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再生医療に強い大学ランキング!学部・研究内容・就職先まで徹底解説

再生医療に強い大学ランキング!学部・研究内容・就職先まで徹底解説

 

再生医療は、損傷した細胞や組織を修復・再生して病気を治す先端医療です。

日本でもiPS細胞に代表される研究が進み、実用化に向けた動きが活発です。

この記事では、医学部進学を目指す皆さんに向け、再生医療研究に強い大学を国公立・私立別にランキング形式で紹介します。

各大学の学部や研究内容の特徴、関連する最新研究事例や大学選びのポイントについても解説します。

【国公立】再生医療に強い大学ランキングTOP5

再生医療 大学ランキング

国公立大学で再生医療研究に特に実績がある5校を紹介します。

本ランキングでは、各大学で再生医療・幹細胞・組織工学などを掲げる専用の組織・プロジェクトが確認できる国公立大学を対象に、令和5年度の科学研究費助成事業(科研費)における「研究者が所属する研究機関別 採択件数・配分一覧」の合計配分額が多い順にランキングとして並べています。

なお、科研費は大学全体の研究費であり、再生医療分野のみに使われる金額ではありません。

順位大学名合計(千円)
1位東京大学20,851,420
2位京都大学13,701,090
3位大阪大学10,238,970
4位東北大学9,998,903
5位九州大学7,264,140

(出典:令和5年度 科研費「研究者が所属する研究機関別 採択件数・配分一覧」

ノーベル賞級の研究拠点や病院内施設など、それぞれが独自の強みを活かし再生医療の発展に貢献しています。

医学部を志望する際、大学ごとの研究環境や実績を知ることで目標設定の参考になります。

1位:東京大学

東京大学は、基礎から臨床応用まで一貫した再生医療研究体制が整っています

附置研究所である医科学研究所の幹細胞治療研究センターが国内でも重要な拠点となり、人工臓器や細胞移植の研究を推進しています。

幹細胞解析技術を活用した難治疾患(がん・免疫疾患など)への新規治療法の開発にも注力しており、基礎研究成果を臨床試験へと迅速に橋渡しするシームレスな環境が強みです

安全性確保や品質管理のノウハウも豊富で、再生医療製品の実用化に向けた産学官連携プロジェクトも積極的に展開しています。(出典:東京大学医科学研究所 幹細胞治療研究センター

2位:京都大学

京都大学は、山中伸弥教授のiPS細胞研究で知られる世界的拠点です

iPS細胞から心筋や神経など多様な細胞への分化研究をリードし、パーキンソン病や網膜疾患などへの臨床応用研究も進展しています。

再生医療実現拠点ネットワークの中核として、他機関と連携した研究開発も活発です

iPS細胞研究所(CiRA)を中心に、安全で有効な再生医療の実用化に向けた取り組みが継続されており、日本発の再生医療技術を牽引しています。(出典:京都大学iPS細胞研究所

3位:大阪大学

大阪大学は、臓器再生や創傷治癒に関する先端研究で国内トップクラスです

肝臓や腎臓の再生医療研究を進め、iPS細胞から作製した「ミニ肝臓」オルガノイドの開発など世界初の成果も発表しています。

重症心不全に対する心筋細胞シート治療では、条件および期限付き承認を受けた再生医療等製品「ハートシート」として実用化された実績があり、現在はiPS細胞由来心筋シートの臨床研究も進められています。(出典:大阪大学SDGs研究紹介「iPS細胞由来軟骨で再生治療を開発」

4位:東北大学

東北大学は、再生医療の臨床応用体制を強化するため、2022年に東北大学病院内に移植再生医療センターを設立しました。

本学では特殊な幹細胞を移植して組織修復を図る広義の再生医療に強みがあり、同センターは移植医療と再生医療の融合拠点となっています。

センター内には細胞調製施設(CPC)の管理機能や細胞バンク整備があり、Muse細胞を用いた脳梗塞治療や脂肪由来幹細胞による歯周病治療など学内の臨床研究を支援しています。

複数診療科を横断した専門チームにより、再生医療の倫理面も含めた安全な実践と新規治療の創出に貢献しています。(出典:東北大学病院 移植再生医療センター

5位:九州大学

九州大学は、再生医療を支える製造基盤が充実しています

九州大学病院にはGMP準拠の細胞調製センター(MCPC)が2008年に設置され、ウイルスベクター製造設備を備えた国内有数の施設です。

再生医療等製品の品質試験や細胞バンキングも院内で可能とし、治験薬の製造から品質管理まで一貫したプロセスを構築しています

これにより、研究段階の細胞治療シーズを迅速に臨床研究へ移行させる体制が整っており、九州大学は橋渡し研究支援機関として地域の再生医療推進にも寄与しています。(出典:九州大学病院MCPC施設紹介

【私立】再生医療に強い大学ランキングTOP5

再生医療 大学ランキング

ここでは私立大学から5校を選び、その強みと取り組みを紹介します。

本ランキングでは、再生医療、幹細胞、組織工学などを掲げる専用の組織・プロジェクトが確認できる私立大学を対象に、令和5年度の科学研究費助成事業(科研費)における「研究者が所属する研究機関別 採択件数・配分一覧」の合計配分額が多い順にランキングとして並べています。

なお、科研費は大学全体の研究費であり、再生医療分野のみに使われる金額ではありません。

順位大学名合計(千円)
1位慶應義塾大学3,459,173
2位早稲田大学2,625,744
3位順天堂大学1,652,040
4位日本大学1,065,220
5位同志社大学769,860

(出典:令和5年度 科研費「研究者が所属する研究機関別 採択件数・配分一覧」

私立大学でも再生医療の研究で注目される大学があります。

学部構成や他分野との連携に特色があり、独創的なアプローチで再生医療研究を推進しています。

1位:慶應義塾大学

慶應義塾大学は、神経再生の分野で世界をリードしています

特に脊髄損傷に対するiPS細胞由来の神経前駆細胞移植の臨床研究は世界初の試みとして注目されます。

2019年に厚労省から研究実施が承認され、2020年から患者への細胞移植を開始、2024年までに全4症例の経過観察を完了しました。

今後は製薬企業と協力した治験へ移行する計画であり、歩行機能の改善など患者のQOL向上につながる治療の実現が期待されています。(出典:慶應義塾大学プレスリリース慶應義塾大学病院 整形外科 脊髄再生医療グループ

2位:早稲田大学

早稲田大学は、理工学部門が医療応用に積極的で、再生医療の工学的支援に強みがあります

特に東京女子医科大学との50年以上にわたる医工連携により、人工臓器や生体材料の共同研究を展開してきました。

この協働は「TWIns」と呼ばれる合同研究施設に結実し、医学者と工学者が一体となって組織工学や細胞シート工学などの研究を進めています。

早稲田自体に医学部はありませんが、生命医科学科などで再生医療に資するバイオマテリアルやナノテクノロジー研究が盛んです

例えば軟骨再生用の新素材開発や細胞培養のための足場材料研究などで成果を挙げており、工学の力で再生医療を下支えしています。(出典:東京女子医科大学・早稲田大学 連携先端生命医科学研究教育施設

3位:順天堂大学

順天堂大学は、大学院医学研究科にゲノム・再生医療センターを設置し、計画的に次世代医療研究を推進しています

iPS細胞を活用した神経難病の創薬や治療研究で先端的な成果を挙げており、神経疾患向けの新しい治療法開発に取り組んでいます。

遺伝子医療や免疫療法とも連携した体制で、再生医療の基盤技術と人材育成に力を注いでいることも特徴です

これにより、学生も早期から最先端の研究に触れられる教育環境が整っています。(出典:順天堂大学大学院 ゲノム・再生医療研究センター

4位:日本大学

日本大学は、再生医療を実臨床に結びつける実装志向の研究が特徴です

医学部の細胞再生・移植医学分野では脱分化脂肪細胞を利用した再生医療研究に取り組んでおり、脂肪細胞を軟骨や骨への分化を促す独自技術を開発しています。

また獣医学領域でも、犬由来iPS細胞を用いた運動器(骨・関節・腱)再生の前臨床研究を進めています。

犬の胎盤などからiPS細胞を作製し、それを間葉系幹細胞に分化させて軟骨を再生することに成功しました。(出典:日本大学医学部 細胞再生・移植医学分野科学研究費助成事業データベース

5位:同志社大学

同志社大学は、再生医療の基盤となる材料開発と組織工学研究に注力しています

生命医科学部・医工学科において、生体と調和する高機能な医用材料の開発や、細胞の足場となる足場材料の創製など先進的な研究を実施しています。

例えば、角膜内皮細胞シートの作製技術において学内研究成果が実際の臨床治療に応用され、培養細胞の移植によって重い視力障害を抱えていた患者が視力を回復する例も報告されています。(出典:同志社大学 生命医科学部 医工学科

再生医療の研究事例

ここでは、日本の大学発で注目される再生医療の最新研究事例を4つ紹介します。

臨床研究から基盤技術まで、各大学の強みを反映した研究例であり、再生医療分野の最前線を理解する手助けとなるでしょう。

高校生・受験生の皆さんにも、将来自分が取り組みたい研究分野をイメージする一助になります。

iPS由来神経前駆細胞の臨床研究(慶應義塾大学)

慶應義塾大学の脊髄損傷に対するiPS細胞由来神経前駆細胞の移植臨床研究は、再生医療の歴史に残る画期的事例です。

従来、脊髄損傷による麻痺は治療が難しく、根本治療は存在しませんでした。

この臨床研究では、他家iPS細胞から分化させた神経前駆細胞を亜急性期の損傷部位に移植し、神経再生による運動機能回復を目指しました。

安全性確認を経て2019年に計画が承認され、2020年に初回移植を実施、2024年までに予定4症例の移植と観察を終了しています。

現在は治験準備段階に入っており、将来的に脊髄損傷で歩行困難となった患者さんの機能改善につながる可能性が期待されています。

世界初の試みとして国際的にも注目され、日本発のiPS細胞応用治療の先駆けといえます。(出典:慶應義塾大学病院 脊髄再生医療プロジェクト

高精度細胞分別技術による移植安全性向上(京都大学×東京大学)

再生医療では、移植する細胞から未分化な細胞や不要な細胞を取り除く技術が安全性確保の鍵となります。

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と東京大学の研究グループは、二種類の合成mRNAスイッチを用いた革新的な細胞選別システムを開発しました。

結果として、iPS細胞から分化させた心筋細胞などを純度の高い形で取り出せることが確認されました。(出典:日本医療研究開発機構(AMED) プレスリリース

3次元培養を用いた毛髪再生の基盤技術(横浜国立大学)

横浜国立大学の研究チームは、毛髪再生医療に向けた画期的な3次元培養技術を確立しました。

独自に開発した「ヘアフォリクロイド」と呼ばれる毛包オルガノイドを用い、生体外でほぼ100%の効率で毛髪のもととなる毛幹を生成することに成功したのです。

培養により得られた毛幹は長さ3mmに達し、ピンセットで扱えるほど成長しました。

このオルガノイドをマウス皮下に移植すると、毛包が生着して毛が生え変わる現象が確認されました。

従来難しかったメラニンを産生する細胞も含めた毛包構造の再現に成功したことで、白髪や脱毛症治療薬のスクリーニングにも利用できると期待されています。

毛髪再生医療の基盤技術として、将来的に人への毛髪再生治療を実現する一歩となる成果です。(出典:横浜国立大学プレスリリース

犬iPS細胞を用いた運動器再生の前臨床研究(日本大学)

日本大学の獣医再生医療研究は、人の再生医療にもつながる前臨床モデルとして注目されています

研究代表者らは臨床グレードの犬iPS細胞株を樹立し、そこから高品質な間葉系幹細胞(MSC)を作り出すことに成功しました。

得られた犬MSCを用いて変形性関節症モデルの治療を試みたところ、関節内への投与による安全性を確認するとともに、培養軟骨や培養靱帯といった組織再生にも一定の成果を挙げました。(出典:科学研究費助成事業データベース

再生医療分野を学びたい人の大学選びのポイント

再生医療 大学ランキング

再生医療分野への関心が高い受験生にとって、進学先の大学を選ぶ際には研究環境やサポート体制も重要なポイントです。

以下のポイントを参考に、各大学の特徴を比較検討してみましょう。

自分の興味に合った研究ができるか、充実した学生生活が送れるかを見極める材料になります。

研究テーマ適合性と指導教員の業績

自分が学びたい再生医療のテーマに、その大学や学部が力を入れているか確認しましょう。

大学公式サイトの研究室紹介や教員業績を調べることで、興味分野の論文や実績を持つ教授がいるかが分かります。

例えばiPS細胞研究で著名な教授が在籍する大学なら、その分野の最新知見を直接学べる利点があります。

また、指導教員の実績や研究費獲得状況は、研究環境の充実度を知る手がかりとなります。

志望校を決める前にオープンキャンパスや研究室訪問などで雰囲気を掴み、自分の目標と研究環境のマッチ度を確認すると良いでしょう。

実験設備・研究費・奨学金の充実度

再生医療の研究には高度な実験設備や装置が必要になることが多いため、大学の設備環境は重要です。

iPS細胞培養室やゲノム解析装置、動物実験施設などが整備されているかチェックしましょう。

加えて、研究を支える資金(研究費)の潤沢さも注目点です。

科学研究費やプロジェクト予算を多く獲得している大学・研究室は、実験がスムーズに進む傾向があります。

学生向けの奨学金制度や研究助成金の有無も確認しましょう

経済的なサポートがあると、研究に専念しやすくなります。

設備や資金面の情報は大学案内や公式HPに記載されているほか、在学生の声などからも知ることができます。

共同研究・治験・企業連携の実績

再生医療は産学官連携や臨床現場との協力が不可欠です。

大学が企業や病院との共同研究、治験への参加実績を持っているかも確認ポイントです。

例えば再生医療製品の治験実績がある大学病院や、バイオ系企業との連携講座を設けている大学は、研究成果を社会実装する力が強いと言えます

学生の立場でも、共同研究先の企業インターンや病院研修の機会が得られる可能性があります。

また、海外大学との連携プロジェクトなど国際共同研究の経験が積める環境も魅力です。

将来、研究者や医師として再生医療に携わる際のネットワークづくりにもつながるため、大学の連携実績はしっかりチェックしましょう。

学費・立地・進学後のサポート体制

大学選びでは、研究以外の要素も見逃せません。

私立大学の場合、学費は高額になりがちですので奨学金や特待生制度の有無を確認しましょう。

自宅から通学できるか、下宿先を含めた立地環境も生活面で大切です。

キャンパスの所在地が医療都市であれば、学外セミナー参加などメリットも期待できます。

進学後の学生サポートも重要で、低学年から研究に参加できるプログラムやメンター制度、国家試験対策講座の充実度なども比較しましょう。

大学全体として再生医療に力を入れているところは、イベントや講義に関連分野のトピックが多く盛り込まれ、モチベーション高く学べるはずです。(出典:文部科学省「再生医療実用化に向けた取組」

本気で医学部合格を目指すなら医学部専門予備校 京都医塾

医学部専門予備校 京都医塾は、生徒一人に最大13名の講師が連携するなどの強みを中心に、医学部合格へ導く学習設計を実践しています。

ここではそれぞれの特徴を解説します。

生徒一人に最大13名の講師がチームで指導

生徒一人に対して各教科の講師が最大13名でチームを組み、情報を共有して指導方針を統一します。

理解度や進度を見極め、どの科目をどの順序と深さで進めるかを判断します。

個人授業と集団授業の役割も講師チーム全体で調整し、科目間のバランスを取りながら必要な学力を段階的に伸ばしていきます

校舎に常駐する講師にいつでも質問できる体制

医学部専門予備校 京都医塾の校舎には社員講師が常駐しており、朝の開館から夜の退出までいつでも質問や学習相談ができ、24時間以内に回答を得られます。

生徒一人に1席の個人ブースで落ち着いて学習を進められる環境や、タブレットと専用アプリで授業から復習までを一体化するなどの効率化も進めており、無駄な時間なく学習を進めることが可能です。

専用学寮は校舎から徒歩5分で利便性が高い

医学部専門予備校 京都医塾では、遠方から通う受験生のために家具家電付きの専用学寮を用意しています。

校舎から徒歩5分の立地で移動時間を抑え、寮母が常駐して生活面を見守ります。

学寮で規則正しい生活リズムやサポートを受けられるため、授業・自習・休息の切り替えがしやすく、医学部受験に必要な学習量と集中力を保ちやすい体制を整えています。

まとめ

再生医療 大学ランキング

再生医療とひと口に言っても、その研究領域は幹細胞、組織工学、材料工学、臨床応用まで多岐にわたり、大学ごとに取り組みの方向性や強みは大きく異なります。

今回紹介した国公立・私立の大学には、それぞれ独自の研究基盤が整備されており、どの大学を選ぶかによって出会える研究テーマや将来描けるキャリアの幅も変わってきます。

こうした選択肢の多さは魅力である一方で、自分に合う大学や学部をどう選べばよいか迷う場面も増えるでしょう。

再生医療に興味があっても、どの大学の研究環境が適しているのか、どのように受験計画を立てれば実現できるのかなど、判断には不安がつきまといます。

特に医学部受験は長期的な学習設計が必要になるため、最適な進路選びには医学部受験のプロによる専門的なアドバイスを受けることをおすすめします。

そんな時に心強いのが、医学部専門予備校 京都医塾のサポートです。

京都医塾では、実際の学習環境やサポート体制を体験できる1泊2日医学部合格診断ツアーを開催しています。

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保護者様2名と生徒様1名の交通費・宿泊費は無料でご招待しています。

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