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【医学部受験】圧迫面接は存在する?圧迫面接を乗り切るための対処法!

【医学部受験】圧迫面接は存在する?圧迫面接を乗り切るための対処法!

医学部の面接試験は、ほぼ全ての大学で課されるため避けられません。

「あの大学は圧迫面接だった」などと耳にすると、不安になる受験生もいるはずです。

そこで今回の記事では、医学部の圧迫面接について詳しくまとめました。

医学部入試で圧迫面接は存在する?

結論からお伝えすると、医学部入試に圧迫面接は存在します

近年、圧迫面接を行う大学は減少傾向とも言われていますが、けっして「なくなった」とは言い切れないでしょう。

圧迫面接と知らずに受けて、委縮してしまい力が発揮できないようでは合格できないおそれがあります。

そのため、あらかじめ圧迫面接の特徴や対策法を理解しておくことが大切です。

そもそも圧迫面接とは

圧迫面接とは、面接官が答えづらい質問をしてきたり、高圧的な態度をとったりする面接のことです。

医学部の面接では、どうしても面接をおこなっている面接官の方を立場が上と感じて、圧力をかけられると受験生が委縮してしまうのも無理はありません。

圧迫面接には、面接官が意図して実施しているケースもありますが、実はそうではないのに受験生側が圧迫面接と感じてしまうケースもあります。

圧迫面接と感じたとしても、面接官に意図があるのか、自分の回答に不十分さがあるのか、など様々な観点から見極められれば対応の幅が広がります。

まずは医学部の面接ではどのような圧迫面接があるのか、頭に入れて特徴をつかんでおきましょう。

圧迫面接の特徴

圧迫面接にはいくつかの特徴があり、具体的な特徴をおさえることで本番の面接で役立ちます。

この項では、医学部の圧迫面接の特徴について3つのポイントに絞って解説していきます。

受験生の回答に「なぜ?」と何度も聞かれる

質問にどんなに答えても理由を聞かれたり、さらに発言を促されたり、繰り返し質問されたりすることが圧迫面接の特徴の1つです。

具体的には以下のようなものがあります。

・なぜですか

・どういう観点からそう考えるのですか

・具体的なできごとはありますか

・つまりどういうことですか

これらの質問は、意図して圧力をかけていることもありますが、そうではないケースもあります。

受験生の回答が曖昧であるために質問が繰り返されることや、受験生の価値観を知りたいという思いから深堀して質問されることもあります。

また、受験生が本当に本人の考えなのかどうか、事前に準備してきた表面的な回答を言っているだけなのかを確かめるためにも「なぜ?」という質問を繰り返すこともあります。

受験生に対して否定的な発言をされる

圧迫面接では、受験生の回答に対して否定的な発言もみられます。

具体的には、次のようなものがあります。

・うちの大学でなくてもいいのではないか

・その志望理由なら医師ではなくても叶えられるのではないか

・何年も不合格で医師に向いてないと思わなかったのか

・出産や結婚の予定はあるのか

面接官の否定的な発言の意図は、受験生がいかに切り返すのかを試している可能性もあります。

しかし、一方で浪人生の努力を否定するような内容や女性に対して答えづらい内容も想定されます。

そのため、医学部の面接では、上記のような否定的な発言に対してどう回答するか準備していくことが大切です。

威圧的な態度をとる

受験生の回答に対して、不機嫌そうな態度で圧力をかけるケースもあります。

具体的には、次のようなものがあります。

・肘をついて聞く

・首をかしげる

・怒ったような口調で質問をする

・受験生の回答に顔をしかめる

面接官のこれらの態度の理由としては、意図して行っていることもあれば、意図せず無意識でなってしまっていることもあります。

意図して威圧的な態度をとっているのなら、話しづらい状況の中でいかにコミュニケーションをとるかを見ていることがあります。

意図的でないのであれば、面接官が普段から怖い顔つきやきつい話し方の可能性も考えられます。

また、面接官が受験生の回答に理解や共感ができない場合に、表情がコントロールできず上記のような態度をとっていることもあるでしょう。

圧迫面接を乗り切るための対処法

ここまで圧迫面接の特徴についてみてきましたが、乗り切るためには対処法を知っておくことが大切です。

この項では、圧迫面接を乗り切るための対処法について解説していきます。

落ち着いて対応できるように回答を準備しておく

面接官が質問を繰り返したり、踏み込んで質問する理由として、受験生の回答がぼんやりしていたり、質問に対して回答がずれていることが考えられます。

そのため、回答が不十分にならないよう、事前に準備することで落ち着いて対応できるようになります。

医学部の面接でよく質問される内容については、自分なりの回答を作っておきましょう。

回答は簡潔であることも大切ですが、あまりにも簡単な答えであると疑問の余地が残る場合もあるので、質問されたときにより詳しい説明ができるようにしておくとよいです。

笑顔で堂々と回答する

面接官に威圧的な態度をとられると、受験生は委縮してしまって普段のように回答できなくなってしまいます。

しかし、そういった時には意識してリラックス状態を作り出して乗り切るようにしましょう。

たとえば、意図的に口角を上げて笑顔を作って「私は大丈夫」と心の中で唱えてみると、緊張した気持ちがやわらぎます。

気持ちを落ち着けて自分のいつものペースに戻し、冷静に受け答えをするのが効果的です。

また、威圧的な態度の場合は、質問の意図に沿った回答をしていない可能性もあるため、「ご質問の意図に合っておりますでしょうか」と確認してみてもよいでしょう。

指摘を受け入れた上で回答する

面接官が否定的な発言をするのは、受験生がどう切り替えしするのかを見ているとも考えられます。

その場合は、面接官の意見を否定せず、まずは指摘を受け止めてから前向きな回答をすると効果的です。

面接官の否定的な発言に対しては「おっしゃる意見もあると思います」と受け止めて、その上で「私はこう思う」と自分の意見や考えを発言するようにしましょう。

そうすることで、圧力のかかる状況でも切り返して対応できるという印象につながる可能性があります。

模擬面接や面接指導を受ける

圧迫面接でも動じないためには、面接対策を行って自信をつけることです。

そのためには、医学部でよく質問される項目に対する自分なりの回答を学校や塾・予備校の先生に見てもらうのが効果的です。

自分では気づかなかった視点からアドバイスをもらえ、深めた回答を準備することができるでしょう。

また、医学部は大学によって面接形式が異なりますので、志望校の面接形式と近い模擬面接を受けて練習しておくと自信がつきます。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

医学部の面接では、「圧迫面接かもしれない」と不安になる受験生も少なからずいるはずです。

たしかに、面接官に答えづらい質問をされたり、否定されたり、威圧的な態度をとられたりされたら、どんな受験生もいつものペースで受け答えできないのも仕方ないと言えます。

このことから受験生の中には、医学部面接の指導をしっかり行ってくれる予備校をお探しの方もいるのではないでしょうか。

そういった方々にぜひおすすめしたいのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は学力試験の指導だけではなく、面接対策にも重きをおいたサポートにより、例年多くの受験生を医学部合格へと導いている予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導方法についてご紹介しましょう。

面接試験のための専門講師が丁寧に指導

医学部では、個人面接だけでなく集団面接やグループ討論のような様々な形式の面接が課されます。

そのため、それぞれの大学の面接形式に合わせた対策をとっておく必要があります。

京都医塾では、面接対策の専門講師が生徒の指導にあたり、客観的な視点から良かった点や補うべき点を具体的にフィードバックしてもらえます。

また、志望校と同じ形式で模擬面接を体験でき、不安があれば何度も繰り返し練習ができますので自信をもって本番にのぞむことができるでしょう。

自己分析から始める面接対策で回答に磨きをかける

面接官から踏み込んだ質問や否定されたりする場合は、もっと説得力のある回答が必要であることも多いです。

京都医塾では、面接対策用のオリジナルノートを生徒に渡し、医学部面接でよく聞かれる質問について回答準備をしてもらっています。

1つひとつの回答を講師が確認して、回答が不十分であるときは生徒の自己分析をしてもらいながら回答に磨きをかけていきます。

講師と一緒に回答を深めておくことができるため、本番の面接でも説得力のある受け答えができるのです。

どんな偏差値からでも医学部合格をバックアップ

医学部を志す人の中には、現在の偏差値から合格に手が届くのかどうかが気がかりな人もいるはずです。

京都医塾では、どんな偏差値の方であっても受け入れられる指導体制を完備しています。

入塾した当初は偏差値40台であっても、当塾のカリキュラムに沿って勉強に励んだ結果、無事に医学部合格を果たした方が数多くおられます

学力に不安がある方であっても学力向上のための指導を丁寧に行っていきますので、安心して当塾におまかせください。

まとめ

近年、医学部においても圧迫面接は減少傾向といえども、なくなったとはけっして言い切れません。

どんな受験生でも、面接官に圧力をかけられるような質問や態度をされたら、委縮するのは当然です。

そのため、医学部を目指すのならば圧迫面接があることも想定して事前に対策をとっておくことが必要になります。

あらかじめどんな圧迫面接があるのかを知って、出来れば面接の練習をして自信をつけて面接にのぞめるようにしたいところです。

このことからも、受験生の中には医学部の面接対策に特化した予備校で対策をとりたいと思う方もいるのではないでしょうか。

そういった方にぴったりなのが医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は学力アップのための指導はもちろんのこと、面接対策の優れた指導力を強みに、毎年たくさんの受験生を医学部合格へと押し上げている名門の予備校です。

当塾におまかせ頂ければ、圧迫面接への対処法も十分に対策を行うため、恐れることなく二次試験に向かうことができるでしょう。

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