医学部受験合格体験記

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奈倉 道康
奈倉 道康
2026年度
兵庫医科大学 医学部医学科
奈倉 道康
洛星高校

“学習の姿勢”を変えて掴んだ合格

私は高校2年生まで部活動に専念しており、自学習の習慣がありませんでした。そこで、高校3年生の4月に部活動の発表会が終わった直後、京都医塾の体験授業を受けました。その際に「学習に対する姿勢に不備がある」と指摘され、自学習そのものを見つめ直す大きなきっかけとなりました。 まずは自学習の時間を確保することが急務だと考え、現役生の間は放課後に個別ブースで毎日2時間、自習することから始めました。 また、各科目で個人授業を受ける中で、当初は ①理解できていること ②知っていること ③覚えていないこと の3つに知識を分類し、整理しました。そして「知っていることを自力で導出できるようになる」ことを目標に、1年間学習を続けました。 年末年始には、1年間の単語学習の成果を確認するため、英語の先生と『システム英単語』のテストを行いました。同じ単語を何度も間違えたり、似た綴りの単語を混同したりと苦戦し、再テストを繰り返しましたが、この学習が高卒生になってからの英語学習をスムーズに進める大きな要因となりました。高校2年生の冬の模試では偏差値50でしたが、高校3年生の入試直後の実力テストでは偏差値55まで向上し、自分なりに充実した高校3年生を過ごすことができました。 私にとって現役時代の受験勉強は、浪人生活をスムーズに始めるための準備期間でした。一方で、現役時代は計画的に学習を継続することに課題がありました。しかし高卒生になってからは、スケジューリングの習慣が身についたことで、科目の偏りなく自学習を進められるようになりました。 また、集団授業に参加する中で、単語力は身についていた一方で語法に抜けがあるという課題も明確になりました。授業では定期的に復習の機会があり、弱点を補強することができました。 夏以降、文法の選択問題に取り組む中で、それまで積み重ねてきた知識が定着してきたことを実感しました。同時に、まだ不十分な部分も明確になり、目標の見直しにもつながりました。長文読解についても、「知っている内容であれば解ける」という自分の強みを活かし、合格に必要な得点を取るために、Code70の著者である杉村先生から長文の読み方を徹底的に学びました。 過去問演習が始まると、慣れないうちは点数が上下することもありましたが、徐々に合格最低点を安定して取れるようになり、「今年は合格できる」という確信を持てるようになりました。 入試本番では、直前までお世話になった先生方からの激励を受け、大学ごとに決めていた順番で落ち着いて問題に取り組むことができました。二次試験においても、9月からの推薦対策で面接練習を重ねていたため、緊張はありましたが、自分の考えをしっかりと伝えることができました。 医学部受験を通して得た経験と達成感は、医学部進学後、そして医師になってからも必ず活かせると感じています。特に、スケジューリングを行いながら学習を継続する習慣は、今後も大切にしていきたいです。 医学部を目指すすべての受験生を応援しています。目標に向かって、ぜひ頑張ってください。