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皮膚科医になるにはどうすればいい?キャリアアップの方法や活躍の場所も解説

皮膚科医になるにはどうすればいい?キャリアアップの方法や活躍の場所も解説

病院の中には様々な診療科があります。

外科に内科、呼吸器科や脳神経外科など数をあげ出したらキリがないほどです。

そんな診療科の中でも、私たちの皮膚の健康を診てくれるのが、皮膚科です。

皮膚科は、名前のとおり皮膚の病気などを専門に治療をしてくれる診療科ですが、皮膚科医になるには、どういった経路を辿っていけばよいのでしょうか。

そこで今回の記事では、将来、皮膚科医を目指している方々へ向けて、皮膚科になるには何が必要かなど、色々な情報をお届けしましょう。

そもそも皮膚科とは?


あまり知られていませんが、皮膚は何層にもわたる構造をしていて、雑菌や異物などの侵入を防いでくれる大事な臓器です。

そのため、この皮膚になんらかのトラブルが生じてしまうと、雑菌などが体内に侵入し、体調を崩す原因になってしまいます。

さらにひどいときには、ウィルスなどの感染を許してしまい、ほかの臓器のトラブルにも発展してしまいます。

そんな大切な臓器を守るための診療科が皮膚科であり、そこで勤務しているのが皮膚科医の方々です。

次項からは本記事のテーマである、この皮膚科医になるにはどうすればよいのかについて、具体的に説明していきます。

皮膚科医になるにはどうすればいい?

さて、先ほど予告したとおり、ここでは皮膚科医になるには、どのような経路を辿ればよいのかについて説明していきましょう。

医師免許を取得する

当然のことですが、皮膚科医になるためには、まずは医師免許を取得しておく義務があります。

そして、この医師免許を取得するためには、医師国家試験に合格する必要がありますが、そのためには医学部に入学してから最低でも6年間、医学について学ばなければなりません。

医学部で医療について基礎的な知識と技術を学んではじめて、医師国家試験の受験資格を得ることができ、皮膚科医への道がひらかれるのです。

臨床研修を修了する

無事に医師国家試験をクリアして医師免許を取得した人に待っているのが、2年間の臨床研修です。

臨床研修とは新人医師の教育を目的として行われるカリキュラムで、研修中は「研修医」として勤務し、一人前の医師になるために必要な知識と技術を学びます。

主な内容としては、内科や外科を筆頭にすべての診療科を巡回して各診療科の医療について学習したり、地域に出向いて、その地域の保健や医療を学習します。

これらの過程を経た後に医局にて皮膚科を選択することで、晴れて皮膚科医として活動することができるのです。

皮膚科専門医としてさらなるキャリアアップも可能


皮膚科医として活動していく中で、より専門性を身につけたいと感じる人は少なくありません。

そういった人のために用意されているキャリアが、「皮膚科専門医」です。

ここでは、この皮膚科専門医の基本的な知識と、専門医になるにはどうすればよいのかについて、解説していきましょう。

皮膚科専門医とは?

皮膚科専門医とは、皮膚科学学会が指定する病院で訓練を重ね、5年以上の診療経験や所定の回数以上の手術経験、研究・論文発表実績などの条件をパスした皮膚科医だけがなれる、まさに皮膚治療の専門家の医師を言います。

詳しくは後述しますが、この皮膚科専門医になることで、一般の皮膚科医よりも活動権限が向上することから、さらなるキャリアップが可能となります。

一般の皮膚科医との違い

皮膚科専門医と一般の皮膚科医の違いは、上記のとおり活動権限の幅の広さにあります。

たとえば、帯状疱疹(たいじょうほうしん)の治療にあたる場合、一般の医師では発疹(ほっしん)の経過を観察したうえでないと診断が行えません。

そのため、治療の開始までに要する期間が長くなってしまいます。

一方で、皮膚科専門医の場合は、経過観察を経ることなく診断をくだすことが許されています。

そのため、素早い治療につながり、引いては早期回復へもつながるというわけです。

皮膚科専門医になる方法

皮膚科専門医になるには、前述した条件のほかにも、公益社団法人日本皮膚科学会が定める、認定前研修実績において所定の単位を取得する必要もあります。

単位の取得に関する情報については、同学会のホームページに詳しく記載されていますので、皮膚科専門医を目指している人は、事前にチェックしておくとよいでしょう。

また、試験の内容についてですが、主に筆記試験と面接試験が課されます。

どちらも非常に専門性の高い設問がなされますので、よく学習しておいてください。

皮膚科医の活躍の場所


皮膚科医として活動をしていく場合、どういったフィールドを選択できるのか気になっている人も多いはずです。

そこで、こちらの項では、皮膚科医が活動できる場所にはどういったところがあるのかについて、解説していきましょう。

一般的な病院・クリニック

皮膚科医の活動の場所として、選ばれやすいのが一般的な病院やクリニックです。

これらの施設では、皮膚の病気や治療を通じて患者の皮膚の健康を守っていきます。

また、上記キャリアを経た後に、開業医として独立する人も珍しくありません。

自らクリニックを運営し、地域のために貢献してくれる皮膚科医も大勢いることは、一般市民にとって大変心強いことです。

美容系の皮膚科も人気

皮膚科医の役割は、じんましんやアトピー性皮膚炎といった疾患の治療が中心となりますが、美容分野に軸足をおいて活動する人も多くみられます。

美容分野の皮膚科医が行うのはシワやシミの除去、重度のニキビの治療などがあげられます。

また、ほかの診療科である形成外科とも親和性が高く、再生医療の分野では、手術痕や火傷の跡が残らないための治療を施す病院がある点も特徴的です。

化粧品などの開発企業

皮膚科医の資格を取得した人の中には、化粧品などを取り扱う開発企業に勤務する人もいます。

皮膚科医としての専門性を生かした化粧品作りや研究が主な仕事となりますが、上で取り上げた再生医療に関わる研究開発に携わる人もいます。

あまり表に出ることのない、あくまで裏方での仕事が中心になりますが、こういった研究開発を手掛けることも、皮膚科医ならではの業務です。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

皮膚の健康の専門家たる皮膚科医は、私たちが健やかな毎日を送っていくためにはなくてはならない存在です。

そのため、社会に必要とされる尊い職業として、多くの市民から敬われています。

そんな皮膚科医を目指している受験生は非常に多く、入試の時期になると全国各地で激しい受験争いが繰り広げられます。

そして、この受験争いでライバルたちに見事勝利し、医学部合格を果たすためには、並々ならぬ高い学力が必要です。

このことから将来、皮膚科医を目指している受験生の方の中には、医学部に強い予備校に通い、しっかりした実力を身につけたいと感じている人も多いのではないでしょうか。

そういった受験生の方々におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、優れた指導力を誇る講師陣やオリジナルのカリキュラムを武器に、毎年たくさんの医学部合格者を輩出している名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の教育内容などについて紹介していきましょう。

個人授業の「欠点」を補うレベル別集団授業

受験生の能力を伸ばすための手段として、個人授業は非常に効率的な手法です。

なぜなら、本人の弱点箇所だけを集中的に潰すためだけの授業が行えたり、わからないことがあれば、すぐさま質問できる環境での授業となるからです。

しかし、この個人授業に頼りきりになってしまうと、学習進度を受験生に合わせてしまいがちになり、入試で通用するレベルに到達するまでに、多くの時間を要してしまいかねません。

そのため当塾では、この個人授業の「欠点」の部分を補うための、レベル別集団授業を導入して授業を進めています。

この集団授業を受けることで、ほかの受験生との間での刺激が生まれますから、個々人の競争心が育まれやすくなり、学力レベルの向上に好影響を与えてくれます。

また、集団授業といっても、あくまでレベル別で行われますから、授業についていけないといった心配も無用です。

見守り支援を徹底する独自の担任制度

医学部へ合格するためには、長い長い受験シーズンを乗り切る必要があります。

その過程では、学力が思いどおりに向上することもある一方で、努力が報われず下降してしまうこともあったりと、激しい浮き沈みもしばしば見られます。

そういったことが繰り返し起こった場合、メンタル面で不調をきたしてしまう受験生も少なくありません。

京都医塾では、そういった事態を未然に防ぐ意味で、受験生一人につき計2名の担任・副担任を配置して、ケアを担当しています。

この独自の制度のもとでは、担任と副担任が週に一度のカウンセリングを実施して、受験生の学習状況や生活の悩みをつぶさにヒアリング。

万が一、不調の芽を発見した場合は、しかるべき措置を早急にとり未然に摘み取るため、最善を尽くします。

管理栄養士が決める「脳にいい食事」を提供

「健全な肉体には健全な精神が宿る」という言葉は、大勢の人がよく知る格言の一つです。

たしかに、この言葉の言いあらわすことはもっともで、コンビニ弁当やファストフード、インスタント食品だけを食べていては、脳の集中力アップに必要な栄養素が得られません。

そこで京都医塾では、管理栄養士の監修のもと考えられた、栄養満点の「脳にいい食事」だけを提供しております。

もちろん、味も折り紙つきで、受験生のみなさんの評判も上々です。

まとめ


病院には色々な診療科がありますが、その中でも、私たちの皮膚の健康を守ってくれる存在となるのが皮膚科です。

我々が皮膚病やアレルギーになった際にも、安心して受診できるのは、まさに皮膚科で勤務する医師らの献身あってこそのことでしょう。

このことから、皮膚科医は社会に必要とされる尊い職業として、多くの人々から敬われています。

皮膚科医を目指している受験生は非常に多く、入試の時期になると全国各地の医学部では、激しい受験競争が繰り広げられています。

そして、この競争でライバルたちに勝利し見事、医学部合格を果たすためには、人並外れた学力が必要不可欠です。

そのため将来、皮膚科医を目指している受験生の方の中には、優秀な予備校に通い、しっかりした学力を身につけたいと感じている人も、多いのではないでしょうか。

そういった受験生の方におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、優れた指導力を誇る講師陣やオリジナルのカリキュラムを武器に、毎年たくさんの医学部の合格者を輩出している名門の予備校です。

当塾においでいただければ、京都医塾ならではの数々のサポートで、あなたの夢を叶えるための後押しを全力でさせていただきます。

本気で医学部合格を目指す人には、総合サポートに絶対の自信を誇る、京都医塾こそがうってつけです。

なお、当塾では、体験授業や合格までのプランニングが受けられる「一泊二日医学部合格診断」というプログラムを実施しております。

まずは、上記プログラムへご参加いただき、京都医塾の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

宿泊費や交通費はすべて、我々が負担いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。