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美容外科医になるにはどうすればいい?専門的な資格は必要?

美容外科医になるにはどうすればいい?専門的な資格は必要?

近年では整形のカジュアル化が進み、若い世代の人たちを中心として、盛んに行われる時代に変化しました。

かつては整形というとネガティブなイメージが先行しがちでしたが、最近では、そういった風潮はほとんど感じられなくなっています。

そういった風潮を追い風のようにして、医師の世界でも美容外科医を志す人が目立つようになっています。

そこで今回の記事では、美容外科医になるにはどうすればよいのかについてまとめました。

そもそも美容外科医ってどんな医師?

さて、記事の本題に入る前に美容外科医とは、そもそもどのような医師を指すのかについて押さえておきましょう。

美容外科医とは、読んで字のごとく「美容」にスポットを当てて患者へ施術をする医師のことを言います。

一般的な医師は病気の治療やケガの回復を手助けするのが主な業務となりますが、美容外科医の場合は、患者の希望に沿って美容面のケアを行います。

ただ、医師として何も治療を施さないのかというとそうではなく、患者の何らかのコンプレックスを取り除くといった意味においては、メンタル面の治療につながっているとも言えるでしょう。

そんな美容外科医ですが、「外科医」と名が付くだけあってメスを用いた手術を行うことが仕事内容のメインとなっており、たとえば、二重の形成などの施術を行います。

そのため、美容外科医として一人前になるには外科的なスキルが不可欠となります。

ちなみに、類似したクリニックとして「美容皮膚科」というものがありますが、こちらはメスを用いた施術は行いません。

肌の美容のためのサポートをしたり、ニキビ跡の治療などがメインの業務となります。

美容外科医になるにはどうすればいいの?

次に、美容外科医になるにはどういった条件が必要なのかについても解説していきましょう。

結論から言いますと、美容外科医として活動するためには医師免許さえあれば、ほかの資格はとくに必要ありません。

そのため、専門資格が必要な麻酔科標榜医や救命救急医と比較すると、だいぶ敷居が低く、どんな人でも目指しやすいとも言えます。

しかしながら、「美容外科」を正しく理解して実践していくためには、知識や経験、手術のためのスキルが必要です。

これらの要素は、患者のニーズに応えて正しい施術をするためには、必要不可欠な能力ですから、一種の下積み時代を経てから美容外科医としての第一歩を踏み出すのが一般的です。

では、いったいどのような場所で、これらの能力を培えばよいのかという話しになりますが、基本的には「形成外科」で勤務しながら各種能力を身につけていくことになります。

この形成外科については次項で深掘り説明していきますので、ここでは詳細な説明は避けますが、同科で行う治療は患者の欠損した部位を元どおりにすることを目指します。

内科医や救命救急医などは、患者の生命を守ることに重きを置いていますが、形成外科医の場合は、上記のとおり患者の生命を守ることよりも、治療後の社会復帰などの手伝いをするのが主な役割です。

形成外科とはどんな診療科?

続いて、形成外科が具体的にどのような診療科であるのかという点についても解説していきます。

形成外科とは、先ほどもお伝えしたとおり、患者の生命を守ることよりも、病気やケガの治療後における社会復帰の手伝いをすることが主要な業務内容になります。

たとえば、がんで切除してしまった身体の組織の一部を、ほかの部位から切り取って再建する手術などが、その典型例とも言えるでしょう。

乳がんの方であれば、乳房の再建を行いますし、舌がんの患者であれば切り取った舌の部分に太ももの組織を移植して、元の状態に近づけます。

また、顔面骨折をしてしまったり顔面マヒで苦しむ患者に対しては、筋肉や神経の移植を通じて、なるだけ自然な状態へ戻すよう手術を行うことも、しばしばある事例の一つです。

このように、直接的には生命に関わりはないものの、患者が、その人らしく自信を持って社会への復帰・活動を果たすためのサポートをするのが、形成外科の役割となります。

そのため、美容外科とは極めて親和性が高く、美容外科医として必要な知識や経験、スキルを深く学ぶには恰好の診療科と言えます。

美容外科医になるにはどのようにすればよいか迷っている人は、一旦この形成外科のもとで修業を行い、自信を持ってクリニックの看板を掲げられるよう、できるだけ多くの知見を得ましょう。

信頼される美容外科医になるには専門資格の取得も視野に入れる

美容外科医として名乗るためには、医師免許があればこと足りるということは、上でも述べたとおりです。

加えて、形成外科で一定の期間、下積みをするのが一般的な流れであることもお話ししました。

ただし、こういった流れを踏んでいざ美容外科医として活動をスタートしたとしても、同業者としてすでに活動中の人は数多くいますから、その中に埋もれてしまいかねません。

また、患者側からの視点で考えてみた場合、どの美容外科医がどのような経路を辿ってきたのかということまでは見えないことから、信頼を勝ち得るためには何らかの証明が必要です。

そういったときに役に立つのが、専門資格を取得することです。

実を言うと、美容外科医には関連する資格制度が2種類あり、これらを取得することで自信の経験や技術力など、様々な事柄のアピールへとつなげられるほか、就職の際にも有利に働きます。

ここでは、そんな美容外科医に関連する2種類の資格制度について解説していきましょう。

日本美容外科学会専門医

「日本美容外科学会専門医」は、日本美容外科学会が認定する資格で、この資格を取得することで、美容外科医としての実力を広く示すことができるようになります。

この資格の取得条件には、日本美容外科学会の正会員であることや、美容外科医としての一定以上の経験を有していること、さらに上記学会が課す審査をパスしていることなどがあり、一筋縄での資格保有とはいきません。

それだけに、資格を取得すれば美容外科医としての信頼性が担保され、活躍の幅も大きく広がります。

形成外科専門医

形成外科と美容外科の親和性の高さは、すでにお伝えしたとおりです。

ここで紹介する「形成外科専門医」は、名前のとおり形成外科にまつわる資格となりますが、上記のとおりの親和性の高さから、美容外科医としての腕のよさをあらわす証明として使用することができます。

さて、こちらの資格についてですが、認定機関は日本形成外科学会となっており、資格取得のための条件としては、

✓2年間の初期臨床研修の修了後、形成外科全領域に関する4年間のプログラムを受けること

✓日本形成外科学会が定める資格取得試験に合格すること

の2点をクリアすることが必要です。

資格取得までの道のりは長く険しいかも知れませんが、形成外科の全領域を学ぶことで、美容外科医として必要な様々な素養を身につけることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

本記事の冒頭でも述べたとおり、美容外科医のニーズは近年大きな高まりを見せています。

若い女性を中心に、最近では男性でも美容外科に通うケースも珍しくなくなりました。

そんな時代背景もあってか、美容外科医を志す受験生の方々も多く見られ、毎年たくさんの人が医学部の門を叩いています。

しかし、最大のネックとなるのが医学部そのものの必要学力の高さです。

医学部は、言わずと知れた国内でも最難関の学部ですから、生半可な学習努力ではとても太刀打ちできません。

そのため、受験生の方々の中には将来の夢を確実に実現するために、優れた予備校を探している人もいるのではないでしょうか。

そういった方々におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾では、医学部合格のためのオリジナルのチーム指導や、優れた自習環境などを強みに、例年数多くの受験生を医学部合格へと押し上げている名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の取り組みについて紹介していきましょう。

合格のためのオリジナルのチーム指導

言うまでもありませんが、受験生の方々の学力や潜在能力は千差万別です。

当塾に入られる方々にあっても入塾時の学力は様々で、当初から必要な偏差値を満たしている方もいれば、これからの伸びしろがたっぷり残されている方まで幅広くいらっしゃいます。

このことを踏まえたうえで、私たちが教育のテーマとしているのが、「一人のためのチーム指導」であり、それを実現するためのサポート体制です。

学力や潜在能力の異なる受験生に対し画一的な授業ではなく、一人ひとりに合わせた授業を行うための、最適な指導方法を導入しているというわけです。

このチーム指導の特徴は、講師13名で構成されるチームが受験生の特性をきちんと理解したうえで、指導方針を統一して授業を行うことにあります。

このことから、授業内容や進捗のバランスが適切なものになり、本人のポテンシャルを最大限引き出す学習指導の実現へとつなげられます。

あなただけの自習スペースを用意

「授業内容の復習をしたいけど、騒々しいところでは集中できない」

「予備校の自習スペースは、場所取りができないことがあって大変」

このような悩みを抱えている受験生の方々は珍しくありません。

受験で勝利するためには、授業での学習だけでなく自習も必ずしなければいけませんが、肝心の自習スペースが無ければ頭を悩ませてしまいます。

京都医塾では、そういったことにならないためにも、入塾された方々には、個人専用の自習スペースを用意してお迎えしております。

この自習スペースは、上記のような騒々しさは皆無であることはもちろんのこと、個人専用ですので場所取りの必要もありません。

空いた時間があれば、いつでも好きなときに好きなだけ勉学に励むことが可能です。

自習スペースで現在お悩みの方でも、当塾へおいでいただければ快適な空間での学習をお約束しますので、安心して入塾なさってください。

受験シーズンを走破するための生活改善策

長期間にわたる受験シーズンを走破するためには、学習を継続するための気力と体力が必要不可欠です。

どんなに優れた頭脳を持った受験生の方であっても、体調に乱れが生じていては、最高のパフォーマンスを発揮することができません。

そこで当塾で導入しているのが、生活改善ための数々の方策です。

たとえば、規則正しい起床時間と就寝時間の確保が、その代表格と言えるでしょう。

京都医塾では、原則として6時起床と0時就寝を奨励し、十分な睡眠時間の確保と早寝早起きの両立を図ります。

睡眠時間の確保が体調維持につながることは説明するまでもありませんが、早寝早起きの習慣化にも見逃せないメリットがあります。

医学部の受験は基本的に午前中に行われますが、早寝早起きを習慣化することで、試験の開始時刻のころには脳がしっかりと覚醒しているというわけです。

また、食事についても、当塾では管理栄養士が考案したメニューを採用して、提供いたしております。

心身の健康を維持するために必要な、たんぱく質や糖質、ビタミンにミネラルなど各種栄養素が毎日しっかり摂取できますので、体調の維持、向上の面でも安心です。

もちろん、味の方も折り紙つきですから、毎回飽きることなく食事を楽しみながら召し上がっていただけます。

まとめ

美容整形のカジュアル化が進むとともに、若い女性や男性を中心に美容外科を利用する人々が増えています。

ひと昔前までは、整形というとネガティブなイメージが先行しがちでしたが、時代の移り変わりとともに、社会的な考え方にも変化があらわれたということになります。

そういった情勢を受けて、脚光を浴びているのが美容外科医です。

美容を専門に扱い、より美しくなりたいという方や、何らかの美容的コンプレックスを抱えている人の悩みを解消するための医師は今や人気の的となっています。

これは、医学部志望の方々の傾向にも見られ、美容外科医を志す若者、並びに美容外科医になるにはどうすればよいか興味関心を抱く若者は増加中です。

そんな美容外科医ですが、ここで問題となるのが、医学部に入るために必要とされる学力の高さです。

医学部は国内に数ある学部の中でも最難関に数えられますから、徹底した努力の積み上げを行わないと試験をパスすることができません。

このことから、受験生の方々の中には優秀な予備校に通い、合格をより確実なものにしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そういった人の大きな助けとなるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オリジナルの指導や充実した学習環境を用意し、医学部合格のためのあらゆるサポートで、例年数多くの受験生を医学部合格へと押し上げている名門の予備校です。

当塾で学んでいただければ、学習面や生活面の支援のみならず、美容外科医になるにはどうすればよいのかについても良質なアドバイスもできますから、あなたの夢の実現にも大きく近づくことができます。

本気で美容外科医を目指す人には、徹底サポートが自慢の京都医塾こそがうってつけです。

資料請求やお電話でのご相談は年中無休で承っておりますので、ご興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。