医学部受験コラム

私立大学医学部の推薦入試とは?国公立大学との違いやチェックポイント、試験対策ついても徹底解説!

私立大学医学部の推薦入試とは?国公立大学との違いやチェックポイント、試験対策ついても徹底解説!

医学部の推薦入試は、医学部受験の抜け穴と表現されることもありますが、決して楽な試験ではありません。

しかし、私立大学医学部の一般入試の厳しさを考えると、推薦入試では倍率が低くなるため、出願要件を満たしているのならば、ぜひ受けておきたい試験ともいえます。

医学部受験を考える人の中には、早い時期から推薦入試を目指す人もいるかもしれません。

そこで今回の記事では、私立大学医学部の推薦入試について知っておきたい情報についてまとめました。

私立大学医学部の推薦入試の特徴や種類、試験対策まで幅広くお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

私立大学医学部の推薦入試の特徴

一般入試に比べて志願者倍率が低い

推薦入試では出願要件が定められているため、一般入試に比べて倍率が低くなります。

とくに私立大学医学部の一般選抜では、受験日程さえ合えば受験可能であるため志願者が多く、倍率が非常に高くなります。

私立大学医学部の倍率は低下傾向と言われるものの、依然として平均で12.8倍、倍率20倍以上の大学も少なくありません。

一方、推薦入試の倍率は高くても12倍平均すると4〜6倍で推移しています。

一般入試のハードルの高さを考えると、出願要件を満たしているならば受験の機会を増やすためにも推薦入試の受験をおすすめします。

試験科目が少ない

推薦入試の科目試験は、一般入試と異なります。

私立大学医学部の一般入試は、「英語」「数学」「理科2科目」の合計4科目が基本で、受験生の差をつけるために問題も難しい傾向があります。

一方、推薦入試の科目試験は「英語と数学」「「英語・数学・理科から1科目」「適性検査のみ」と、科目数が少ない大学もみられます。

また、推薦入試自体の目的が大学の方針とあった生徒を取ることなので、基本的に解きやすく素直な問題が多いことも特徴です。

問題の難易度が易しいとはいえ、大学により出題傾向が異なるため、受験校に応じた対策が必要でしょう。

浪人生とのハンデが少ない

推薦入試の出願要件は、現役か一浪までの大学がほとんどです。

学力を積んできた多浪生と競い合わなくて良いため、現役生でも合格の可能性が高まります。

実際に、私立大学医学部の一般入試では、多くの浪人生も受験することになるため、現役合格率は全体の40%と高くありません。

推薦入試では浪人生とのハンデが少ない分、医学部合格に近づくチャンスともいえるでしょう。

私立大学医学部の推薦入試の種類

それでは、推薦入試にはどのような種類があるでしょう。

ここでは、私立大学医学部の推薦入試の種類について解説していきます。

学校推薦型選抜

出身高校を通じて出願する推薦入試で、高校学校長の推薦書が必要です。

大学によって「評定平均○○以上」「〇〇出身者限定」など出願要件が定められています。

学校推薦型選抜は、「公募制」と「指定校制」の2つのタイプに分類されます。

公募制

大学の出願要件を満たし、高校学校長の推薦が得られれば出願できます。

他の推薦方式に比べると募集人数は多いですが、必ず合格するとは限りません。

指定校制

大学が指定した高校に通う生徒だけが出願できる推薦方式で、主に私立大学で行われています。

一般的な学部では指定校推薦では落ちる心配がないとされていますが、医学部においては厳密な審査が行われており、指定校推薦で落ちるケースも少なくありません。

指定校推薦枠に選ばれたとしても、きちんと試験対策をとりましょう。

総合型選抜

総合型選抜とは、大学が求める学生像に合う人物を選考する試験です。

いわゆる自己推薦型入試であるため、出願条件を満たせば、誰でも出願できます。

大学がどのような人物を求めているかは、事前に募集要項で各大学のアドミッション・ポリシーを確認しておきましょう。

総合型選抜では、2021年にAO入試から名称変更されたことに伴い、試験内容についても学力評価が求められるようになりました。

そのため、私立大学医学部の総合型選抜でも、学力試験が実施されることが多いです。

また、受験生を多面的に評価するため、学業以外の部活動や課外活動、英語資格試験での高成績を評価対象とする大学もあります。

地域枠制

地域枠推薦は、卒業後に指定された地域で規定年数医師として従事することを条件に出願できます。

地域やへき地における医師確保のために始められた医学部独自の推薦方式です。

国公立大学医学部と同様に私立大学医学部でも、地域枠の推薦入試が実施されています。

地元出身者のための枠として用意されることが多いですが、近隣の県でも出願できることもあります。

奨学金制度や学費減免制度もありますが、卒業後の進路が一定年数決められていることを十分に検討してから出願しましょう。

卒業生子女枠

両親または2親等までの親族が学校の卒業生だった場合に受験資格を得られる推薦方式です。

卒業生子女枠、校友子女などと呼ばれる枠で、主に私立大学医学部で実施されています。

東京女子医科大学医学部の「至誠と愛推薦」や日本大学医学部の「校友子女選抜」などがあります。

選考方法は、科目試験と面接、適性検査などが課されますが、評定平均の基準が定められていないことが特徴です。

私立大学医学部の推薦入試のチェックポイント


私立大学医学部の推薦入試を考える場合、どのような点を確認しておくべきでしょうか。

こちらの項では、主なチェックポイントを3点挙げて解説していきます。

出願条件を満たしているか

まずは、大学が定める出願要件に合うか確認しましょう。

私立大学医学部の評定平均は「3.5〜4.3」が目安です。

国公立大学医学部ほど厳しくはありませんが、推薦入試を考える場合は高校の成績も意識して勉強に取り組むことが大切です。

総合型選抜では、大学のアドミッション・ポリシーに合う人物であることが出願条件となります。募集要項で事前に確認しておきましょう。

選考方法

ほとんどの大学で書類選考・学力試験・適性検査・小論文・面接が課されます。

総合型選抜では、グループディスカッションやプレゼンテーションなどが課されることがあります。

また、学業以外の部活動や課外活動、英語資格試験での高成績などを評価対象とする大学もあります。

学力試験の科目数や出題範囲、面接の形式、プレゼンテーションの有無など、選考方法は大学や推薦方式により大きく異なります。

自分が受験する予定の大学ではどのような選考が行われているのか、事前に募集要項で確認しておくことが必要でしょう。

出願スケジュール

私立大学医学部の学校推薦型選抜では、出願は10月、選考は11月頃となります。

指定校制の場合は、1カ月程度で合否の結果が分かるでしょう。

公募制の場合は、11〜12月にかけて選考が行われ、その後1か月かけて合否発表となります。

私立大学医学部の総合型選抜は、出願は9月、早ければ10月には選考、11月頃から合格発表となります。

いずれにしろ、合格発表は年内がほとんどで、一般選抜より早く合否がわかります。

時期の遅い大学では、合格発表が2月となることもあり、大学によって違いはあります。

私立大学医学部の推薦入試の対策

私立大学医学部の推薦入試の入試対策はどのようにすべきでしょうか。

ここでは、4つのポイントにまとめて解説していきます。

基礎学力テスト対策

私立大学医学部の推薦入試の学力試験は、教科の基礎学力を測る大学が多いです。

英語・数学・理科の3科目が課されることが多く、教科書をカバーできるくらいの基礎学力はしっかりとつけておきたいところです。

私立大学医学部では共通テストを課す大学はほとんどありませんが、共通試験で8割がとれるくらいの学力が目標です。

受験校の過去問があるならば、過去問を繰り返し解いて出題形式に慣れておきましょう。

一方で、推薦入試では過去問の公表がされていない大学も多くあります。

その場合は、学校や塾・予備校の先生に過去の受験情報などを聞くなどして、できる対策を進めておくことが合格の秘訣です。

小論文・面接対策

小論文は、受験生の適性を測るためにほとんどの大学で出題されます。

テーマを与えられて自由に記述するもの、課題文を踏まえて意見を論述するもの、英文読解に近い出題のものなど小論文の形式は大学によって多彩です。

受験校の小論文の過去の形式がわかる場合には、出題傾向に沿った問題演習を繰り返しておきましょう。

また、推薦入試では、一般入試以上に面接試験が重視されます。

一般的な医学部の面接試験の基本的な質問については、自分の言葉で回答できるように準備しておきましょう。

さらに、高校や塾・予備校の先生に模擬面接を行ってもらい、面接形式に慣れておくと安心です。

志望理由書は第三者にみてもらう

出願書類のうち志望理由書が必要な大学もありますが、学校の先生や塾・予備校の先生に添削してもらうことが大事です。

志望理由書の内容は、自分なりの考えを述べられているか、大学のアドミッション・ポリシーに沿った内容になっているかもポイントです。

あたりまえですが、文法的な間違いやミスなどがないように作成しましょう。

自分だけでは間違いに気づきにくいこともあるため、できるだけ第三者に添削してもらってから出願できるようにしましょう。

高校での学力試験もしっかり

公募推薦と指定校推薦では、評定平均が極めて重要になります。

人気大学では、校内推薦の競争も激しくなる傾向があり、評定平均の数値が高ければ高いほど有利です。

評定平均は3年間の平均値なので、短期間に数値を上げることは不可能です。

推薦入試を考えるならば、高校1年生からの定期試験にしっかり取り組んで良い評価をもらえるように努めましょう。

私立大学医学部の推薦入試なら京都医塾


推薦入試は一般入試に比べて倍率が低いですが、思うほど簡単な試験ではありません。

私立大学医学部の場合は、指定校推薦であっても必ず合格できるわけではないのです。

たとえ推薦入試の出願要件があっても、合格するためには各大学の傾向に合わせた試験対策をとることが必要でしょう。

しかしながら、推薦入試では過去問の公表をしていない大学もあり、情報が少なく試験対策が立てづらいです。

私立大学の推薦入試を目指す人の中には、予備校でしっかり対策を立てて欲しいと思う人もいるでしょう。

そんな人にぴったりなのが医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オリジナルカリキュラムと、医学部に特化したノウハウで、たくさんの受験生を医学部合格へ導いてきました。

ここから先は、そんな京都医塾について紹介していきましょう。

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情報収集は、個人では時間と労力をかけてしまいがちですが、医学部専門予備校には圧倒的に多くの情報が蓄積されています。

そのため、膨大な受験情報の中から、正確かつ効率的に試験対策を立てることができます。

京都医塾では、最新の入試情報だけではなく、面接などについても独自のルートで入手しています。

大学側からの情報が少ない推薦入試であっても、必要な情報が得られて志望校に沿った対策が立てられるでしょう。

面接対策を徹底的に支援

京都医塾では、推薦入試対策として面接試験も徹底的にサポートします。

受験校の面接形式に沿って、面接官の代わりに講師が模擬面接を行います。

志望理由などの回答の仕方だけではなく、入退室の作法や服装など細かなところまでアドバイスしてくれます。

苦手なところがあれば個別指導で繰り返し練習ができるので安心です。

実戦的な指導により、本番の面接試験でも自分の言葉で自信を持って答えられるようになるでしょう。

講師の高い指導力

京都医塾には、京大を中心に難関大学を突破した優秀な講師達が80名在籍しています。

ただ一流大学出身というだけでなく、すべての講師が医学部受験のエキスパートなのです。

医学部受験に精通した講師達が一丸となって、医学部合格をサポートしています。

もちろん推薦入試においても、医学部に特化した指導により合格への近道に導いてくれるでしょう。

まとめ


医学部の推薦入試は、世間で言われているほど簡単な試験ではありません。

一般的な学部では、指定校推薦で選抜されたらほぼ合格であっても、医学部では全員が合格できるわけではなく評価に見合わなければ不合格となります。

そのため、推薦入試といえども、対策をとることが不可欠といえます。

私立大学医学部の推薦入試を考えている人の中には、予備校でしっかりと対策を立てたいと思う人もいるでしょう。

そんな人におすすめなのが医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾では、圧倒的な医学部の受験情報を蓄積しているため、私立大学医学部の推薦入試においても適切な指導を行うことができます。

私立大学医学部の推薦入試を目指すならば、京都医塾がぴったりです。

志望校への対策にしっかりと取り組み、医学部の合格をつかみましょう。

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