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医学部偏差値ランキング一覧を国公立大学・私立大学に分けて解説【2025】

医学部偏差値ランキング一覧を国公立大学・私立大学に分けて解説【2025】

大学受験の中でも一番難しいとされる「医学部」は、偏差値も他学部と比べるとかなり高いのが特徴です。

「実際ほかの学部とどのくらい違うのか」「今の偏差値だとどんな大学の医学部を狙えるのか」と気になる受験生に向けて、今回の記事では医学部偏差値ランキングを紹介します。

医学部を目指すにあたって、国公立大学と私立大学それぞれの偏差値と偏差値の落とし穴について知っておきましょう。

医学部偏差値ランキング【国公立大学】

医学部偏差値ランキング

まずは、国公立大学から2025年入試(前期)における医学部の偏差値について見てみましょう。

順位大学名偏差値
1位東京大学72.5
1位京都大学72.5
3位東京科学大学70.0
3位大阪大学70.0
3位奈良県立医科大学※70.0
6位東北大学67.5
6位千葉大学67.5
6位山梨大学※67.5
6位名古屋大学67.5
6位神戸大学67.5
6位岡山大学67.5
6位九州大学67.5
6位横浜市立大学67.5
6位京都府立医科大学67.5
6位大阪公立大学67.5
16位北海道大学65.0
16位筑波大学65.0
16位新潟大学65.0
16位金沢大学65.0
16位信州大学65.0
16位岐阜大学65.0
16位浜松医科大学65.0
16位三重大学65.0
16位滋賀医科大学65.0
16位島根大学65.0
16位広島大学65.0
16位山口大学65.0
16位愛媛大学65.0
16位長崎大学65.0
16位名古屋市立大学65.0
31位旭川医科大学62.5
31位弘前大学62.5
31位秋田大学62.5
31位山形大学62.5
31位群馬大学62.5
31位富山大学62.5
31位福井大学62.5
31位鳥取大学62.5
31位徳島大学62.5
31位香川大学62.5
31位高知大学62.5
31位佐賀大学62.5
31位熊本大学62.5
31位大分大学62.5
31位宮崎大学62.5
31位鹿児島大学62.5
31位琉球大学62.5
31位札幌医科大学62.5
31位福島県立医科大学62.5
31位和歌山県立医科大学62.5

(同順位は順不同)

※後期の値を使用

国公立大学医学部の偏差値は62.5〜72.5と最上位の大学と一番低い大学で10程度の差があります。

しかし医学部以外の学部と比較すると偏差値帯が全体的に高く、どこの大学を目指すとしても医学部は難易度が高いことがわかります。

医学部偏差値ランキング【私立大学】

医学部偏差値ランキング

今度は2025年入試(前期)における私立大学医学部の偏差値についても見てみましょう

順位大学名偏差値
1位慶應義塾大学72.5
2位順天堂大学70.0
2位関西医科大学70.0
2位日本医科大学70.0
2位東京慈恵会医科大学70.0
6位自治医科大学67.5
6位昭和医科大学67.5
6位東邦大学67.5
6位大阪医科薬科大学67.5
6位東京医科大学67.5
6位産業医科大学67.5
12位国際医療福祉大学65.0
12位藤田医科大学65.0
12位日本大学65.0
12位東北医科薬科大学65.0
12位東海大学65.0
12位近畿大学65.0
12位杏林大学65.0
12位帝京大学65.0
20位岩手医科大学62.5
20位愛知医科大学62.5
20位聖マリアンナ医科大学62.5
20位久留米大学62.5
20位獨協医科大学62.5
20位埼玉医科大学62.5
20位兵庫医科大学62.5
20位福岡大学62.5
20位北里大学62.5
20位金沢医科大学62.5
30位川崎医科大学60.0
30位東京女子医科大学60.0

(同順位は順不同)

国公立大学と同様に、私立大学の医学部も最上位の大学と一番低い大学の差は12.5と医学部以外の学部と比較すると偏差値帯が全体的に高いことがわかります。

偏差値が一番低い大学でも60を超えることから、医学部では国公立大学・私立大学問わずどこを受けても難関であるといえます。

医学部の偏差値の差は「しか」ではない?!

医学部の偏差値ランキングを見ると、最上位と最下位の差が「10程度『しか』違わない」と思いがちですが、その解釈は偏差値の本質を見誤っています。

偏差値を正しく解釈するために、まずは「偏差値」の定義について確認しましょう。

偏差値を簡単にいうと、「どのテストでも受験生の中で同じ位置なら同じ偏差値になるようにテストごとの点数のばらつきを調整した値」です。

そうすることで、テストごとに難易度が異なっていても受験生全体における自分の位置を相対的に把握できる仕組みです。

偏差値50=受験生の中で平均くらいの位置というのは多くの受験生が理解していると思いますが、では60や70はどうでしょうか。

偏差値においては50±10、つまり40〜60の間に受験生全体の約68%が入り、同様に50±20である30~70の間には約95%の受験生が入ります。

これは偏差値60は上位約15.9%、偏差値70は上位約2.3%に位置することを示します。

つまり大まかにいうと、受験生が1,000人いたら偏差値60だと上位160位前後なのに対し、偏差値70では最低でも20位前後くらいに入る学力ということです。

このことから上位層の集団における偏差値10がどれだけの差であるか想像できるのではないでしょうか。

偏差値のランキングが低い医学部=入りやすい大学ではない

医学部偏差値ランキング

ここまで国公立と私立の医学部における偏差値を紹介してきましたが、実は偏差値だけで医学部合格の難しさを判断するのは危険です。

合否を決めるのは偏差値、つまり相対的な学力だけではなくさまざまな要素があるためです。

偏差値が高いからといって医学部受験を諦めたり、自分が志望校の偏差値を上回っているからといって簡単に合格できるというわけではないことを知っておきましょう。

医学部の合格率は偏差値だけではなく倍率にも左右される

例えば日本医科大学医学部と順天堂大学医学部の2025年度(前期)の偏差値はいずれも70.0です。

しかし定員数が異なることにより、日本医科大学の実質倍率が約9.6倍なのに対し順天堂大学では約12.8倍となっています。

(※2025年度の結果が公表されていないため日本医科大学順天堂大学の2024年度入試データを参照)

定員数が決まっている以上、当然合格率は受験生の数(倍率)にも左右されます。

偏差値は同じでも出題傾向の違いにより合格難易度も変わる

医学部入試では、偏差値が同じでも個人にとっての難易度が大きく変わる可能性もあります。

各大学間や年度間のばらつきにより出題傾向が異なり、数点差で合否が決まることもある医学部入試では自分の得意・不得意と問題の相性が合否に大きな影響を与えるためです。

特定の分野や問題形式が苦手な場合、偏差値が同じでも実質的な難易度が大きく上がることがあります。

そのため、偏差値が同じならどの大学でも受かるというものではなく、大学ごとの出題傾向に合わせた対策が必要です。

同じ偏差値でも国公立大学と私立大学では医学部の合格難易度が異なる

偏差値が同じ医学部でも、国公立大学と私立大学とでは難易度が異なります。

基本的に個別試験のみの対策で済む私立大学と異なり、国公立大学では基本的に共通テストに加えて独自試験の対策が必要であるゆえに勉強する科目が大幅に増えるためです。

また、科目数以外にも国公立大学と私立大学の大きな違いである出願可能な大学数という違いがあります。

併願可能な私立大学と異なり、国公立大学では前期日程で1大学しか受験できないため本番のコンディションや出題傾向により大きく結果が左右されるためです。

これらの要素により、偏差値だけで測れない実質的な難易度差を生んでいます。

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自分の現在の実力と志望校合格までの差を知るために重要な指標となる「偏差値」ですが、偏差値が足りているから安心できるわけではないということがわかります。

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まとめ

医学部偏差値ランキング

今回は医学部の偏差値をランキング形式で紹介しました。

偏差値だけでは測れないとはいえ、偏差値は正しく理解することで自分の現在の実力を的確に把握できる重要な指標です。

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