昭和大学医学部は、日本一の医系総合大学を目指して、医学部や看護学部など、様々な学部を横断した「チーム医療」を重点教育に据えてきた医学部です。

この取り組みが功を奏し、現在では多職種の人材と連携しながら、高度なパフォーマンスを発揮できる医師を多数輩出するにいたっています。

今回は、そんな昭和大学の受験希望者の方々へ向けて、各種試験の情報や学費、さらには2023年度入試からの変更点など包括的な情報をお届けしましょう。

昭和大学医学部の特色

昭和大学がチーム医療に力を入れていることは、上でも述べたとおりです。

このチーム医療教育は1年次から行われますが、昭和大学の強みはなんといっても歯学部とも連携教育が図れるといった点にあります。

現在の日本の医学部は、医学部と歯学部が大学ごとに別れて設置されているケースが多く見られるため、たとえば、医学部と看護学部、薬学部が連携教育を行うことがあっても、そこに歯学部が加わることは滅多にありません。

その点、前述のとおり昭和大学医学部では歯学部も学内に設置されていることから、両学部での連携教育が可能となり、歯学部独自の視点からのアドバイスも受けられます。

こういった環境下での連携教育が受けられることは、昭和大学へ進学した医学生ならではのアドバンテージであり、同医学部の大きな特色となっています。

昭和大学医学部の入試方法

続いて、昭和大学医学部の2024年度における入試情報についても見ていきましょう。

同大学医学部では、学校選抜型入試や一般選抜入試など合計4種類の試験が実施されますが、ここでは各試験の情報について詳細にまとめました。

学校推薦型選抜入試

まずは、学校推薦型選抜入試の概要について解説していきます。

募集人員

2024年度入試における昭和大学医学部の募集人員は、2名となっています。

同年度の昭和大学医学部の全体の募集人員は、110名の予定ですから極めて少数の募集枠です。

また、こちらの募集枠は、「特別協定校」と言われる昭和大学医学部とゆかりのある高校出身者だけの選抜となるため、残念ながら事実上、一般の受験生は受けることができないと言えます。

試験科目と配点

昭和大学医学部の2024年度における上記推薦入試の試験内容ですが、残念ながら同学部が発行している入学試験要項には、とくに記載が見られません。

したがって、受験希望者の方で、かつどのような方法で選抜が行われるか気にかかる人は直接同校まで問い合わせてみてください。

入試の日程

さて、入試の日程についてですが、こちらについても入学試験要項には特段の記載は見られません。

上述のとおり、受験希望者の方は、念のため日程などの詳細に関しても合わせて確認しておくことをおすすめします。

卒業生推薦入試

続いて、卒業生推薦入試の説明についても移っていきましょう。

こちらの募集枠は、昭和大学医学部の卒業生の縁故者が受けられる入試方法として、設置されたものです。

こちらの項においても、学校推薦型選抜入試と同じく募集人員などの情報をまとめました。

募集人員

2024年度入試における昭和大学医学部の、卒業生推薦入試の募集人員は7名となっています。

学校推薦型選抜入試と比較すると5名ほど人数が多い募集枠ですが、全体の募集人員110名と比べると少数であると判断できます。

試験科目と配点

次に、試験科目と配点の詳細についても確認していきましょう。

ここでは、2024年度入試における昭和大学医学部の、上記募集枠の試験科目と配点について、表にしてまとめました。

▼2024年度における昭和大学医学部の卒業生推薦入試の試験科目、並びに配点表

昭和大学医学部の2024年度入試における、卒業生推薦入試では上の表にある試験が実施されます。

ほかの医学部と比べてやや特徴的なのは、面接試験が点数化されることにあります。

さらに、配点の比重についても非常に重いことから、同大学医学部では、医師としての資質や人間性について厳しくチェックしてから選抜していることを、うかがい知ることができます。

昭和大学医学部の卒業生推薦入試を受験する際は、徹底した面接試験対策を行う必要があるでしょう。

入試の日程

続いて、2024年度入試における卒業生推薦入試の日程についても確認していきます。

下記表に出願期間や試験日などをまとめましたので、参考としてください。

▼2024年度における昭和大学医学部の卒業生推薦入試の日程表

一般選抜入試（Ⅰ期）

次に、2024年度入試における昭和大学医学部の一般選抜入試（Ⅰ期）の概要についても見ていきましょう。

募集人員

昭和大学医学部の2024年度入試における上記試験の募集人員は、全部で83名となっており、同大学医学部の募集枠としては最大規模となっています。

したがって、一般の受験生が入試にチャレンジする場合はこちらの募集枠、及び後述する一般選抜入試（Ⅱ期）がスタンダードなものとなるでしょう。

試験科目と配点

続いて、試験科目と配点についても見ていきましょう。

ここでは、上記募集枠の試験科目と配点について、一次試験と二次試験にわけて表にしてまとめました。

▼2024年度における昭和大学医学部の一般選抜入試（Ⅰ期）の一次試験の試験科目、並びに配点表

2024年度における、昭和大学医学部の一般選抜入試（Ⅰ期）の一次試験の試験科目と配点は、上記表のとおりです。

特筆すべきは、一般選抜にあっても数学と国語の中から1教科が選択できる点です。

通常、医学部の試験では、数学が必須教科とされていますが、昭和大学の入試ではこれを回避することができます。

そのため、数学が苦手な人にとっては、願ってもない募集枠と言えるでしょう。

さて、一次試験の試験科目、及び配点の説明が終わったところで、二次試験についての概要についても見ていきましょう。

こちらの試験についても、試験科目と配点を表にしてまとめましたので、ご覧ください。

▼2024年度における昭和大学医学部の一般選抜入試（Ⅰ期）の二次試験の試験科目、並びに配点表

昭和大学における2024年度の一般選抜入試（Ⅰ期）の二次試験では小論文試験と面接試験が実施される見込みです。

面接試験の配点が100点と極めて高くなっておりますので、早期から入念な対策を講じておく必要があるでしょう。

入試の日程

一般選抜入試（Ⅰ期）の試験科目と配点の概要を確認したところで、入試の日程についても把握していきましょう。

一次試験と二次試験の日程を下記表にまとめましたので、ご覧ください。

▼2024年度における昭和大学医学部の一般選抜入試（Ⅰ期）の日程表

一般選抜入試（Ⅱ期）

最後に、今年度のおける昭和大学医学部の一般選抜入試（Ⅱ期）の概要についても解説していきます。

募集人員

2024年度入試における昭和大学医学部の、一般選抜入試（Ⅱ期）の募集人員は18名の予定となっています。

同Ⅰ期の試験と比較すると少数の募集枠となっていますが、価値ある受験の機会となりますので、しっかりと試験勉強に励み、確実に合格をものにしたいところです。

試験科目と配点

次に、上記募集枠の2024年度における試験科目と配点についても確認していきましょう。

ここでは、これまでと同じく試験科目と配点について表にしてまとめました。

▼2024年度における昭和大学医学部の一般選抜入試（Ⅱ期）の一次試験の試験科目、並びに配点表

2024年度における昭和大学医学部の一般選抜入試（Ⅱ期）の一次試験の試験科目と配点は、同Ⅰ期の入試と同様のものが課される見込みです。

国語と数学のどちらかを選択できる点も一緒ですので、数学にいまいち自信を持てない方でも、勝負がかけられる点がメリットと言えます。

続いて、二次試験の説明に移りますが、昭和大学医学部の2024年度の一般選抜入試（Ⅱ期）では、面接試験のみが行われます。

配点は同Ⅰ期の試験と同様100点となっていますが小論文試験が免除されるため、受験生の負担軽減につながり、ひいては合格可能性を高めてくれる一助となるはずです。

入試の日程

一般選抜入試（Ⅱ期）の試験科目と配点の解説が終了したところで、日程についても見ていきましょう。

こちらでも、試験の日程に関して表にまとめましたので、参考としてください。

▼2024年度における昭和大学医学部の一般選抜入試（Ⅱ期）の日程表

昭和大学医学部の学費

昭和大学医学部の2024年度における学費は、6年間で合計27,000,000円となっています。

私立大学医学部の学費としては、平均よりもやや低めの費用と言えるでしょう。

さらに、特待生として選出された場合は、金銭的な補助がなされ、6年間の学費は3,000,000円ほど割り引かれます。

ちなみに、昭和大学医学部では上記、学費のほかにも寮費として800,000円、年会費として95,000円も別途必要となりますので、こちらについても覚えておいてください。

2023年度入試からの変更点

2024年度における昭和大学医学部の入試では、一般選抜入試の一次試験の会場が変更となっています。

会場はそれぞれ、

✓横浜会場：パシフィコ横浜ノース

✓大阪会場：AP大阪茶屋町

✓福岡会場：南近代ビル

とされていますので、間違いのないようにしてください。

本気で昭和大学医学部合格を目指すなら京都医塾

チーム医療の先進教育で、広く知られている昭和大学医学部。

とくに注目に値するのが、歯学部とも連携がとれる教育プログラムです。

歯学部とのチーム医療が学べる医学部は、国内でも数少ないことから、より高度なコミュニケーションスキルや医学的知見を身につけるためには、恰好の医学部と言えるでしょう。

そんな昭和大学医学部ですが、要求される偏差値は67.5となっており、私立大学医学部としては上位に位置しています。

したがって、同医学部への合格を確実に決めるためには、高度な学習を継続的に行うことが必要不可欠です。

このことから、昭和大学医学部の志望者の方の中には、優れた予備校の指導のもと、学力を徹底的に高めたいと検討中の人もいるのではないでしょうか。

そういった方の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、独自の教育メソッドを駆使して受験生を指導し、毎年抜きんでた合格実績を打ち立てている、医学部受験の特化型の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導内容や実績について紹介していきましょう。

圧倒的な学力の伸長を促す13名の講師陣によるチーム指導

京都医塾の教育方針として高い評価をいただいているのが、13名の講師陣がチームを組んで行う独自の指導方法です。

このチームによる指導方法では、一人の受験生に対し上記13名の講師陣が寄り添う形で教鞭を取るわけですが、講師それぞれが指導方法を共有し、かつ連携しながら受験生への授業を行います。

さらに、月に3回の教科別会議を行うとともに、月1回の担当者会議を通じて受け持ちの受験生の学習状況をつぶさに話し合い、カリキュラムの更新など必要な措置も図ります。

そのため、常に最高の授業を提供することができ、圧倒的な学力の伸長を促すことが可能です。

豊富な昭和大学医学部への合格実績

当塾の自慢の一つとなっているのが、高い合格実績です。

たとえば、2023年度の入試では一次試験の合格率72%、二次試験の合格率では60％という大変な好実績をあげるにいたっています。

そして、この合格実績の中には、難関校たる昭和大学医学部への合格者の実績も多分に含まれております。

このことから、同医学部を志す方にとっては、当塾はまさに最適なパートナーと言っても過言ではありません。

もちろん、昭和大学医学部だけでなく、ほかの大学の医学部に対しても多くの合格者を生み出しておりますから、他大学への受験を検討中の方であっても、どうぞ安心して京都医塾をお選びください。

「心の健康」を守るための当塾ならではの取り組み

何らかの問題や障害に直面したとき、人間であれば誰しも、大なり小なりの不安な心境におちいってしまうものです。

こういった心境が一時的なものであれば、受験への影響は最小限に食い止めることも可能ですが、長期にわたる落ち込みや精神的苦痛を味わった場合は、この限りではありません。

メンタル面での不調が生じ、近年では「受験鬱」という症状に見舞われることも報告されています。

そこで京都医塾では、そのような緊急事態を未然に防ぐためにも、専任のカウンセラーたちを配置してケアに取り組んでいます。

彼・彼女らは、上級心理カウンセラー、JADP認定メンタル心理カウンセラー®といった資格保有者ですから、専門的な見地から対処を行い、「心の健康」をきちんと守ることが可能です。

まとめ

チーム医療の先進教育で、様々な方面からひときわ高い評価を得ている昭和大学医学部。

この昭和大学医学部のプログラムの中でも、特筆すべきなのが、歯学部とも連携がとれる教育プログラムです。

歯学部とのチーム医療が学べる医学部は国内でも、とても数が少ないことから、より高度なコミュニケーションスキルや医学的知見を身につけるためには、最適な環境の医学部と言えるでしょう。

そんな昭和大学医学部ですが、要求される偏差値は67.5となっており、私立大学医学部としては、大阪医科薬科大学や東京医科大学に並ぶ上位ランクに位置しています。

したがって、同医学部への合格を確実に決めるためには、密度の高い学習を継続的に行うことが必要不可欠です。

このことから、昭和大学医学部の志望者の方の中には、優れた予備校の指導のもと、学力を大いに高めたいと検討中の人もいるのではないでしょうか。

そういった方の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、独自の教育メソッドを駆使して受験生を指導し、毎年抜きんでた合格実績を打ち立てている、医学部受験の特化型の予備校です。

当塾に受験指導を任せてもらえれば、京都医塾ならではのサポート力を全力で発揮して、あなたの夢の実現のために徹底した支援をさせていただきます。

本気で昭和大学医学部合格を目指す人には、同医学部へも多数の合格者を輩出している、京都医塾こそがうってつけです。

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