大学入試の直前期にインフルエンザにかかってしまったらどうすればいいのでしょうか。
インフルエンザの流行する冬の試験シーズンでは、万が一感染してしまった場合の対処法を知っておくことが重要です。
この記事では、試験1ヵ月前の準備から当日の対応まで、大学受験期にインフルエンザに罹患した場合の対処法を解説します。
目次
大学受験中のインフルエンザは確認→連絡→証明で対応する

大学受験の期間中にインフルエンザに感染してしまった場合は、落ち着いて所定の手順で対応することが大切です。
まず受験要項の確認、続いて受験校への連絡、診断書など必要書類の準備という3つのステップで乗り切りましょう。
受験要項で受験可否のルールを確認する
志望校の入試要項や受験上の注意には、インフルエンザ等に罹患した場合の受験可否や欠席時の扱いが定められており、多くの大学は治癒していない場合受験不可と規定しています。
京都産業大学では、欠席した試験の受験料返還や日程振替の救済措置を設けています。
大学入学共通テストでも、インフルエンザ等に罹患した場合は本試験を受けられず追試験の申請が必要です。
事前に各試験のルールを知っておけば、当日に迷わず対応できます。(出典:大学入試センター)
受験校へ連絡して指示を受ける
インフルエンザに感染したことが判明したら、自己判断で試験会場に向かったり欠席したりせず、すぐに各大学の指定窓口へ連絡して指示を仰ぎましょう。
受験の可否や今後の手続きについて大学から案内があるため、指示に従って対応してください。
大学によっては、試験当日の所定時間内に電話連絡が必要と決められており、連絡なく欠席した場合は救済措置が受けられないこともあります。
体調によって本人が電話できないときは、保護者など代理の方に代わりに連絡してもらいましょう。
診断書など申請に必要な証明を準備する
欠席に伴う受験料返還や追試験などを申請するには、医師の診断書など必要な証明書類を準備します。
診断書には病名(インフルエンザ)や試験日を含む加療期間の記載が求められる場合があり、大学ごとの指定様式や追加書類(申請書、共通テスト追試の許可証コピー等)が必要になることもあります。
受診時には試験日を伝え、必要事項を記載した診断書を書いてもらいましょう。
【1ヵ月前】大学受験前のインフルエンザ対策(準備)
試験の約1ヵ月前から、情報面の備えを整えておくと当日の判断がぶれにくくなります。
受験校の感染症対応、連絡先、必要書類を事前に確認し、万一の体調不良でも手続きへ素早く切り替えられる状態にします。
受験校の感染症対応ページを保存する
各大学が公表する感染症時の受験対応ページは、当日に探すと時間を失います。
出願校ごとに「受験できない条件」「欠席時の扱い」「連絡期限」などの項目が異なるため、ブックマークやPDF保存、紙の控えを用意してすぐ確認できる状態にします。
保護者とも共有し、連絡が必要な場面で代替できるようにしておくと安心です。
閲覧時は入試年度が最新かも必ず確認します。
問い合わせ先と受付時間を控える
欠席連絡や申請の窓口は、大学によって電話・メール・フォームなどが異なります。
連絡先だけでなく、受付時間や締切時刻もセットで控え、スマホのメモと紙の両方に残します。
例えば京都産業大学は、所定番号への連絡を試験当日15時まで受け付けるとしています。
体調不良時は本人が動けないこともあるため、家族が代行できるよう共有しておきます。
必要書類の種類を把握する
インフルエンザで欠席する場合、提出書類の組み合わせは大学ごとに異なります。
診断書に加え、大学所定の申請書、受験票の写し、連絡時のメール内容の指定などが求められることがあります。
京都産業大学では、診断書は「欠席した入学試験日を含む加療期間」の記載が必要で、共通テスト利用入試では追試験受験許可書の写し等も案内されています。
事前に必要物を把握し、取得先と提出期限まで確認します。
【数日前】インフルエンザ疑いの初動(受診)

試験の直前に発熱や体調不良の症状が出てしまった場合は、落ち着いた初動が重要です。
インフルエンザが疑われるときは、早めに医療機関に相談・受診して適切な治療を受けるとともに、検査結果が判明するまでは無理に勉強を続けず安静に休養しましょう。
また、発症日や症状の経過を記録しておくことで、後の手続きにも役立ちます。
医療機関へ電話して受診の段取りを決める
試験の数日前にインフルエンザのような症状(発熱や倦怠感など)を感じたら、まずは医療機関に電話で相談し、受診や検査の段取りを決めましょう。
直接病院に行って他の人に感染させるリスクを避けるためにも、事前連絡のうえで指示を仰ぐことが大切です。
インフルエンザが疑われる場合は早めに受診して治療を受けることが推奨されており、自分の体を守るとともに他の人への感染拡大防止につながります。
検査結果が出るまで安静を優先する
インフルエンザは高熱や強い倦怠感、咳など全身症状が激しく出ることがあり、勉強どころではなくなるケースもあります。
無理に失った勉強時間を取り戻そうとせず、検査結果が出るまでは安静に休養することを優先してください。
厚生労働省も「安静にして休養をとること、特に十分な睡眠が大切」と呼びかけています。
まず体調を回復させることが、合格への最短ルートになります。
体温と症状を記録し始める
インフルエンザの疑いを感じたら、体温と症状の経過をこの時点から記録し始めましょう。
何日に発症し何度の熱が出て、いつ平熱に下がったか、咳や関節痛の強さがどう変化したか等をメモしておくと、大学への説明や診断書の作成時に役立ちます。
診断書に「試験日を含む加療期間」の記載が求められる大学もあるため、自分で経過を把握しておくことが大切です。
【前日〜当日】大学受験を受けるか見送るかの判断

試験の前日から当日にかけては、実際に受験するか欠席するかの最終判断を下す局面です。
受験校の規定や自分の症状を踏まえて受験強行か見送りかを決定し、その判断に応じた対応を迅速に取りましょう。
ここでは、当日までに行うべき判断と手続きのポイントを解説します。
受験校の基準に沿って受験可否を確定する
試験を受けるか欠席するかは、各大学が示す基準に照らして決定します。
目安として、学校保健安全法ではインフルエンザの場合、発症後5日を経過しかつ解熱後2日を経過するまで出席停止と定められています。
この基準は欠席判断の目安になりますが、受験可否は大学の受験要項の規定が優先されます。
試験前日までに自身の発症からの日数や体温経過を確認し、受験校の規定を満たしていない場合は無理に受験をせず欠席を選択しましょう。
逆に基準を満たし体調も回復しているなら、マスク着用など対策をした上で受験に臨みます。
見送る場合の申請手続きへ切り替える
欠席することを決めたら、ただちに欠席対応の申請手続きへと行動を切り替えます。
試験当日の所定時間内に大学へ連絡し、指示された必要書類の準備に取りかかりましょう。
連絡期限内に申し出ないと救済措置(振替受験や受験料返還など)が受けられなくなるため、判断を下したらすぐに動くことが重要です。
診断書の取得や申請書類の記入なども期限がありますので、体調が許す範囲で迅速に対応してください。
医学部志望は連日受験を想定して回復後の日程と学習を組み直す
医学部を志望する受験生は、多くの場合複数の大学を受験するため、試験日程が連日に及ぶこともあります。
インフルエンザから回復した後は、残っている受験日程を洗い出し、学習計画を立て直しましょう。
具体的には、今後受験できる大学の試験日と科目を再確認し、限られた時間で優先すべき科目や分野に絞って勉強を再開します。
大学入試の日程は例年2月上旬から3月下旬にかけて集中しているため、回復後に受験可能な試験がまだ残っているケースも少なくありません。
焦りもあるかもしれませんが、体調が回復した分、計画的に学習をリスタートしていきましょう。
本気で医学部合格を目指すなら医学部専門予備校 京都医塾
医学部受験の時期は、万一の体調不良や予定変更が起きやすいため、学習だけでなく受験全体を見通した準備が欠かせません。
医学部専門予備校 京都医塾では、学習環境と受験サポートを整え、直前期でも落ち着いて判断できる体制を構築しています。
受験生活全体の安心感を高めながら、最後まで実力を発揮できる準備を支えています。
試験当日は会場まで引率する万全のサポート
私立大学医学部入試では、試験会場が遠方になることも多く、移動や当日の段取りが受験生の負担になりやすいです。
医学部専門予備校 京都医塾では、入試会場特別サポートとして、必要に応じて講師が受験地まで行き、試験当日の会場案内や直前の学習確認を行っています。
移動や会場入りの不安を抑え、試験開始まで学習面に集中しやすい状態を整えることが可能です。
入試後も内容を振り返り、次の試験につなげるサポートを行っています。
専用の学寮が完備しているため生活面も安心
受験期は学習量が増える一方で、生活リズムの乱れが体調不良につながりやすい時期です。
医学部専門予備校 京都医塾では、遠方から通う生徒に向けて校舎近隣に専用の学寮を用意しています。
家具や家電が整った住環境に加え、日常を見守る仕組みがあるため、生活面の不安を抱え込みにくいです。
移動時間を抑えて学習時間を確保し、落ち着いた環境で勉強に集中できる状態を整えています。
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受験や学習に不安があるときほど、現状を客観的に整理することが重要です。
医学部専門予備校 京都医塾では、1泊2日医学部合格診断ツアーを実施しています。
個別の学習カウンセリングや学力診断テスト、1対1の個人授業体験を通して、現在の学力や課題を多面的に確認できます。
校舎や学寮の見学も含めて学習環境を実際に確かめられるため、受験生活から志望校合格までの具体的なイメージを持つことが可能です。
まとめ

大学受験期にインフルエンザが疑われたら、受験要項の確認、受験校への連絡、診断書などの証明準備の順で動くことが重要です。
発症日や解熱の推移を把握し、当日の受験可否を早めに決めることで、手続きの遅れや判断の迷いを減らせます。
直前期ほど、体調と時間の制約が大きくなるため、できることを整理して優先順位を付ける視点が欠かせません。
ただ、実際には「欠席した場合にどの試験を残すか」「回復後にどこから学習を再開するか」「移動や生活の負担をどう減らすか」まで考える必要があり、本人だけで全体像を整理するのは簡単ではありません。
そんな不安を少しでも減らすためにも、医学部専門予備校の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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