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金沢大学医学部の再受験は可能?二次重視の配点と口述試験を解説

金沢大学医学部の再受験は可能?二次重視の配点と口述試験を解説

金沢大学医薬保健学域医学類は、二次試験の比重が共通テストを上回る「二次重視」の入試で知られています。

最大の特色は、二次試験の配点が共通テストの2倍を超える手厚い配点設計にあります。

共通テストの得点だけで逃げ切ることは難しく、二次試験における記述力が合否を大きく左右します。

そのため、共通テストにブランクがある再受験者でも二次で学力を巻き返せる余地がある一方、共通テストの高得点だけでは逃げ切れない難しさも潜んでいます。

本記事では、独自の配点や偏差値・倍率などの難易度データ、二次試験・口述試験の対策、学費や修学資金までを分かりやすく整理しました。

金沢大学医学部への再受験を検討する際の判断材料として、ぜひ参考にしてください。

金沢大学医学類の特徴と再受験者に関わる入試制度

金沢大学は、医師を養成する課程を医薬保健学域医学類として設置しています。

北陸の中核となる国立大学の医学部で、まず再受験者が押さえておくべき入試制度を整理します。

二次試験を重視する配点と学域・学類制

金沢大学は学部・学科ではなく学域・学類という組織を採用しており、医師を養成する課程は医薬保健学域医学類にあたります。

入試で最大の特徴となるのが、二次試験を重視した配点です。

前期日程は共通テスト950点に対して二次試験が2,100点で、二次試験の配点比率は約69%に達します。

二次試験の配点が共通テストの2倍を超える大学は、国公立大学医学部の中でも数えるほどしかありません。

二次試験は英語・数学・理科がそれぞれ600点と、口述試験300点で構成され、国語や小論文は課されません。学科3教科の記述力がそのまま合否を分ける入試です。

共通テストの結果に不安がある再受験者でも、二次試験の学力を積み上げることで挽回できる余地が大きい反面、共通テストだけで逃げ切ることはできない構造だと理解しておく必要があります。

募集人員と年齢の扱い

金沢大学医学類の入学定員は111名で、このうち一般選抜の前期日程には77名が配分されています。

金沢大学は2021年度入試で後期日程を廃止しており、一般選抜は前期日程のみです。

後期日程で再挑戦する機会がないため、前期日程での一発勝負になる点を前提に計画を立てなければなりません。

出願資格は高等学校卒業などの一般的な要件のみで、年齢や浪人回数による制限はありません。

社会人経験を経てからの再受験でも、出願段階で不利になる規定はないものの、共通テストを課す学校推薦型選抜などの特別入試は、現役生とその前年度の卒業者に限られます。

そのため、多浪生や社会人再受験者が挑戦できるのは、一般選抜(前期)または2年次編入学に限られます。

なお、私立大学の金沢医科大学とは別の大学であり、入試制度も異なります。

志望校を調べる際は取り違えないよう注意してください。

出典:金沢大学 令和9年度入学者選抜要項(PDF)

金沢大学の入試制度と再受験者の選択戦略

二次試験を重視する配点は、再受験者の戦い方に直結します。

配点構造と、点数化される口述試験への具体的な向き合い方を解説します。

共通テストと二次の配点バランスを踏まえた戦い方

金沢大学医学類の前期日程は、共通テスト950点、二次試験2,100点の合計3,050点の配点で合否が判定されます。

まず共通テストで一定の得点を確保して第1段階選抜を通過し、そのうえで二次試験の2,100点で得点を積み上げるのが基本の戦い方です。

第1段階選抜は、志願者が募集人員の約3倍を超えた場合に共通テストの成績で実施されます。

二次試験は英語・数学・理科がそれぞれ600点で、記述式の学力が問われます。

この配点構造では、共通テストで高得点を取っても、それだけで合格が決まるわけではありません。

共通テストはあくまで二次試験に進むための土台であり、勝負は二次試験というのが金沢大学の入試の本質です。

再受験者は、共通テストのボーダー突破を最低条件としつつ、二次試験の3教科でどれだけ得点を伸ばせるかを軸に、年間の学習計画を立てましょう。

区分教科・科目配点
共通テスト国語200点
共通テスト地歴・公民(1科目)100点
共通テスト数学(2科目)200点
共通テスト理科(2科目)200点
共通テスト外国語(英語)200点
共通テスト情報I50点
二次試験英語600点
二次試験数学600点
二次試験理科(2科目)600点
二次試験口述試験300点
合計3,050点

出典:金沢大学 令和9年度入学者選抜要項(PDF)

口述試験と再受験者の経歴の伝え方

二次試験で課される300点分の口述試験も軽視できません。

募集要項には、勉学意欲や資質、医師としての適性を多角的に評価する試問であると記載されています。

単に300点分の配点があるだけでなく、「適性を欠くと判断された場合は学科試験の成績に関わらず不合格となる場合がある」旨が明記されています。

したがって、学科対策と同等に口述試験への万全な備えが必要です。

再受験者にとって重要なのは、社会人経験や他学部での学びを、「なぜ今、医師を目指すのか」という志望動機へ自然に落とし込むことです。

これまでの経歴を単に説明するのではなく、医師を志す理由へ一貫した筋道で結びつけて語れるよう、早い段階から言語化を進めておきましょう。

学科対策と並行して、自分の言葉で志望動機を整理する時間を確保することが、最終的な合格を引き寄せます。

偏差値・倍率から見る金沢大学医学類の難易度

金沢大学医学類は二次の比重が大きく、偏差値だけで難易度を推し量ることができません。

ボーダーと倍率の両面から分析します。

二次偏差値と共通テストのボーダー

大手予備校の公表データによると、金沢大学医学類(前期日程)の2027年度入試における難易度は、ボーダー偏差値65.0、共通テストのボーダー得点率82%とされています。

国公立大学医学部の中では標準的な水準ですが、二次配率が非常に高いため偏差値通りにはいかない難しさがあります。

共通テストで82%前後を確保できても、二次試験の英語・数学・理科で得点できなければ合格には届きません。

逆に、共通テストがボーダーぎりぎりでも、二次試験の記述力で挽回できる余地が大きい入試でもあります。

再受験者は、共通テスト8割超えを一次目標にしつつも、学習の軸足は常に「二次試験の記述対策」に置いておくことが重要です。

出典:Kei-Net 金沢大学 偏差値・ボーダーライン

倍率と二次重視ゆえの注意点

金沢大学医学類(一般選抜前期)の2026年度入試は、募集人員79名に対して志願者319名、志願倍率は4.0倍でした。

共通テストの成績による第1段階選抜を経て、受験者は205名、合格者は84名という結果です。

2025年度は募集人員80名に対して志願者238名、志願倍率3.0倍で、第1段階選抜は実施されませんでした。

志願倍率は年度によって変動しますが、実際の競争倍率は2倍台で推移しています。

倍率の数字以上に意識したいのが、二次試験の比重の高さです。

共通テストで多少のリードを作っても、配点の大きい二次試験で逆転される可能性があり、共通テストの得点だけで合否を読むことはできません。

合格者の中で差がつくのは二次試験の3教科であるため、倍率に一喜一憂せず、二次試験の得点力を着実に高めることに集中しましょう。

金沢大学医学類の学費と再受験後の生活設計

国立大学ならではの学費水準と、金沢での生活環境、石川県の修学資金制度について解説します。

6年間の学費と金沢での生活設計

金沢大学は国立大学のため、学費は全国共通の標準額です。

入学料は282,000円、授業料は年額535,800円で、6年間の学費総額は約3,496,800円です。

私立大学の医学部と比べれば学費の負担は大幅に軽く、再受験で収入が止まる期間があっても見通しを立てやすくなります。

経済面では、石川県の緊急医師確保修学資金も選択肢になります。

月額20万円、6年間で総額1,440万円の貸与を受けられ、卒業後に石川県内の指定病院で9年間勤務するなどの要件を満たすと返還が免除されます。

ただし、この修学資金は主に特別枠の入学者を対象とした制度で、一般選抜で入学する再受験者が対象になるとは限らないため、募集要項で条件を確認してください。

医学類のキャンパスは金沢市の宝町にあり、附属病院と隣接した環境で学べます。

生活費を抑えやすい地方都市である点も、再受験者にとって計画を立てやすい要素です。

項目金額
入学料282,000円
授業料(年額)535,800円
6年間の学費総額(概算)約3,496,800円

※国立大学の標準額に基づく概算です。在学中に授業料が改定された場合は、改定後の額が適用されます。出典:金沢大学 入学料・授業料

本気で医学部合格を目指すなら医学部専門予備校 京都医塾

金沢大学医学部の再受験を成功させる鍵は、共通テストを突破したうえで「二次試験の記述力」を極限まで引き上げられるかにかかっています。

医学部専門予備校「京都医塾」では、再受験生が限られた期間で二次得点力を伸ばすための万全な指導体制を構築しています。

得意は伸ばし苦手は基礎から補強できる

二次試験が英・数・理の均等配点である金沢大学では、極端な苦手科目があると総合点で足を引っ張られてしまいます。

得意科目で稼ぐスタイルよりも、穴を無くして全科目で手堅く得点する姿勢が求められます。

医学部専門予備校 京都医塾では、苦手科目は基礎まで遡って徹底補強し、得意科目は伸びしろを限界まで引き出すカリキュラムを提示します。

科目ごとの最適な時間配分を提示するため、無駄のないアプローチで合格点に届く総合力を養成可能です。

ブランクがある科目に対しても無理なく巻き返せるため、3教科すべてを合格水準へ引き上げたい金沢大学受験において非常に有効なアプローチとなります。

学寮に寮母が常駐し遠方でも生活が崩れにくい

多くの再受験生にとって、金沢大学への挑戦は遠方受験・遠方暮らしを伴います。

見知らぬ土地での受験生活はストレスがかかりやすく、生活リズムが乱れて学習に支障をきたすケースも少なくありません。

医学部専門予備校 京都医塾では、寮母が常駐する専用学寮を用意しており、遠方から挑戦する受験生の日常を強力にバックアップします。

規則正しい生活環境が保たれるため、ストレスなく勉強だけに没頭することができます。

長期戦になりがちな再受験だからこそ、メンタルと生活基盤を支える環境は大きな武器になります。

直前期も入試問題で確認を積み上げられる

金沢大学の二次試験は記述式が中心で、本番で求められる記述力や答案構成力は、実際の問題演習を通じてしか身につきません。

直前期に不安から新しい教材へ手を広げると、確認が薄くなって失点が増えることがあります。

医学部専門予備校 京都医塾では、直前期にも志望校の過去問や類似レベルの入試問題を用いた演習を重ね、落としやすいポイントを一つずつ潰していきます。

最後まで学習を切らさず、当日に実力を再現できる状態へ仕上げる仕組みがあるため、積み上げた力を得点に変えられます。

不安から教材を広げがちな直前期こそ、演習の質が差になります。

二次試験の記述で勝負が決まる金沢大学の受験では、この直前期の演習が特に効いてきます。

まとめ

金沢大学医学類の再受験は、二次の比重が大きい配点に対応し、口述試験で自分の経歴を語る準備まで仕上げられるかが合否を左右します。

後期日程が廃止された前期一本の勝負となる一方、出願資格に年齢の制限はなく、2年次編入学という学び直しのルートも用意されています。

共通テストを突破したあとも、二次の3教科と口述試験を切り離さずに仕上げる意識を持ちましょう。

医学部専門予備校 京都医塾では、学力診断に基づくオーダーメイドカリキュラムと講師チームの指導で、再受験者の挑戦を支えています。

自分の学力が合格ラインのどこにあるかを確かめたい方には、京都医塾の1泊2日医学部合格診断ツアーがあります。

1対1授業とアチーブメントテストで科目ごとの到達度を確認でき、交通費・宿泊費はともに無料で、生徒様1名と保護者様2名分を京都医塾が負担いたします。

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