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【山形大学医学部】受験生必見!偏差値や倍率などの難易度や入試情報、大学の特徴について徹底解説!

【山形大学医学部】受験生必見!偏差値や倍率などの難易度や入試情報、大学の特徴について徹底解説!

 

山形大学医学部は、医療の地域格差解消のため「1県に1つの医科大学」という構想の中、1973年に設立されました。

新設医科大学でありながらも、山形大学医学部は最先端医学治療に対する積極的な取り組みが魅力となり、例年多数の受験生が志望しています。

今回の記事では、山形大学医学部の志望者に向けて、同大学医学部の偏差値や倍率などの入試情報をはじめ、大学の特徴についてくわしくお伝えしていきます。

山形大学医学部の基本情報

まずは、山形大学医学部の基本情報について見ていきましょう。

こちらの項では、山形大学医学部のキャンパスの場所や定員数、入試情報についてまとめました。

キャンパスの場所

山形大学医学部の所在地は、飯田キャンパスで山形県山形市に位置します。

JR山形駅から市内路線バスを利用すると、15分ほどで到着します。

大学病院・東海大山形高」行きに乗車して、「大学病院」にて下車してください。

定員数

2022年度における山形大学医学部医学科の在籍者数は、711名となっています。

入試定員については、113人となっています。

入試情報

山形大学医学部の入試方法には、一般選抜試験学校推薦型選抜の2種類があります。

こちらの項では、山形大学の入試方法の概要と日程について説明していきます。

一般選抜

一般選抜試験は、共通テスト個別学力試験により合否を判定する入試方法です。

前期試験では、共通テストのほかに、個別学力検査(筆記)と面接試験が実施されます。

2023年度における前期日程は、2023年2月25日から26日にかけて実施予定です。

また、後期日程は2023年3月12日に実施されますが、こちらの試験では共通テストと面接のみが課せられます。

面接試験では学科試験では測りきれない、医師としての資質や適性が評価されます。

総合点数の結果にかかわらず不合格となることがありますので、万全な対策で望みましょう。

後期試験の日程は、3月中旬ころに実施されます。

学校推薦型選抜

山形大学の学校推薦型選抜では、共通テストと面接により評価されます。

また、高校3年間の成績や高校における活動実績も評価対象となります。

出願に際しては、インターネットによるエントリー期間が2022年10月下旬から11月上旬にかけて設けられ、試験については同年11月16日に実施されます。

山形大学医学部の入試難易度

続いて、山形大学医学部の入試難易度の説明もしていきましょう。

こちらの項では、同大学の入試難易度を、偏差値と倍率の2つの視点から解説していきます。

偏差値

山形大学医学部の偏差値は、60.0となっています。

ワンランク上の偏差値62.5の医学部を目指すのであれば、近隣では福島県立医科大学、富山大学、和歌山県立医科大学などが候補となるでしょう。

そのほか、北海道・東北地方に所在する国公立大学医学部の偏差値は、旭川医科大学62.5、札幌医科大学60.0、北海道大学65.0、東北大学65.0、秋田大学60.0になります。

倍率

入試倍率についても、きちんと確認しておきましょう。

山形大学医学部の医学科における、2020年度から2022年度までの入試倍率を下記表にまとめました。

▼山形大学医学部の入試データ
・2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期(一般枠+地域枠) 4.2 65 270 217 65
後期 11,3 15 192 71 17

・2021年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期(一般枠+地域枠) 3.3 73 241 200 73
後期 9.8 15 147 58 15

・2022年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期(一般枠) 5.3 65 350 303 66
前期(地域枠) 4.5 8 36 22 8
後期 12.8 15 269 98 21

山形大学医学部における前期日程の倍率は、2022年度から一般枠と地域枠にわかれてデータ化されています。

こちらのデータでは、地域枠が4.5倍、一般枠が5.3倍となっておりますが、いずれも前年度を若干上回る数字になりました。

後期日程についても同様で、前年度から3ポイントほど倍率が上昇していることから、難化傾向にあることが見てとれます。

山形大学医学部の特徴

次に、山形大学医学部の特徴について解説していきます。

山形大学医学部ならではの研修や関連施設について2点にまとめました。

最先端の医療研修機器を用いた質の高い研修ができる

山形大学医学部には、メディカルスキルアップラボラトリーと呼ばれる国内最大規模の医療技術研修施設があります。

メディカルスキルアップラボラトリーには、最先端の医療研修機器が備えられており、医学部生は疑似臨床実習をこちらのセンターで行います。

センターには、ACLS(心肺蘇生)、超音波診断、気管支消火器内視鏡、内視鏡外科手術などの多数のシュミレーターが設備されています。

医学生は、臨床実習で実際の患者さんに直接手技を行う前に、シュミレーターにより手技を十分確認することができるのです。

医学生にとっては、自信をもって患者さんに臨める研修施設であり、臨床実習の成果も期待できます。

最先端のがん研究施設がある

がんは国民病と呼ばれており、現在でも年間3人に1人はがんで死亡しています。

山形大学医学部は、全国の大学医学部ではじめて「がんセンター」を設置した大学です。

そのため、がん研究においては歴史がありながらも、最先端の治療を目指した研究が取り組まれています。

付属病院は全国で33ある「がんゲノム医療拠点病院」の1つに指定されています。

さらに近年、世界で3台目となる重粒子線照射装置の導入により、これまで治療の困難だった超高齢者や既往症を持つ患者さんに対しての治療もすすめられています。

最先端のがん研究施設を有する山形大学は、がんの研究に関心のある学生にとっては、魅力的な大学といえます。

山形大学医学部の入試情報

次に、山形大学医学部の入試情報についても押さえていきましょう。

こちらの項では、山形大学医学部の入試科目と配点、合格のボーダーラインなどを解説していきます。

医学部入試科目と配点

まず、医学部の前期試験と後期試験について下記表にまとめました。

✓医学部前期(一般枠)
共通テスト

英語数学国語理科地理・公民合計
200200200200100900

2次試験

英語数学国語理科面接合計
100200100200100700

✓医学部前期(地域枠)
共通テスト

英語数学国語理科地理・公民合計
200200200200100900

2次試験

英語数学国語理科面接合計
100200100200100700

✓医学部後期
共通テスト

英語数学国語理科地理・公民合計
200200200200100900

2次試験

面接合計
100100

山形大学医学部では、他の大学と同様に、個別学力試験の際に面接試験が行われます。

面接は、個人対面方式により5分程度で行われます。

面接官2人で、質問内容は、志望理由や高校時代などです。

どこの大学の面接でも質問されるような内容なので、事前にまとめておくとよいでしょう。

また、2019年から山形大学では、面接に点数をつけるようになりました。

「面接の結果によっては、総合点にかかわらず不合格とすることがある」という条項があるので、注意が必要です。

自分が準備している回答に不備がないかどうか、学校の先生や予備校講師に確認してもらうと安心です。

合格のボーダーラインは?

山形大学医学部における合格のボーダー得点率は、2020年度の前期が83%、後期が90%でした。

また、2021年度では前期で80%、後期で85%という結果になっています。

そして、2022年度においては前期が76%、後期が82%です。

得点率ベースで80%は押さえておきたいところなので、対策をとってのぞみましょう。

ボーダー得点率

ボーダー得点率とは合格するために共通テストで必要な得点といえます。

しかし、合否は共通テストと個別学力試験の総合得点で評価されます。

つまり、共通テストと個別学力試験の科目数や配点バランスによっては、ボーダー得点率の意味合いが変わるのです。

ボーダー得点率は、合格のための1つの指標といえますが、絶対的な指標ではないので注意しましょう。

山形大学医学部を目指すなら京都医塾

山形大学医学部の偏差値は、国立医学部の中では下位クラスとなります。

とはいえ、医学部の受験戦は、極めて熾烈です。

医学部受験生にとって、国立医学部の人気は非常に高く、入試には全国からトップクラス層の受験生が競い合います。

たとえ偏差値が下位レベルだとしても、けっして油断はできません。

合格を勝ち取るためには、センター試験と個別学力試験、さらに面接に至るまで十分な試験対策をとる必要があるのです。

しかし、受験生の中には、合格のためにどのような対策をとればよいかわからないという人もいるかもしれません。

そのような受験生におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オーダーメイドカリキュラムや優秀な講師陣、安心できる学習環境により、これまで多くの受験生を医学部合格へと導いています。

ここから先は、京都医塾について紹介します。

一人のためのオーダーメイドカリキュラム

京都医塾では、生徒1人ひとりにオーダーメイドカリキュラムが用意されています。

オーダーメイドカリキュラムは、生徒の現在の学力・知識量・能力を徹底的に分析して合格までに必要な距離を知ってから作成されます。

自分にぴったりのカリキュラムで学習をすすめられるため、時間を有効に使うことができ、学習効率の向上が期待できます。

生徒一人に13名の講師陣がチームで指導

京都医塾では、生徒1人に対して13名の講師陣がチームとなって指導にあたります。

講師がバラバラの指導をするわけではなく、全員が指導法を統一した上で生徒1人ひとりに最適な授業を提供します。

各科目のバランスを考えて、どの科目を重点的に指導すべきかについて見極めながら指導を行います。

そのため、特定の科目だけ学習時間、学習量を取られてバランスが悪くなるということがなく、全科目を効率的に学習することができるのです。

勉強だけに集中できる環境が整っている

京都医塾では、自習室は1人に1つ十分な広さの個人ブースが用意されています。

教材を移動する負担もなく、快適な個人スペースで勉強だけに集中できるのです。

また、京都医塾では社員講師が校舎に常駐しています。

他の予備校・塾のように授業を終えたら講師が帰宅してしまい質問できない、ということがありません。

そのため、生徒さんはわからないことをそのままにすることなく、いつでも質問可能です。

京都医塾には、常に勉強に集中できる学習環境が備えられているのです。

まとめ

山形大学医学部は、最先端の医学治療が学べるため、毎年、多数の受験生が合格を目指して試験に挑んでいます。

同大学医学部は、他の国立大学医学部と比較すると低い偏差値ですが、油断は禁物です。

医学部志望の受験生にとって、国公立医学部の人気はけっして衰えることはなく、ハイレベルの受験戦が繰り広げられています。

確実に合格を勝ち抜くには、医学部専門予備校でしっかりと対策をたてて試験にのぞむことが、合格への近道です。

予備校選びでお悩みならば、医学専門予備校の京都医塾をおすすめします。

京都医塾では、優秀な講師陣オーダーメイドカリキュラム安心できる学習環境を用意して、受験生を徹底的にサポートします。

京都医塾で学習を積み重ねれば、志望校への合格率が確かなものになるはずです。

山形大学医学部に合格したい人は、京都医塾を選んでみてはいかがでしょうか。

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