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【東北地方の医学部】国公立・私立大学ごとに各大学の特徴について紹介!

【東北地方の医学部】国公立・私立大学ごとに各大学の特徴について紹介!

受験生の方の中には、東北地方に所在する医学部への進学を希望している人も、多いかと思います。

ただし、ひと口に東北地方の医学部と言っても数多く設置されていることから、どこを志望先としたらベストなのか、迷っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、東北地方の医学部へ進学したいと検討中の人に向けて、基本情報などをまとめてお届けします。

東北地方の医学部の特徴

医学部には地域性により様々な特徴が見られますが、それは東北地方の医学部についても同じことが言えます。

ここでは、そんな東北地方の医学部が持つ特徴の中から2点取り上げて紹介していきましょう。

災害医療・被災地医療などのカリキュラムが充実

2011年3月11日、東北地方を中心に凄まじい激震が走りました。

みなさんもご存知の、「東日本大震災」です。

この震災により、東北の沿岸各地は大きな津波に襲われ、大変な数の命が奪われてしまいました。

そのため、東北地方の医学部では、災害医療や被災地医療への指導を徹底しているところが多く見られます。

たとえば、福島県立医科大学では、災害時における情報伝達方法などを学ぶ「クライシスコミュニケーション」や、復興中の情報交換と対話を学習する「リスクコミュニケーション」などのカリキュラムを設けています。

さらに、福島第一原発の事故をきっかけに、放射線災害に対する学習プログラムも導入されました。

このように東北地方の医学部では、それぞれが注力すべき課題を見つけて災害医療、被災地医療に日夜向き合っています。

ちなみに、被災地医療と関連して、東北地方には2016年に、東北医科薬科大学医学部が創設されました。

復興庁や文部科学省、厚生労働省などが連携して設けた医学部で、今後の東北医療のさらなる充実が期待されています。

地域医療の拡充にも注力している

都市部と地方での医療格差は、日本の高齢化が進むにつれて顕著になるばかりです。

そのため、全国の医学部では、地域で活躍してくれる医師の確保に積極的な姿勢を見せています。

もちろん、東北地方における医学部も、その例外ではありません。

上述した、災害医療・被災地医療とともに、地域住民の医療を支えてくれる人材の確保に非常に前向きに取り組んでいます。

そのため、地域医療に触れながら医学生として成長したいと思う人には、最適な環境が整えられています。

東北地方に所在する国公立大学医学部

続いて、東北地方に所在する国公立大学医学部を紹介していきましょう。

弘前大学医学部

最初に紹介するのは、弘前大学医学部です。

同医学部は、それまで存在していた青森医学専門学校と、弘前医科大学が統合されて、1949年に設置されました。

主に戦後復興の医療充実を担い、傷病兵や戦争で被害を受けた人々を救ってきたという歴史があります。

そんな弘前大学医学部では、2年次から始まる早期医療教育や、同県三沢市にあるアメリカ軍基地での研修などがカリキュラムに盛り込まれています。

米軍キャンプでの研修が受けられる医学部はとても珍しいとあって、受験生からの注目度が高いことで有名です。

東北大学医学部

東北地方を代表する医学部として真っ先に名前があげられるのが、東北大学医学部ではないでしょうか。

同医学部では「研究第一」、「実学尊重」の理念のもと、東北の将来を担う医師の育成に尽力しています。

関連病院の豊富さが大きな強みで、東北地方全域の医療機関において地域医療や災害医療、被災地医療などを満遍なく学ぶことができます。

また、2020年度には海外渡航と入れ替わるかたちで、世界60か国以上の学生や教員と触れ合えるプログラムも実施されました。

また、研究医を育てるプログラムも充実しており、東北大学医学部では、入学後すぐに研究室の訪問機会が与えられ、興味のある研究テーマに触れられます。

臨床医としてはもちろん、研究医としても大成したい方は、東北大学医学部を目指してみてはいかがでしょうか。

秋田大学医学部

秋田大学医学部は、日本が高度経済成長を遂げている真っ最中の、1970年に創設されました。

同医学部では臨床実習や研究教育に力を入れて取り組んでいて、3年次から始まる研究配属や4年次から開始される臨床実習など、色々な学習機会を設けて学生を育てています。

また、秋田大学医学部では、全国最大規模のシミュレーション教育センターを設置していることでも有名です。

医療現場で必要な技術をシミュレートして学べることから、事前学習や復習に役立つと学生からも人気があります。

山形大学医学部

山形大学医学部も秋田大学医学部と同じく、1970年代に設置された医学部の一つです。

こちらの医学部では、地域医療を学ぶカリキュラム以外にも、実際に救急車に乗り込んで学習する、「医療体験学習」といった特徴的なカリキュラムで指導を行っています。

また、同医学部の関連病院ではがん治療にも積極的で、「山形モデル」とも称される重粒子を応用した、最先端の治療センターも設置しています。

福島県立医科大学医学部

福島県立医科大学医学部は、前身となる、福島県立女子医学専門学校を基盤に1947年に開学されました。

同医学部の主な取り組みは上で述べたとおりですが、それ以外にも、基礎と応用を反復学習する「らせん型カリキュラム」を用いて指導をしています。

このカリキュラムは、福島県立医科大学医学部オリジナルのものですが、基礎と応用をくり返し学ぶことで、新たな課題を見つけたり、課題を多面的にとらえたりする力が養われます。

東北地方に所在する私立大学医学部

次に、東北地方に所在する私立大学医学部についても見ていきましょう。

岩手医科大学

岩手医科大学医学部は明治時代にまで源流をさかのぼる、東北でも由緒ある医学部の一つです。

同医学部の強みは、医療に必要なコミュニケーション能力を深く学ぶことができる、医・看・歯・薬学部の4学部連携の教育です。

また、研究医の育成にも意欲的であり、3年次では研究室に配属され、それぞれの研究テーマを追求します。

もちろん、地域医療や被災地医療の教育にも時間を割いて取り組んでおり、地域住民からも厚い信頼が寄せられています。

東北医科薬科大学

東北医科薬科大学の創設の経緯については、先ほど説明したとおりです。

こちらの医学部では、東北地方における地域医療や災害医療を支えるための人材を輩出するため、A・B2種類の「修学資金制度」を設けて、全国から広く学生を受け入れています。

そして、この制度の最大のメリットの一つが、入学後に受けられる経済的な支援です。

同制度のもとでは、最大で30,000,000円もの手厚い支援が受けられることから、学費の支払いなどの心配をせずに、学業だけに専念できます。

ただ、修学資金制度で入学した学生は、医学部卒業後に東北地方において、医療に従事する義務が課されてしまいます。

そのため、受験生の方々の中には、抵抗感を感じてる人もおられるかも知れません。

しかしながら、多大な援助を受けつつ、後顧の憂いなく医療学習だけに取り組めることは、医師のタマゴとして飛躍的な成長を遂げるための、大きなチャンスでもあります。

学習意欲が旺盛であればあるほど学びの機会に恵まれている医学部ですので、ぜひあなたの志望校の候補に加えてみてください。

東北地方の医学部合格を目指すなら京都医塾

上でも述べたとおり、東北地方の医学部では、災害医療や地域医療などに特に力を入れて取り組んでいます。

東日本大震災の教訓から学んだことを、医療活動へそのまま生かすための教育を施していますから、非常にレベルの高い学習が受けられます。

また、地域医療教育についても、高齢化社会を支えるための指導がとても盛んな地域です。

そんな東北地方の医学部へ進学を夢見る受験生は数多くいますが、ハードルとなるのが、合格のために必要とされる高い学力です。

東北大学をはじめ、どの医学部の試験においても高度な成績をおさめなければ、合格の基準が満たせず入学の許可はなされません。

そのため、受験生の方の中には信頼性のある予備校に通い、良質な学習を積み重ねたいと感じている人も、多いのではないでしょうか。

そういった人におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、一流大学出身の講師陣や独自の指導方法を強みに、毎年たくさんの合格者を輩出している医学部受験に特化した予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導方法などを紹介していきましょう。

目ざましい学力伸長を促す特製のレジュメ

京都医塾では、ほかの多くの予備校と同じく、個人授業をカリキュラムに取り入れた指導方針をとっています。

個人授業のメリットは、受験生一人ひとりの学習の進捗状況に合わせた授業ができることや、弱点の克服に膨大な時間を費やせることにあります。

しかし、当塾が行っている個人授業のメリットは、上記のものだけにとどまりません。

当塾では、授業が終了した後にブラッシュアップシートと呼ばれる、その受験生だけのためのレジュメを手渡して復習にあたってもらいます。

通常の予備校では個々人の学力差にかかわらず、一括してレジュメをわたすケースもありますが、京都医塾では、受験生の習熟度やポテンシャルに合わせて最適化されたレジュメを配布しています。

本人の能力を最大限に引き出すために作成された特製のレジュメですから、復習の効率化がなされ、学力の伸長も目ざましいものになると評判です。

遠方への受験でも安心!講師とスタッフが寄り添い徹底ケア

東北地方への受験ともなると、場合によっては長旅が避けられません。

列車を乗り継ぎ、ときにはバスやタクシーも利用して移動するため、肉体的な疲労が積み重なってしまいます。

肉体的な疲労は、精神面にも大きな負担を強いる要因にもなりますので、両方の疲労が重なり体調を崩してしまうこともあるでしょう。

そこで京都医塾では、安心して遠出ができるように、日ごろから受験生を担当している講師やスタッフが同行し、肉体的・精神的なケアを行っています。

試験の直前まで常に寄り添い、励まし、支援し続けますので、あせらず落ち着いて入試へと臨むことができます。

遠方への受験に不安を抱いている方は、手厚いフォローが強みの当塾にお任せください。

東北地方の医学部へも合格者を輩出!

言うまでもありませんが、医学部の入試は、生半可な学力では太刀打ちできません。

付け焼刃の力で臨んだとしても、返り討ちにあってしまうのが関の山です。

そのため、医学部合格を少しでも手元に引き寄せるためには、良質な学習環境で長期間、真剣に勉強を積み重ねる必要があるでしょう。

そのことを痛感している京都医塾では、受験に必要なあらゆるバックアップを実践し、高い合格率へと結びつけています。

東北地方への医学部にも強みを発揮しており、これまでにもたくさんの合格者を輩出しています。

もちろん、ほかの地域への医学部へもきちんと対応しておりますので、併願受験でも心配いりません。

本気で医学部合格に燃えている人には、当塾こそがおすすめです。

まとめ

東北地方の医学部では、地域医療や災害医療、被災地医療など、地域の実情に合った教育が受けられます。

とくに、災害医療や被災地医療などの分野では、大震災に見舞われた教訓を生かした教育がなされていますので、非常に高度な学びが得られます。

そんな東北地方の医学部への進学を夢見る受験生は数多くいますが、ハードルとなるのが、合格のために必要とされる高い学力です。

そのため、受験生の方の中には信頼性のある予備校に通い、より真剣に受験と向き合いたいと感じている人も多いのではないでしょうか。

そういった人におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、一流大学出身の講師陣や独自の指導方法を強みに、毎年たくさんの合格者を輩出している、医学部受験専門の予備校です。

東北地方の医学部受験にも強く、当塾からも数多くの受験生が合格へと羽ばたいておりますので、安心して私たちにお任せください。

東北地方の医学部の合格を目指す人には、京都医塾がうってつけです。

塾内の雰囲気が味わえる「一泊二日医学部合格診断」は、随時受付けています。

体験授業や実力テスト、合格までのプランニングなど、盛りだくさんのサービスをご用意しておりますので、興味のある方は、ぜひ一度ご参加ください。