合格者インタビュー

野崎 颯平
野崎 颯平
2020年度
岩手医科大学 医学部医学科
野崎 颯平
佐野日本大学中等教育学校

「素直さ」と「考える力」

浪人4年目となった今年、逃げ場はない、やるしかないという強い覚悟で臨みました。医学部合格というゴールを目指してがむしゃらに突き進んできましたが、合格したという実感がわかず、いつの間にかゴールテープを切っていたという印象です。これまで医学部に入るために悩み抜いてきましたが、今はどの大学へ進学するかというぜいたくな悩みを抱えるまでになりました。 合格を勝ち取った今、気づいたことはやはり「素直さ」が大事だということです。特に多浪生は自分のやり方に固執してしまうところがあると思います。それでも何となく解けてしまいますが、結局ある程度のところまでしか伸びません。私の場合、英語は自分では中級レベルだと思い、それに応じた勉強をしてきました。しかし京都医塾ではもっと基礎の単語からやり直すことになりました。そこで変なプライドを持たず、指導を受け入れ、きちんと細かく精密に覚えなおしたことで、苦手な英語が克服されました。適切なレベル判定、それに合わせたやり方を素直に受け入れた結果だと思います。 京都医塾を選んだ理由は、「わかりやすい授業」に魅力を感じたからです。ホテル代を負担してもらえるからという理由でとりあえず受けた体験授業でしたが、とてもわかりやすい授業で、この授業が受けられるならと京都医塾に決めました。京都医塾は講師の質が高く、「わからない生徒」の「わからないところ」がわかる講師であると思います。知識の穴を見つけ、適切に補強してくれます。その結果、取れる問題の取りこぼしがなくなりました。 「考える力」も養われました。以前はやみくもに問題を解き、途中で行き詰まったり計算が合わなくなったりすることがありました。わからない問題に対してただ悩むのでなく、「考える」ということを学びました。思考の過程が整理する、ノートや類題に当たって自己解決の努力をするなど「考える」訓練を積むことができました。その結果、受験前には行き詰っても解法の筋道を戻って修正する力が身についていました。 集団授業も一方通行の聞くだけの授業でなく、積極的に参加する授業でした。気軽に質問できたり、生徒同士ディスカッションして一つの問題について様々なアプローチを考えたり、楽しい授業でした。国語の授業が3月から12月まで長期間あったことも役立ちました。医療知識を学ぶことで小論文の力がつくだけでなく、医学への興味がわき、医学部での勉強が楽しみになり、モチベーションが上がりました。面接対策も早期からやっていたので、長期的に練り上げられ、自分のものとなり当日も自信を持って話したいことをしっかり話すことができました。やはり付け焼刃の対策では内容が薄っぺらくなり、面接官にも見透かされてしまうと思います。 また京都医塾はサポートが充実していました。特に東京受験のサポートが良かったと思います。一人ではなく、先生や友人たちと行動することで精神的に安定し、話すことでストレスの発散にもなりました。 この受験で学んだことは、「努力したからといって報われるわけではないが、努力しなければ報われない」ということです。「努力したのに報われない」と思っている人は努力していないと思います。安心することなく、常に不安を抱え、それを乗り越える努力を続けることが大事だと思います。今年、合格することができましたがまだ医学への門がやっと開いたところです。「医療アクセスが困難な人のために医療を行う」という目標に向けてさらに努力し続けたいと思います。