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【医学部受験】滑り止め校の対策と失敗しない選出方法を多角的に解説!

【医学部受験】滑り止め校の対策と失敗しない選出方法を多角的に解説!

医学部の入試では、どんな受験生であってもご自身の第一志望の大学への進学を熱望しています。

ただし、医学の受験では、みなさんも知るとおり高難易度の問題を解いて高い得点率を叩き出す必要があるうえに、ライバルたちの数も非常に多いものとなっています。

このことから、万が一、第一志望に落ちてしまったときに備えて「滑り止め」の受験校を設定している方も珍しくありません。

そこで今回の記事では、医学部受験における滑り止めに関係する情報をまとめてお届けしましょう。

医学部の志望校は大きく3種類に分類しよう


医学部の受験では、多くの受験生が志望校を3種類にわけて入試に挑みます。

一つ目の種類は、背伸びして頑張れば合格できそうな「チャレンジ校」

偏差値をもう少し引き上げれば受かれそうな医学部を受験先として設定して、モチベーションのアップを図りつつも、学力の大きな向上をはたすと言うものです。

このチャレンジ校への挑戦の準備を進めることで、上述のとおり、大きな学力の向上がはたせますから、後でお話しする2種類の受験先の医学部の合格可能性も必然的に高まります。

二つ目の種類は、現在の学力でも合格可能な「実力相応校」です。

この種類の志望校は、その名のとおり、自分の現状の力にマッチした志望先候補で、本命校に加えやすいという特徴を持っています。

ただし、現状の学力と相応だからといって油断は禁物です。

きちんと学習を継続して、足元を盤石にしておかないと試験中、思わぬところでミスをしてしまいかねません。

そして、三つ目の種類となるのは、本記事のメインテーマとなる「滑り止め校」です。

滑り止め校は、冒頭でも軽く触れたとおり、万が一のときに備えて設定される志望校となります。

そのため、基本的に上記3種類うち、受験時の合格可能性が最も高いところが選ばれるのが特徴です。

このように医学部の受験においては、志望校を3種類にわけることによって、それぞれの対策へと生かすことができるとともに、ご自身がどこに進学したいかという点についても整理することができます。

なお、今回の記事では、繰り返しお伝えしているとおり、この滑り止め校の対策にスポットを当てて解説をしていきます。

医学部受験の滑り止め対策では共通テスト攻略がカギを握る


医学部の滑り止め校としてあげられやすいのが、受験科目数の少ない私立大学の医学部です。

受験科目数の少なさは、学習への負担の小ささにもつながりますから、滑り止め校の候補としても採用しやすいというのが理由になります。

しかしながら、そういった滑り止め校の選定や対策へ目を向けるあまり、共通テストの対策をおろそかにしていては、国公立大学医学部への道が閉ざされてしまうリスクがあります。

加えて、共通テスト利用入試を設けている、私立大学医学部を切り捨ててしまう結果にもなり得るでしょう。

そのため、「滑り止め校があるからいいや」と思って高をくくっていると第一志望の医学部の選択範囲が狭まったり、合格の可能性から遠ざかってしまいます。

そこで取り入れたい方法となるのが、共通テストの学習を滑り止め校の対策へつなげるというものです。

共通テストは、文部科学省肝いりの改革で導入された入試方式ですが、センター試験と比較すると論理的思考力や表現力がより求められており、全体的に難易度が上昇している傾向にあります。

そのため、共通テストの勉強をしっかりしておくことで本命の医学部への学力を養成できるとともに、滑り止め校への合格可能性をより一層アップさせることができるというわけです。

また、私立大学医学部の試験方式によっては、特定の教科が課されないパターンなど様々なものがありますが、共通テスト対策を通じて広く学んでおくことで、基本的にどんな滑り止め校への対策へもつなげられます。

ただ、私立大学医学部を滑り止め校として設定する場合、受験校ごとの出題傾向に合わせた対策も忘れずに行うことが必要です。

滑り止め用の医学部はどう選ぶ?

滑り止め用の医学部の選出方法は、医学部合格へ向けての重要な要素の一つです。

なぜなら、滑り止め校が多すぎたりするとスケジューリングに無理が生じてしまい、本命校の合格を逃してしまうことも考えられるからです。

滑り止め校の日程調整などが影響して本命の医学部への合格が失敗してしまっては、まさに本末転倒と言えます。

そのため、滑り止め校の選定にあたっては、適切な医学部を適切な方法でピックアップしなければなりません。

そこで、こちらでは滑り止め用の医学部の選び方を3つの視点から解説していきましょう。

模試の結果は滑り止め校選びのよい判断材料

医学部の受験生の多くが、自身の実力を試すために模試に挑戦します。

そして、この模試を受けることで客観的な観点から、様々な医学部の合格可能性が浮かび上がってきます。

そのため、滑り止め校選びのよい判断材料とすることが可能です。

また、模試の結果の分析によってチャレンジ校や、実力相応校の判定も同時にできますから、人によっては一石三鳥となるでしょう。

いずれにせよ、模試を上手に活用することで、滑り止めの医学部選びの選定に役立ちますので、まだ受けたことのない人は、ぜひ利用してみてください。

入試のスケジュールを考慮して滑り止め校を選定する

上でも少しお話ししましたが、滑り止めの医学部が多すぎてしまうと、第一志望の医学部のスケジュールを圧迫してしまい、本命の合格を逃してしまう結果につながりかねません。

そのため、滑り止め校の医学部を選出する際に気をつけたいのは、本命の医学部のスケジュールに支障をきたさないような調整を第一に掲げることです。

また、受験する医学部の立地にも注意する必要があるでしょう。

滑り止め先の医学部が遠方にあると、移動にともなう肉体的・精神的疲労により、体力の消耗につながってしまいます。

出題科目をグループ分けして滑り止め校をピックアップ

医学部では、各校の方針により出題科目が異なることは前述のとおりです。

そのため、苦手科目が出題されない医学部をグループ分けし、滑り止め校としてピックアップするのも、有効な受験戦略の一つとなり得ます。

ただし、上でもお話ししているとおり、共通テストの対策も推し進めておくことも大切です。

共通テストの対策を通じて、少しでも苦手科目の克服をすることにより、選出校の幅も広がり合格の可能性もアップします。

なお、上記3種類の方法すべてに当てはまることですが、滑り止め校選びに関して、自分だけの力では判別がつかない場合には、学校の先生や予備校の講師など、外部からのアドバイスも受けてみましょう。

とくに、予備校の講師は受験のエキスパートですから、あなたの学力や志望先の試験日程を考慮したうえで、適切なところを提案してくれます。

医学部以外の医療系の滑り止め先は?


さて、受験生の方の中には、医学部以外の医療系の学部も、滑り止め先の候補としている人もいるはずです。

そんな方に向けて、ここでは、医学部以外の医療系の学部を紹介していきましょう。

医学部以外の医療系の進学先としては、看護学部薬学部などがあげられます。

また、保健医療学部に入ることで、理学療法士というリハビリテーションの専門家を目指すこともできます。

いずれも、医療に携わり人々を救うという点においては、医師に負けないくらいの尊い職業ですから、滑り止め先の候補として加えておいても損はないと言えます。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

医学部の入試にあたって、多くの人が受験する滑り止め校ですが、誰しもが第一志望への合格を切願していることは言うまでもありません。

滑り止め校は、あくまで滑り止め校であり、本意の医学部ではないため、入学後に「やっぱりもっと頑張って、第一志望に合格しておくべきだった」と後悔してしまうことも想定されます。

このことから、受験生の方々の中には、第一志望の医学部への合格へ邁進するためにも、より良質な学習に専念したいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そんな受験生の方々の大きな力となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、オリジナルの指導方法や優れた出願戦略を強みに、これまでにも数多くの受験生を医学部合格へと導いてきた名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導内容などについて紹介していきましょう。

チーム指導が生み出す的確、かつ最大効率の学習指導

京都医塾の自慢の指導方法が、講師13名が一つのチームを組んで一人の受験生を支えるサポート体制です。

この指導方法の大きなメリットと言えるのが、受験生の学力等の情報を常に講師間で共有できることです。

たとえば、一般的な塾や予備校では、講師が独立して指導を行うため、受け持っている受験生たちの情報の共有がなされません。

そのため、教え方や課題の量、学習のペース配分などにバラつきが生じてしまい、受験学習の効率化を図ることが難しくなってしまいます。

その点、当塾で行っているチーム指導では、定例会議などを通じて受験生の偏差値の推移や、教科の得手不得手、メンタルの状態などを事細かに共有し、常に最適な指導が行える体制を整えています。

このことから、受験指導も適切なバランスのもとで、最大効率のものを受けることが可能です。

本命校はもちろん、滑り止め校の対策にも完全対応の出願戦略

京都医塾のサポートは、学習面にまつわるものだけにはとどまりません。

医学部合格を目指すために必要なものであれば、あらゆる支援を通じて受験生の方々をサポートしています。

その一環としてあげられるのが、当塾独自の出願戦略です。

たとえば、入試日程のスケジューリングの確認作業や移動時間を含めた出願校の提案、願書の記入方法や志望理由書の作成のお手伝いなど数々のバックアップを通じて、目標達成のための支えとなります。

このように、京都医塾では学習に関すること以外にも、様々な方策を通じて受験生の方を全力でサポートしておりますので、本名校はもちろん、滑り止め校の受験でも安心してお任せください。

お子さまのご様子を毎日お届けする「KAZASUシステム」

京都医塾では、基本的にご利用いただく受験生の方には入寮していただき、1年間を通じて医学部合格のための、努力の日々を過ごしていただきます。

なぜなら、難関学部たる医学部への進学を果たすためには、受験勉強一色の毎日を送っていただく必要があるからです。

ただ、保護者様にとっては大事なお子さまを施設へお預けすることに、不安な気持ちを抱く方もおられるはずです。

そこで当塾では、そういった保護者様の心情へ寄り添うために「KAZASUシステム」を導入して、対応させていただいております。

この「KAZASUシステム」は、お子さまが塾校舎へ入校・退校したタイミングで保護者様へメールでお知らせするための、一種の通知システムです。

このシステムを用いることで、お子さまの毎日のご様子が自動的に送信されますので、どうぞご心配なく当塾へご子息・ご息女を当塾へお預けください。

まとめ


医学部の受験にチャレンジする人の多くが、滑り止めの医学部も選出して入試に挑んでいます。

しかし、滑り止め校は、あくまで滑り止め校でしかありません。

そのため、入学後に「もっと頑張って、本命の医学部に合格しておくべきだった」と後悔してしまうことも想定されます。

このことから、受験生の方々の中には、第一志望の医学部の合格率アップを図るためにも、より良質な学習に向き合いたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そんな受験生の方々の大きな力となるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オリジナルの指導方法や優れた出願戦略を強みに、これまでにも数多くの受験生を医学部合格へと導いてきた名門の予備校です。

当塾に任せていただければ、学習面と出願にまつわる戦略面の両面から徹底サポートし、あなたの夢の成就へとできる限りの支援をいたします。

本気で医学部合格を目指す人には、トータルバックアップで受験生を支える、京都医塾こそ最適です。

資料請求やお電話、メールなどでのご相談は、年中無休で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。