大学受験の中でも一番難しいとされる「医学部」は、偏差値も他学部と比べるとかなり高いのが特徴です。
「実際に他学部と比べるとどのくらい違うのか」「今の偏差値だとどんな大学の医学部を狙えるのか」と気になる受験生に向けて、今回の記事では医学部偏差値ランキングを紹介します。
医学部を目指すにあたって、国公立大学と私立大学それぞれの偏差値と偏差値の落とし穴について知っておきましょう。
目次
医学部偏差値ランキング【国公立大学】

まずは、国公立大学から2026年入試(前期日程)における医学部医学科の偏差値予想について見てみましょう。
| 順位 | 大学名 | 偏差値 |
| 1位 | 東京大学(理科三類) | 72.5 |
| 1位 | 京都大学(医) | 72.5 |
| 3位 | 東京科学大学(医) | 70.0 |
| 3位 | 大阪大学(医) | 70.0 |
| 3位 | 奈良県立医科大学(医) | 70.0 |
| 6位 | 東北大学(医) | 67.5 |
| 6位 | 千葉大学(医−医〈一般枠〉) | 67.5 |
| 6位 | 横浜市立大学(医−医〈一般枠〉) | 67.5 |
| 6位 | 名古屋大学(医−医〈一般枠〉) | 67.5 |
| 6位 | 大阪公立大学(医) | 67.5 |
| 6位 | 神戸大学(医) | 67.5 |
| 6位 | 九州大学(医) | 67.5 |
| 6位 | 山梨大学(医)※ | 67.5 |
| 14位 | 北海道大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 筑波大学(医−医〈一般枠〉) | 65.0 |
| 14位 | 新潟大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 金沢大学(医薬保健−医) | 65.0 |
| 14位 | 信州大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 岐阜大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 浜松医科大学(医−医〈一般枠〉) | 65.0 |
| 14位 | 三重大学(医−医〈一般枠〉) | 65.0 |
| 14位 | 滋賀医科大学(医−医〈一般枠〉) | 65.0 |
| 14位 | 京都府立医科大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 名古屋市立大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 岡山大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 広島大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 愛媛大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 長崎大学(医) | 65.0 |
| 14位 | 熊本大学(医) | 65.0 |
| 31位 | 旭川医科大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 弘前大学(医−医〈一般枠〉) | 62.5 |
| 31位 | 秋田大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 山形大学(医−医〈一般枠〉) | 62.5 |
| 31位 | 群馬大学(医−医〈一般枠〉) | 62.5 |
| 31位 | 富山大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 福井大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 鳥取大学(医−医〈一般枠〉) | 62.5 |
| 31位 | 徳島大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 香川大学(医−医〈一般枠〉) | 62.5 |
| 31位 | 高知大学(医−医〈一般枠〉) | 62.5 |
| 31位 | 佐賀大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 大分大学(医−医〈一般枠〉) | 62.5 |
| 31位 | 宮崎大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 鹿児島大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 琉球大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 札幌医科大学(医−医〈一般枠〉) | 62.5 |
| 31位 | 福島県立医科大学(医−医〈一般枠〉) | 62.5 |
| 31位 | 島根大学(医) | 62.5 |
| 31位 | 山口大学(医) | 62.5 |
※山梨大学は後期日程の値です。
※出典:河合塾Kei‑Net
医学部偏差値ランキング【私立大学】

続いて、2026年入試(一般入試)における私立大学医学部の偏差値予想も見てみましょう。
| 順位 | 大学名 | 偏差値 |
| 1位 | 慶應義塾大学(医) | 72.5 |
| 2位 | 順天堂大学(医−医A方式) | 70.0 |
| 2位 | 東京慈恵会医科大学(医) | 70.0 |
| 2位 | 日本医科大学(医−医〈前期〉) | 70.0 |
| 2位 | 関西医科大学(医) | 70.0 |
| 6位 | 国際医療福祉大学(医〔千葉〕−医) | 67.5 |
| 6位 | 自治医科大学(医) | 67.5 |
| 6位 | 昭和大学(医−医Ⅰ期) | 67.5 |
| 6位 | 東京医科大学(医) | 67.5 |
| 6位 | 東邦大学(医) | 67.5 |
| 6位 | 大阪医科薬科大学(医) | 67.5 |
| 6位 | 藤田医科大学(医) | 67.5 |
| 6位 | 産業医科大学(医−医B) | 67.5 |
| 6位 | 東北医科薬科大学(医−医) | 67.5 |
| 15位 | 愛知医科大学(医) | 65.0 |
| 15位 | 杏林大学(医) | 65.0 |
| 15位 | 帝京大学(医) | 65.0 |
| 15位 | 東海大学(医) | 65.0 |
| 15位 | 日本大学(医) | 65.0 |
| 15位 | 近畿大学(医) | 65.0 |
| 15位 | 兵庫医科大学(医) | 65.0 |
| 15位 | 福岡大学(医) | 65.0 |
| 23位 | 岩手医科大学(医) | 62.5 |
| 23位 | 獨協医科大学(医) | 62.5 |
| 23位 | 久留米大学(医) | 62.5 |
| 23位 | 埼玉医科大学(医) | 62.5 |
| 23位 | 北里大学(医) | 62.5 |
| 28位 | 川崎医科大学(医) | 60.0 |
| 28位 | 聖マリアンナ医科大学(医) | 60.0 |
| 28位 | 東京女子医科大学(医) | 60.0 |
※出典:河合塾Kei‑Net
医学部の偏差値の差は「しか」ではない?
医学部の偏差値ランキングを見ると、最上位と最下位の差が「10程度しか違わない」と感じがちです。
しかし、そのような解釈は偏差値の本質を見誤っています。
偏差値を正しく解釈するために、まず「偏差値」の定義を確認しましょう。
偏差値を簡単にいうと、「どのテストでも受験生全体で同じ位置になるように調整した値」です。
テストごとに難易度が異なっていても、偏差値なら受験生集団における自分の位置を相対的に把握できます。
多くの受験生は「偏差値50=受験生の平均くらい」という点は理解していますが、偏差値60や70はどの程度の位置なのでしょうか。
実は偏差値の分布では、50を中心に±10(40〜60)の範囲に全体の約68%、±20(30〜70)の範囲に約95%の受験生が存在します。
これは偏差値60がおよそ上位16%、偏差値70なら上位2〜3%程度に位置することを示します。
つまり大まかにいうと、受験生が1,000人いた場合、偏差値60は上位160位前後、偏差値70では上位20位以内に入る学力ということです。
このことから、上位層における偏差値10の差がどれだけ大きな隔たりであるか、想像できるのではないでしょうか。
偏差値が「10しか違わない」ように見えても、その背後には大きな学力差が潜んでいるのです。
偏差値のランキングが低い医学部=入りやすい大学ではない

ここまで国公立と私立の医学部偏差値を見てきましたが、偏差値だけで医学部合格の難易度を判断するのは危険です。
合否は偏差値だけでなく、さまざまな要素が影響します。
偏差値が高いからといって医学部受験を諦めたり、志望校の偏差値を上回っているからといって必ず合格できるとは限らないことを知っておきましょう。
医学部の合格率は偏差値だけではなく倍率にも左右される
例えば同じ偏差値70.0の医学部でも、募集定員や志願者数の違いによって合格の難易度は変わります。
実際に2025年度入試(一般前期)では、日本医科大学医学部の実質倍率がおよそ10.7倍だったのに対し、順天堂大学医学部(一般A方式)は約12.1倍となっています。
定員が決まっている以上、合格率は志願者数(倍率)によって大きく左右されることになります。
偏差値だけでなく志願者動向や倍率にも目を向ける必要があるでしょう。
偏差値は同じでも出題傾向の違いにより合格難易度も変わる
医学部入試では、たとえ偏差値が同じでも大学ごとの出題傾向の違いにより人によって難易度が大きく変わる可能性があります。
大学間や年度によって問題の傾向は異なります。
数点差で合否が決まることもある医学部入試では、自分の得意・不得意と問題の相性が合否に大きな影響を与えるためです。
特定の分野や問題形式が苦手な場合、偏差値が同じでもその人にとって実質的な難易度が大きく上がることがあります。
したがって、偏差値が同じならどの大学でも受かるというものではなく、大学ごとの出題傾向に合わせた対策が必要です。
同じ偏差値でも国公立大学と私立大学では医学部の合格難易度が異なる
偏差値が同じ医学部でも、国公立大学と私立大学とでは受験の難易度や負担が異なります。
私立大学は基本的に大学ごとの個別試験対策で済みますが、国公立大学の場合は共通テストに加えて大学ごとの二次試験対策が必要となり、勉強すべき科目数・範囲が大幅に増えるからです。
また、科目数以外にも受験校の併願数という点で大きな違いがあります。
私立大学は複数校を併願できますが、国公立大学の一般選抜は前期と後期にそれぞれ1校ずつ出願でき、合計最大2校まで受験可能です。
そのため実質的に併願の幅が限られており、本番のコンディションや問題の相性次第で結果が大きく左右されます。
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ここではその特徴を3つご紹介します。
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この圧倒的な指導が、多くの医学部合格者を輩出してきた理由です。
まとめ

今回の記事では、2026年入試に向けた国公立大学・私立大学の医学部偏差値ランキングを紹介し、偏差値の差が示す意味や、偏差値以外の要素が合否に与える影響を解説しました。
偏差値10の差が実際には大きな学力差を意味することや、倍率や出題傾向の違いによって難易度が変わることを理解することは、戦略的な受験準備に直結します。
つまり医学部合格には、単純に偏差値を追いかけるだけでなく、多角的に自分の状況を把握し、最適な学習計画を立てることが欠かせません。
しかし、情報量が膨大で判断に迷う受験生にとって、一人で最適な戦略を描くのは難しいものです。
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