医学部受験コラム

医学部は多浪に寛容?多浪生の医学部受験について解説!

医学部は多浪に寛容?多浪生の医学部受験について解説!

医学部は大学受験の中でも特に難易度が高いと言われており、受験生の中には2浪以上のいわゆる「多浪生」も少なくありません。

そこで、今回の記事では多浪生の医学部受験について解説していきます。

医学部は2浪、3浪も普通なのか?

医学部入試において、2浪や3浪は当たり前なのでしょうか。

まずは、全国の医学部入試における浪人生の合格比率を見てみましょう。

以下の表1は、平成30年度の年齢別医学部合格率をまとめたものです。

▼表1. 平成30年度医学部医学科合格率

年齢 現役 1浪 2浪 3浪以上
合格率[%] 13.01 13.27 9.57 5.66

参考資料:文部科学省「医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査の結果速報について」

3浪以上して合格する人もいる

合格率のピークは1浪ですが、2浪や3浪もしくはそれ以上の方でも合格者は一定数います。

そのため、多浪だからといって医学部に合格できないと考える必要はありません。

適切な対策をきちんと行えば、多浪生も普通に合格できます

次に、3浪以上に絞った大学別合格率を見ていきましょう。

ここでは4大学のデータを表2にまとめました。

▼表2. 平成30年度の医学部医学科入試における3浪以上の合格率

大学名 受験者数[人] 合格者数[人] 合格率[%]
関西医科大学 833 42 5.04
大阪医科大学 747 40 5.35
滋賀医科大学 169 25 14.79
京都府立医科大学 51 10 19.61

※参考資料:文部科学省「医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査の結果速報について」

関西医科大学は合格率5.04%、大阪医科大学は合格率5.35%となっています。

私立大学のため受験者が国公立大学より圧倒的に多いにもかかわらず、一定数の合格者が出ています。

一方で国公立大学の場合、滋賀医科大学が合格率15%、さらに京都府立医科大学では合格率は滋賀医科大学を上回る20%となっています。

このように、医学部には3浪以上して合格する方もそれなりにいるため、多浪の方も無闇に悲観する必要はありません。

ただし、だから安心というわけでは全くありません。

今年合格できなかったということは何かしら要因があったはずです。

結局のところ、多浪かどうかは重要ではなく、学習方法を改善して正しく努力することが何より大切なのです。

浪人するのは良くないことなのか?

そもそも、浪人することは良くないことなのでしょうか。

大学受験において、多くの高校や塾・予備校は現役合格にこだわります

また受験に限らず、日本では人生というレールを最短で走り抜けようと努力する人が多く見られます。

なるべく短い年数で希望の職業に就くのか、時間をかけて自分自身とじっくり向き合うのか、どちらが良いかは人によるでしょう。

必ずしも、浪人することが良くないことだとは限りません

浪人して成績を伸ばせるのはどんな人か?

ここからは浪人することで合格に近づける人とそうでない人の特徴について考えていきましょう。

まず浪人して成績を伸ばせる人は、受験に失敗した原因に正面から向き合うことのできる人です。

このようなタイプの人は、自分の学力と医学部入試本番において求められる力とのギャップを具体的に把握する能力が身についているため、来年の医学部合格に直結する努力を行うことができるという特徴があります。

また、課題が具体的だと勉強に対してモチベーションを保ち、真摯に取り組むことができるようになります。

その結果、勉強した分だけきちんと結果に表れやすくなるといった好循環が生まれます。

自分がこの傾向に当てはまると思ったら、浪人することに対してあまり悲観する必要はないでしょう。

合格に向けて、まっすぐに進んでいけるはずです。

浪人しても失敗するのはどんな人か?

では逆に、浪人しても徒労に終わるのはどのようなパターンでしょうか。

まず、浪人しても受験勉強が続かない要因の一つは、モチベーション維持の難しさであるといえるでしょう。

特に多浪の場合、受験の失敗経験が積み重なることでどんどん自信をなくしてしまいがちです。

うまくいっていない自分のイメージを拭いきれず、勉強に本腰が入らなかったり、客観的に自分の学力を分析できなかったりするのです。

また、浪人を決めた・浪人をしているというだけでまるで勉強したような気になり、成績向上が約束されたように勘違いして真剣に学習に取り組まないタイプも見受けられます。

受験は長期戦ですので、自分のモチベーションを上手くコントロールして学習を継続することが必要です。

再受験を考えている人へ

ここまで、浪人して受験に成功する人・失敗する人の特徴を見てきました。

成功パターンに当てはまる方は、もう1年頑張ってみるのもよいかと思います。

一方、この記事を読んで自分は失敗パターンだと思った方は、いま一度自分が何のために医学部を目指すのかを考えてみてください。

どうしても医学部を目指す理由・熱意があるなら、今からでも成功する受験生の考え方に切り替えることで、合格への道を拓くことは不可能ではありません。

多浪する原因は何か?

そもそもなぜ多浪するのでしょうか。

同じ大学の医学部を目指しているのに、現役で合格できる人もいれば2浪・3浪でも合格に届かない人もいるのが現実です。

いま一度、受験に失敗する原因は何なのか考えていきましょう。

自分に合った勉強法ができていない

まず、自分に合った勉強法が分かっていなかった、もしくは正しい学習方法を認識していても実践できるレベルまで落とし込めていなかったことが挙げられます。

自分に合わない方法でいくら頑張っても、適切な努力をしている人との競争には勝てません。

医学部入試の狭き門を潜るためには、がむしゃらに勉強したところで成績向上は望めないのです。

学習に対する姿勢・考え方に問題があった

他には、学習に対する姿勢・考え方が原因で成績が伸び悩み、浪人生活を脱することができない人も多くいます。

塾や予備校で受けたアドバイスを素直に実行しなかったり、何かしら言い訳を作って自分の満足感のために勉強したりしていませんか。

去年習って知っているからと予備校の授業を欠席したり、以前解いたことがあるからと問題集のページを飛ばしたりしていませんか。

もちろん受験勉強において効率化を図ることは大切ですが、どこかで自分に甘くなっていないか、考え直してみる必要があります。

当然ながら、医学部に合格するためには合格を第一に考えて行動しないといけません。

勉強方法や学習態度というものは、一度癖づいてしまうと矯正するのは困難です。

医学部への合格を目指すなら、まずはみなさん自身が自分と向き合い、適切な努力ができているか鑑みることが重要なのです。

浪人生がやるべきこと

ここまで、医学部を目指す受験生が多浪する原因を述べてきました。

来年の合格に向けてみなさんがまずやるべきことは、何が原因で今年合格できなかったのかを分析することです。

受験をしているのはみなさん自身です。

どこか他人事になっていませんか。

いま一度自分と向き合って、何が足りないのか、どうすれば医学部に合格できるのかを考えることに時間を使ってみると今後の学習方針が立てやすくなるかと思います。

多浪生が医学部に合格するために

では、多浪されているみなさんが医学部合格を勝ち取るために重要なことは何でしょうか。

受験失敗が当たり前になってはいけない

多浪されている方の中には、合格するまで挑戦しないと自分の努力が無駄になると考え、浪人を続ける受験生もたくさんいます。

みなさんが今、本当に医学部に入りたいのなら受験を続けるのは素晴らしいことだと思います。

しかし、もし一度始めたからという理由だけで医学部受験に固執するのは、みなさんの人生にとって本当に良いことなのでしょうか。

年度初めからスタートダッシュを切りたい気持ちもわかりますが、少し立ち止まって自分のやりたいことを再度考えてみる時間が必要ではないでしょうか。

予備校選びも重要なポイント

予備校選びも大きなポイントです。

これから1年間という時間を最大限に活かすためには、自分に合った勉強ができる予備校を見極める必要があります。

自分に合わない予備校にひとたび入塾してしまうと、なんとなくモヤモヤが晴れないまま受験生活を送ることになり、医学部合格を目指す上で精神的な足枷となります。

年度の途中で別の予備校に移ったとしても、新しい人間関係や予備校の指導方針に慣れるのに時間がかかり、迷いが生じて周りの受験生に置いていかれることにもなりかねません。

もっとも、あまりに細かいところまで気にしてしまい、予備校選びにダラダラと時間を費やすのも良くありません

初めに自分の中で絶対に譲れないポイントを絞り、予備校選びの軸に据えましょう。

自分が予備校に求める要素が曖昧だったり、あれもこれもと欲張ったりするとキリがありません。

そして自分の条件を満たしている予備校が見つかったら、受験に向けて一直線に走り抜けましょう。

最高の学習環境で本気になりませんか?

医学部専門予備校の京都医塾では、みなさんがこれから1年間勉強に打ち込めるよう最高の学習環境を用意しています。

また、教室には地元である京都大学出身者をはじめとする優秀な講師陣が常に控えているので、疑問点や悩みができても気軽に相談できる体制が整っています。

京都医塾は、受験生の悩みを1人で抱え込ませません。

医学部を目指す仲間と切磋琢磨しながら、優秀な講師陣のバックアップを受けて受験勉強に取り組める環境が京都医塾にはあります。

当然ながら、医学部に合格するためにはみなさん自身が来年合格するつもりで本気で取り組むことが重要です。

予備校はみなさんが走ると決めたなら背中を押せますが、走るかどうか決めるのは他ならぬみなさん自身です。

もう一年医学部受験にトライしたいと思うならば、京都医塾は全力でみなさんをサポートします。

まとめ

ここまで、多浪生の医学部受験について述べてきました。

現代の医学部受験において、多浪される方は多くいますし、その中から医学部に合格する方も一定数います。

大切なのは浪人している年数よりも、自分が正しく目標を立て、適切な方法で努力できているか見直すことです。

かといって、考えなしに浪人するのは得策とはいえません。

合格できる人はどのような考え方をしているのか知り、受験に対する自分の姿勢と照らし合わせてみてください。

自分と向き合えるかどうかが浪人生活の成否を左右します。

多浪する原因の多くは、自分に合った学習ができていなかったり、アドバイスされたことを素直に実行できていなかったりすることにあります。

自分のレベルと合格ラインとの間のギャップを具体的に認識できた人が医学部に一歩近づくのです。

しかし、既に多浪されている方もこれから1年間の過ごし方次第では、来年の医学部合格も決して不可能ではないでしょう。

自分と向き合う覚悟をもち、医学部に合格するため本気で1年間努力する方を応援しています。

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