ホーム » 京都医塾公式ブログ » 京都医塾講師からのアドバイス » 【現役生向け】高校3年生の過ごし方 12月・1月編

京都医塾公式ブログ

【現役生向け】高校3年生の過ごし方 12月・1月編

【現役生向け】高校3年生の過ごし方 12月・1月編

 皆さん、こんにちは。本日は円町校の江島がお送りさせていただきます。

 今日は “現役生向け 高校3年生の過ごし方 12月、1月編” というタイトルでお送りしたいと思います。

 いよいよ「共通テスト直前期」を迎えることになりました。試験が近づいてくるにつれて不安が押し寄せてくることは、私自身も現役時代に経験していることですし、よくわかります。しかし、不安というものの正体は、えてして「準備不足」なので、不安の解消は、準備不足の解消でしか達成されないんですね。各科目しっかりと計画を立てて、過去問を解き進めて下さい。過去問演習をする際に、時間を測るのは当然として、必ず「時間通しで」実施するようにしてください。80分試験を、「40分 × 2セット」みたいに分けるのは、さすがにこの時期は止めましょう。科目ごとに目標点数は定まっているはずなので、それに向けて演習を繰り返すこと、これが大前提となります。

 そのうえで、「なかなか点数が伸び悩んでしまう」なんて不安を抱えた生徒さんは、前回のブログ記事でもお伝えしましたが、「基礎力不足」を疑ってみてください。「こんな時期に基礎力かよ?」と思うかもしれませんが、焦ってしまいがちな時こそ、ゆっくり深呼吸をして「基礎事項」に立ち返ってみてください。年末までは自分の出来ない部分と「じっくり」向き合う時間を設けてください。

 年が明けると、共通テスト本番はすぐ目の前です。過去問や共通テスト形式の模試で得点を出すのは、「本番2日前」までにしておいてください。前日に過去問を解いて、それが良い点数だろうと悪い点数だろうと、入試本番にいい結果を及ぼした例はほとんどありません。試験本番までの残りの時間は、各科目の「弱点となる部分」や「試験本番で問われるであろう知識」の整理に使ってください。

 私立大志望の生徒さんに対しても、基本的な指針は変わりません。違う点があるとすれば、扱うべき問題が「受験校の入試問題」になるくらいですかね。関西の私立大学ですと、入試形式が統一されていることが多く、過去問を解いて「形式に慣れる」ことが、合否に差を分ける十分な要素となりますので、「1日1年度ずつ解いて復習する」のサイクルを続けていってください。国公立大学の2次試験とは違い、1月の後半から私立大学の入試はスタートします。年明けは最高潮にソワソワする時期だと思いますが、「こわくても立ち上がって進もう」という言葉を胸に頑張ってください。

 本日は以上です。お疲れさまでした。

投稿者:江島 祥人

  • 役職
    英語科主任/英語科講師
  • 講師歴・勤務歴
    7年
  • 出身大学
    大阪市立大学経済学部
  • 特技・資格
    特に目立ったものはないです
  • 趣味
    音楽鑑賞
  • 出身地
    京都府
  • お勧めの本
    武器としての決断思考

受験生への一言
初めて出会う事柄に対して、出来る限り「考えて」みてください。自分の価値観と照らし合わせてみて、ああだこうだと「腑に落ちる」まで考えてはじめてそれが知識となり、皆さんの力となります。