入試を検討する際は、メリットだけでなく注意点も把握しておくことが大切です。ここでは、事前に知っておくべき2つのポイントを解説します。

必ずしも全員にとって「得策」とは限らない

国公立と私立を併願でき、受験機会を増やせる魅力的な選択肢に見えますが、安易な出願は避けましょう。主な理由は以下の通りです。

・募集定員が極めて少ない:聖マリアンナ医科大学や関西医科大学、近畿大学のように、定員がわずか2〜5名程度にとどまる大学が多く、狭き門となります。

・出題傾向の違いと負担増:一般選抜とは出題傾向が異なるため、併用型の場合は別途対策が必要です。

・スケジュール管理の難しさ:直前期に私立医学部の出願や試験が重なり、国公立対策の学習時間が削られるリスクがあります。

十分な準備なしに受験数を増やしても、合格率は上がりません。国公立が第一志望でない限り、出願は慎重に検討すべきです。

多くの大学が出願締め切りを「試験前」に設定している

ほとんどの私立医学部では、共通テストの受験前に出願を締め切ります。

そのため、自己採点の結果を見てから出願先を決めることはできません。

ただし近年は、共通テストの成績を確認したあとでも出願できる大学が一部登場しています。

自己採点後の状況に合わせて出願校を調整できるよう、最新の募集要項をチェックし出願タイミングを見極めましょう。

※出願締切は年度により変更される場合があるため、必ず最新情報をご確認ください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

ここまで見てきたとおり、私立大学医学部の共通テスト利用入試には、受験の機会が増え、少ない科目数で試験に挑めるといった様々なメリットがあります。

その一方で、気がかりとなるのが医学部ならではの試験の難易度です。

2022年度の試験は、ボーダー得点率がやや落ち着きを見せていますが、そうは言っても、70%台から80%台もの高いボーダーラインを越えなければなりません。

このことから、受験生の方々の中には優れた予備校に通って、より盤石な体制でテストに臨みたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そういった受験生の方々におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、指導力バツグンの講師陣や独自のカリキュラムを武器に、毎年たくさんの受験生を医学部合格へと導いている予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導体制などを紹介していきましょう。

直前期でも常駐講師がいつでも質問対応

京都医塾では常駐する70名以上の社員講師が「疑問が生じてから24時間以内に解決できれば、その90%は5分程度で解決できる」という考えのもと質問対応にあたっています。

講師室は常にオープンしており、いつでも気軽に質問や進路相談、学習の進捗について質問・相談が可能です。

特に入試直前期は不安や緊張が高まる時期だからこそ、いつでも質問できる環境が重要です。

また直前期の質問対応だけでなく、生徒・保護者様の希望と入試問題との相性を踏まえた出願戦略の立案や遠方受験の際の付き添いサポートや送迎など、安心できる環境で受験当日まで全力で支えます。

直前期の徹底サポートにより、直前期からでも学力を伸ばす生徒さんも多くおられます。

集中して学習に励める個人専用のブースを完備

1人に1つ用意された個人ブースは、まさに自分だけの「第2の勉強部屋」です。

重い教材を持ち歩く必要もなく、朝8時から退出時間まで一日中利用可能なため授業や自習に思う存分集中できる環境が整っています。

さらに周囲の受験生たちも同じ目標に向かって励んでいる姿が互いの刺激となり、「絶対に負けない」という向上心も自然と芽生えます。

医学部合格という大きな目標に向かって、仲間と切磋琢磨できる環境はモチベーション維持にも最適です。

苦手を徹底克服・レベル別少人数集団授業

京都医塾では、個人授業と集団授業との組み合わせにより効率的な学力向上と苦手科目の克服が可能です。

完全1対1の個人授業で分からないことを徹底指導する一方で、レベル別の集団授業により着実に合格に必要な進度を保ちます。

一人ひとりの生徒の現状と目標に合わせて最適なカリキュラムを組み立て、医学部合格に必要な総合的な学力を確実に身につけていきます。

医学部受験で求められる高いレベルの学力を、無理なく着実に積み上げていける指導システムです。

まとめ

私立大学医学部の共通テスト利用入試は、少ない科目数で挑戦でき、受験のチャンスを増やせる魅力的な制度です。

2027年度は実施校が増加する一方、ボーダーラインは80%台後半と極めて高く、戦略的な出願と圧倒的な学力が求められます。

確実に合格ラインを越える力を身につけたい方は、医学部専門予備校「京都医塾」をご検討ください。

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