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医学部受験コラム

【2025年】西日本の医学部序列!偏差値・学費で全34校を徹底比較

【2025年】西日本の医学部序列!偏差値・学費で全34校を徹底比較

医学部における「序列」とは、一般的に入試の難易度(偏差値)や学費などを総合的に比較したときの位置づけを指します。

この記事では、西日本(近畿・中国・四国・九州・沖縄)の医学部34校について、2025年度入試基準の偏差値と学費で比較します。

国公立大学医学部と私立大学医学部をエリア別に一覧化し、偏差値帯の目安と学費水準を整理します。

関西エリアの医学部序列(国公立大学・私立大学まとめ)

関西(近畿)の該当校は国公立大学9校+私立大学4校(計13校)です。

偏差値上位は京大(72.5)・阪大(70.0)・奈良県立医(70.0)で、神戸・京府医・大阪公立(各67.5)が続きます。

学費は国立が標準額、公立は府県内外で入学金が異なる場合があり、私立は大学ごとの差が大きい点に注意が必要です。

大学名(所在地)種別偏差値学費概要
京都大学(京都)国立72.5国立標準(入学金282,000円・授業料535,800円/年)
大阪大学(大阪)国立70.0国立標準
神戸大学(兵庫)国立67.5国立標準
京都府立医科大学(京都)公立67.5入学金:府内 282,000円/府外 493,000円、授業料535,800円/年
大阪公立大学(大阪)公立67.5入学金:府内 282,000円/府外 382,000円、授業料535,800円/年
滋賀医科大学(滋賀)国立65.0国立標準
奈良県立医科大学(奈良)公立70.0入学金:県内 282,000円/県外 802,000円、授業料535,800円/年
和歌山県立医科大学(和歌山)公立62.5入学金:県内 282,000円/県外 752,000円、授業料535,800円/年
三重大学(三重)国立65.0国立標準
関西医科大学(大阪)私立70.0初年度 2,900,000円、6年総額21,000,000円(2025年5月1日現在)
大阪医科薬科大学(大阪)私立67.5初年度 5,985,000円、6年総額28,410,000円
近畿大学(大阪)私立65.0初年度 6,804,500円、2年次以降5,804,500円(2025年度)
兵庫医科大学(兵庫)私立62.5初年度 8,500,000円、以後5,700,000円/年(委託徴収金別途)

出典:河合塾(国公立2025・医系PDF)

中国・四国エリアの医学部序列(国公立大学+私立大学)

志望校選びのポイント

中国・四国は国公立大学9校+私立大学1校です。

難易度は岡山・広島(~67.5、~65.0)が上位、その他は65.0~62.5帯が中心です

私立大学の川崎医科大学は偏差値帯は60.0ながら学費は国内最高水準です(初年度10,500,000円、6年総額45,500,000円)。

大学種別偏差値学費概要
岡山大学国立67.5国立標準
広島大学国立65.0国立標準
山口大学国立65.0国立標準
鳥取大学国立62.5国立標準
島根大学国立65.0国立標準
徳島大学国立62.5国立標準
香川大学国立62.5国立標準
愛媛大学国立65.0国立標準
高知大学国立62.5国立標準
川崎医科大学私立60.0初年度10,500,000円、次年度以降7,000,000円、6年総額45,500,000円(2025)

出典:河合塾(国公立2025・医系PDF)

九州・沖縄エリアの医学部序列(国公立大学+私立大学)

九州・沖縄は国公立大学8校+私立大学3校です。

九州大学(67.5)が頭一つ抜け、長崎・熊本(~65/~62.5)などが続きます。

私立は産業医科(67.5)が上位、久留米・福岡(いずれも~62.5)が中堅です。

大学種別偏差値学費概要
九州大学国立67.5国立標準
熊本大学国立62.5国立標準
長崎大学国立65.0国立標準
鹿児島大学国立62.5国立標準
佐賀大学国立62.5国立標準
大分大学国立62.5国立標準
宮崎大学国立62.5国立標準
琉球大学国立62.5国立標準
産業医科大学私立67.5初年度5,915,000円、6年総額30,490,000円(修学資金貸与制度あり)
久留米大学私立62.5初年度9,313,000円、6年総額36,378,000円(医学科)
福岡大学私立62.5初年度8,626,710円(大学公式 会計課PDF・2025)

出典:河合塾(国公立2025・医系PDF)

偏差値・学費で比較する西日本医学部(2025年基準)

志望校選びのポイント

下表は西日本全34校(国公立大学26+私立大学8)の偏差値帯と学費の比較です。

国立大学は標準額、公立大学は府県内外で入学金が異なる場合があります。

私立大学は大学公式の2025年度額を明記しています。

大学種別偏差値学費
京都国立72.5国立標準(入学金282,000円+授業料535,800円/年)
大阪国立70.0国立標準
奈良県立医公立70.0県内282,000円/県外802,000円+授業料535,800円/年
神戸・京府医・大阪公立国/公67.5京府医:府内/府外で入学金差、阪公大:府内/府外で差、いずれも授業料は535,800円/年
岡山国立67.5国立標準
広島・滋賀医・島根・愛媛・山口・三重国立65.0国立標準
徳島・香川・高知・鳥取・熊本・佐賀・大分・宮崎・鹿児島・琉球国立62.5国立標準
関西医科私立70.0初年度2,900,000円(6年総額21,000,000円)
大阪医科薬科・産業医科私立67.5OMPU:初年度5,985,000円/産医大:初年度5,915,000円
近畿私立65.0初年度6,804,500円(2025)
久留米・福岡・兵庫医科私立62.5久留米:初年度9,313,000円/福岡:8,626,710円/兵庫医科:8,500,000円
川崎医科私立60.0初年度10,500,000円(6年総額45,500,000円)

出典:河合塾

出典:文部科学省(国立標準額)

志望校選びのポイント

志望校選びのポイント

続いて、志望校選びのポイントとして、注意点や選択基準について解説します。

序列の活かし方と注意点

偏差値序列はあくまで目安なので、意識しすぎないよう注意が必要です。

大学ごとに入試科目・配点、小論文・面接、地域枠などが異なり、同一偏差値でも求められる力は変わります。

安全校・相応校・挑戦校を設定し、直近の入試要項で必ず最新条件を確認してください。

地域医療・進路を踏まえた選択基準

地方国公立大学は地域枠や関連病院の多さが強みです

地元就職や地域医療志向がある場合、多少序列が下でも地元の大学医学部を選ぶ合理性があります。

逆に都市部の大学は関連病院の選択肢の広さが魅力です

公式の入試情報や附属病院・連携病院情報をチェックしましょう。

学費・家庭事情を考慮した現実的判断

国立大学の標準額(入学金282,000円・授業料535,800円/年)は私立大学に比べ大幅に安価です。

一方、私立大学は2,000万~4,500万円規模まで差が開きます。

私立大学志望の場合は大学公式の奨学金や、産業医科大学のような修学資金制度の有無・条件を確認し、返還条件も含めて検討してください。

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西日本の医学部は大学ごとに入試難易度や学費が大きく異なります。

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まとめ

志望校選びのポイント

この記事では、西日本にある医学部34校の序列や偏差値、学費を比較し、国公立大学と私立大学での違いや地域ごとの特徴を整理しました。

偏差値の高さや学費の差は志望校選びに大きな影響を与えますが、それだけではなく地域性や卒業後の進路といった視点も重要です。

しかし、情報を集めても「自分にとって最適な大学はどこか」「今からどう勉強を進めるべきか」といった不安は残りやすいものです。

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