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医学部受験コラム

「医学部に入るには」基本事項まとめ!医学部に入るために必要な生活&学習を徹底解説!

「医学部に入るには」基本事項まとめ!医学部に入るために必要な生活&学習を徹底解説!

高校1年生・2年生を中心に、しばしば「医学部に入るにはどうしたらいいですか?」という質問をお受けします。

医学部を目標に頑張りたいけれども、どれくらいの勉強が必要なのか、または、合格にあたってはどのような努力が求められるのか、といった部分は中々想像がしづらいかと思います。

そこで今回の記事では、「医学部に入るにはどうしたらいいか」といった漠然とした疑問を、具体的な学習イメージに変えるべく、学年別のやるべき学習と生活の注意点を解説します。

医学部を目指すすべての受験生に役立つ内容となっていますので、ぜひご一読ください。

医学部を目指すために必要な心構え


医学部合格には、多くの学習時間と、多くの我慢が必要です。

日本における最高峰の難関試験合格に向けて、妥協なく努力することが求められます。

「人の命を救う仕事」である医師には、知識や技術だけでなく、強い意志や自制心、心構えが求められます。

その力の一端として、まずは医学部受験という関門が設置されている、と考えましょう。

学年別・医学部に入るための学習&生活

「医学部に入るためには、たくさんの勉強時間が必要だ」というイメージがある一方で、「いつ」「なにを」「どれぐらい」取り組んだらいいのか、といった部分は想像がつかない、という方も少なくないかと思います。

そこで以下では、学年別に、医学部を目指すにあたって行うべき学習の概観と、生活面で気を付けるべき行動について解説します。

【高1】基礎&先取り+受験の体力作り+入試の基本情報の収集

高1は医学部受験に向けた基礎学習と、入試範囲の先取りをできるかぎり行う時期です。

まずは、長期的な学習が求められる科目(数学、英語、国語)の反復学習を行い、基礎となる知識を確実なものとするべく、じっくりと学びましょう。この3教科の基礎をしっかり固めることは、後の他教科の学習の土台となります。

また、医学部入試に必要な主要な科目や出題範囲についての情報収集も始めましょう。

入試制度や必要な科目、試験内容などを把握することで、将来の学習計画を立てる参考になります。

また、受験には「勉強の体力」が求められます。

「勉強の体力」とは、長時間の勉強に耐えられる力を指します。例えば、いままでに長時間の勉強をしたことがなかった人が、いきなり8時間の勉強をすることはできません。

それまでに、3時間→4時間→5時間と、“長時間勉強した経験”を積むことで、さらに長く集中を保った学習が可能となります。

高1のうちは、この長時間勉強に耐える「勉強の体力」の素地作りとして、学習習慣をつけることが重要です。

さらに、長時間の勉強に耐えるためには、「肉体的な体力」も求められます。

運動や適度なリフレッシュを大切にし、バランスの取れた生活を送ることを忘れないでください。

【学習時間の目安】平日3時間/休日4~5時間

【高2】出題範囲の学習完了&主要科目の強化+長時間勉強への慣れ

高2では、入試に出題される全範囲の学習をなるべく進めることが重要です。

高3は、入試に向けて各単元のレベルアップや、過去問レベルの演習を繰り返す必要があるため、そのスタートを円滑なものにするためにも、高2の段階で出題される全範囲を一通り学習しておく必要があります。

各科目の出題範囲を把握し、学校の授業で学びきらない部分を洗い出し、科目ごとに計画的に学習を進めましょう。

また、医学部入試において重要な数学と英語は、毎日必ず触れておきましょう。

モチベーション維持・自己肯定力アップにもつながるため、この時期に何か1教科得意科目が作れることが理想です。

さらに、高1よりもより長時間の勉強に取り組み、勉強の体力づくりを継続しましょう。

また、効果的な学習方法やTo doの管理、メモの取り方、時間管理など、自分が学習に集中するための工夫も学ぶと良いでしょう。

【学習時間の目安】平日3時間/休日5~6時間

【高3】過去問レベルの演習+心身に負荷をかけすぎない

高3からは、入試過去問レベルの演習を反復して行い、弱点の克服と差がつく問題を解ける力の醸成が重要となります。

なるべく早い段階で、一度志望校の過去問を解いてみることをおすすめします。過去問を解くことで、実際の出題傾向や問題の難易度を肌で感じることができるからです。

医学部受験に対応した問題集に積極的に取り組み、解けなかった問題の解法をしっかりと理解し、繰り返し練習することで弱点を克服していきましょう。

苦手科目については、過去問演習だけに専念するのではなく、思い切って基礎の内容を徹底復習することも重要です。

このころから、心身の負荷に注意が必要です。

特に入試が近づくにつれ、不安感や焦燥感から無理に勉強を続けてしまい、体や心に過度のストレスを受けてしまう人が少なくありません。

十分な睡眠時間を確保し、食事や運動もバランス良く行いましょう。

また、時には息抜きや趣味に時間を充て、リフレッシュすることが大切です。定期的に休息をとり、心身の健康を維持しながら効率的な学習を心掛けましょう。

【学習時間の目安】平日5時間/休日8~12時間

【既卒】弱点教科&配点比重の高い科目の強化+メリハリをつけた生活

既卒生は、まず現役時の入試結果から、自分自身の弱点教科を分析しましょう。

そのうえで、志望校合格に必要な力を具体的に洗い出し、合格するために欠けていた部分へのアプローチを学習計画として立案しましょう。

このとき、志望校において配点比重の高い教科はより優先的な学習ができるよう、計画を整えることをおすすめします。

また、既卒生は現役生に比べ、「自分には時間に余裕がある」と感じてしまう傾向にあるため、あらかじめ学習計画をきちんと立てておくことが必要です。

限られた時間内で集中的に、かつ効率的に学習するために、「どの科目を」「いつまでに」「どのレベルに」「どう仕上げるか」を考え、逆算的にTo doを整理し、日々の学習計画として落とし込むことが重要です。

また、メリハリのある生活を送ることも大切です。

普段は全力で受験勉強に集中し、休むと決めた日には徹底的にリフレッシュする時間を設けることをおすすめします。

中途半端な休息は、かえってフラストレーションを生んでしまうため、学習と休息にメリハリをつけることで、モチベーションを保つことができます。

例えば、趣味やスポーツ、友人との交流など、自分がリラックスできる活動を取り入れましょう。

また、健康な食事や十分な睡眠を心掛けることも忘れずに行いましょう。体と心のバランスを整えることで、学習効果を高めることができます。

【学習時間の目安】平日5時間(予備校など含まず)/休日8~12時間

既卒生が陥りやすい! NG行動3選

既卒生は、現役生と比較して以下の3つのNG行動をしてしまう傾向にあります。
既卒生ならではの注意点として、以下で解説します。

● 不規則な生活リズム
● 復習を大切にしすぎる
● 入試情報をないがしろにする

まず、「学校生活」という、これまでの人生の大きな生活の軸がなくなることで、生活リズムが不規則になりがちです。

自由な時間が増えたことで、深夜から早朝にかけての時間を学習時間に充ててしまい、日中に睡眠が必要になってしまうなど、生活の軸となる時間がぶれてしまわないように注意しましょう。

また、間違えることをおそれ、新しい問題に挑戦せず、復習ばかりを大切にしてしまう傾向に陥りやすい点も注意が必要です。

入試に向けては、「できない問題をできるようにする」ことが大切です。

そのためには、既卒生であってもどんどんと新しい問題に取り組み、積極的に間違え、その問題を理解する学習を心がけましょう。

一度受験をしたという経験から、入試情報をないがしろにしてしまう方も少なくありません。

現在は新課程入試への移行期間であることから、入試情報や入試の出題内容は日々変容しています。

そのため、既卒生であっても、最新の入試情報や入試分析を行うことが必須となっています。

志望校選定も大きなポイントに


医学部入試においては、志望校の選定も大きなポイントになります。

各大学において、入学試験の配点や出題内容が異なるため、「どうしても医学部に入学したい」という場合には、自分の得意・不得意と全国の各大学医学部の出題傾向を踏まえたうえで、志望校を選定する必要があります。

その際、受験生や保護者の方など、個人がリサーチを行うには限界があるため、医学部受験のプロフェッショナルであるアドバイザーなど、知識のある専門家に相談することをおすすめします。

医学部受験は、一種の情報戦のため、自分の意思と専門家の情報をすりあわせたうえで、挑戦する大学を決めることをおすすめします。

本気で医学部合格を目指すなら!医学部専門予備校・京都医塾

ここまで、医学部を目指すための基礎知識について詳しく解説してきました。

学習内容や学習計画から志望校選びまで、医学部受験にはさまざまな情報収集とその分析が必要不可欠です。

「勉強をしながら、医学部受験の最新情報を得るのは難しそう…」
「自分は学習面に集中しつつ、情報の部分はサポートを受けられる環境が欲しい…」

こういったご感想を持たれた方も多いかと思います。

そこでご紹介したいのが、京都にある医学部専門予備校「京都医塾」です。

以下では、医学部志望者を徹底サポートする、「京都医塾」の魅力をご紹介します。

医学部に合格するための1年間の個別プランニング

「医学部に合格する」というゴールは共通していても、そこに至るまでの過程や課題は生徒一人ひとりによって大きく異なります。

そのため、苦手科目や得意科目はもちろん、学習方法の合う/合わない、生活リズムや趣向、集中力の持続時間など、それぞれの個性に合わせた学習プランを立てることで、ゴールまでの道のりをできる限り短くすることが、京都医塾の役目だと考えています。

京都医塾では、入塾時の面談や学力診断テストや模試結果を徹底的に分析することで、医学部に合格するための1年間のプランを作成します。

京都医塾では、医学部合格のプロフェッショナルである講師陣が、妥協なく個別プランを練り上げ、実行することで、多くの医学部合格者を輩出してきました。

現状の学力がどうであれ、合格できるまでの学力への引き上げを可能にする学習計画を立てられる力、そしてそれを管理・実行させる力が、京都医塾の特徴の1つです。

週次・年5回の実力テストや授業で学力を徹底把握&プランの見直しを実行

先述の学習プランは、入塾時の学習状況や面談内容で決定をしますが、常に見直しとブラッシュアップを行っています。

京都医塾では、週次テストを実施することで、その週の学習内容をどこまで理解しているか、中期的な「学習到達度」を細やかに把握しています。

また、年5回の実力テストや外部模試で、長期的な学力到達度を図り、1回1回の授業では授業内の理解度を詳細に把握しています。

これらの短期・中期・長期的な学習到達度を分析することで、当初の計画である個別プランニングの見直しを行っています。

例えば、予定していた学習到達度に満たない場合、補習や自習内容の指導を行ったり、授業形態を見直したりといった、フォローを行います。

反対に、学習到達度が予定よりも高い場合には、志望校に余裕をもって合格できるようにプランを再設定します。

志望校選びもお任せ! 週1回の1:1カウンセリング

京都医塾では、週に一度、担任と生徒との1:1のカウンセリングを行います。

日頃の学習の悩みの相談はもちろん、メンタルに関する不安や生活面での課題など、さまざまな内容を忌憚なく相談することが可能です。

このカウンセリングの時間では、志望校の相談も可能です。

「医学部に入りたいとは思っているけれど、どの大学がいいかは決まっていない」
「学力的に、合格の可能性が少しでも高い大学を志望したい」

など、学力状況の分析や、志望校に関する意見を確認したうえで、プロの目線からおすすめできる大学を提案します。

京都医塾は、学力アップに注力しつつ、志望校選びや入試情報の相談を細かく行いたい、と考える方におすすめの環境となっています。

まとめ


医学部に入るためには、様々な努力が必要です。

一方で、学年や学力だけにとどまらず、それぞれのバックグラウンドや得意/不得意といったパーソナルな部分によって、求められる努力の内容が異なります。

自分自身を客観的に分析したうえで、必要な準備をしっかり行い、「医学部合格」という結果をつかみ取りましょう。

また、この記事を読んで、「京都医塾で医学部合格を目指したい」と思われた方もいらっしゃるかと思います。

京都医塾では、医学部を目指す方一人ひとりに真摯に向き合い、それぞれの状況に合わせた学習プランニングと学習指導を行いたいと考えています。

そのため、入塾をご検討されている方とじっくりお話させていただくために、『一泊二日医学部合格診断』へのご参加をおすすめしております。

『一泊二日医学部合格診断』では、面談や学力テストを通して現状を把握させていただいたうえで、京都医塾として医学部合格までにどのようなサポートを行わせていただけるか、をご説明させていただきます。

授業の体験などもございますので、京都医塾をよく知っていただいたうえで、「ここなら頑張れる」と思っていただきましたら、入塾をご検討いただければと思います。

京都までの交通費や宿泊費などは、京都医塾が負担させていただきますので、遠方にお住まいの方もどうぞお気軽にご検討ください。